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魔王セト襲来編
その34 生徒会からの呼び出し
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一学期期末テストも無事に終わり、夏休みが近づいてきた。
七月の終わり。
目と鼻の先に迫る夏休みに向け、授業をいい加減に受けるクラスメイトも目立ってきたところだ。
期末テストの一件以来、俺は「勉強ができる奴」としてクラスに馴染みつつあった。
それどころか、クラスの人気者のグレイソンまで俺に勉強を教えてもらっている、なんていうデマが流れているらしい。実際、教えているのは勉強ではなく剣術なんだが。
こうしてひとつ、学力という実力を解放したわけだ。
しばらくはその余韻に浸らせてもらおう。
「オスカー様、あーんなのです」
昼休みはいつもの五人で昼食を取っていた。
クルリンとミクリンは――ほとんどがミクリンの力だろうが――俺のために弁当を作ってくれる。自分自身の食は自分で制御すると決めている俺は、毎回断っているのだが――。
「オスカー君、このオムレツは過去最高の出来なので、ぜひ食べてくださいね」
「むぅ。あたちもサンドイッチにバターぬったのです」
「クルリンはそれしかしてないよね?」
「ムキー!」
青髪碧眼の美少女二人は無理やりにでも俺に食べさせたいらしい。
せっかく作ってくれたわけだから食べないのは失礼なのかもしれないが、俺は最初から断りの返事を入れている。よって、ある意味これは相手の合意を得ない迷惑行為に発展しているということだ。
この問題を解決してくれるのは、いつもセレナである。
「オスカーがいらないなら、私が食べるから」
そう言って、双子姉妹が作った弁当を食べ尽くしてしまうセレナ。
ちなみに、毎回こうなることがお決まりのパターンなので、彼女は自分の弁当すら持ってこなくなった。何かあれば食堂に行けばいいし、一番確実で賢い方法なのかもしれない。
「むぅ。べつにセレナっちのためにつくったわけじゃないのです。セレナっちに食べられるくらいなら、あたちが食べるのです」
「あんたはこんな量食べられないでしょ」
クルリンが頬を膨らませてぷんぷんし、セレナが納得の反撃を食らわせる。
これに対し、俺とグレイソンはというと――。
「オスカー、今日もこれを食べればいいのかい?」
「その通りだ。強者は己の食をも支配する」
「なるほど、毎食これでいくよ」
二人でまったく同じ健康食を取っていた。
グレイソンはもう完全に俺の弟子だ。
師匠である俺の食事に関しても興味を示し、今では俺の教えに従って食事を徹底的に管理している。
少し話は変わるが、彼の剣術にも最近さらに磨きがかかっている。食事を変えたことと、自主練の頻度や時間を増やしたこと、基礎基本を叩き込んだことが、彼にとって大きな飛躍の材料になったんだろう。
「オスカー様、話きいてくださいなのです!」
クルリンがどれだけ叫ぼうが、俺とグレイソンは己の食を追求し続けるのだった。
***
「こうやってきみと話すのは初めてだね、西園寺オスカー君」
俺がひとりになることができる時間は、基本的に放課後だけだ。
学園図書館での勉強は日課として継続しているし、その後は〈闘技場ネオ〉で剣術の技を試したり、グレイソンと訓練したりしている。
だが、今日はいつもと違った。
学園図書館に行かなければ図書委員のエリザベスも不思議に思うかもしれないが、俺はある生徒に呼び出されているのだ。
場所は生徒会室。
俺と敵対する、〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉の本拠地である。
生徒会室は本館の六階に存在し、普通の教室よりもさらに豪華な装飾が目立つ。
勇者学園の上位生徒が集まるこの場所。
華やかでなくてはならないのだろう。
「まさかこの俺を呼び出すとはな」
敵の本拠地に来たというのに、俺は一切の動揺を見せない。窓の外を遠い目で眺めている。
この場にいるのは、生徒会副会長の白竜アレクサンダーと、生徒会長の八乙女アリア、そして西園寺オスカー。
知っている者が見れば、この学園の生徒の中での上位三名が集まった、という状況だろうか。だが、俺は完全にアウェイ。生徒会トップの二人と敵対している、という構図だ。
「ボクはきみのことがずっと気になっていてね。ここにいる麗しきアリア君が惚れた男ともなれば、いい男なのは間違いないのさ」
白竜の顔には見覚えがある。
グレイソンとの決闘を観戦していた、藍色の髪の生徒だ。白銀の瞳はダイヤモンドのような光沢を放っている。
武装はしておらず、ただ白い制服に身を包んでいるだけだ。
戦うつもりがないことはすぐにわかる。
開いた瞳孔から、俺のことが気になっているという話も本当のようだ。どんな人物なのかはわからないが、その有能さというのは話しているだけで伝わってきた。
俺は誰かに話しかけられるとつい反射的に警戒して身構えてしまうが、彼は接し方が自然体そのもので、一切警戒することなく会話することができる。
「ガブリエル君の件は感謝してるよ。ボクとしても、優秀な仲間を失いたくはないからね」
「なに、俺が感謝される筋合いはない」
「やっぱり面白いなぁ、きみは。ぜひとも本気のきみと戦ってみたいねぇ」
屈託のない笑みを浮かべながら、白竜は大きく背伸びした。
リラックスしてくれているようで何よりだ。
この部屋のボスである生徒会長は、微笑みと共に俺の方をじっとを見つめている。最も豪華で煌びやかな椅子に座る彼女には、生徒会長としてのそれなりの迫力があった。
「アレク、私も会話に混ぜていただいてもよろしくて?」
「おっ、真打登場と来たね」
アリアの控えめな言葉に、待ってましたと興奮した様子を見せる白竜。
「オスカーさん」
後ろで結わえた長い銀髪を揺らすアリアが、そっと椅子から立ち上がる。
所作の一つひとつが洗練されていて、華があった。
小さな足音を響かせながら、徐々に俺との距離を詰める。
白竜は何が起こるのかわからないとでもいうように、両手を合わせてアリアを見守っていた。
「わざわざ生徒会室にまで俺を呼んで、今度は何がしたい? 次なる刺客を送り込むとでも言うつもりか?」
演出を盛り上げるように、俺は厳しい表情をしながら聞く。
「いえ、こうでもしないと、貴方様に逃げられるかと思いまして」
その返事に、俺はふんと笑った。
生徒会室に来させられようと、〈刹那転移〉と〈視界無効〉を使えば簡単に逃げられる。
「オスカーさん、改めて、私とお付き合いしていただけませんか?」
「――ッ」「あちゃー」
まさかの二度目の積極的な告白に、瞠目する俺と、抜けた声を上げる白竜。
あまりにも予想から外れた台詞だったので、慌てて「かっこよさそう」に断る台詞を探す。すると、俺がわかりやすく慌てている様子が面白かったのか、アリアがクスッと笑った。
「冗談です、オスカーさん。それにしても、そんなに私が嫌ですか?」
「勘違いするな。君は美しい。俺は世界のために君を振ったまでだ」
冷静さを取り戻し、表情を作り直す。
虚空を見つめる瞳に関しては、切り替えが一瞬でできるようになるまでに上達していた。ここ最近の使用頻度が異常に高かったせいだろう。
「そうですか。冗談とはいっても、貴方様に惹かれているのは本当です。ですから――これが本題なのですが――生徒会に入っていただけませんか?」
七月の終わり。
目と鼻の先に迫る夏休みに向け、授業をいい加減に受けるクラスメイトも目立ってきたところだ。
期末テストの一件以来、俺は「勉強ができる奴」としてクラスに馴染みつつあった。
それどころか、クラスの人気者のグレイソンまで俺に勉強を教えてもらっている、なんていうデマが流れているらしい。実際、教えているのは勉強ではなく剣術なんだが。
こうしてひとつ、学力という実力を解放したわけだ。
しばらくはその余韻に浸らせてもらおう。
「オスカー様、あーんなのです」
昼休みはいつもの五人で昼食を取っていた。
クルリンとミクリンは――ほとんどがミクリンの力だろうが――俺のために弁当を作ってくれる。自分自身の食は自分で制御すると決めている俺は、毎回断っているのだが――。
「オスカー君、このオムレツは過去最高の出来なので、ぜひ食べてくださいね」
「むぅ。あたちもサンドイッチにバターぬったのです」
「クルリンはそれしかしてないよね?」
「ムキー!」
青髪碧眼の美少女二人は無理やりにでも俺に食べさせたいらしい。
せっかく作ってくれたわけだから食べないのは失礼なのかもしれないが、俺は最初から断りの返事を入れている。よって、ある意味これは相手の合意を得ない迷惑行為に発展しているということだ。
この問題を解決してくれるのは、いつもセレナである。
「オスカーがいらないなら、私が食べるから」
そう言って、双子姉妹が作った弁当を食べ尽くしてしまうセレナ。
ちなみに、毎回こうなることがお決まりのパターンなので、彼女は自分の弁当すら持ってこなくなった。何かあれば食堂に行けばいいし、一番確実で賢い方法なのかもしれない。
「むぅ。べつにセレナっちのためにつくったわけじゃないのです。セレナっちに食べられるくらいなら、あたちが食べるのです」
「あんたはこんな量食べられないでしょ」
クルリンが頬を膨らませてぷんぷんし、セレナが納得の反撃を食らわせる。
これに対し、俺とグレイソンはというと――。
「オスカー、今日もこれを食べればいいのかい?」
「その通りだ。強者は己の食をも支配する」
「なるほど、毎食これでいくよ」
二人でまったく同じ健康食を取っていた。
グレイソンはもう完全に俺の弟子だ。
師匠である俺の食事に関しても興味を示し、今では俺の教えに従って食事を徹底的に管理している。
少し話は変わるが、彼の剣術にも最近さらに磨きがかかっている。食事を変えたことと、自主練の頻度や時間を増やしたこと、基礎基本を叩き込んだことが、彼にとって大きな飛躍の材料になったんだろう。
「オスカー様、話きいてくださいなのです!」
クルリンがどれだけ叫ぼうが、俺とグレイソンは己の食を追求し続けるのだった。
***
「こうやってきみと話すのは初めてだね、西園寺オスカー君」
俺がひとりになることができる時間は、基本的に放課後だけだ。
学園図書館での勉強は日課として継続しているし、その後は〈闘技場ネオ〉で剣術の技を試したり、グレイソンと訓練したりしている。
だが、今日はいつもと違った。
学園図書館に行かなければ図書委員のエリザベスも不思議に思うかもしれないが、俺はある生徒に呼び出されているのだ。
場所は生徒会室。
俺と敵対する、〈ガーディアンズ・オブ・ゼルトル〉の本拠地である。
生徒会室は本館の六階に存在し、普通の教室よりもさらに豪華な装飾が目立つ。
勇者学園の上位生徒が集まるこの場所。
華やかでなくてはならないのだろう。
「まさかこの俺を呼び出すとはな」
敵の本拠地に来たというのに、俺は一切の動揺を見せない。窓の外を遠い目で眺めている。
この場にいるのは、生徒会副会長の白竜アレクサンダーと、生徒会長の八乙女アリア、そして西園寺オスカー。
知っている者が見れば、この学園の生徒の中での上位三名が集まった、という状況だろうか。だが、俺は完全にアウェイ。生徒会トップの二人と敵対している、という構図だ。
「ボクはきみのことがずっと気になっていてね。ここにいる麗しきアリア君が惚れた男ともなれば、いい男なのは間違いないのさ」
白竜の顔には見覚えがある。
グレイソンとの決闘を観戦していた、藍色の髪の生徒だ。白銀の瞳はダイヤモンドのような光沢を放っている。
武装はしておらず、ただ白い制服に身を包んでいるだけだ。
戦うつもりがないことはすぐにわかる。
開いた瞳孔から、俺のことが気になっているという話も本当のようだ。どんな人物なのかはわからないが、その有能さというのは話しているだけで伝わってきた。
俺は誰かに話しかけられるとつい反射的に警戒して身構えてしまうが、彼は接し方が自然体そのもので、一切警戒することなく会話することができる。
「ガブリエル君の件は感謝してるよ。ボクとしても、優秀な仲間を失いたくはないからね」
「なに、俺が感謝される筋合いはない」
「やっぱり面白いなぁ、きみは。ぜひとも本気のきみと戦ってみたいねぇ」
屈託のない笑みを浮かべながら、白竜は大きく背伸びした。
リラックスしてくれているようで何よりだ。
この部屋のボスである生徒会長は、微笑みと共に俺の方をじっとを見つめている。最も豪華で煌びやかな椅子に座る彼女には、生徒会長としてのそれなりの迫力があった。
「アレク、私も会話に混ぜていただいてもよろしくて?」
「おっ、真打登場と来たね」
アリアの控えめな言葉に、待ってましたと興奮した様子を見せる白竜。
「オスカーさん」
後ろで結わえた長い銀髪を揺らすアリアが、そっと椅子から立ち上がる。
所作の一つひとつが洗練されていて、華があった。
小さな足音を響かせながら、徐々に俺との距離を詰める。
白竜は何が起こるのかわからないとでもいうように、両手を合わせてアリアを見守っていた。
「わざわざ生徒会室にまで俺を呼んで、今度は何がしたい? 次なる刺客を送り込むとでも言うつもりか?」
演出を盛り上げるように、俺は厳しい表情をしながら聞く。
「いえ、こうでもしないと、貴方様に逃げられるかと思いまして」
その返事に、俺はふんと笑った。
生徒会室に来させられようと、〈刹那転移〉と〈視界無効〉を使えば簡単に逃げられる。
「オスカーさん、改めて、私とお付き合いしていただけませんか?」
「――ッ」「あちゃー」
まさかの二度目の積極的な告白に、瞠目する俺と、抜けた声を上げる白竜。
あまりにも予想から外れた台詞だったので、慌てて「かっこよさそう」に断る台詞を探す。すると、俺がわかりやすく慌てている様子が面白かったのか、アリアがクスッと笑った。
「冗談です、オスカーさん。それにしても、そんなに私が嫌ですか?」
「勘違いするな。君は美しい。俺は世界のために君を振ったまでだ」
冷静さを取り戻し、表情を作り直す。
虚空を見つめる瞳に関しては、切り替えが一瞬でできるようになるまでに上達していた。ここ最近の使用頻度が異常に高かったせいだろう。
「そうですか。冗談とはいっても、貴方様に惹かれているのは本当です。ですから――これが本題なのですが――生徒会に入っていただけませんか?」
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