91 / 105
勇者祭編
その91 豪傑なクラスメイト☆
しおりを挟む
三つのグループが一次予選を終えた。
十五分という限られた時間の中で、刺客をできるだけ倒し、その得点を競う。
オスカーとアレクサンダーのいる四つ目のグループが、とうとう戦場へと足を踏み入れた。
すでに刺客との戦いを終え、観客席に上げられた生徒達。
グレイソンもその中のひとりだった。
(自分の力はしっかり出せた。これで予選落ちしていたとしても、後悔はない)
西側の客席にひとりで腰掛け、眼下に広がる、本物の街のような戦場を見回す。
上から見ても、そこは「街」だった。王都ゼルトル・シティの〈王国通り〉を連想させるかのようなメインストリート。酒場や劇場を模した建造物。
実はこの状態は、本物の建造物をこの闘技場に運んできた、というわけではなく、高度魔術による、創造物の集合体だ。
刺客に関しても同様だが、この勇者祭では、多くの上級魔術師の力を借りている。勇者と魔術師の連携は、この王国でかなり重要視されていることのうちのひとつに数えられる。
勇者パーティを組むとなれば、遠距離攻撃が可能で、味方にも治癒魔術や援護魔術をかけられるような魔術師がいなくては話にならない。
『そんなとこにいたか、一ノ瀬!』
自分のやれるだけのことはやり尽くしたと一時的に安堵しつつ、後に控えているオスカーやセレナ、テオ、若槻双子姉妹を心配しているグレイソン。
そんな彼に、芯の太い、豪傑な男の声がかけられる。
「キミは……獅子王君!?」
声でなんとなく察しつつも、背後を振り返ったグレイソンは、その人物を確認して改めて驚いた。
――獅子王レオン。
同じ〈1-A〉クラスで、高い実技の成績を誇る実力者。
上方向に豪快に逆立ったような黄土色の髪に、静かに構える王を連想させるほど落ち着いた同色の瞳。
大きな口の中には、牙のような、鋭く尖った歯が並んでいる。
まさに、美少年であるグレイソンとは対極に位置する、ハンサムな肉食の雄だ。
グレイソンとしては、レオンはかなりの強敵になると、ずっと警戒している人物でもあった。
普段、レオンはグレイソン達と関わることはない。
特定の誰かとつるむわけでもなければ、特定の誰かと対立することもない、いわば孤高の男子生徒。
だからこそ、観客席に上がってきていきなり話しかけられたことに驚きを隠せなかった。
「どうしたんだい?」
「はっは! 同じグループで戦っていれば、興味くらい出るだろう。お前の戦いは嫌でも目に入るわい! 見事だったぞ!」
レオンは豪快に声を上げて笑い、筋肉質な腕をがっとグレイソンの肩に回す。
「いやいや、そんなことはないよ。僕には周囲の生徒を観察するような余裕なんてなかったから」
「謙遜するな、一ノ瀬。前からお前の剣術の腕は高く評価してたからな!」
ドカッと、隣の席に腰を下ろすレオン。
グレイソンからしてみれば、周囲の生徒に興味がさなそうな彼の友好的な振る舞いは、意外なものだった。
「それで、お前が注目しているのは誰だ?」
レオンがほんの少し声を落とし、悪戯に微笑む。
答えはわかっている、そう解釈することもできた。
「勿論、オスカーだよ」
「ふっふん、オレの予想は当たってたわけだ。オレの目も節穴じゃあないぜ。お前だって西園寺と関わるようになって別人のように変わった。前のお前も嫌いじゃあなかったが、たまに鼻につくことはあったからな」
腕を組みながらずかずかと意見を言うレオン。
グレイソンは過去の自分を言及されて苦笑いを返す。
「あの頃の僕は、何もわかってなかった。キミはいつからオスカーの実力に気づいてたんだい?」
「入学式に決まってるだろ、と言いたいが、実は意外と最近だ。そうだな……お前があの三年の――名前は忘れたが――馬鹿でかい奴に殴られそうになって、西園寺がその拳を封じた時」
「結構、ていうか、かなり最近なんだね……」
「オレの目が節穴だった、ってところか、はっは!」
自虐するようにして豪快に笑うレオンだが、彼はオスカーの実力に気づけなかったわけではない。
そもそも、気にしていなかったのだ。
同じ学級の生徒など、レオンの関心の外だった。
興味がない、というのが正しい。エイダンによる襲撃事件で、欠伸をしていたのがいい例だ。
戦場では、オスカー達の、刺客との戦いが繰り広げられている。
「話は変わるが、この一次予選は得点制だ。境界線はどこだと思う?」
「うーん、ある得点を基準に決めるんじゃなくて、上位何十名っていう風になる可能性もある。最初に基準点を教えられなかったのも、終わってみてから人数を調整するためかもしれないね」
刺客を倒すことで得られるポイントを競うこの一次試験。
しかし、その開始前に基準点や通過人数は聞かされておらず、まったくの目安がないまま、ただ落ちないように得点を稼ぐ必要があった。
主催者側の狙いを考察する二人。
「お前は何点だ?」
「実は数える余裕もなかったんだ……ただ目の前の敵を倒すことだけに集中してたから」
「まあほとんどはそうだろうな! わからんでもない」
「でも、十点分を何体か倒したし、五十点分も一回だけ倒せた。少なくとも百五十点くらいは行ってるんじゃないかな」
「ほう、やるじゃないか! オレは百八十三点だ。計算が合っていればの話だがな」
レオンの点数を聞いても、グレイソンは驚かなかった。
決して不可能な得点ではない。
普段から不可能を可能にする男と一緒にいるせいか、感覚がおかしくなっている。
「それだけあれば、一次予選突破は確実だね。僕も多分、大丈夫だと思うよ」
その言葉に、レオンは頷いた。
「オレも今回ばかりは周りの奴の点数まで計算してたからな! せいぜい、百点程度が平均だと考えれば、オレもお前も余裕で突破だぜ! それで――」
黄土色の双眼を細め、盛り上がっている戦場を見つめる。
その中でも、彼の注目は――。
「――西園寺、お前はどうゴーレムを攻略する気だ?」
今も戦場で無難に戦っているオスカーに、レオンは問いかけた。
十五分という限られた時間の中で、刺客をできるだけ倒し、その得点を競う。
オスカーとアレクサンダーのいる四つ目のグループが、とうとう戦場へと足を踏み入れた。
すでに刺客との戦いを終え、観客席に上げられた生徒達。
グレイソンもその中のひとりだった。
(自分の力はしっかり出せた。これで予選落ちしていたとしても、後悔はない)
西側の客席にひとりで腰掛け、眼下に広がる、本物の街のような戦場を見回す。
上から見ても、そこは「街」だった。王都ゼルトル・シティの〈王国通り〉を連想させるかのようなメインストリート。酒場や劇場を模した建造物。
実はこの状態は、本物の建造物をこの闘技場に運んできた、というわけではなく、高度魔術による、創造物の集合体だ。
刺客に関しても同様だが、この勇者祭では、多くの上級魔術師の力を借りている。勇者と魔術師の連携は、この王国でかなり重要視されていることのうちのひとつに数えられる。
勇者パーティを組むとなれば、遠距離攻撃が可能で、味方にも治癒魔術や援護魔術をかけられるような魔術師がいなくては話にならない。
『そんなとこにいたか、一ノ瀬!』
自分のやれるだけのことはやり尽くしたと一時的に安堵しつつ、後に控えているオスカーやセレナ、テオ、若槻双子姉妹を心配しているグレイソン。
そんな彼に、芯の太い、豪傑な男の声がかけられる。
「キミは……獅子王君!?」
声でなんとなく察しつつも、背後を振り返ったグレイソンは、その人物を確認して改めて驚いた。
――獅子王レオン。
同じ〈1-A〉クラスで、高い実技の成績を誇る実力者。
上方向に豪快に逆立ったような黄土色の髪に、静かに構える王を連想させるほど落ち着いた同色の瞳。
大きな口の中には、牙のような、鋭く尖った歯が並んでいる。
まさに、美少年であるグレイソンとは対極に位置する、ハンサムな肉食の雄だ。
グレイソンとしては、レオンはかなりの強敵になると、ずっと警戒している人物でもあった。
普段、レオンはグレイソン達と関わることはない。
特定の誰かとつるむわけでもなければ、特定の誰かと対立することもない、いわば孤高の男子生徒。
だからこそ、観客席に上がってきていきなり話しかけられたことに驚きを隠せなかった。
「どうしたんだい?」
「はっは! 同じグループで戦っていれば、興味くらい出るだろう。お前の戦いは嫌でも目に入るわい! 見事だったぞ!」
レオンは豪快に声を上げて笑い、筋肉質な腕をがっとグレイソンの肩に回す。
「いやいや、そんなことはないよ。僕には周囲の生徒を観察するような余裕なんてなかったから」
「謙遜するな、一ノ瀬。前からお前の剣術の腕は高く評価してたからな!」
ドカッと、隣の席に腰を下ろすレオン。
グレイソンからしてみれば、周囲の生徒に興味がさなそうな彼の友好的な振る舞いは、意外なものだった。
「それで、お前が注目しているのは誰だ?」
レオンがほんの少し声を落とし、悪戯に微笑む。
答えはわかっている、そう解釈することもできた。
「勿論、オスカーだよ」
「ふっふん、オレの予想は当たってたわけだ。オレの目も節穴じゃあないぜ。お前だって西園寺と関わるようになって別人のように変わった。前のお前も嫌いじゃあなかったが、たまに鼻につくことはあったからな」
腕を組みながらずかずかと意見を言うレオン。
グレイソンは過去の自分を言及されて苦笑いを返す。
「あの頃の僕は、何もわかってなかった。キミはいつからオスカーの実力に気づいてたんだい?」
「入学式に決まってるだろ、と言いたいが、実は意外と最近だ。そうだな……お前があの三年の――名前は忘れたが――馬鹿でかい奴に殴られそうになって、西園寺がその拳を封じた時」
「結構、ていうか、かなり最近なんだね……」
「オレの目が節穴だった、ってところか、はっは!」
自虐するようにして豪快に笑うレオンだが、彼はオスカーの実力に気づけなかったわけではない。
そもそも、気にしていなかったのだ。
同じ学級の生徒など、レオンの関心の外だった。
興味がない、というのが正しい。エイダンによる襲撃事件で、欠伸をしていたのがいい例だ。
戦場では、オスカー達の、刺客との戦いが繰り広げられている。
「話は変わるが、この一次予選は得点制だ。境界線はどこだと思う?」
「うーん、ある得点を基準に決めるんじゃなくて、上位何十名っていう風になる可能性もある。最初に基準点を教えられなかったのも、終わってみてから人数を調整するためかもしれないね」
刺客を倒すことで得られるポイントを競うこの一次試験。
しかし、その開始前に基準点や通過人数は聞かされておらず、まったくの目安がないまま、ただ落ちないように得点を稼ぐ必要があった。
主催者側の狙いを考察する二人。
「お前は何点だ?」
「実は数える余裕もなかったんだ……ただ目の前の敵を倒すことだけに集中してたから」
「まあほとんどはそうだろうな! わからんでもない」
「でも、十点分を何体か倒したし、五十点分も一回だけ倒せた。少なくとも百五十点くらいは行ってるんじゃないかな」
「ほう、やるじゃないか! オレは百八十三点だ。計算が合っていればの話だがな」
レオンの点数を聞いても、グレイソンは驚かなかった。
決して不可能な得点ではない。
普段から不可能を可能にする男と一緒にいるせいか、感覚がおかしくなっている。
「それだけあれば、一次予選突破は確実だね。僕も多分、大丈夫だと思うよ」
その言葉に、レオンは頷いた。
「オレも今回ばかりは周りの奴の点数まで計算してたからな! せいぜい、百点程度が平均だと考えれば、オレもお前も余裕で突破だぜ! それで――」
黄土色の双眼を細め、盛り上がっている戦場を見つめる。
その中でも、彼の注目は――。
「――西園寺、お前はどうゴーレムを攻略する気だ?」
今も戦場で無難に戦っているオスカーに、レオンは問いかけた。
20
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
エース皇命
ファンタジー
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗@オートスキル第1巻発売中
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
【完結】オレの勇者パーティは全員アホだが強すぎる。
エース皇命
ファンタジー
異世界に来て3年がたった。
オレの所属する勇者パーティ、イレギュラーズは相変わらず王都最強のパーティとして君臨している。
エルフのクリス、魔術師のジャック、猫耳少女ランラン、絶世の美女シエナ。
全員チート級の強さを誇るけど、どこか抜けていて、アホ全開である。
クリスは髪のセットに命をかけて戦いに遅刻するし、ジャックは賢いもののとことん空気を読まない。ランランは3歩あるくだけで迷子になるし、シエナはマイペースで追い詰めた敵を見逃す。
そんなオレたちの周囲の連中もアホばかりだ。
この世界にはアホしかいないのか。そう呆れるオレだったけど、そんな連中に囲まれている時点で、自分も相当なアホであることに気づくのは、結構すぐのことだった。
最強のアホチーム、イレギュラーズは今日も、王都を救う!
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スキル【収納】が実は無限チートだった件 ~追放されたけど、俺だけのダンジョンで伝説のアイテムを作りまくります~
みぃた
ファンタジー
地味なスキル**【収納】**しか持たないと馬鹿にされ、勇者パーティーを追放された主人公。しかし、その【収納】スキルは、ただのアイテム保管庫ではなかった!
無限にアイテムを保管できるだけでなく、内部の時間操作、さらには指定した素材から自動でアイテムを生成する機能まで備わった、規格外の無限チートスキルだったのだ。
追放された主人公は、このチートスキルを駆使し、収納空間の中に自分だけの理想のダンジョンを創造。そこで伝説級のアイテムを量産し、いずれ世界を驚かせる存在となる。そして、かつて自分を蔑み、追放した者たちへの爽快なざまぁが始まる。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる