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72話 王国騎士団が村に来た!①
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今日作業をしていると、探知鳥さん達からたくさんの人が村をめざして向かってきてるよ!という連絡がとどいた。
すぐに確認してみると、本当だった。
鎧を着た人間の集団達が一直線にこちらに向かってきてる。
偶然ではなさそうだった。
おそらくだが、向こうはこちらの位置をすでに把握しているのだろう。
ついにこの村の存在が人間にばれたのだ。
ばれた相手は王国。
いつも買い物にいく町を統治する、おおきな国であるらしい。
騎士団の胸には王国のマークが書かれているから、間違いない。
と、いうことはあれはお客さんになるというわけだ。
まだ味方か、敵かはわからないけど。
とりあえず、急いでおもてなしの準備を始めるのであった。
さすがに敵だった場合が怖いので、村の外で接触をはかることにする。
万が一のためにフェルとスラには横にいてもらって、他の子たちは村の警備をお願いした。
台風の時に使った防御結界も発動しておけば、簡単には突破されないだろう。
探知鳥さんによると隠れて進む別働隊がいて、村を包囲しようともしているとのことだ。
・・・穏便にすめばいいのだけど。
「なあに安心せい。この村に手をだした国は片っ端から滅ぼしてやる。おぬしは胸を張っていればよいよい!」
ベルさんが笑いながらいった。
そして彼女の言葉を肯定するように村に滞在する魔族さん達が武器を取った。
うん。
怖いですって!
頼もしいけど!
でも怖いよ!
彼らがいるかぎり村に危害が及ぶ可能性は限りなく低いだろう。
でも相手が仕掛けてきてしまった瞬間に、相手の滅亡が確定するのだ。
話をする僕の責任も重大では?
と心臓がバクバクしている。
争いは、ダメ、ゼッタイ。
なんとしてでも避けなければ相手が滅ぶ。
村の心配ではなくて相手の心配しなくちゃいけないとかどんな状況だよと内心思いながら、僕は騎士のみなさんと接触するのであった。
ちなみにベルさんが隠れながら付いてきてくれえいるらしい。
とりあえずこちらの危険はなさそうだ。
落ち着いて、冷静にいくとしようか。
「ほう?貴様がこの先にある拠点の代表と申すか?」
騎士さん達と接触すると、偉そうな方が出てきて僕にそう告げた。
騎士とは似つかない格好の方だ。
お腹がでっぷりとでていて、鎧も着れていないらしい。
これでは戦う事などできないだろうに。
そしてジロジロと疑いの目で僕やフェルを見つめている。
「はい。私は・・・」
「要求は2つ。王国への納税と労働力の提供だ。収入の5割と健康な男を複数人を毎年寄こせ。そうすれば貴様らを認めてやる」
自身を王国の使者と名乗った彼は、僕が発言しようとしたのを遮って、再び言った。
全然こっちの話は聞いてもらえそうにないようだ。
それに要求もめちゃくちゃだよ。
この村があるのは確かに王国の近くではあるが、王国領ではないはずだ。
にも関わらず収入の5割と健康な男を複数人を毎年よこせとか、どういう権限があるのだろうか。
しかもめちゃくちゃ重税だし。
さて、どうしたものかな?
僕が少し考えていると、
「断ってもよいぞ?だがその場合、貴様らの村がどうなってしらんがな?」
と男はこちらを馬鹿にするような笑みを浮かべながら言った。
そして剣を見せつけてきた。
どうやら脅されているようだ。
・・・やべえ。
ベルさんが戦闘準備に入り始めてる。
ぜってえやべえ。
話は聞いてもらえない。
要求は到底飲むことはできない。
さらに断れば相手は死す。
あれ?詰んでね?これ?
すぐに確認してみると、本当だった。
鎧を着た人間の集団達が一直線にこちらに向かってきてる。
偶然ではなさそうだった。
おそらくだが、向こうはこちらの位置をすでに把握しているのだろう。
ついにこの村の存在が人間にばれたのだ。
ばれた相手は王国。
いつも買い物にいく町を統治する、おおきな国であるらしい。
騎士団の胸には王国のマークが書かれているから、間違いない。
と、いうことはあれはお客さんになるというわけだ。
まだ味方か、敵かはわからないけど。
とりあえず、急いでおもてなしの準備を始めるのであった。
さすがに敵だった場合が怖いので、村の外で接触をはかることにする。
万が一のためにフェルとスラには横にいてもらって、他の子たちは村の警備をお願いした。
台風の時に使った防御結界も発動しておけば、簡単には突破されないだろう。
探知鳥さんによると隠れて進む別働隊がいて、村を包囲しようともしているとのことだ。
・・・穏便にすめばいいのだけど。
「なあに安心せい。この村に手をだした国は片っ端から滅ぼしてやる。おぬしは胸を張っていればよいよい!」
ベルさんが笑いながらいった。
そして彼女の言葉を肯定するように村に滞在する魔族さん達が武器を取った。
うん。
怖いですって!
頼もしいけど!
でも怖いよ!
彼らがいるかぎり村に危害が及ぶ可能性は限りなく低いだろう。
でも相手が仕掛けてきてしまった瞬間に、相手の滅亡が確定するのだ。
話をする僕の責任も重大では?
と心臓がバクバクしている。
争いは、ダメ、ゼッタイ。
なんとしてでも避けなければ相手が滅ぶ。
村の心配ではなくて相手の心配しなくちゃいけないとかどんな状況だよと内心思いながら、僕は騎士のみなさんと接触するのであった。
ちなみにベルさんが隠れながら付いてきてくれえいるらしい。
とりあえずこちらの危険はなさそうだ。
落ち着いて、冷静にいくとしようか。
「ほう?貴様がこの先にある拠点の代表と申すか?」
騎士さん達と接触すると、偉そうな方が出てきて僕にそう告げた。
騎士とは似つかない格好の方だ。
お腹がでっぷりとでていて、鎧も着れていないらしい。
これでは戦う事などできないだろうに。
そしてジロジロと疑いの目で僕やフェルを見つめている。
「はい。私は・・・」
「要求は2つ。王国への納税と労働力の提供だ。収入の5割と健康な男を複数人を毎年寄こせ。そうすれば貴様らを認めてやる」
自身を王国の使者と名乗った彼は、僕が発言しようとしたのを遮って、再び言った。
全然こっちの話は聞いてもらえそうにないようだ。
それに要求もめちゃくちゃだよ。
この村があるのは確かに王国の近くではあるが、王国領ではないはずだ。
にも関わらず収入の5割と健康な男を複数人を毎年よこせとか、どういう権限があるのだろうか。
しかもめちゃくちゃ重税だし。
さて、どうしたものかな?
僕が少し考えていると、
「断ってもよいぞ?だがその場合、貴様らの村がどうなってしらんがな?」
と男はこちらを馬鹿にするような笑みを浮かべながら言った。
そして剣を見せつけてきた。
どうやら脅されているようだ。
・・・やべえ。
ベルさんが戦闘準備に入り始めてる。
ぜってえやべえ。
話は聞いてもらえない。
要求は到底飲むことはできない。
さらに断れば相手は死す。
あれ?詰んでね?これ?
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