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第4話「森の賢者ともふもふな家族」
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カイが畑仕事を手伝ってくれるようになってから僕たちの生活はがらりと変わった。
朝僕が起きる頃にはカイはもう森からやってきて黙々と畑を耕している。
僕が朝食の準備を始めるとどこからかそれを察して小屋の前に現れ二人で食卓を囲む。
昼間は一緒に汗を流し夜は僕が作った夕食を二人で食べる。
言葉数は相変わらず少ないけれど彼がそばにいてくれるだけで一人の時とは比べ物にならないくらい毎日が楽しくて彩り豊かになった。
カイは口下手なだけで本当はとても優しい人だということも分かってきた。
僕が重いものを運ぼうとすると何も言わずにひょいと取り上げてくれたり、僕が気づかないうちに小屋の壊れかけていた屋根を修理してくれていたり。
そんな彼の不器用な優しさに触れるたびに僕の心はじんわりと温かくなるのだった。
その日僕たちは薬草を育てるための新しい畑を作るため少し森の奥へと足を踏み入れていた。
この辺りの森は様々な種類の薬草が自生しているらしくカイがその知識を活かして色々と教えてくれるのだ。
「この葉は解熱作用がある。こっちの根は傷薬になる」
「へえ、すごい。カイさん物知りなんですね」
僕が素直に感心するとカイは少しだけバツが悪そうな顔をして「昔少しだけかじっただけだ」とぶっきらぼうに答えた。
そんな風に話しながら森を歩いていると不意に獣の苦しそうなうめき声が聞こえてきた。
「…!ミナト、俺の後ろに」
カイがさっと僕をかばうように前に立ち腰の剣に手をかける。
その緊張した様子に僕もごくりと唾をのんだ。
声がする方へ慎重に近づいていく。
茂みの向こう側、開けた場所にその獣はいた。
「狼…?」
そこに横たわっていたのは一頭の大きな狼だった。
体長は二メートル近くあるだろうか。
艶やかな漆黒の毛並みをしているけれどその脇腹からはだらだらと血が流れていて見るからに深手を負っている。
近くには猪のものと思われる大きな牙が転がっていた。
おそらく猪との縄張り争いにでも負けてしまったのだろう。
狼は僕たちの存在に気づくと最後の力を振り絞るように牙をむき低い唸り声をあげた。
しかしその体はもうほとんど動かないようだった。
「カイさん…」
「…放っておけ。下手に近づけば食われるぞ」
カイは冷静に言うけれど僕にはどうしても見過ごすことができなかった。
苦しそうに荒い息を繰り返すその姿がまるで過労で倒れた最後の自分と重なって見えたから。
「でも…!」
僕はカイの制止を振り切って一歩前に出た。
狼が警戒心をむき出しにして僕をにらみつける。
「大丈夫、何もしないよ。助けてあげたいだけなんだ」
僕はできるだけ優しい声で語りかけながらゆっくりと狼に近づいた。
そしておもむろにスキルを発動させる。
『神の農具、傷を癒す光になって』
僕の手のひらから温かい緑色の光が溢れ出す。
それは作物の成長を促す時と同じ生命力に満ちた優しい光だ。
光が狼の傷口に触れるとあれほどひどかった出血がぴたりと止まり、裂けていた皮膚がゆっくりと再生していく。
まるで奇跡のような光景にカイが息をのむのが分かった。
狼は最初こそ驚いたように身を強張らせていたけれど光が温かくて心地よかったのか、やがておとなしくなり気持ちよさそうに目を細め始めた。
完全に傷がふさがる頃にはあれほど荒かった呼吸もすっかり穏やかな寝息に変わっていた。
「…すごいな、お前の力は」
後ろで見ていたカイが感嘆とも呆れともつかない声でつぶやいた。
「へへ、僕にもよく分からないんですけどね」
僕は照れ笑いをしながらすやすやと眠る狼の頭をそっと撫でた。
ゴワゴワしているかと思いきやその毛並みは驚くほど柔らかくて滑らかだった。
『もふもふだ…!』
前世ではペット禁止の安アパート暮らしだったからこんなにもふもふな生き物に触れるのは初めてだ。
あまりの心地よさに僕は夢中でその体を撫で回してしまった。
しばらくして狼がゆっくりと目を開けた。
完全に回復したのか勢いよく体を起こす。
僕は慌てて身構えたけれど狼は僕に襲い掛かるどころかぺろりと僕の頬を大きく舐めた。
「わっ!?」
くすぐったくて思わず笑い声が漏れる。
どうやら助けてくれたお礼をしてくれているらしい。
人懐っこいその仕草に僕の心はすっかり鷲掴みにされてしまった。
狼は僕にじゃれついた後今度はカイの方へと歩み寄った。
そして彼の足元にすりと頭をこすりつける。
カイは驚いたように目を見開いていたがやがて諦めたようにため息をつくと、その大きな背中を無言で撫で始めた。
その手つきはどこかぎこちないけれど優しさがこもっているのが見て取れた。
狼はよほどカイのことが気に入ったらしい。
僕たちの後をまるで忠実な番犬のようについてきた。
小屋まで帰ってきても一向に離れようとしない。
「どうしよう、カイさん。すっかり懐かれちゃいましたね」
「…好きにさせればいい」
カイはぶっきらぼうにそう言ったけれどその口元がほんの少しだけ緩んでいるのを僕は見逃さなかった。
僕たちはその黒い狼に「クロ」と名前を付けた。
クロはとても賢くて僕たちが畑仕事をしている間は少し離れた場所でおとなしく座って待っている。
そして僕たちが休憩を始めると嬉しそうに駆け寄ってきて撫でてくれと頭をすり寄せてくるのだ。
特にカイにはべったりだった。
カイがどこへ行こうともクロはその後ろをぴったりとついて歩く。
最初は戸惑っていたカイも今ではすっかりクロの存在を受け入れているようだった。
ある日の夕食後、僕とカイが焚火を囲んで話しているとクロが僕たちの間に割り込むようにしてどさりと寝そべった。
そして僕に背中を預け頭はカイの膝の上に乗せるという絶妙なポジションを陣取る。
「あはは、クロは甘えん坊だなぁ」
僕がクロの柔らかいお腹を撫でるとクロは気持ちよさそうに目を細める。
カイも膝の上のクロの頭を自然な手つきで優しく撫でていた。
もふもふなクロを間に挟んで三人で過ごす夜。
言葉はなくても確かな温もりがそこにはあった。
まるで本当の家族みたいだ。
そんな風に思ったら胸の奥がじんわりと温かくなって僕はそっと目を閉じた。
辺境の地で始まった僕の新しい人生は無愛想な同居人ともふもふな家族に囲まれて日に日に賑やかになっていく。
朝僕が起きる頃にはカイはもう森からやってきて黙々と畑を耕している。
僕が朝食の準備を始めるとどこからかそれを察して小屋の前に現れ二人で食卓を囲む。
昼間は一緒に汗を流し夜は僕が作った夕食を二人で食べる。
言葉数は相変わらず少ないけれど彼がそばにいてくれるだけで一人の時とは比べ物にならないくらい毎日が楽しくて彩り豊かになった。
カイは口下手なだけで本当はとても優しい人だということも分かってきた。
僕が重いものを運ぼうとすると何も言わずにひょいと取り上げてくれたり、僕が気づかないうちに小屋の壊れかけていた屋根を修理してくれていたり。
そんな彼の不器用な優しさに触れるたびに僕の心はじんわりと温かくなるのだった。
その日僕たちは薬草を育てるための新しい畑を作るため少し森の奥へと足を踏み入れていた。
この辺りの森は様々な種類の薬草が自生しているらしくカイがその知識を活かして色々と教えてくれるのだ。
「この葉は解熱作用がある。こっちの根は傷薬になる」
「へえ、すごい。カイさん物知りなんですね」
僕が素直に感心するとカイは少しだけバツが悪そうな顔をして「昔少しだけかじっただけだ」とぶっきらぼうに答えた。
そんな風に話しながら森を歩いていると不意に獣の苦しそうなうめき声が聞こえてきた。
「…!ミナト、俺の後ろに」
カイがさっと僕をかばうように前に立ち腰の剣に手をかける。
その緊張した様子に僕もごくりと唾をのんだ。
声がする方へ慎重に近づいていく。
茂みの向こう側、開けた場所にその獣はいた。
「狼…?」
そこに横たわっていたのは一頭の大きな狼だった。
体長は二メートル近くあるだろうか。
艶やかな漆黒の毛並みをしているけれどその脇腹からはだらだらと血が流れていて見るからに深手を負っている。
近くには猪のものと思われる大きな牙が転がっていた。
おそらく猪との縄張り争いにでも負けてしまったのだろう。
狼は僕たちの存在に気づくと最後の力を振り絞るように牙をむき低い唸り声をあげた。
しかしその体はもうほとんど動かないようだった。
「カイさん…」
「…放っておけ。下手に近づけば食われるぞ」
カイは冷静に言うけれど僕にはどうしても見過ごすことができなかった。
苦しそうに荒い息を繰り返すその姿がまるで過労で倒れた最後の自分と重なって見えたから。
「でも…!」
僕はカイの制止を振り切って一歩前に出た。
狼が警戒心をむき出しにして僕をにらみつける。
「大丈夫、何もしないよ。助けてあげたいだけなんだ」
僕はできるだけ優しい声で語りかけながらゆっくりと狼に近づいた。
そしておもむろにスキルを発動させる。
『神の農具、傷を癒す光になって』
僕の手のひらから温かい緑色の光が溢れ出す。
それは作物の成長を促す時と同じ生命力に満ちた優しい光だ。
光が狼の傷口に触れるとあれほどひどかった出血がぴたりと止まり、裂けていた皮膚がゆっくりと再生していく。
まるで奇跡のような光景にカイが息をのむのが分かった。
狼は最初こそ驚いたように身を強張らせていたけれど光が温かくて心地よかったのか、やがておとなしくなり気持ちよさそうに目を細め始めた。
完全に傷がふさがる頃にはあれほど荒かった呼吸もすっかり穏やかな寝息に変わっていた。
「…すごいな、お前の力は」
後ろで見ていたカイが感嘆とも呆れともつかない声でつぶやいた。
「へへ、僕にもよく分からないんですけどね」
僕は照れ笑いをしながらすやすやと眠る狼の頭をそっと撫でた。
ゴワゴワしているかと思いきやその毛並みは驚くほど柔らかくて滑らかだった。
『もふもふだ…!』
前世ではペット禁止の安アパート暮らしだったからこんなにもふもふな生き物に触れるのは初めてだ。
あまりの心地よさに僕は夢中でその体を撫で回してしまった。
しばらくして狼がゆっくりと目を開けた。
完全に回復したのか勢いよく体を起こす。
僕は慌てて身構えたけれど狼は僕に襲い掛かるどころかぺろりと僕の頬を大きく舐めた。
「わっ!?」
くすぐったくて思わず笑い声が漏れる。
どうやら助けてくれたお礼をしてくれているらしい。
人懐っこいその仕草に僕の心はすっかり鷲掴みにされてしまった。
狼は僕にじゃれついた後今度はカイの方へと歩み寄った。
そして彼の足元にすりと頭をこすりつける。
カイは驚いたように目を見開いていたがやがて諦めたようにため息をつくと、その大きな背中を無言で撫で始めた。
その手つきはどこかぎこちないけれど優しさがこもっているのが見て取れた。
狼はよほどカイのことが気に入ったらしい。
僕たちの後をまるで忠実な番犬のようについてきた。
小屋まで帰ってきても一向に離れようとしない。
「どうしよう、カイさん。すっかり懐かれちゃいましたね」
「…好きにさせればいい」
カイはぶっきらぼうにそう言ったけれどその口元がほんの少しだけ緩んでいるのを僕は見逃さなかった。
僕たちはその黒い狼に「クロ」と名前を付けた。
クロはとても賢くて僕たちが畑仕事をしている間は少し離れた場所でおとなしく座って待っている。
そして僕たちが休憩を始めると嬉しそうに駆け寄ってきて撫でてくれと頭をすり寄せてくるのだ。
特にカイにはべったりだった。
カイがどこへ行こうともクロはその後ろをぴったりとついて歩く。
最初は戸惑っていたカイも今ではすっかりクロの存在を受け入れているようだった。
ある日の夕食後、僕とカイが焚火を囲んで話しているとクロが僕たちの間に割り込むようにしてどさりと寝そべった。
そして僕に背中を預け頭はカイの膝の上に乗せるという絶妙なポジションを陣取る。
「あはは、クロは甘えん坊だなぁ」
僕がクロの柔らかいお腹を撫でるとクロは気持ちよさそうに目を細める。
カイも膝の上のクロの頭を自然な手つきで優しく撫でていた。
もふもふなクロを間に挟んで三人で過ごす夜。
言葉はなくても確かな温もりがそこにはあった。
まるで本当の家族みたいだ。
そんな風に思ったら胸の奥がじんわりと温かくなって僕はそっと目を閉じた。
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