14 / 42
序章
11. バレるフラグは続くよいつまでも
しおりを挟む
「…先程の戦闘で、どうして盗賊集団から"レインボーオーブ"がドロップしたのかな?」
ノーマンさんのこの一言で、先程の空気からまた一転氷点下まで下がったように感じた。やっぱり、このオーブの価値はこの人たちも知っているようだ。
「知っているんですか?この宝石の価値を…盗賊もこれを見た瞬間、一斉に俺を狙い始めましたよね?」
「うむ。これはレインボーオーブという。この世で現存するオーブの中でも最高峰の代物…万物を生み出す石、とも言われている非常に高価すぎる物だ」
「私も敵からドロップするのは人生で初めて見たかもしれないわ。でもね…それは、レベルの高い…例えるならそう…魔王やら神やら、そんな人の手に余りすぎている強者でしか手に入らないというの。あくまでこれは伝承に過ぎないけど…」
やっぱり、"アウェイクスピリットオンライン"と同じ常識だ。
"レインボーオーブ"は高レベルのモンスターが低確率でドロップする、非常に高価なアイテムであることは間違いない。それが、どこにでもいる人間が倒れた時にドロップしたのだ。普通ならば絶対にありえない現象だ。尤も、あの盗賊が神に近い存在ならば話は別だが、誰がどう見たってそうは思えない。
「…そうだったんですね、そこまで凄いものだとは知らなかったです」
破滅回避策その3、秘密は極力秘密にする。
この人たちは俺が常にレインボーオーブを補給しなければ死んでしまう事と、どんなモンスター・敵からでもドロップすることが出来る事実を知らない。出来れば拡散は極力防ぎたいところだ。邪な奴らにこの特性がバレれば悪用されかねないし…。
「まあ君も知らなかったようだし、この事は保留にしておこう」
「そうね…こんな事実が世に出回ったら大事件どころじゃないわ。大丈夫、安心して。こう見えても私たち、魔術師に関する者達は神秘については慎重に取り扱う決まりがあるの。と言っても、信じてくれるのはオルタ君次第だけど」
「い、いえ、そこまで話してくれるなら信じるも何も…」
エバーライフ夫妻は、こちらの演技を見て本当に知らないと思っているようだ。それにこの事実を前向きに検討してくれるのであれば、こちらとしては非常に助かる。さて、質問はこれで終わりか?
「旦那様、俺からもこの子についてちょっと質問してもいいでしょうか?」
「ブログか、失礼な質問以外なら構わないだろう」
ここで、兵士長のブログさんが名乗り出た。一体何の質問だ?
「質問っていうよりちょいとしたお願いなんだが…オルタ君、さっき盗賊で撃退した時に使った小さな砲を見せてくれないか?俺としては技術に凄い興味があるんだが」
成程、俺の使っていた武器に興味を持ったか。
そういえば銃を使った時、周りには珍しい目で見られていたな。大砲があるのはファンタジー世界としては当然だが、小型化とかはやっていないのだろうか?"アウェイクスピリットオンライン"は初期に近い段階からあったけど、この世界では普及されてないのか?
「えぇ、大丈夫ですよ。魔力を使ったものなんで、暴発はしないと思います」
そう言って、俺は《ライジング・ノワール》をブログさんへ手渡す。流石にこの世界では既存の技術で再現するのは難しいか?
「ふごぉ!?!?」
次の瞬間、ブログさんが銃を渡された時に彼がまるで重い物を持っているような仕草をしたのだ。
「ブログさん!?」
「な、何なんだこれ!どんだけ重いんだよ!?」
因みに銃には何も細工はしていない。嘘だと思った兵士達は続け様に持ってみたら皆同じ反応になってしまった。全員がこう思っただろう。こんな物を軽々と扱う彼は一体…?と。
「はぁ…今日は初めて街に行った以上に疲れたぜ」
その日の夕方…。
会議は一旦お開きになり、続きは夕食を食べながらする事なったので、俺は気分晴らしにイナヅマと一緒に外へ出ていた。因みに夕食の支度は全てメイドさん達がやってくれるので、夕食自体を作らないのは久々な気がする。
「はわわわ…」
そして、少し離れたところにアルナちゃんがいる。大方予想はついてるが、彼女はイナヅマに興味津々だった。しかし子供より何倍も大きく、オマケに肉食獣である狼系なので怖がって近づけなかった。近くにいた兵士達はお嬢様が襲われるのではと気が気でなく、いつでも抜刀できるよう震えている。
「アルナさん。コイツは俺の使い魔だから、度が過ぎた事でもしない限りは襲って来ないから大丈夫だよ」
「はわわわ……」
俺はそう言って安心させるが、子供の恐怖心は簡単に拭えない。中身が大人である自分と違って、アルナちゃんは純粋な子供だ。仕方ない、ここは荒療治で慣れてもらうとしますか。
「大丈夫だって、ほら触ってみる?」
「えぇーー!?いやいやいや無理です!私なんかが触れるなんて!!」
俺はぐいぐいと片手で彼女の背中を押し、もう一方の手でイナヅマを呼ぶ。全体重を使って離れようとするアルナちゃんだったが、イナヅマの方からノシノシと歩いて来て、気づけば目の鼻の先にいた。
俺は彼女の手を握って、涙目になりながら震えてる彼女を他所に一番近い鼻の先に触れるよう誘導する。ピタッと鼻先に触れ、微かな鼻息が彼女の手に伝わる。俺が「ほらな?」と危険がない事を伝えると、鼻の周りを撫でる様に自分から触れていった。
「驚きました。オルタ様はこんなに大きな狼をテイムする事が出来たんですね…」
「あぁ。イナヅマとはここで出会ったんだけど、こいつがまた癖のある奴でさ」
《主人ほど癖のある奴ではないと思うぞ》
イナヅマがテレパシーを響かせると、アルナは驚いたような顔になって、周囲を見回した。
「オルタ様、聞こえましたか?」
「何が?」
「今、女の人の声がしたんです。オルタ様は聞こえませんでしたか?」
どうやら、イナヅマのテレパシーはアルナにも送られていたようだ。あまり他人に話しかけると、混乱させて騒ぎを起こすかもしれないから、話しかけるのはやめろと言っているのに…まさか驚かせているのか?
「そのテレパシーの正体なら、すぐそこにいるよ」
「え、どこですか?」
「こいつだよ。君が聞いていた女の人の声っていうのは、イナヅマのテレパシーなんだ」
俺達の目の前にいる狼竜に指を向けると、アルナは「え?」と言ってイナヅマを見つめた後に、大きな声を出して驚いた。
「えぇぇ――!!? 狼の声!? この子、喋れるんですかぁ!!?」
「え?喋るんじゃないの?」
「喋りませんよ! ビーストテイマーの使い魔が喋ったなんて言いだした人はオルタ様を除いて一人もいませんでしたよ! 一体、どうやって喋ってるんですか、そもそもなんで使い魔が喋れるんですか!?」
《おい、少し慌て過ぎではないか、アルナよ》
「うわ、また喋ってきたぁ!!」
慌てふためくアルナに思わず苦笑いしてしまう。
「お、落ち着いてくれアルナさん。やっぱり、使い魔が喋るなんて事はないんだな?」
俺の声にアルナちゃんは若干落ち着きを取り戻し、先程よりも小さな声で言った。
「使い魔は喋りません。喋らないはずなんですが、イナヅマ様は喋ってます。成る程、流石は神獣様なんですね!」
アルナはイナヅマのような使い魔は見た事が無いらしい。確かに考えてみれば、モンスターが心を持っているかのように喋り出すなんてありえない話だけど…実際こうして喋って、思いを伝える事が出来ている。
それから彼女が発した大きい声で騒ぎと思い込んだ夫妻に謝罪したのは言うまでもなかった。
ノーマンさんのこの一言で、先程の空気からまた一転氷点下まで下がったように感じた。やっぱり、このオーブの価値はこの人たちも知っているようだ。
「知っているんですか?この宝石の価値を…盗賊もこれを見た瞬間、一斉に俺を狙い始めましたよね?」
「うむ。これはレインボーオーブという。この世で現存するオーブの中でも最高峰の代物…万物を生み出す石、とも言われている非常に高価すぎる物だ」
「私も敵からドロップするのは人生で初めて見たかもしれないわ。でもね…それは、レベルの高い…例えるならそう…魔王やら神やら、そんな人の手に余りすぎている強者でしか手に入らないというの。あくまでこれは伝承に過ぎないけど…」
やっぱり、"アウェイクスピリットオンライン"と同じ常識だ。
"レインボーオーブ"は高レベルのモンスターが低確率でドロップする、非常に高価なアイテムであることは間違いない。それが、どこにでもいる人間が倒れた時にドロップしたのだ。普通ならば絶対にありえない現象だ。尤も、あの盗賊が神に近い存在ならば話は別だが、誰がどう見たってそうは思えない。
「…そうだったんですね、そこまで凄いものだとは知らなかったです」
破滅回避策その3、秘密は極力秘密にする。
この人たちは俺が常にレインボーオーブを補給しなければ死んでしまう事と、どんなモンスター・敵からでもドロップすることが出来る事実を知らない。出来れば拡散は極力防ぎたいところだ。邪な奴らにこの特性がバレれば悪用されかねないし…。
「まあ君も知らなかったようだし、この事は保留にしておこう」
「そうね…こんな事実が世に出回ったら大事件どころじゃないわ。大丈夫、安心して。こう見えても私たち、魔術師に関する者達は神秘については慎重に取り扱う決まりがあるの。と言っても、信じてくれるのはオルタ君次第だけど」
「い、いえ、そこまで話してくれるなら信じるも何も…」
エバーライフ夫妻は、こちらの演技を見て本当に知らないと思っているようだ。それにこの事実を前向きに検討してくれるのであれば、こちらとしては非常に助かる。さて、質問はこれで終わりか?
「旦那様、俺からもこの子についてちょっと質問してもいいでしょうか?」
「ブログか、失礼な質問以外なら構わないだろう」
ここで、兵士長のブログさんが名乗り出た。一体何の質問だ?
「質問っていうよりちょいとしたお願いなんだが…オルタ君、さっき盗賊で撃退した時に使った小さな砲を見せてくれないか?俺としては技術に凄い興味があるんだが」
成程、俺の使っていた武器に興味を持ったか。
そういえば銃を使った時、周りには珍しい目で見られていたな。大砲があるのはファンタジー世界としては当然だが、小型化とかはやっていないのだろうか?"アウェイクスピリットオンライン"は初期に近い段階からあったけど、この世界では普及されてないのか?
「えぇ、大丈夫ですよ。魔力を使ったものなんで、暴発はしないと思います」
そう言って、俺は《ライジング・ノワール》をブログさんへ手渡す。流石にこの世界では既存の技術で再現するのは難しいか?
「ふごぉ!?!?」
次の瞬間、ブログさんが銃を渡された時に彼がまるで重い物を持っているような仕草をしたのだ。
「ブログさん!?」
「な、何なんだこれ!どんだけ重いんだよ!?」
因みに銃には何も細工はしていない。嘘だと思った兵士達は続け様に持ってみたら皆同じ反応になってしまった。全員がこう思っただろう。こんな物を軽々と扱う彼は一体…?と。
「はぁ…今日は初めて街に行った以上に疲れたぜ」
その日の夕方…。
会議は一旦お開きになり、続きは夕食を食べながらする事なったので、俺は気分晴らしにイナヅマと一緒に外へ出ていた。因みに夕食の支度は全てメイドさん達がやってくれるので、夕食自体を作らないのは久々な気がする。
「はわわわ…」
そして、少し離れたところにアルナちゃんがいる。大方予想はついてるが、彼女はイナヅマに興味津々だった。しかし子供より何倍も大きく、オマケに肉食獣である狼系なので怖がって近づけなかった。近くにいた兵士達はお嬢様が襲われるのではと気が気でなく、いつでも抜刀できるよう震えている。
「アルナさん。コイツは俺の使い魔だから、度が過ぎた事でもしない限りは襲って来ないから大丈夫だよ」
「はわわわ……」
俺はそう言って安心させるが、子供の恐怖心は簡単に拭えない。中身が大人である自分と違って、アルナちゃんは純粋な子供だ。仕方ない、ここは荒療治で慣れてもらうとしますか。
「大丈夫だって、ほら触ってみる?」
「えぇーー!?いやいやいや無理です!私なんかが触れるなんて!!」
俺はぐいぐいと片手で彼女の背中を押し、もう一方の手でイナヅマを呼ぶ。全体重を使って離れようとするアルナちゃんだったが、イナヅマの方からノシノシと歩いて来て、気づけば目の鼻の先にいた。
俺は彼女の手を握って、涙目になりながら震えてる彼女を他所に一番近い鼻の先に触れるよう誘導する。ピタッと鼻先に触れ、微かな鼻息が彼女の手に伝わる。俺が「ほらな?」と危険がない事を伝えると、鼻の周りを撫でる様に自分から触れていった。
「驚きました。オルタ様はこんなに大きな狼をテイムする事が出来たんですね…」
「あぁ。イナヅマとはここで出会ったんだけど、こいつがまた癖のある奴でさ」
《主人ほど癖のある奴ではないと思うぞ》
イナヅマがテレパシーを響かせると、アルナは驚いたような顔になって、周囲を見回した。
「オルタ様、聞こえましたか?」
「何が?」
「今、女の人の声がしたんです。オルタ様は聞こえませんでしたか?」
どうやら、イナヅマのテレパシーはアルナにも送られていたようだ。あまり他人に話しかけると、混乱させて騒ぎを起こすかもしれないから、話しかけるのはやめろと言っているのに…まさか驚かせているのか?
「そのテレパシーの正体なら、すぐそこにいるよ」
「え、どこですか?」
「こいつだよ。君が聞いていた女の人の声っていうのは、イナヅマのテレパシーなんだ」
俺達の目の前にいる狼竜に指を向けると、アルナは「え?」と言ってイナヅマを見つめた後に、大きな声を出して驚いた。
「えぇぇ――!!? 狼の声!? この子、喋れるんですかぁ!!?」
「え?喋るんじゃないの?」
「喋りませんよ! ビーストテイマーの使い魔が喋ったなんて言いだした人はオルタ様を除いて一人もいませんでしたよ! 一体、どうやって喋ってるんですか、そもそもなんで使い魔が喋れるんですか!?」
《おい、少し慌て過ぎではないか、アルナよ》
「うわ、また喋ってきたぁ!!」
慌てふためくアルナに思わず苦笑いしてしまう。
「お、落ち着いてくれアルナさん。やっぱり、使い魔が喋るなんて事はないんだな?」
俺の声にアルナちゃんは若干落ち着きを取り戻し、先程よりも小さな声で言った。
「使い魔は喋りません。喋らないはずなんですが、イナヅマ様は喋ってます。成る程、流石は神獣様なんですね!」
アルナはイナヅマのような使い魔は見た事が無いらしい。確かに考えてみれば、モンスターが心を持っているかのように喋り出すなんてありえない話だけど…実際こうして喋って、思いを伝える事が出来ている。
それから彼女が発した大きい声で騒ぎと思い込んだ夫妻に謝罪したのは言うまでもなかった。
0
あなたにおすすめの小説
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
【完結】小さな元大賢者の幸せ騎士団大作戦〜ひとりは寂しいからみんなで幸せ目指します〜
るあか
ファンタジー
僕はフィル・ガーネット5歳。田舎のガーネット領の領主の息子だ。
でも、ただの5歳児ではない。前世は別の世界で“大賢者”という称号を持つ大魔道士。そのまた前世は日本という島国で“独身貴族”の称号を持つ者だった。
どちらも決して不自由な生活ではなかったのだが、特に大賢者はその力が強すぎたために側に寄る者は誰もおらず、寂しく孤独死をした。
そんな僕はメイドのレベッカと近所の森を散歩中に“根無し草の鬼族のおじさん”を拾う。彼との出会いをきっかけに、ガーネット領にはなかった“騎士団”の結成を目指す事に。
家族や領民のみんなで幸せになる事を夢見て、元大賢者の5歳の僕の幸せ騎士団大作戦が幕を開ける。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
前世で薬漬けだったおっさん、エルフに転生して自由を得る
がい
ファンタジー
ある日突然世界的に流行した病気。
その治療薬『メシア』の副作用により薬漬けになってしまった森野宏人(35)は、療養として母方の祖父の家で暮らしいた。
爺ちゃんと山に狩りの手伝いに行く事が楽しみになった宏人だったが、田舎のコミュニティは狭く、宏人の良くない噂が広まってしまった。
爺ちゃんとの狩りに行けなくなった宏人は、勢いでピルケースに入っているメシアを全て口に放り込み、そのまま意識を失ってしまう。
『私の名前は女神メシア。貴方には二つ選択肢がございます。』
人として輪廻の輪に戻るか、別の世界に行くか悩む宏人だったが、女神様にエルフになれると言われ、新たな人生、いや、エルフ生を楽しむ事を決める宏人。
『せっかくエルフになれたんだ!自由に冒険や旅を楽しむぞ!』
諸事情により不定期更新になります。
完結まで頑張る!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる