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71話 品種改良
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今日は作物の品種改良をしている。
品種改良というのは作物と作物を組み合わせて改良することを指している。
具体例で言えば、おいしいけど小さなリンゴと、味は普通だけど大きいリンゴを掛け合わせておいしくて大きなリンゴをつくる、みたいな感じだ。
正確に説明すると違うんだろうけどね。
で、品種改良をすることでよりおいしかったり、育てやすかったり、病気に強い作物を新しく生み出せるようになる。
作物は、基本的に豊作貧乏。
たくさん取れれば、作る人は貧しくなる。
たくさん取れたのに貧しくなるのはおかしいだろと思われがちだが、違うのだ。
基本的に作物が以前の2倍3倍取れたからといって、人が一日に食べるも2倍とか3倍になることはない。
食べる量が決まっているのに、作られる量だけ多くなっても、ただ一個あたりの値段が安くなってしまうだけなのだ。
現在はうちの村は魔族領に大量に輸出できているから、問題にはなっていないけど、いずれ復興が進めば、壁にぶち当たることになる。
ならば早めに対策を打っておこうとなって、品種を改良するにいたったわけだ。
食べる量が変わらないなら、よりおいしくてお高いモノを食べるように仕向ける。
生き残るための立派な戦略だ。
前世ではたくさんの人が、長い年月をかけて品種改良を続けてくれていたおかげでおいしい野菜やお肉が並んでいた。
まだまだ先にはなるだろうけど、いつか、やっぱりお野菜はタク村のものがいいわ!と舌をうならせるものをつくれたらいいな、と思う。
ちなみに肝心の品種改良は、魔法でめちゃくちゃ効率化されている。
本来は自然に作物が多くなるまでまたないといけないのだが、うちでは魔法で一瞬で成長させてしまえる。
だから一年単位でする改良をたった数日で終えることができるのだ。
このメリットはとても大きいから生かして生きたいものだ。
次の日。
「ミギョー!!!」
なんか叫ぶニンジンができていた。
いや、そうはならんやろ。
なに?ねえこれなになの?
どうしてこんなものができちゃったの?
魔族領から来てくれた専門家さんに聞いてみると、魔力が豊富だと自然とできてしまうもので、あるあるだから気にしなくていいとの事だった。
ちなみにとてもおいしいらしい。
え?たべるの、これ?
「ミギョー!!!ギョギョ!!!」
必死に叫んでいるところを見ると、ちょっと罪悪感があるのだけれど。
いや、動物を狩って食べるのに、どうして野菜になるとダメあのかと言われれば、その通りだと思います。
動物でも野菜でも生きているものをいただくのだから尊さに違いはないはずだ。
でもなあ・・・。
「ミギョ♪ミギョギョ♪」
結局、叫ぶニンジンさんは鉢に植え替えて、トレントさんの近くで育てることにした。
トレントさんは仲間ができてうれしそうだ。
うむ。次は、食べてみようかなと思いました。
品種改良というのは作物と作物を組み合わせて改良することを指している。
具体例で言えば、おいしいけど小さなリンゴと、味は普通だけど大きいリンゴを掛け合わせておいしくて大きなリンゴをつくる、みたいな感じだ。
正確に説明すると違うんだろうけどね。
で、品種改良をすることでよりおいしかったり、育てやすかったり、病気に強い作物を新しく生み出せるようになる。
作物は、基本的に豊作貧乏。
たくさん取れれば、作る人は貧しくなる。
たくさん取れたのに貧しくなるのはおかしいだろと思われがちだが、違うのだ。
基本的に作物が以前の2倍3倍取れたからといって、人が一日に食べるも2倍とか3倍になることはない。
食べる量が決まっているのに、作られる量だけ多くなっても、ただ一個あたりの値段が安くなってしまうだけなのだ。
現在はうちの村は魔族領に大量に輸出できているから、問題にはなっていないけど、いずれ復興が進めば、壁にぶち当たることになる。
ならば早めに対策を打っておこうとなって、品種を改良するにいたったわけだ。
食べる量が変わらないなら、よりおいしくてお高いモノを食べるように仕向ける。
生き残るための立派な戦略だ。
前世ではたくさんの人が、長い年月をかけて品種改良を続けてくれていたおかげでおいしい野菜やお肉が並んでいた。
まだまだ先にはなるだろうけど、いつか、やっぱりお野菜はタク村のものがいいわ!と舌をうならせるものをつくれたらいいな、と思う。
ちなみに肝心の品種改良は、魔法でめちゃくちゃ効率化されている。
本来は自然に作物が多くなるまでまたないといけないのだが、うちでは魔法で一瞬で成長させてしまえる。
だから一年単位でする改良をたった数日で終えることができるのだ。
このメリットはとても大きいから生かして生きたいものだ。
次の日。
「ミギョー!!!」
なんか叫ぶニンジンができていた。
いや、そうはならんやろ。
なに?ねえこれなになの?
どうしてこんなものができちゃったの?
魔族領から来てくれた専門家さんに聞いてみると、魔力が豊富だと自然とできてしまうもので、あるあるだから気にしなくていいとの事だった。
ちなみにとてもおいしいらしい。
え?たべるの、これ?
「ミギョー!!!ギョギョ!!!」
必死に叫んでいるところを見ると、ちょっと罪悪感があるのだけれど。
いや、動物を狩って食べるのに、どうして野菜になるとダメあのかと言われれば、その通りだと思います。
動物でも野菜でも生きているものをいただくのだから尊さに違いはないはずだ。
でもなあ・・・。
「ミギョ♪ミギョギョ♪」
結局、叫ぶニンジンさんは鉢に植え替えて、トレントさんの近くで育てることにした。
トレントさんは仲間ができてうれしそうだ。
うむ。次は、食べてみようかなと思いました。
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