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25 王子の秘密の部屋
しおりを挟むそんなダンジァの傍で、同じように頭を下げたシュウインが「はい」と粛々と応える。
ダンジァはただじっとシィンの声を待つ。彼の裁きを待つ。
抗弁したい気持ちは次第に薄れていた。ツォにも気をつけるように言われていたのに、関わってしまった自分の責任だ。
いや——。関わることは避けられなかったとしても力に訴える必要はなかった。彼らと自分と。争えばどちらが勝つかはわかっていたのだから。
ただ、他の人まで罰されるようなことがなければいいが……。
そう思っていると、シィンがふうっと息をついた音がした。ダンジァは自分の全身がびくりと震えるのがわかった。
言いたい。弁解ではなく、せめて。
赦しを乞うことを許して欲しい。自分の行いを反省して、彼にもう一度乗ってもらうための——。
「あらかたの事情は聞いた」
しかし、そんなダンジァの耳に、シィンの言葉が聞こえた。
冷たいわけではない——とは思う。けれど優しいわけでもない。わからない。
息をつめて聞くダンジァに、シィンの声は続く。
「ダンジァ、お前の方から何か言うことはあるか。騏驥たちの話は聞いたが、一方の側からの話だけではわからぬ点もある。許す——話してみよ」
「…………」
「ダンジァ、もう気も落ち着いただろう。言いたいことがあるなら話せ」
声は、冷たくはない。
冷たくはないけれど、それまでダンジァが聞いていたシィンの声とはあまりに違っていた。
シィンの声ではなく「王子」の声だ。そのことがダンジァの口を重くする。
自分が招いた事態の重大さを思い知らされるようで、顔が上げられない。
俯いたままでいると、今度はウェンライの声が聞こえる。
「ここにいる王の騏驥らの話では、あなたとたまたま遭遇した折、些細なやりとりをきっかけに喧嘩になり、あなたが掴みかかってきた——ということのようですが……」
聞かされた話に、ダンジァは思わず脱力しそうになってしまった。
捏造にも程がある。
が、捏造を捏造だと証明する証拠もない。
それに、彼らの一人に怪我を負わせただろうことは事実だ。
話して、説明して、信じてもらえるだろうか。言い訳がましいと思われないだろうか。気性が悪い上に潔くもない、そんな騏驥だと思われ、失望されたとしたら……。
思わずぎゅっと拳を握りしめる。
と、次の瞬間。突然、シィンがザッと大きく一歩近づいてきた。
ダンジァが驚く間も無く、
「——来い」
彼はそう言ったかと思うと、強引にダンジァの腕を掴み、引っ張り立たせる。
「え……」
「殿下!?」
戸惑うダンジァの声に、驚いたようなウェンライの声が重なる。
だがシィンは構わず、そのまま歩き始める。
後ろも見ず、止まることもなく。ダンジァの腕を掴んだまま。
「殿下、お待ちください。——殿下!」
ウェンライが追いかけてくる。が、シィンは足を止めない。ダンジァはといえば、狼狽えながらも逆らえず、彼に引っ張られるままだ。
振り返ることもせず、シィンはウェンライに言う。
「この騏驥は、わたしが詮議する。お前はツォと共に改めて他の騏驥たちの言い分を聞いておけ。個別にだ」
「……殿下……」
「医師の元へ運ばれたという騏驥についても同様だ。いいな」
「…………」
「ウェンライ?」
返事がなかったからだろうか。シィンがやっと足を止める。足を止めて振り返る。が、まだダンジァの腕は掴まれたままだ。
ウェンライはそれを見て、シィンを見て、そして言った。
「仰せの通りにいたします。が……みな、それだけでは納得致しませんでしょう」
「……」
「そもそも、この揉め事の発端は——」
「わかっている」
ウェンライの言葉を遮るように、やや荒くシィンが言う。だがウェンライはそんなシィンにも落ち着いたまま、「どうぞ彼らにも労りのお心をお分けくださいませ」と続ける。
何が起こっているのかわからず、目を瞬かせるダンジァの前。シィンは一つため息をつくと、「わかった」と、再びウェンライに言った。
「明日か明後日にでも、きちんと時間をとって皆の調教の様子を見ると、そう伝えておけ」
「ご覧になるだけでございますか? 騎乗は……」
「乗らぬ。見るだけだ。それに不満のあるものは二度と顔を見せるなと言え。…………あとは、お前の口の上手さ次第だ」
「…………」
「任せたぞ」
そう言うと、シィンはグイとダンジァ腕を引っ張り、再び歩き始める。さっきよりももっと早足だ。
気になって振り返ったダンジァの目に、ウェンライの貌が映る。それはこの上なく渋いものだった。
☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆☆ ☆
そんな風にして、どのくらい城の中を歩いただろうか。——歩かされただろうか。
ダンジァにとってはもう未知の領域——どころか、恐れ多さに震えるような数々の場所を通り抜けて、さらに奥。
辿り着いたのは、とある一室だった。
(は……)
引っ張り込まれ、その部屋に足を踏み入れた途端、思わず息が漏れた。
まず目に入ったのは緑だ。部屋の中の緑。大小の草木。そして窓の外に続く緑。城の中のはずなのに、まるで森の中のようだ。香りも爽やかな木と葉の香りだ。
清々しく綺麗な部屋だ。華美ではない。むしろその逆だ。目を引く派手派手しさはなく、しかし「整っている」。それも、整頓され過ぎた整い方ではなく、人が過ごしやすいような落ち着くような……とにかくそういう、心地のいい整い方なのだ。
配されている調度品といい、天井の高さといい、窓の大きさやそこから見える景色といい、入ってる光の加減といい、部屋全体の色味といい、香りといい……。とにかく、何から何まで心地がいい。目にも耳にも鼻にも……なんとくなく肌にも。
いるだけで安らぐような部屋、といえばいいのだろうか。
窓の向こうには小さな池もあるようだし、窓を大きく開け放ち、風を入れれば一層居心地がいいだろう。それこそ湖畔の隠れ家のように。もしくは、牧場の水辺のように。
厩舎地区の放牧場にも似ているが、石造りの堅牢な城内に、しかもその奥の奥にこんな場所があったとは……。
一体ここは……とダンジァが驚いていると、その手をぐいとさらに引かれる。
「あ」
部屋に夢中になっていたせいで、不意をつかれた。よろけて踏み止まれず、傾いだ身体がトン、とシィンにぶつかる。
「も、申し訳ありません……!」
慌てて謝ったが、シィンは無言だ。無言でダンジァを引っ張ると、置かれている椅子の前で足を止める。
「座れ」
眉を寄せ、憮然と言うその姿にダンジァの背中が冷たくなる。
怒らせてしまった……のだろうか。ぶつかったのは不可抗力だったように思うが、謝り方が足りなかったのだろうか。
だがそもそもここはどこだ。
どうして自分がこんなところに……?
考えていると、
「座れ、ダン」
再び、今度は一層苛立ったような声で言われる。慌てて、ダンジァはその場に——床に片膝をついて座る。
シィンが驚いたような顔をした。
「……っ……どうしてそこに座るのだ。違う。馬鹿もの。座れと言ったら椅子に座ればいいことだろう」
「え……いえ……ですが」
ここがどこかはともかく、詮議のために連れてこられたのだ。「座れ」と言われたからと言って、王子であるシィンより先に椅子に腰掛けるわけには……。
そういうことをダンジァがモゴモゴと言うと、シィンは黙ったままそれを聞く。
そして聴き終えて数秒後——。
彼は耐えられなくなったように、小さく吹き出した。
「お前……相変わらず面白い奴だな」
「は……ぁ……いえ、自分は……」
「いいから立て。と言うか、そこに座り直せ。命令だ。まったく——お前は生真面目で面白い。床に座られていては手当もままならぬわ」
椅子を顎でしゃくるようにして改めて言うと、シィンは笑いながらふっと踵を返す。
手当て?
シィンが言ったような気がする言葉に戸惑ったものの、「命令」と言われれば従うしかなく、ダンジァは言われるままそろりと腰を上げると椅子に座り直した。——浅く。
木製の椅子は、大柄なダンジァが腰掛けてもまだ十分余裕があるほど大きい。
椅子というより長椅子か寝台に近いだろう。磨かれた木目は美しく、貼られている布地もすべすべしている。刺繍は美しいし、当然汚れなど一点もない。自分などが座っていいのだろうか、自分の服で汚してしまうのではないかと心配になってしまうほどだ。
本来ならゆったり身を委ねられるだろうそこで、ダンジァが落ち着かずそわそわしていると、シィンが戻ってくる。
彼はダンジァの傍に腰を下ろすと、
「手を開け」
と、静かに言った。
間近からじっと見つめられ、ダンジァは息を呑む。シィンのその瞳は、怒っているようにも見えたからだ。さっきのように。
「…………」
言われるまま、そろそろと手を開く。
胸章を——壊れたそれを、それでも大切に守るように握っていた手を開く。割れた欠片を握っていたせいで、血が滲んでいる。いや、「滲む」という程度ではなかった。掌が血で赤くなっている。
ダンジァは驚きに目を瞠った。自分が思っていたよりも深く切っていたようだ。気づかないうちに、強く握り過ぎていたのだろう。
(!)
滴った血で椅子を汚してしまったのでは、と慌てて確かめようとすると、
「動くな」
鋭い声とともに腕を掴まれる。痛いほどではない。けれど、その声と手に動けなくなる。されるままになっていると、シィンは血に濡れた胸章をそっと取り上げて傍に置き、次いで掌の傷口を確かめるように凝視する。
「で、殿下。御手が汚れます……」
「黙れ。馬鹿もの。こんな怪我を……」
「……申し訳ありません……」
憤っているようなシィンの声に、気付かされる。
そうだ。大会に出るなら怪我などしている場合ではない。もう日もないのに。
……出るなら——だが。
息を詰めてされるに任せていると、ひとしきり傷口を診たシィンがふっと息をついた。
「ひとまずは大事ないだろう。念のため後で医師に薬を届けさせるが……取り敢えずはわたしの手当てで大丈夫だろう」
「…………」
わたしの手当て?
ダンジァが首を傾げるより早く、掌に——その傷口に何か液体が垂らされた。
小瓶から溢れるその液体が傷に触れると、そこは微かに痛んだ。おそらく、消毒と消炎作用のある薬だろう。
効能としては決して珍しくない薬だが、普段ダンジァたちが怪我をしたときに使うそれとは香りも濃度も違う。入っていた容器もだ。
おそらく、普通のものより貴重なものか高価なものか……もしくはその両方か——という薬に違いない。
驚くダンジァの耳に、独り言のように呟くシィンの声が届く。
「お前の手に血が滲んでいるのが見えた時は、肝を冷やしたぞ。お前はただでさえ大怪我の後——手足に酷い傷を負った過去があるというのに……」
怒っているような口調。その口調に、ダンジァは小さく息を呑む。
もしかして、シィンがずっと怒ったような様子だったのは、このせいだったのだろうか。自分の怪我を——ダンジァの怪我を気にして心配してくれていて……だから……。
戸惑うダンジァに構わず、シィンはダンジァのために惜しみなくたっぷりと薬を使ってくれる。そしてそれが終わると、今度は、濡れたダンジァの手を丁寧に拭いてくれる。
傷に触れぬように、優しく。——優しく。
壊れ物を丁重に扱うようにして治療され、ダンジァは自分の胸が熱くなるのがわかった。
騏驥の手足は騏驥の命。走りに直結する何より大切な部位。
それは騏驥も騎士も何より理解していることだ。理解していることのはずだ。
けれど当人である騏驥はともかく、騎士の立場で本当に大切に思ってくれる人はどれほどいるだろう……。
騎士にとって、騏驥は道具だ。兵器だ。だから大事にするが、大事にしながらも、「壊れれば新しいものに変えればいい」と思っている者もいるのが現実だ。
騏驥の手足を自分の手足のように大切に思ってくれている騎士は……多分、それほどいない。
なのに……。
なのに、王子が。
王子が手ずから、わざわざこんな……。
込み上げてくる感激に胸が詰まる。
と——。
「許せよ」
傷に包帯を巻いてくれながら、シィンが言った。
許せ?
意味がわからずダンジァが目を瞬かせると、顔を上げたシィンと目が合う。
彼はすまなそうに顔を曇らせ、そして言った。
「もっと早く気づいてやれればよかったのだが……。立場的にあの者たちを先に気遣わねばならぬのでな……」
「…………! い、いいえ、そんな」
数秒後。
ダンジァはシィンの言葉の意味を把握し、慌てて頭を振った。
彼は、シィンは、ダンジァの様子を気遣うより先に「王の騏驥」たちの様子を伺い、(衛兵を通してとはいえ)彼らの言い分を先に聞いたことを謝っているのだ。
そんな——謝るようなことではないのに。
いいえ、いいえ、とダンジァは繰り返し首を振る。と、シィンは「暴れるな」と苦笑した。
「せっかく手当てしたのに傷が開くだろう。大人しくしておけ。大会には万全な状態で臨まなければ」
そしてシィンは「傷はこちらだけか?」と尋ねてくる。けれどダンジァはすぐに答えられなかった。
「ダン?」
シィンが首を傾げる。ダンジァは、恐る恐る尋ねていた。
「大会に……出られるのですか? 自分は……」
「当然だろう。それともどこか他に傷めて——」
気遣うように身体に触れてくるシィンに、ダンジァは首を振る。胸の中が、そして目の奥が一気に熱くなった。
「っ……出られないと……思っていたので……」
泣きそうになるのを堪えて言うと、シィンの手が止まる。
ダンジァは、無事な片手をぎゅっと握りしめて続けた。
「城内であんな揉め後を起こしてしまって……しかも……きっと騏驥に怪我を……。自分は自制できませんでした。ですからもう殿下には乗っていただけないと……」
絞り出すようにしてダンジァが言うと、握りしめている拳にそっと手が重ねられる。その手の暖かさに、いっそう胸が熱くなる。
シィンが言った。
「お前の気性に問題がないことは、わたしもわたし以外の者もみな知っている。にもかかわらず揉め事が起こったなら、『何かあった』と推測できる。そしてもう一方の当事者である騏驥たちから話を聞けば、詳細は曖昧であるにもかかわらず、どうしてかお前に都合の悪い話ばかりが溢れてくる。となれば——『揉め事』が本当はどういう揉め事だったのかおおよそ知れよう」
「…………」
「あの場でお前も抗弁してよかったのだぞ。まあ、結果的にはしなくて正解だったがな。こうして早く治療ができた。それに、ああした聴取はウェンライに任せた方がいい。あれは話すのも巧みだが聞き出すのも上手くてな」
今日のうちに全容がわかるだろう。
そう言うと、シィンはダンジァを見て安心させてくれるように微笑む。
そして、
「すまなかった」
ダンジァを見つめて、彼は言った。
「今回の件は——お前が騏驥たちに絡まれたのは、わたしのせいだ。王の騏驥が嫉妬しやすい質であることはわかっていたのだがな……。つい配慮を怠った。だが安心せよ、もう二度と今日のようなことは起こさせぬよう、わたしも努める」
「…………」
シィンの話に、ダンジァは先刻のシィンとウェンライとの話を思い出していた。
さっきは意味がわからなかった。けれど彼らは、きっと「このこと」を言っていたのだ。
『みな、それだけでは納得致しませんでしょう』
『そもそも、この揉め事の発端は——』
『どうぞ彼らにも労りのお心をお分けくださいませ』
ウェンライの言葉は、シィンに向けての諫言だったのだ。
そしてシィンは……。
『明日か明後日にでも、きちんと時間をとって皆の調教の様子を見る』
『乗らぬ。見るだけだ』
彼らに配慮して時間を割いて調教を台覧すると言いながらも、乗ることはない、と……。
それはつまり……ダンジァにだけ乗ると言うことだ。今までのように。大会までの間、今まで通りに乗り続けてくれると言うことだ。
明日も。明後日も、また。
「ありがとうございます、殿下」
ダンジァは目頭が熱くなるのを感じながら言った。心が震える。彼が自分を信じてくれたことが嬉しい。また乗ってくれることが嬉しい。そんな溢れんばかりの嬉しさと感激を込めて、ダンジァは言った。
「ありがとうございます。ですからどうか、自分などに謝ったりなさらないでください」
「ダン……」
「また乗っていただけるだけで充分です。充分すぎるほど嬉しく存じます。ご期待に応えられるよう……一層励む所存です」
「ん……。もう日もない。出走も決まったことだし、あとは一位を目指すのみだ」
「はい……」
ダンジァは深く頷く。シィンも満足そうだ。
微笑み、ダンジァの手を慰撫するように軽く叩くと、
「少し休んでいけ」
彼は言った。
「怪我もだが、疲れただろう。サイ師には、わたしから遣いを出す。少々帰りが遅くなってもいいだろう。薬を持って来させるからそれを飲んで……いや——そうだな、一応医師にも診てもらおう。診てもらって異常がないか確認して……厩舎に戻るのはそれからにしろ。いいな」
「……は……」
いいな、と言われれば「はい」としか言いようがない。馬房に戻ったからといって特に用事があるわけでもないからだ。
それに、言われてみればいつになく疲れている。
調教の疲れではなく、その後の話し合いや揉め事のせいだろう。経験のない疲労感だ。
でもここにずっといていいのだろうか……?
なんだか特別な部屋のような雰囲気なのだが。
不安になって、改めて室内を伺う。
その視線に気づいたのか、シィンがくす、と笑った。
「わたしの趣味に文句をつける気か? そうでないなら言うことを聞いて休め。横になれ。寝ろ。——いいな」
言葉とともに、トン、と優しく肩を突かれる。
ダンジァは苦笑すると「畏まりました」と応じる。
触れられた肩が、心地よく温かく感じられた。
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