前世で病死した私の次の人生はゴミ箱でした…?!

花空

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第17話 kanawanai yume

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「なんだろう…すごく、すごくながい夢を見ている気がする」
「ここは…?ぼくは…そうだ、????と??と??と??と5人で暮らしているんだ…」
「すっごく…幸せ…永遠に…この幸せが続きますように…」

青年は永遠に続く幸せを願う
空は青く、摘みきれない程の大きな花畑があり、大きな家があり、平和な暮らし
誰も死なない、誰も争わない、皆が笑っている
この平和な暮らしは誰もが喉から手が出る程欲しく羨ましいだろう
特に、残酷な暮らしを体験したものは…

「……良い香り、アルストロメリアだね…僕が特に好きなお花だ。」

青年はすぐそばにある花の香りを楽しむ
どうやら花が好きなようだ、花言葉にも詳しい

「…おーい!「??」ーー!!ここに居たんだね、ずっと探してたよ」

香りを楽しむ青年に声をかけたのは気品のある綺麗な女性
片手に本を持っており、見なくとも分かる程難しそうな本だ

「…?「??」お帰り、ごめんね、お花達が心配で先に帰ってたんだ」

「……私の心配は?お花の方が大事なの?」

青年の返事を聞き、少し傷付く

「そ、そんな事ないさ!悪かったよ…」

「……そう、なら良いよ…あ、「????」知らない?聞きたい事があるんだけど…」

「いや、知らない、どこに行ったんだろう…」

「そっか…ありがと!それじゃ、子供達の所に戻るよ…まだ読み聞かせてない絵本があるからね」

「うん、分かったよ、「????」がもし戻って来たらすぐに伝えに行くよ」

「ありがと!」

そう言うと女性は青年の頬にキスをし、また来た道を戻って行った

「……ハッピ、バースデー…トゥユー…、ハッピバースデー……自分…」
「………」
「…あれ、急にどうしたんだろう…なんで僕は歌を歌ったんだ…」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
女性「……みんな!遅くなってごめんね!」

子供1「おそいよー!」

子供2「だいじょうぶ!!はやく次の絵本よんでーー!!」

青年「…あれ?どうして…ここに居るんだ?さっきまで家の前に居たはず…」

青年は混乱する

女性「…ふぅ、それじゃあ、始めるよ、むかーし、むかし」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「絵本?のお話」

眷属「アポロン様、アポロン様!元気を出して下さい!」
  「…今日は暗いですね、何かあったのですか?」

アポロン「……僕の事を見ないでくれ、このまま雲に隠れて居なくなりたい…」

眷属「えっ!そんな事をおっしゃらないで下さい!」
  「アポロン様が居ないとこの星はどうなさるのですか…!!」

アポロン「うぅ……」
    「…………」

眷属「ん~!!もう、アポロン様、職務を放棄しないで!!」
  
アポロン「………」

眷属「何か言ったらどうですか?!」
  「……貴方がずっと陰気な性格になっているせいでここの所ずっと雨が降っているんですよ!」
  「……早く陽気な性格に戻って下さい!」

アポロン「………」

眷属「むきぃーー!!本当腹立つな!!」

アポロン「……うぅ」

アポロンは涙目になりました
どうやら心が弱いみたい…

眷属「……はぁ、仕方ありませんね…」
  「一度陰気な性格に戻ってしまったらとうぶん陽気な性格にはなってくれませんからね…」

アポロン「……僕はサン星の神には向いて居ないんだ…」
    「先代サン星神の''ラー''とは違って僕は元々陽気じゃない…」
    「偽るのは…しんどいんだ…」

眷属「……分かってますよ、僕にも、それくらい分かります」
  「貴方が陰気臭いくらい…」

アポロン「………」

眷属「…はぁ、とにかく、早く陽気になって下さいね」
  「辛いのは分かります…でも、貴方は神なので、それは自覚して下さいね」

アポロン「………」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「数日後…」

アポロン「おはよう!アモンちゃん!」

眷属 「……あ、おはようございます、戻ったんですね」

アポロン「あぁ、俺も神だからな!職務を果たさなければ…」

アモン 「……そうですね」

アポロン「あぁ!アモンちゃん!俺は今から人間観察をする!」
    「だから話しかけないでくれ!」

アモン「はい、はい、分かりましたよ」
   「(数日前まで''僕から離れないで!!''とかほざいてたのに…)」

アポロン様はそう言うとさっそく私達人間を観察し始めました。

《詳しく説明》

アポロンは2重人格者であり、本来は暗い性格なのです。
ですが、先代ラーが面白半分でアポロンを次の神に指名したためアポロンは陽気な性格を演じないといけない羽目に…
長年陽気なもう1人の自分を演じていく内にだんだん精神状態が壊れ始め、今の2重人格者のアポロンが出来ました。

《なぜ陽気な性格を演じなければいけないのか?》

サン星の持続方法が''神が陽気である事''だからです。(星によって持続方法が違う)
初代神のラーが陽気だったため
普通は初代神の性格に似た者を次の神に選ぶのですがラーは普通ではなかった為こうなりました。
因みに、神は人間だけではなく他の動物もなれます
例えばサターン星の神、クロノスは元猫です

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

アポロン「う~ん、あれ、あそこ喧嘩してる…?」



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