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三章 新たな方針?
十六話 水の都?え…嘘だろ。綺麗…?見えない。というか、深海じゃないか?
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祠の中にある洞窟をひたすら地下に進む。見えない、暗い、怖い。明りは天使が担当してくれているけれど、閉所は怖い…特に天然で出来た閉所は。そのうち開けた場所に到達する。地底湖的な何か?なんだろうな。ぐいぐい進んで…。
「平突!水中で息が出来るね!」
「この状況で楽しいか?!こんなに暗いし怖い所の水の中に入ってその感想…お前の方が怖いわ!」
「そのうちお出迎えが来るかもしれないですね~?」
「出合え!出会え!って感じかな?!」
「うん、出て来て突撃せよって言ってるな?歓迎しろって事じゃないな?」
「おもてなしですね~!」
「だからそれ、戦闘においての楽しませてやれだから!攻撃されるから!」
「平突さん~!灯りが見えてきましたよ~?」
「え?こんな場所で?ていうか、文明滅んだんじゃ無いっけ?」
なんでこんな暗い場所で…?暗い場所だからか?灯り…?水中に人間は住めないなら、魚人?魚はさ、目が光るだろ?まさか…囲まれてるって事か?!
「それ、囲まれてないか?!」
「あはは~!まさか~?ありえないですよ~?」
「平突?考えすぎは良くないよ?こんなにぎょろぎょろ動いてるのに!」
「動く灯りなんて無いだろうが!後、その表現は目にしか使わんだろ!」
「フハハ、よくぞここまで来た!人間!」
「何、なんだ?!どこから話しかけてきてるんだ?!」
「周りに居るだろう?見えんのか?」
「見えるか!!」
「そうか、我々は普段隠れて餌を食べる種類でな泳ぎが遅いのだ。今そちらに向かう」
「すごい!平突、あれ!人間の体!」
「わぁ、ムキムキマッチョ!っておかしいだろが!!魚なんだろ?!」
「そうだ、魚人だな」
「顔だけアンコウ!!下半身ムキムキマッチョ!!嫌だ、怖すぎる!!」
「む?怖いか?別に普通ではないか?」
「その普通は聞いたことが無い!!ていうか、泳ぎ関連は絶対強化されてるだろうが!」
「むむ…他の種類に比べれれば遅い方ではないか?体が重くてな?」
「頭の比重と体の比重がおかしいからな!!頭が軽すぎるだろ?!」
「フハハ!エラにまで響くそのツッコみ!勇者の物だ!!」
「どこに響かせてんだ?!せめて、耳か脳に響かせろ!」
海パンいっちょのムキムキマッチョの頭がアンコウ。想像するだけでやばい生物が、今!目の前で爆誕しているんだ。怖いだろう?それが深海みたいな、水底にたくさん生息しているんだぞ?怖すぎるって。もう、海も川も湖も入れない。
「それで、わざわざこんな所まで何用だ?」
「それがですね~?神の封印を解きに来たんです~!」
「なるほど、それは連れて行かねばなるまい。」
「その感じで襲ってこないんだ?!襲われるかと思ったんだけどね?!」
「む?不用意に襲わないだろう?そういう種類では無いからな?」
「そうか、アンコウだからな!ってそういう意味じゃないだろうが?!」
「良いぞ!その熱気!まさに鍋に入れられているかの様だ!」
「いや、死んでるじゃねぇか!食われそうになってるじゃねぇか!!」
「こっちだ、人間。」
「何事も無かったかのようにスルー。」
「平突、どんまい!」
「お前はなんか喋れ?いや、喋ると重なるボケの処理が…ってなんで俺が頭を悩ませているんだ?!」
はぁ…。疲れる。慣れない水中での会話だし、そもそも泳いでる?というのか?何にせよ…こんな不気味な所は早く去ってしまいたい。
「見て見て!平突!あれかな?」
木瓜が興奮してみている先。水底で洞窟のはずなのに、上から光が差し込んでいる場所。廃墟というか、神殿というか。石造りの造形物の中央に木造の社が見える。
「そうそう~!これですよ~!神の気配がします~!」
「"髪の毛"配?!なんだかホラーチックなんだね?!それとも配ってるって事?!」
「うん、お前が想像しているものではない!神様の気配だ!」
「ついに…悩みが解決したんだね!」
「だから、それじゃない!!髪の毛の話はもうするな!で?この後はどうすればいいんだ?」
なんで皆黙ってるんだ?おい…皆?え、なんで俺しか居ないんだ?おかしい、さっきまで一緒に居ただろ?一人にしないでくれよ…。怖いだろうが?!
「な、なんで誰も喋らないんだ?!おい?木瓜?天使?あれ、魚人?」
「ここには貴方以外は来ることが出来ないのですよ。」
「?!なんだ、誰だ?!」
「私が罔象女神 (みつはのめのかみ)です。どうぞよろしくお願いしますね?」
「貴方様が…。」
すごい…日本人の美人って顔。白い着物が似合う。降ってくる光と姿が重なって神々しい。神様って…こんなにも凄い方なのか。
「ここまで導かれて来たのは、隣に居た天使の影響でしょうか?」
「ええ…そうです。」
「あの子は…そうですか、オシリス神の造り上げた人造人間ですか。理に反していますが…まぁ許しましょう。」
「平突!水中で息が出来るね!」
「この状況で楽しいか?!こんなに暗いし怖い所の水の中に入ってその感想…お前の方が怖いわ!」
「そのうちお出迎えが来るかもしれないですね~?」
「出合え!出会え!って感じかな?!」
「うん、出て来て突撃せよって言ってるな?歓迎しろって事じゃないな?」
「おもてなしですね~!」
「だからそれ、戦闘においての楽しませてやれだから!攻撃されるから!」
「平突さん~!灯りが見えてきましたよ~?」
「え?こんな場所で?ていうか、文明滅んだんじゃ無いっけ?」
なんでこんな暗い場所で…?暗い場所だからか?灯り…?水中に人間は住めないなら、魚人?魚はさ、目が光るだろ?まさか…囲まれてるって事か?!
「それ、囲まれてないか?!」
「あはは~!まさか~?ありえないですよ~?」
「平突?考えすぎは良くないよ?こんなにぎょろぎょろ動いてるのに!」
「動く灯りなんて無いだろうが!後、その表現は目にしか使わんだろ!」
「フハハ、よくぞここまで来た!人間!」
「何、なんだ?!どこから話しかけてきてるんだ?!」
「周りに居るだろう?見えんのか?」
「見えるか!!」
「そうか、我々は普段隠れて餌を食べる種類でな泳ぎが遅いのだ。今そちらに向かう」
「すごい!平突、あれ!人間の体!」
「わぁ、ムキムキマッチョ!っておかしいだろが!!魚なんだろ?!」
「そうだ、魚人だな」
「顔だけアンコウ!!下半身ムキムキマッチョ!!嫌だ、怖すぎる!!」
「む?怖いか?別に普通ではないか?」
「その普通は聞いたことが無い!!ていうか、泳ぎ関連は絶対強化されてるだろうが!」
「むむ…他の種類に比べれれば遅い方ではないか?体が重くてな?」
「頭の比重と体の比重がおかしいからな!!頭が軽すぎるだろ?!」
「フハハ!エラにまで響くそのツッコみ!勇者の物だ!!」
「どこに響かせてんだ?!せめて、耳か脳に響かせろ!」
海パンいっちょのムキムキマッチョの頭がアンコウ。想像するだけでやばい生物が、今!目の前で爆誕しているんだ。怖いだろう?それが深海みたいな、水底にたくさん生息しているんだぞ?怖すぎるって。もう、海も川も湖も入れない。
「それで、わざわざこんな所まで何用だ?」
「それがですね~?神の封印を解きに来たんです~!」
「なるほど、それは連れて行かねばなるまい。」
「その感じで襲ってこないんだ?!襲われるかと思ったんだけどね?!」
「む?不用意に襲わないだろう?そういう種類では無いからな?」
「そうか、アンコウだからな!ってそういう意味じゃないだろうが?!」
「良いぞ!その熱気!まさに鍋に入れられているかの様だ!」
「いや、死んでるじゃねぇか!食われそうになってるじゃねぇか!!」
「こっちだ、人間。」
「何事も無かったかのようにスルー。」
「平突、どんまい!」
「お前はなんか喋れ?いや、喋ると重なるボケの処理が…ってなんで俺が頭を悩ませているんだ?!」
はぁ…。疲れる。慣れない水中での会話だし、そもそも泳いでる?というのか?何にせよ…こんな不気味な所は早く去ってしまいたい。
「見て見て!平突!あれかな?」
木瓜が興奮してみている先。水底で洞窟のはずなのに、上から光が差し込んでいる場所。廃墟というか、神殿というか。石造りの造形物の中央に木造の社が見える。
「そうそう~!これですよ~!神の気配がします~!」
「"髪の毛"配?!なんだかホラーチックなんだね?!それとも配ってるって事?!」
「うん、お前が想像しているものではない!神様の気配だ!」
「ついに…悩みが解決したんだね!」
「だから、それじゃない!!髪の毛の話はもうするな!で?この後はどうすればいいんだ?」
なんで皆黙ってるんだ?おい…皆?え、なんで俺しか居ないんだ?おかしい、さっきまで一緒に居ただろ?一人にしないでくれよ…。怖いだろうが?!
「な、なんで誰も喋らないんだ?!おい?木瓜?天使?あれ、魚人?」
「ここには貴方以外は来ることが出来ないのですよ。」
「?!なんだ、誰だ?!」
「私が罔象女神 (みつはのめのかみ)です。どうぞよろしくお願いしますね?」
「貴方様が…。」
すごい…日本人の美人って顔。白い着物が似合う。降ってくる光と姿が重なって神々しい。神様って…こんなにも凄い方なのか。
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「ええ…そうです。」
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