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仲間たちと挑戦
第23話 新たな提案
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夕暮れ時、ハヤトが住んでいるマンションの窓から見える景色を赤く染めていた。リビングでは仲間たち5人が、久しぶりに顔を合わせていた。高層マンションの広々としたリビングは、大きな窓から街の夜景が一望でき、彼らの集まりを温かく包み込んでいた。
「久しぶりね、5人揃うのは」
星華はソファに腰掛け、コーヒーカップを手に微笑んだ。彼女の細い指は、カップの縁を優雅になぞっている。金色の髪は、いつもよりも少し短くなり、首元で軽やかに揺れていた。
「もうちょっと機会を増やしたいんだが、タイミングがな」
剛はリラックスした様子で、大きな窓際の椅子に座っていた。彼はいつものスーツ姿ではなく、カジュアルなシャツにジーンズという格好。先程からスマートフォンをチェックしているが、今日ばかりは仕事の連絡よりも仲間との憩いを優先したいと思っている。
「みんな、忙しいからな」
城介が柔らかい笑顔を浮かべながら、グラスを手に皆を見回した。そして、星華の座っている方へ視線を向けて言う。
「特に星華は、海外出張も多いだろう?」
彼の質問に、星華は少し疲れたような表情を見せながらもカップを優雅に持ち上げた。
「ええ、最近は症状の重い患者さんの治療が続いていたの。でも、ようやく一段落したわよ」
星華が答えた。彼女は大手製薬会社の研究員として働いており、その専門知識を活かして難病の治療にも関わっていた。その話をする時の彼女の目には、使命感と誇りの光が宿っていた。
「それよりも今日は、ハヤトのお祝いってことで」
莉々が、高校生らしい元気な声で言いながら、ハヤトの腕を軽く叩いた。彼女の明るい笑顔は、部屋の空気を一段と明るくする。制服からカジュアルな服装に着替えた莉々だが、その金色の髪は相変わらずポニーテールにまとめられ、元気な印象を与えていた。そしてハヤトは、少し照れくさそうに微笑む。
「おめでとう、ハヤト」
「ありがとう」
仲間たちも一斉に祝福してハヤトは照れつつ、心からの感謝を込めて応える。
「さぁ、これも」
城介が立ち上がり、冷蔵庫から取り出したシャンパンをテーブルに並べられたグラスに注いでいく。液体が注がれる音と共に、泡が弾ける様子は祝いの席を一層華やかにする。彼の手つきは無駄がなく、各グラスに均等に行き渡るように配慮している。 未成年の莉々に対しては、シャンパン風の炭酸飲料を用意して渡した。
「城介、例の品は?」
星華が期待を込めた視線で問いかける。彼女の目には子供のような好奇心が宿っていた。
「もちろん、用意してあるよ」
城介はにやりと笑うと、シャンパンと一緒に取り出した豪華な包装が施された、四角い箱を置いた。金色のリボンで飾られたその箱は、とても期待感を煽る。
「ありがとう、相変わらず仕事が早いわね」
「これぐらい、お安い御用さ」
取り出したのは、立派なケーキだった。箱を開けると、中には芸術品のような美しいケーキが姿を現した。まるで宝石箱を開けたかのように、色鮮やかなフルーツや繊細な装飾が施されていた。
「彼の情報によると、これが都内で一番美味しいケーキらしいわよ。みんなで食べましょう」
星華は嬉しそうに言った。彼女が優雅に手を動かし、ケーキをプレートに取り分けていく。
「実は私も、美味しいスイーツのお店を見つけたんです。これもどうぞ」
莉々も持参したバッグから小さな箱を取り出した。開けてみると、中には彩り豊かな小さなマカロンが並んでいた。
「学校の帰りに見つけたんです。すごく美味しかったから、みんなにも食べてほしくて」
「ありがとう」
ハヤトは笑顔で答えた。
「こんなに豪華なお祝いになるなんて思ってなかったよ」
「大事な仲間の喜ばしいことだからな。これぐらいやらないと」
剛はグラスを掲げた。
「祝杯を」
5つのグラスが、空中で優雅に触れ合い、澄んだ音色を響かせた。それは異世界での冒険を共にした彼らの絆を象徴するような、美しい瞬間だった。
ケーキを口に運び、莉々が小さく「うわぁ」と声を上げた。
「これ、すごく美味しい! 星華さん、ありがとう!」
「見つけてきてくれた城介にも、お礼を」
「ありがとうございます、城介!」
「依頼をこなしただけさ」
星華と城介は微笑んだ。
「こういう美味しいものは、やっぱり仲間と一緒だと格別だな」
「そうだな」
莉々が持参したマカロンを口にする剛に、ハヤトも同意する。
ケーキとマカロンを一緒に食べ、しばらく歓談が続いた。皆それぞれの近況を語り合った。ハヤトの新しい職場での様子、莉々のバトミントン部での活躍、城介の不動産事業の展開、星華の研究成果、剛の会社での取り組み——。
それぞれが新しい世界で見つけた居場所について語り合うことで、彼らの絆はさらに深まっていくようだった。
「今度、みんなで旅行に行きたいな」
会話の途中、ふと剛がそんな提案をした。彼の言葉に、皆の目が輝いた。
「それ、いいね」
城介が即座に賛同した。彼は既に行先を考えているかのように、窓の外を見つめながら思索にふけっている。
「予算は心配しなくていい。いい宿を押さえるぞ」
剛が言う。彼のそんな言葉の裏には、仲間と過ごす時間を何よりも大切にしたいという思いが感じられた。
「スケジュールを合わせるのが大変そうだな」
ハヤトが現実的な問題を指摘する。確かに、それぞれが異なる職業に就いている今、全員の予定を合わせるのは簡単ではない。
「でも、行ってみたい」
莉々の目が輝いた。彼女の顔には純粋な憧れと期待が表れ、その声は希望に満ちていた。
「仲間たちで旅したときの気分を味わえそう」
莉々の言葉に、皆が静かに頷いた。異世界を旅した日々の記憶が、彼らの脳裏に鮮やかによみがえる。
「それ、とてもいいわね」
星華も賛同の意を示した。
「私も休暇を取れるよう、調整してみるわ」
「休み、取れるかな?」
「なんとかするぞ」
「俺、意外と暇なんだよな」
皆が旅行の話で盛り上がる中、ふと莉々が立ち上がった。彼女の表情には、何か言いたいことがありそうな色が浮かんでいる。
「実は、旅行ともう一つ、みんなと一緒にやってみたいことがあるの」
莉々の真剣な声に、皆の笑い声が静まり、視線が集まった。
「やってみたいこと?」
ハヤトが首を傾げながら問いかける。彼の目には好奇心と温かい理解が浮かんでいた。仲間のやってみたいことは、ぜひ手伝いたい。そんな気持ち。
莉々はウンウンと頷きながら、答えた。
「みんなは、Vtuberって聞いたことある?」
「Vtuberって、バーチャルなアバターを使って動画を作ったり配信したりする人たちのことだよな?」
意外にも、剛が詳しそうに答えた。彼のこういった新しい文化への知識は、ビジネスにおいても役立っているのだろう。
「そうそう」
莉々は嬉しそうに説明する。
「アバターに自分の動きを反映させて、歌ったり踊ったり、ゲームの実況をしたり、バーチャルな空間で色んな活動をする人たちのことだよ」
説明しながら、彼女の手は熱心に動き、その情熱が言葉以上に伝わってくる。
「最近、若い子たちの間で流行ってるらしいな」
城介が言った。彼の言葉には、新しいトレンドを常に把握している情報通としての鋭さが感じられる。
「そのVtuberてのに、俺達が?」
ハヤトは少し困惑しながらも、莉々の提案に興味を示した。問いかけられた莉々の目が、遠い場所を見つめるような目をした。過去を思い出しているようだ。
「私、ずっと思ってたの。私たちって、異世界の記憶を他の人たちにも知ってもらいたいなって」
その言葉に、皆が静かになった。
「だけど、これを話して信じてもらいたいってわけじゃない。Vtuberの活動として、この記憶を語れば共有できるんじゃないかなって。物語として、私たちの思い出を語られたらいい。設定とか作り話だと思われるだろうけど、それでも人々の記憶に残る存在になれると思うんだ」
莉々はVtuberを始めようと思った理由を語った。彼女の表情は真剣で、言葉には強い思いが込められていた。
「それに、この5人で一緒に協力して何か新しいことをしてみたいと思ったんだ」
彼女は両手を広げて、皆を見回した。
「それが、このVtuberだと」
ハヤトの言葉に、莉々は再び力強く頷く。彼女の目はまっすぐにハヤトを見つめ、その中には彼を信頼する気持ちが溢れていた。
仲間たちは互いの顔を見合わせた。突拍子もない提案に戸惑いを隠せない。けれど同時に、莉々の言葉に心が揺さぶられるのも事実だった。
「なかなか面白そうね」
星華が最初に口を開いた。
「やってみたいわ」
彼女の前向きな言葉に莉々の目が輝いた。
「この世界の人達の異世界の記憶に残す、か」
城介は腕を組み、考え込むように言った。彼の頭の中では、既に実現のための様々なアイデアが浮かんでいるようだ。
「どうなるのか予想はつかないけど、チャレンジしてみる価値はあると思う」
彼は記憶に残すという部分に強く惹かれた。ハヤトの活躍を、他の者達にも知ってもらいたい。莉々の考えに同意して、そうしたいと思った。
「俺も、莉々の提案に賛成だ」
剛が力強く言い放った。
「新しいことに挑戦するのは、いつだって刺激的だからな」
最後に残ったハヤトも、ゆっくりと頷いた。
「じゃあ、やってみようか。俺たちなら、きっとうまくいく。そう信じてる」
ハヤトが仲間たちを見渡し、力強く宣言した。彼の言葉に、皆が笑顔で応じた。
「久しぶりね、5人揃うのは」
星華はソファに腰掛け、コーヒーカップを手に微笑んだ。彼女の細い指は、カップの縁を優雅になぞっている。金色の髪は、いつもよりも少し短くなり、首元で軽やかに揺れていた。
「もうちょっと機会を増やしたいんだが、タイミングがな」
剛はリラックスした様子で、大きな窓際の椅子に座っていた。彼はいつものスーツ姿ではなく、カジュアルなシャツにジーンズという格好。先程からスマートフォンをチェックしているが、今日ばかりは仕事の連絡よりも仲間との憩いを優先したいと思っている。
「みんな、忙しいからな」
城介が柔らかい笑顔を浮かべながら、グラスを手に皆を見回した。そして、星華の座っている方へ視線を向けて言う。
「特に星華は、海外出張も多いだろう?」
彼の質問に、星華は少し疲れたような表情を見せながらもカップを優雅に持ち上げた。
「ええ、最近は症状の重い患者さんの治療が続いていたの。でも、ようやく一段落したわよ」
星華が答えた。彼女は大手製薬会社の研究員として働いており、その専門知識を活かして難病の治療にも関わっていた。その話をする時の彼女の目には、使命感と誇りの光が宿っていた。
「それよりも今日は、ハヤトのお祝いってことで」
莉々が、高校生らしい元気な声で言いながら、ハヤトの腕を軽く叩いた。彼女の明るい笑顔は、部屋の空気を一段と明るくする。制服からカジュアルな服装に着替えた莉々だが、その金色の髪は相変わらずポニーテールにまとめられ、元気な印象を与えていた。そしてハヤトは、少し照れくさそうに微笑む。
「おめでとう、ハヤト」
「ありがとう」
仲間たちも一斉に祝福してハヤトは照れつつ、心からの感謝を込めて応える。
「さぁ、これも」
城介が立ち上がり、冷蔵庫から取り出したシャンパンをテーブルに並べられたグラスに注いでいく。液体が注がれる音と共に、泡が弾ける様子は祝いの席を一層華やかにする。彼の手つきは無駄がなく、各グラスに均等に行き渡るように配慮している。 未成年の莉々に対しては、シャンパン風の炭酸飲料を用意して渡した。
「城介、例の品は?」
星華が期待を込めた視線で問いかける。彼女の目には子供のような好奇心が宿っていた。
「もちろん、用意してあるよ」
城介はにやりと笑うと、シャンパンと一緒に取り出した豪華な包装が施された、四角い箱を置いた。金色のリボンで飾られたその箱は、とても期待感を煽る。
「ありがとう、相変わらず仕事が早いわね」
「これぐらい、お安い御用さ」
取り出したのは、立派なケーキだった。箱を開けると、中には芸術品のような美しいケーキが姿を現した。まるで宝石箱を開けたかのように、色鮮やかなフルーツや繊細な装飾が施されていた。
「彼の情報によると、これが都内で一番美味しいケーキらしいわよ。みんなで食べましょう」
星華は嬉しそうに言った。彼女が優雅に手を動かし、ケーキをプレートに取り分けていく。
「実は私も、美味しいスイーツのお店を見つけたんです。これもどうぞ」
莉々も持参したバッグから小さな箱を取り出した。開けてみると、中には彩り豊かな小さなマカロンが並んでいた。
「学校の帰りに見つけたんです。すごく美味しかったから、みんなにも食べてほしくて」
「ありがとう」
ハヤトは笑顔で答えた。
「こんなに豪華なお祝いになるなんて思ってなかったよ」
「大事な仲間の喜ばしいことだからな。これぐらいやらないと」
剛はグラスを掲げた。
「祝杯を」
5つのグラスが、空中で優雅に触れ合い、澄んだ音色を響かせた。それは異世界での冒険を共にした彼らの絆を象徴するような、美しい瞬間だった。
ケーキを口に運び、莉々が小さく「うわぁ」と声を上げた。
「これ、すごく美味しい! 星華さん、ありがとう!」
「見つけてきてくれた城介にも、お礼を」
「ありがとうございます、城介!」
「依頼をこなしただけさ」
星華と城介は微笑んだ。
「こういう美味しいものは、やっぱり仲間と一緒だと格別だな」
「そうだな」
莉々が持参したマカロンを口にする剛に、ハヤトも同意する。
ケーキとマカロンを一緒に食べ、しばらく歓談が続いた。皆それぞれの近況を語り合った。ハヤトの新しい職場での様子、莉々のバトミントン部での活躍、城介の不動産事業の展開、星華の研究成果、剛の会社での取り組み——。
それぞれが新しい世界で見つけた居場所について語り合うことで、彼らの絆はさらに深まっていくようだった。
「今度、みんなで旅行に行きたいな」
会話の途中、ふと剛がそんな提案をした。彼の言葉に、皆の目が輝いた。
「それ、いいね」
城介が即座に賛同した。彼は既に行先を考えているかのように、窓の外を見つめながら思索にふけっている。
「予算は心配しなくていい。いい宿を押さえるぞ」
剛が言う。彼のそんな言葉の裏には、仲間と過ごす時間を何よりも大切にしたいという思いが感じられた。
「スケジュールを合わせるのが大変そうだな」
ハヤトが現実的な問題を指摘する。確かに、それぞれが異なる職業に就いている今、全員の予定を合わせるのは簡単ではない。
「でも、行ってみたい」
莉々の目が輝いた。彼女の顔には純粋な憧れと期待が表れ、その声は希望に満ちていた。
「仲間たちで旅したときの気分を味わえそう」
莉々の言葉に、皆が静かに頷いた。異世界を旅した日々の記憶が、彼らの脳裏に鮮やかによみがえる。
「それ、とてもいいわね」
星華も賛同の意を示した。
「私も休暇を取れるよう、調整してみるわ」
「休み、取れるかな?」
「なんとかするぞ」
「俺、意外と暇なんだよな」
皆が旅行の話で盛り上がる中、ふと莉々が立ち上がった。彼女の表情には、何か言いたいことがありそうな色が浮かんでいる。
「実は、旅行ともう一つ、みんなと一緒にやってみたいことがあるの」
莉々の真剣な声に、皆の笑い声が静まり、視線が集まった。
「やってみたいこと?」
ハヤトが首を傾げながら問いかける。彼の目には好奇心と温かい理解が浮かんでいた。仲間のやってみたいことは、ぜひ手伝いたい。そんな気持ち。
莉々はウンウンと頷きながら、答えた。
「みんなは、Vtuberって聞いたことある?」
「Vtuberって、バーチャルなアバターを使って動画を作ったり配信したりする人たちのことだよな?」
意外にも、剛が詳しそうに答えた。彼のこういった新しい文化への知識は、ビジネスにおいても役立っているのだろう。
「そうそう」
莉々は嬉しそうに説明する。
「アバターに自分の動きを反映させて、歌ったり踊ったり、ゲームの実況をしたり、バーチャルな空間で色んな活動をする人たちのことだよ」
説明しながら、彼女の手は熱心に動き、その情熱が言葉以上に伝わってくる。
「最近、若い子たちの間で流行ってるらしいな」
城介が言った。彼の言葉には、新しいトレンドを常に把握している情報通としての鋭さが感じられる。
「そのVtuberてのに、俺達が?」
ハヤトは少し困惑しながらも、莉々の提案に興味を示した。問いかけられた莉々の目が、遠い場所を見つめるような目をした。過去を思い出しているようだ。
「私、ずっと思ってたの。私たちって、異世界の記憶を他の人たちにも知ってもらいたいなって」
その言葉に、皆が静かになった。
「だけど、これを話して信じてもらいたいってわけじゃない。Vtuberの活動として、この記憶を語れば共有できるんじゃないかなって。物語として、私たちの思い出を語られたらいい。設定とか作り話だと思われるだろうけど、それでも人々の記憶に残る存在になれると思うんだ」
莉々はVtuberを始めようと思った理由を語った。彼女の表情は真剣で、言葉には強い思いが込められていた。
「それに、この5人で一緒に協力して何か新しいことをしてみたいと思ったんだ」
彼女は両手を広げて、皆を見回した。
「それが、このVtuberだと」
ハヤトの言葉に、莉々は再び力強く頷く。彼女の目はまっすぐにハヤトを見つめ、その中には彼を信頼する気持ちが溢れていた。
仲間たちは互いの顔を見合わせた。突拍子もない提案に戸惑いを隠せない。けれど同時に、莉々の言葉に心が揺さぶられるのも事実だった。
「なかなか面白そうね」
星華が最初に口を開いた。
「やってみたいわ」
彼女の前向きな言葉に莉々の目が輝いた。
「この世界の人達の異世界の記憶に残す、か」
城介は腕を組み、考え込むように言った。彼の頭の中では、既に実現のための様々なアイデアが浮かんでいるようだ。
「どうなるのか予想はつかないけど、チャレンジしてみる価値はあると思う」
彼は記憶に残すという部分に強く惹かれた。ハヤトの活躍を、他の者達にも知ってもらいたい。莉々の考えに同意して、そうしたいと思った。
「俺も、莉々の提案に賛成だ」
剛が力強く言い放った。
「新しいことに挑戦するのは、いつだって刺激的だからな」
最後に残ったハヤトも、ゆっくりと頷いた。
「じゃあ、やってみようか。俺たちなら、きっとうまくいく。そう信じてる」
ハヤトが仲間たちを見渡し、力強く宣言した。彼の言葉に、皆が笑顔で応じた。
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