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一章 世界の仕組み?
五話 神襲来?すっごい重たい昼ドラ展開。
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「なぁ、木瓜。俺らはなんの目的があって村を回るんだろうな?」
「あ、珍しいね!僕がツッコみ入れる方に回るって事?」
「違うし、答えろよ!!」
「普通に魔王を倒すためでしょ?何をそんなに必死に考えているの?」
「お前は順応しすぎだろ…。はぁ…いいわ。」
俺が順応していないだけなの?ある日突然転移して、ツッコみで敵を倒してください、を受け入れろって?冗談が過ぎるでしょ。はぁ…。この世界はどこまで歩いても代り映えすらしないし。ずっと、平原。平らで、草が至る所に生えている。
「笑われている気分って事?」
「ネットスラングの草じゃねぇ!それとナチュラルに心読むのやめて?」
「え~。所でさ、あれ、なんだろうね?」
「う~ん…?ピラミッド…?」
ピラミッドってさ、空を飛ぶんだっけ?それで、目の前に停まるし。嫌な予感しかしないんだよなぁ…。
「オシリス兄上!ここが異界の地という事でしょうか?」
「うむ、そうだろうな?」
「オシリス兄さま、セト様、置いてけぼりなんてごめんですよ?」
「あ!歴史で見た事あるね!」
あ~。エジプト神話の人たち出て来た。見た感じの印象で行けば…動物の頭はセト、緑の肌をしているのはオシリス、女性は…ネフティスだろうな。兄とか単語が出てきているし。
「うん、思いっきり神様だからな。」
「平突?すっごい目が合うんだけど…気の所為かな?」
「全然気の所為じゃないだろ、だってこっちに歩いて来てるし。」
「おい、そこの…なんだお前?」
「嫌だな~僕は人間だよ!」
「そうか、じゃあ、人間と…人間の様な置物か?」
「誰が置物ですか!俺もちゃんと人間ですよ」
「そうか、お前らは魔王様に喧嘩を売る者か?」
「まぁ…僕らは、そういう存在かな?」
「俺に振るのか?!でも、そうですかね?」
「ならば、お前らをここで倒さねばなるまいな…。」
「オシリス兄上!どう戦うのが宜しいでしょうか?」
「胴!と一発切り込んでやるのがいいのではないか?」
「流石オシリス兄上!堂々と振舞うその姿勢、まさに日本の心を持っておりますな!」
えぇ…。エジプト神話の重鎮、おじさんみたいなんだけど。しかも、エジプトの文化で戦ってくるんじゃなくて、日本の文化で戦おうとして来るの?めっちゃおかしくない?
「エジプトでも日本は有名なんだね!」
「そこじゃないだろ?!」
「オシリス兄様!お相手が困ってますよ?」
「そうだな、少しからかい過ぎた様だ!」
「チッ…。」
?今、セト神が舌打ちしなかった?というか、兄弟というより…恋人を見ているかの様な感覚なんだが。ん?ちょっと待て!!なんか、ナイフみたいなの持ってないか?!
「ちょっ?!やりすぎじゃないですか?!」
「うん?止めないで頂けるかな?これは"ジョーク"というやつだ!ははは!」
「いや…それで刺したら流石にジョークじゃ済まないんですけど…。」
「そうかな?血だらけのレッドジョークなんじゃない?」
「木瓜、お前言ってる事やばいぞ?流石の俺でも引く。」
「私は兄妹の中では真ん中でね、発言権もあまり無くてね…。実際、怖がられているような気がするんだ。」
「そうなの?あの中に立つ場所も勇気も無いんだ?」
なんでお前はそんな…煽るような事を平然と言ってのけるんだ!!それ、ツッコみもしづらいから本当にやめて欲しい…。後、神様にツッコみとか不敬で死にそうだ。別に熱心な宗教家でもないけども、ちょっと心地が悪い。
「私を煽って何が目的だね?仲たがいかい?」
「煽る?僕にそんなつもりは無いんだけどなぁ…。」
「何故だ…何故神は私にこんなにも酷な事を強いるのだろうか…。」
「え、神様じゃなかったの?」
「む?私か?私は神だ。」
「というか…神様なら兄妹間の恋愛はありなの?」
「皆一人の神が創った者だ。それで言えばだが…ネフティスと私は夫婦なんだよ、人間界で言うところのね。」
「すっごい昼ドラ展開を何万年と見せられてるって事なんだね…。」
何を感心しているんだ?!でも…そうか。オシリスとネフティスは不倫の関係に位置してるのか。う~ん…なんて複雑。オシリスにはイシスって言う妻が居る訳で…。これもまた厄介だな。
「ははは!泥沼には嵌らんよ、私達は天界に居るからな!」
「宇宙船で来たしね!」
「ジョークが意味分からない!!怖いよ、そのジョーク!!」
倒すとか倒さないとか以前に、ジョークが全て怖い!!もはや、ジョークなのかすら分からない!ボケと思わせようとして来る割には、隙あらば刺そうとしてるし…。何、これ。
「ああなったらな、私の話を聞かないのだ!!」
「あぁ…怒ってる。」
「怒ってるとかで済ませていい問題じゃないだろ?!」
ナイフで地面めった刺しだぞ…。相当な恨みがあるじゃないか。もう、ニュースで聞いたレベルの殺人?殺神?が起こるぞ…。ネタにしていい話じゃないわ、これ。
「行くところまで行くのだ、なんてったってあいつは冥界の王だからな。」
「そうなの?じゃあ明快に行っちゃう?」
「木瓜!!それ以上はやめろ!!」
「あ、珍しいね!僕がツッコみ入れる方に回るって事?」
「違うし、答えろよ!!」
「普通に魔王を倒すためでしょ?何をそんなに必死に考えているの?」
「お前は順応しすぎだろ…。はぁ…いいわ。」
俺が順応していないだけなの?ある日突然転移して、ツッコみで敵を倒してください、を受け入れろって?冗談が過ぎるでしょ。はぁ…。この世界はどこまで歩いても代り映えすらしないし。ずっと、平原。平らで、草が至る所に生えている。
「笑われている気分って事?」
「ネットスラングの草じゃねぇ!それとナチュラルに心読むのやめて?」
「え~。所でさ、あれ、なんだろうね?」
「う~ん…?ピラミッド…?」
ピラミッドってさ、空を飛ぶんだっけ?それで、目の前に停まるし。嫌な予感しかしないんだよなぁ…。
「オシリス兄上!ここが異界の地という事でしょうか?」
「うむ、そうだろうな?」
「オシリス兄さま、セト様、置いてけぼりなんてごめんですよ?」
「あ!歴史で見た事あるね!」
あ~。エジプト神話の人たち出て来た。見た感じの印象で行けば…動物の頭はセト、緑の肌をしているのはオシリス、女性は…ネフティスだろうな。兄とか単語が出てきているし。
「うん、思いっきり神様だからな。」
「平突?すっごい目が合うんだけど…気の所為かな?」
「全然気の所為じゃないだろ、だってこっちに歩いて来てるし。」
「おい、そこの…なんだお前?」
「嫌だな~僕は人間だよ!」
「そうか、じゃあ、人間と…人間の様な置物か?」
「誰が置物ですか!俺もちゃんと人間ですよ」
「そうか、お前らは魔王様に喧嘩を売る者か?」
「まぁ…僕らは、そういう存在かな?」
「俺に振るのか?!でも、そうですかね?」
「ならば、お前らをここで倒さねばなるまいな…。」
「オシリス兄上!どう戦うのが宜しいでしょうか?」
「胴!と一発切り込んでやるのがいいのではないか?」
「流石オシリス兄上!堂々と振舞うその姿勢、まさに日本の心を持っておりますな!」
えぇ…。エジプト神話の重鎮、おじさんみたいなんだけど。しかも、エジプトの文化で戦ってくるんじゃなくて、日本の文化で戦おうとして来るの?めっちゃおかしくない?
「エジプトでも日本は有名なんだね!」
「そこじゃないだろ?!」
「オシリス兄様!お相手が困ってますよ?」
「そうだな、少しからかい過ぎた様だ!」
「チッ…。」
?今、セト神が舌打ちしなかった?というか、兄弟というより…恋人を見ているかの様な感覚なんだが。ん?ちょっと待て!!なんか、ナイフみたいなの持ってないか?!
「ちょっ?!やりすぎじゃないですか?!」
「うん?止めないで頂けるかな?これは"ジョーク"というやつだ!ははは!」
「いや…それで刺したら流石にジョークじゃ済まないんですけど…。」
「そうかな?血だらけのレッドジョークなんじゃない?」
「木瓜、お前言ってる事やばいぞ?流石の俺でも引く。」
「私は兄妹の中では真ん中でね、発言権もあまり無くてね…。実際、怖がられているような気がするんだ。」
「そうなの?あの中に立つ場所も勇気も無いんだ?」
なんでお前はそんな…煽るような事を平然と言ってのけるんだ!!それ、ツッコみもしづらいから本当にやめて欲しい…。後、神様にツッコみとか不敬で死にそうだ。別に熱心な宗教家でもないけども、ちょっと心地が悪い。
「私を煽って何が目的だね?仲たがいかい?」
「煽る?僕にそんなつもりは無いんだけどなぁ…。」
「何故だ…何故神は私にこんなにも酷な事を強いるのだろうか…。」
「え、神様じゃなかったの?」
「む?私か?私は神だ。」
「というか…神様なら兄妹間の恋愛はありなの?」
「皆一人の神が創った者だ。それで言えばだが…ネフティスと私は夫婦なんだよ、人間界で言うところのね。」
「すっごい昼ドラ展開を何万年と見せられてるって事なんだね…。」
何を感心しているんだ?!でも…そうか。オシリスとネフティスは不倫の関係に位置してるのか。う~ん…なんて複雑。オシリスにはイシスって言う妻が居る訳で…。これもまた厄介だな。
「ははは!泥沼には嵌らんよ、私達は天界に居るからな!」
「宇宙船で来たしね!」
「ジョークが意味分からない!!怖いよ、そのジョーク!!」
倒すとか倒さないとか以前に、ジョークが全て怖い!!もはや、ジョークなのかすら分からない!ボケと思わせようとして来る割には、隙あらば刺そうとしてるし…。何、これ。
「ああなったらな、私の話を聞かないのだ!!」
「あぁ…怒ってる。」
「怒ってるとかで済ませていい問題じゃないだろ?!」
ナイフで地面めった刺しだぞ…。相当な恨みがあるじゃないか。もう、ニュースで聞いたレベルの殺人?殺神?が起こるぞ…。ネタにしていい話じゃないわ、これ。
「行くところまで行くのだ、なんてったってあいつは冥界の王だからな。」
「そうなの?じゃあ明快に行っちゃう?」
「木瓜!!それ以上はやめろ!!」
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