【R-18? いえ、純愛です】金髪ロリ美少女に生まれ変わった親友がピュアすぎて困ってます。

ポークピッツ

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学校 Day 1

第6話 超プチセクハラ

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…5限を早めに切り上げてグラウンドから戻る…




念のため全員で慧が見えないように囲みながら教室に向かい、男子は教室へ、女子は更衣室へ向かう。


慧は道中何度も躓いていた。
体の感覚がイメージとずれるのだろう。

サポートしながら、教室の近くまで行く。



慧はいつも通り教室に向かおうとしたところ、そのまま女子に連れていかれた。

当たり前だ。
そんなところで着替えられたら男子全員が鼻血を出して死んでしまう。



しかし、慧の制服は教室にある。


いや、体格が変わりすぎて着れないか。 
制服は奏太が綺麗にたたんで、カバンへしまっておいてくれた。











慧と女子達がいなくなって、教室がストッパーの外れた男子たちの下ネタで埋まっている。
話題はもちろん慧だ。 


「あれは、ヤヴァイ! 慧 エロくなりすぎやろ。マジで漫画みたいな展開じゃん!」

「ていうか、カナタ、お前最初思いっきり触ったよな」

「どんな感じだった? 柔らかかった?」

「俺マジでさっきからずっと勃起治まらん」

「俺も俺も! 隙見て抜きに行くわ」

「もう、オカズには困りませんなぁ」




本当に、下品だ。
エロ猿からの質問が大量に奏太に飛ぶが、すべて無視だ。


奏太も男の子なので、もちろん興奮している。
逆にしない方がおかしい、もはや失礼だ。

でも、親友への心配の方が大きい。 



性転換したこともそうだが、それよりも今 女子更衣室へ連れていかれたことが心配だ。 

セクハラされてないかな。

















一方そのころ女子更衣室では、奏太の予想通り慧がセクハラされていた。


女子たちは嫌がる慧を半ば無理やりに更衣室に押し込む。
そして、中身が男のままであることなんて気にもせず、着替え始めた。

慧を完全に女子とみなしているのか、からかっているのかは不明だ。



色とりどり下着をつけた女の子たちが眼前にたむろう。
女の子に耐性がほとんどない慧は、パニックになり逃げようとする。

しかし、他の生徒に見つかるからと部屋を出ることもできす、あっけなく捕まってしまう。
抵抗しようとするが、全然力が出ないことに気づいたのだろうか、諦めた。


慧は仕方なく すみっこで小さくうずくまり、耳まで真っ赤にしながら手で顔を覆っていた。

女子たちは、その仕草が見たかったといわんばかりで満足げだ。



やりすぎると嫌われるのが分かっているので、さっさと着替え理科室へ向かう。









無事、誰にも見つかることなく5限が終わる前に全員移動できた。 

慧は体操服のままだ。


なぜ慧の耳が赤いのか男子たちは知る由もない。
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