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第2章 学園下克上編
29. 衝撃の真実
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「「こ…国王様!?」」
速報、家に帰ったら玄関ロビーに国王様が居た件。
えっ?どうして家に居るの??誰か報告したか?まさかアポなし?
「ノーマン、彼が?」
「ああ、そうだ」
国王と思わしき男が俺を見て、近寄ってくる。後ろに居た二人は、アワアワと言葉が出ないようになっていた。
「突然の訪問で申し訳ないね。初めましてだな、私は"ライネル・フォン・ブルーローズ"。そちらの二人が言っていたように、ここブルーローズ帝国の国王を務めている者だ。ノーマンから話は聞いとるよ、君が養子のオルタ君だね?」
「はぁ…初めまして、宜しくお願いします。今まで挨拶が遅れて、すんませんでした…」
俺はそう言ってライネル国王が手を差し伸べてくれたので、恥ずかしながら握手する。というか、父上とはなんだか親しく話していたようだが…
「ノーマンとは学園時代からの親友でね、私に対してそこまで気にすることはないよ。それに、こうして君達のような優秀な魔術使いが、我が学園に迎えられたことを誇りに思いたい」
どうやら学園時代からの親友のようだ。片や一国の王、片や商会長…やっぱりトップの人間となってくると、違う業種同士で色んなパイプと繋がるというのは本当なんだなと………ん?
「え…ま、まさか、俺達の成績はもう…」
「ああ、もう既に私から話したよ?」
「ウェ!?」
しまった!Dクラスに決まったことはもうバレてるんだった!やばいやばい、これは勘当という名の死亡フラグじゃないか!?俺は急いで、二人に対し目にも止まらない早さで土下座謝罪する。
「申し訳ありません父上!国王様が話しましたが、Dクラスへと入学が決まってしまって申し訳ありません!言い訳をするつもりはありませんが、エバーライフ商会に泥を塗ってしまった事をお詫びいたします!!」
その行動に、国王も父上も唖然とした表情で見ていた。
「と、とりあえず顔を上げなさいオルタ。別に不合格になったわけではないのだろ?寧ろ上位の成績だったと聞いている。今日はアルナの誕生日のように、家族で盛大に祝おうじゃないか」
「………ふぇ??」
そういえば、先程から二人の会話がおかしい事に今更気づく。君達のような優秀な魔術使い?寧ろ上位の成績だった??
「あの…どういう事なんですか?だって俺とタケシは、あの掲示板でDクラスという最底辺に決まったんですよ?」
「君の方こそ何を―――…あー、ひょっとして学園内の根も葉もない"噂"でも聞いてしまったのか」
「ライネル、どういう事だ?もしかして今の学園では"Dクラスは落ちこぼれが住む"なんてジンクスが付いているのか?」
「うむ。試験も終了したし、どうやら二人には事の真相を話しておくべきかもしれんな」
そう言って、国王を含めた一同は玄関ロビーから談話室に場所を変える。全員がふかふかのソファに座り込んだことを確認すると、国王は改めて俺とタケシに顔を向け話し始めた。
「オルタ君、タケシ君。学園の試験は、教師陣が厳正に審査して公正な結果を伝えているのは周知の事実。だが、君達は決して落ちこぼれではない。単純にDクラスへの配属となっただけの話だ」
国王からの真剣な表情に息を呑む俺達。嘘を言っているような雰囲気ではない事は理解できた。
「知っての通り…高等魔術学園は貴族・平民問わず皆平等に魔術を勉強する教育機関だ。どのクラスへ入学したからと言って、有利不利は決してないと断言しておこう。それに筆記はトップクラス…ましてや、実技で無詠唱だけでなくあり得ない"雷属性"の魔術を披露し全的を粉々に破壊した生徒を見て、落ちこぼれだと思う方がおかしいわい」
…それもそうだな。早とちりだった。
ライネル国王が言うには、どうやらあの噂はでっちあげだそうだ。
この学園はどのクラスでも必ず平等な扱いを受ける。ところが、最近ではAクラスに入学した生徒が次々と卒業した後に様々な貢献をしている為…結果として、世間が勝手にアルファベット的な位置で"Dクラスは落ちこぼれクラス"、"ドロップアウトのD"というジンクスが誕生してしまったのだ。
「それに、今年度の優秀な生徒は全員が"Dクラス"に配属となるよう、政府と教師陣で非公式ながら決めさせてもらったのだ」
「えっ!どうしてそのような事を?」
「簡単な事、先程話したジンクスを払拭させる為だ」
タケシからの質問に、国王は驚愕の答えを口にする。
成程、元は全員が皆平等であることを示す為にあの結果を公表したという訳か。
「だが、最近ではそのジンクスを利用して不正な働きに手を出す輩が出てきたのは事実。優秀であるはずの者が、身の丈に合わない我欲…欲望を持ってしまえば、どうなるか解ろう?」
その結果が、ムーダーやレシアのような権力に溺れた輩が誕生してしまったわけか。
「彼らに勇者の素質があるとはとても思いません。どうして彼らが?」
「幹部連中が強引に推したのだ。大方脅迫紛いに関係すると思うが、証拠がない。それに実力もあってなかなか手を出すことは難しい。本心としては私も反対だったが、致し方なかった」
そうして国王は、再び俺達に目を配る。
「だから安心して、学園生活を送りなさい。何を言われようが君達から仕掛けない限り、君達に非は無いのだ。もし何かしらのトラブルがあれば、遠慮なく申してほしい」
「こちらが勝手に決めて、君達には誠に不本意で申し訳ないが…私は君たちのような真に優秀な生徒が学園に希望になってくれると信じている。それに……もう私の娘に対して"発破"をかけたらしいではないか」
「(ギクッ!)」
「ハッハッハ!あれくらいの方が良いのだよ。おかげで他のクラスにもいい緊張感が出たわけだ…!」
そうだ。大観衆の中でクレア女帝に宣言したのだ。喉から出た言葉を、再び飲み込むことはできない。正直やりすぎたと思ったが…許しを得てホッとしたのであった。
―――――――――――――――――――――
さあやって来ました。来やがりました"入学式"当日です。
今日は馬車で学園まで行く。何故ならば、今日は保護者として父と母も来るからだ。
こちらの馬車を使うと思ったが、ライネル国王からの謝罪の意味も込めて、王宮から馬車が来たのだ。前世の博物館で見たような豪華な馬車であり、うちの馬車とは装飾の数が違う過ぎる程豪華である。非常に乗り心地は良かった半面、居心地が悪く…特に平民のタケシは学園に着くまで緊張が解れなかった。因みに妹は中等学園に行っているので別行動です。
学園に到着し、再び学園の校舎に目をやる。そして、自分の制服を見る。
蒼いブレザーに黒いネクタイと派手な制服で、一発でブルーローズ帝国の生徒だと解る。
「さて、いよいよ学園生活が始まるな」
「あぁ…正直まだ緊張しとるが、なんとかやってけそうやな」
「何言ってんだ、国王も言ってただろ?堂々としていいって」
「せやな、今なら誰にも負ける気はせえへんで!」
「その意気だぜタケシ!」
「コラ! もうすぐ式が始まるんだぞ! 何を騒いでる!」
「「すいません!」」
「全く。ほら、もう始まるから整列しろ」
早速、先生に怒られてしまった。
そして…在校生に教師、保護者や来賓の方々の拍手に迎えられ、会場に入る。壇上では来賓や在校生代表、学院長の挨拶などが行われているが、全く耳に入ってこない。あまりの緊張に自分の事で精一杯ですよ。
『それでは続きまして、新入生代表挨拶です。今年度入学試験首席合格者、クレア・ブルーローズさん』
「はい!」
最後に、入学試験で主席で合格した者の挨拶が行われる。
国王が話した通り、やはりAクラストップの者…つまり、あの女帝様が代表なのは本当のようだ。厳密に言えば、成績上位者はAクラスとDクラスが混合している状態らしく、そこから特技や性格などを厳選してクラス分けをしたらしい。Aクラスだからと言って、ムーダーやレシアのように性格が悪い奴だけで構成されているわけではない。尤も、あんな性格の奴らにクラスを纏める能力があるとは思えないが…。
「やはり主席はクレア様だったか」
「流石は女帝様だ」
細々と主席がクレアだった事に、うんうんと納得する声が聞こえてくる。
『御紹介に預かりました、新入生代表クレア・ブルーローズです。今日この良き日に、保護者、御来賓の方々に見守られ、教師、在校生の方々に迎えられ、このブルーローズ高等魔術学園に入学出来たことを大変嬉しく思います。3年後、より大きく成長し羽ばたいて行けるよう私達は高みを目指す為、御指導御鞭撻のほど宜しく御願い致します。新入生代表、クレア・ブルーローズ』
女帝が頭を下げると、会場全体が大きな拍手で埋め尽くされる。
「…。」
「!」
一瞬、あの女と目線が合ったような気がした。これはまた、ひと悶着起きそうだと直感したのであった。
速報、家に帰ったら玄関ロビーに国王様が居た件。
えっ?どうして家に居るの??誰か報告したか?まさかアポなし?
「ノーマン、彼が?」
「ああ、そうだ」
国王と思わしき男が俺を見て、近寄ってくる。後ろに居た二人は、アワアワと言葉が出ないようになっていた。
「突然の訪問で申し訳ないね。初めましてだな、私は"ライネル・フォン・ブルーローズ"。そちらの二人が言っていたように、ここブルーローズ帝国の国王を務めている者だ。ノーマンから話は聞いとるよ、君が養子のオルタ君だね?」
「はぁ…初めまして、宜しくお願いします。今まで挨拶が遅れて、すんませんでした…」
俺はそう言ってライネル国王が手を差し伸べてくれたので、恥ずかしながら握手する。というか、父上とはなんだか親しく話していたようだが…
「ノーマンとは学園時代からの親友でね、私に対してそこまで気にすることはないよ。それに、こうして君達のような優秀な魔術使いが、我が学園に迎えられたことを誇りに思いたい」
どうやら学園時代からの親友のようだ。片や一国の王、片や商会長…やっぱりトップの人間となってくると、違う業種同士で色んなパイプと繋がるというのは本当なんだなと………ん?
「え…ま、まさか、俺達の成績はもう…」
「ああ、もう既に私から話したよ?」
「ウェ!?」
しまった!Dクラスに決まったことはもうバレてるんだった!やばいやばい、これは勘当という名の死亡フラグじゃないか!?俺は急いで、二人に対し目にも止まらない早さで土下座謝罪する。
「申し訳ありません父上!国王様が話しましたが、Dクラスへと入学が決まってしまって申し訳ありません!言い訳をするつもりはありませんが、エバーライフ商会に泥を塗ってしまった事をお詫びいたします!!」
その行動に、国王も父上も唖然とした表情で見ていた。
「と、とりあえず顔を上げなさいオルタ。別に不合格になったわけではないのだろ?寧ろ上位の成績だったと聞いている。今日はアルナの誕生日のように、家族で盛大に祝おうじゃないか」
「………ふぇ??」
そういえば、先程から二人の会話がおかしい事に今更気づく。君達のような優秀な魔術使い?寧ろ上位の成績だった??
「あの…どういう事なんですか?だって俺とタケシは、あの掲示板でDクラスという最底辺に決まったんですよ?」
「君の方こそ何を―――…あー、ひょっとして学園内の根も葉もない"噂"でも聞いてしまったのか」
「ライネル、どういう事だ?もしかして今の学園では"Dクラスは落ちこぼれが住む"なんてジンクスが付いているのか?」
「うむ。試験も終了したし、どうやら二人には事の真相を話しておくべきかもしれんな」
そう言って、国王を含めた一同は玄関ロビーから談話室に場所を変える。全員がふかふかのソファに座り込んだことを確認すると、国王は改めて俺とタケシに顔を向け話し始めた。
「オルタ君、タケシ君。学園の試験は、教師陣が厳正に審査して公正な結果を伝えているのは周知の事実。だが、君達は決して落ちこぼれではない。単純にDクラスへの配属となっただけの話だ」
国王からの真剣な表情に息を呑む俺達。嘘を言っているような雰囲気ではない事は理解できた。
「知っての通り…高等魔術学園は貴族・平民問わず皆平等に魔術を勉強する教育機関だ。どのクラスへ入学したからと言って、有利不利は決してないと断言しておこう。それに筆記はトップクラス…ましてや、実技で無詠唱だけでなくあり得ない"雷属性"の魔術を披露し全的を粉々に破壊した生徒を見て、落ちこぼれだと思う方がおかしいわい」
…それもそうだな。早とちりだった。
ライネル国王が言うには、どうやらあの噂はでっちあげだそうだ。
この学園はどのクラスでも必ず平等な扱いを受ける。ところが、最近ではAクラスに入学した生徒が次々と卒業した後に様々な貢献をしている為…結果として、世間が勝手にアルファベット的な位置で"Dクラスは落ちこぼれクラス"、"ドロップアウトのD"というジンクスが誕生してしまったのだ。
「それに、今年度の優秀な生徒は全員が"Dクラス"に配属となるよう、政府と教師陣で非公式ながら決めさせてもらったのだ」
「えっ!どうしてそのような事を?」
「簡単な事、先程話したジンクスを払拭させる為だ」
タケシからの質問に、国王は驚愕の答えを口にする。
成程、元は全員が皆平等であることを示す為にあの結果を公表したという訳か。
「だが、最近ではそのジンクスを利用して不正な働きに手を出す輩が出てきたのは事実。優秀であるはずの者が、身の丈に合わない我欲…欲望を持ってしまえば、どうなるか解ろう?」
その結果が、ムーダーやレシアのような権力に溺れた輩が誕生してしまったわけか。
「彼らに勇者の素質があるとはとても思いません。どうして彼らが?」
「幹部連中が強引に推したのだ。大方脅迫紛いに関係すると思うが、証拠がない。それに実力もあってなかなか手を出すことは難しい。本心としては私も反対だったが、致し方なかった」
そうして国王は、再び俺達に目を配る。
「だから安心して、学園生活を送りなさい。何を言われようが君達から仕掛けない限り、君達に非は無いのだ。もし何かしらのトラブルがあれば、遠慮なく申してほしい」
「こちらが勝手に決めて、君達には誠に不本意で申し訳ないが…私は君たちのような真に優秀な生徒が学園に希望になってくれると信じている。それに……もう私の娘に対して"発破"をかけたらしいではないか」
「(ギクッ!)」
「ハッハッハ!あれくらいの方が良いのだよ。おかげで他のクラスにもいい緊張感が出たわけだ…!」
そうだ。大観衆の中でクレア女帝に宣言したのだ。喉から出た言葉を、再び飲み込むことはできない。正直やりすぎたと思ったが…許しを得てホッとしたのであった。
―――――――――――――――――――――
さあやって来ました。来やがりました"入学式"当日です。
今日は馬車で学園まで行く。何故ならば、今日は保護者として父と母も来るからだ。
こちらの馬車を使うと思ったが、ライネル国王からの謝罪の意味も込めて、王宮から馬車が来たのだ。前世の博物館で見たような豪華な馬車であり、うちの馬車とは装飾の数が違う過ぎる程豪華である。非常に乗り心地は良かった半面、居心地が悪く…特に平民のタケシは学園に着くまで緊張が解れなかった。因みに妹は中等学園に行っているので別行動です。
学園に到着し、再び学園の校舎に目をやる。そして、自分の制服を見る。
蒼いブレザーに黒いネクタイと派手な制服で、一発でブルーローズ帝国の生徒だと解る。
「さて、いよいよ学園生活が始まるな」
「あぁ…正直まだ緊張しとるが、なんとかやってけそうやな」
「何言ってんだ、国王も言ってただろ?堂々としていいって」
「せやな、今なら誰にも負ける気はせえへんで!」
「その意気だぜタケシ!」
「コラ! もうすぐ式が始まるんだぞ! 何を騒いでる!」
「「すいません!」」
「全く。ほら、もう始まるから整列しろ」
早速、先生に怒られてしまった。
そして…在校生に教師、保護者や来賓の方々の拍手に迎えられ、会場に入る。壇上では来賓や在校生代表、学院長の挨拶などが行われているが、全く耳に入ってこない。あまりの緊張に自分の事で精一杯ですよ。
『それでは続きまして、新入生代表挨拶です。今年度入学試験首席合格者、クレア・ブルーローズさん』
「はい!」
最後に、入学試験で主席で合格した者の挨拶が行われる。
国王が話した通り、やはりAクラストップの者…つまり、あの女帝様が代表なのは本当のようだ。厳密に言えば、成績上位者はAクラスとDクラスが混合している状態らしく、そこから特技や性格などを厳選してクラス分けをしたらしい。Aクラスだからと言って、ムーダーやレシアのように性格が悪い奴だけで構成されているわけではない。尤も、あんな性格の奴らにクラスを纏める能力があるとは思えないが…。
「やはり主席はクレア様だったか」
「流石は女帝様だ」
細々と主席がクレアだった事に、うんうんと納得する声が聞こえてくる。
『御紹介に預かりました、新入生代表クレア・ブルーローズです。今日この良き日に、保護者、御来賓の方々に見守られ、教師、在校生の方々に迎えられ、このブルーローズ高等魔術学園に入学出来たことを大変嬉しく思います。3年後、より大きく成長し羽ばたいて行けるよう私達は高みを目指す為、御指導御鞭撻のほど宜しく御願い致します。新入生代表、クレア・ブルーローズ』
女帝が頭を下げると、会場全体が大きな拍手で埋め尽くされる。
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