俺は妹を愛してる

入島達也

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1章佐月は運命を知る

4話妹は以外と怖い

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4話妹は以外と怖い…

真依と佐月は家具屋に入った。
真依は今年からこっちに引越し一人暮らしになる。
その為に家具屋に来たのだが1人では到底持って帰れない荷物の量になる。
そこで、真依は佐月を選んだ少しは自分を知っている佐月にした。
「にしても、量が半端ないな…」
「そうね」
「そうねって、俺がいなかったらどうするつもりだったんだよ。」
「1人で持って帰ったわ」
「いやいやこれ、1人はつらいよ…無理に等しいな」
1人で持って帰れる量では無かった。
明らかに3人以上はいないと無理だ。
だが、この場には真依と佐月二人しかいない…
佐月は自分に力があるかとても心配していたその時だ。
「何してるの?お兄ちゃん?」
「み、碧月!!お前どうしてここに?」
「どうしてって、そこの女と2人で家具屋入っていたから気になって…」
「それで、付いてきたわけか」
「ふ、2人は同棲するの?」
「な、な訳あるか!俺はただ真依の荷物持ちだ!しかも今日会ったばっかりだし…」
「会ったばっかりの相手を名前で呼ぶなんて…ね?お兄ちゃん?」
「それは、深い理由があるわけで…なぁ真依」
「私に振られても困るわ佐月」
「いや、この状況を説明出来るのお前だけだろ!だから、頼む真依」
「そうね、誤解が生まれては困るわ。
碧月さんと言ったかしら?私と佐月は付き合っているのよ」
「!!な、何を言ってる真依それだともっと誤解が…」
佐月は碧月の方を振り返った。
思った通り碧月はとてもじゃないが平常心を保てていない。
それをみた、佐月は血の気が引いた。
「碧月これは、違うんだ」
「違わなくないわ佐月私達は付き合っているのよ」
「いつ、付き合った俺は覚えがないぞ」
「いつって、学校でじゃない、私は付き合ってとちゃんと言ったわ」
「そこか…それは付き合うの意味が違わなくないか?」
「そうかしら?」
「そうだよ。まぁわかっただろ碧月俺達は付き合って無いって」
「まぁ付き合って無いことは、わかったわ」
なんとか、碧月の誤解が解けた。
これで、佐月も一安心と、それまでは、思っていた。
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