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11周目★(現代風:作家)
第218話 沙良ちゃんとの交流
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同じ学校に通っている沙良ちゃんは、俺よりも2歳年上だった。当然、学年も2つ上になる。
学年が違っているから学校内では会うことも少ないかもしれないと思っていたら、向こうから会いに来てくれた。
「レイラちゃん、行きましょう」
”はい。沙良ちゃん”
昼食後、昼休みの時間に教室を訪れた沙良ちゃん。彼女に呼ばれた俺は、席を立ち教室から出る。彼女と一緒に、これから学内にあるカフェテリアに向かう。そこは、生徒なら誰でも気軽に使える施設だった。
俺は、彼女のことを沙良ちゃんと呼んでいる。少し前の出来事で、本人から許可をもらったから。
”沙良ちゃん……あ”
「ん? あぁ! 私のことは、ちゃん付けで呼んで下さって結構です。その呼び方のほうが、嬉しく感じましたから。私も、これからはレイラちゃんと呼びますね」
メモ帳でコミュニケーションを取っていた頃は横大路さん、もしくは沙良さんと、丁寧に書いていた。
しかし、デバイスを使い始めて間もない頃に少し失敗してしまった。頭の中だと、そう呼んでいるので。それが思わず出てしまった。隠そうとする前に、本人に画面を目撃されてしまう。
ちゃん付けは気安い呼び方かなと思ったけれど、本人からは了承を得た。むしろ、気軽にちゃん付けで呼んでほしいという。
そんな事があって、俺は彼女をちゃん付けで呼ぶようになっていた。そして彼女も俺のことを、レイラちゃんと呼ぶように。お互いに、ちゃん付けて呼ぶような関係になったというわけだ。
カフェテリアに到着した俺たちは、飲み物を買ってから空いている席を確保する。2人で向かい合うようにして座り、世間話をする。
「最近、習い事を始めたそうですね」
”はい。合気道を習い始めました”
生まれたばかりの時に肺を痛めた俺は、激しい運動は避けるように言われていた。だけど、このまま何もしないと肺の機能がどんどん弱くなっていく。どうにかして、鍛える方法はないか。両親が色々と調べて見つけてくれたのが、合気道だった。
どうやら合気道は、呼吸法を学ぶのに良いらしい。呼吸から肺活量を鍛えることが出来るそうだ。医者にも相談して許可をもらい、習い始めた。
肺は弱いけれど、身体全部が弱いというワケじゃない。身体の動かし方も、色々と知っている。他の人に比べると、色々とアドバンテージがあった。だから、合気道を習い始めると一気に色々な技を習得してしまった。
合気道を教えてくれている先生からは、才能がありすぎると評されるほど。大会に出ることを強く勧められた。
まだ習い始めたばかりなので、ちゃんと基礎を学んでからにしましょう、と言って大会出場は先延ばしにする。もともとは、呼吸法を学ぶために始めたんだから。
そんな話を沙良ちゃんに、デバイスで伝える。
「それは凄いわね。習いたてなのに、すぐ先生に認められて大会にも出られるような実力があるなんて」
”いえ、そんな”
話を聞いた彼女は、もの凄く褒めてくれた。尊敬する眼差しを向けてくる。
「本当に凄いことよ。ちゃんと誇りなさい。そして、横大路家の者としての振る舞いを忘れないようにね」
”はい。わかりました”
自尊心を高めてくれるような言葉を、スラッと口にする沙良ちゃん。彼女自身も、それを大切にしていることが伝わってくる。まだ小さいのに、彼女こそ凄いことだと思う。
彼女は色々と気にかけてくれていた。実は、俺だけじゃなくて他の子も。庭園会のときのように、学校で馴染めているかどうか、なにか困っていることはないかを聞くために、会いに行って話をするらしい。
横大路家のため労力を惜しまず、自主的に下の子の面倒を見ている。とても立派な女の子だった。
「ところで、これについて教えてくれる?」
”どれですか?”
別の話題に移り、彼女は本を取り出して俺に見せてきた。それは英語で書かれた本だった。
読書好きの沙良ちゃんは、空いた時間に様々な本を読んでいた。海外の本も、翻訳されたものではなく、辞書を片手に原文で読もうと努力している。わからない箇所があると、俺に質問しに来た。俺が、色々な国の言語を扱うことが出ることを知っていたから。
彼女が示した箇所を確認して、教えてあげる。
”これは、英語のことわざかな。日本で言うところの急がばまわれ、ですね”
「なるほど、聞いたことがあります。ゆっくり急げの意味がようやく分かりました。ありがとう、レイラちゃん」
”いえいえ、どういたしまして”
こんな感じで、わからない箇所を教えてあげていた。それから沙良ちゃんは、また別の本を取り出して私に見せてきた。というか、どこに持っていたのか。
「ところで、この本は読みましたか? 面白いですよ」
”最近、話題になっている本ですね。知っているけど、まだ読んでいないかな”
ミリオンセラーの達成は確実だとニュースで紹介されたのを見た気がする。その前にも、彼女が好きだという作家で発売を楽しみにしていると聞いた覚えがある。
それほど、面白い本なのか。かなり興味が出てきたな。まだ手に入れてないので、早く買って読んでみよう。そう思っていたら。
「それなら、これを貸しましょう」
”いいんですか?”
「もちろん! どうぞ、読んでみて!」
”ありがとうございます。すぐに読んで感想を伝えますね”
そう言って、惜しみなく本を貸してくれた。すぐに読んで返さないといけないな。
沙良ちゃんは毎回おすすめの本を教えてくれる。俺と彼女の感性が似ているのか、紹介された本は全て面白かった。そして今日も、彼女に紹介された面白いという本を読んでみることにする。
俺も色々な本を読んで、自分の文章を書く時の参考にしていた。そんな本について紹介してくれる彼女には、かなり助けられている。
学年が違っているから学校内では会うことも少ないかもしれないと思っていたら、向こうから会いに来てくれた。
「レイラちゃん、行きましょう」
”はい。沙良ちゃん”
昼食後、昼休みの時間に教室を訪れた沙良ちゃん。彼女に呼ばれた俺は、席を立ち教室から出る。彼女と一緒に、これから学内にあるカフェテリアに向かう。そこは、生徒なら誰でも気軽に使える施設だった。
俺は、彼女のことを沙良ちゃんと呼んでいる。少し前の出来事で、本人から許可をもらったから。
”沙良ちゃん……あ”
「ん? あぁ! 私のことは、ちゃん付けで呼んで下さって結構です。その呼び方のほうが、嬉しく感じましたから。私も、これからはレイラちゃんと呼びますね」
メモ帳でコミュニケーションを取っていた頃は横大路さん、もしくは沙良さんと、丁寧に書いていた。
しかし、デバイスを使い始めて間もない頃に少し失敗してしまった。頭の中だと、そう呼んでいるので。それが思わず出てしまった。隠そうとする前に、本人に画面を目撃されてしまう。
ちゃん付けは気安い呼び方かなと思ったけれど、本人からは了承を得た。むしろ、気軽にちゃん付けで呼んでほしいという。
そんな事があって、俺は彼女をちゃん付けで呼ぶようになっていた。そして彼女も俺のことを、レイラちゃんと呼ぶように。お互いに、ちゃん付けて呼ぶような関係になったというわけだ。
カフェテリアに到着した俺たちは、飲み物を買ってから空いている席を確保する。2人で向かい合うようにして座り、世間話をする。
「最近、習い事を始めたそうですね」
”はい。合気道を習い始めました”
生まれたばかりの時に肺を痛めた俺は、激しい運動は避けるように言われていた。だけど、このまま何もしないと肺の機能がどんどん弱くなっていく。どうにかして、鍛える方法はないか。両親が色々と調べて見つけてくれたのが、合気道だった。
どうやら合気道は、呼吸法を学ぶのに良いらしい。呼吸から肺活量を鍛えることが出来るそうだ。医者にも相談して許可をもらい、習い始めた。
肺は弱いけれど、身体全部が弱いというワケじゃない。身体の動かし方も、色々と知っている。他の人に比べると、色々とアドバンテージがあった。だから、合気道を習い始めると一気に色々な技を習得してしまった。
合気道を教えてくれている先生からは、才能がありすぎると評されるほど。大会に出ることを強く勧められた。
まだ習い始めたばかりなので、ちゃんと基礎を学んでからにしましょう、と言って大会出場は先延ばしにする。もともとは、呼吸法を学ぶために始めたんだから。
そんな話を沙良ちゃんに、デバイスで伝える。
「それは凄いわね。習いたてなのに、すぐ先生に認められて大会にも出られるような実力があるなんて」
”いえ、そんな”
話を聞いた彼女は、もの凄く褒めてくれた。尊敬する眼差しを向けてくる。
「本当に凄いことよ。ちゃんと誇りなさい。そして、横大路家の者としての振る舞いを忘れないようにね」
”はい。わかりました”
自尊心を高めてくれるような言葉を、スラッと口にする沙良ちゃん。彼女自身も、それを大切にしていることが伝わってくる。まだ小さいのに、彼女こそ凄いことだと思う。
彼女は色々と気にかけてくれていた。実は、俺だけじゃなくて他の子も。庭園会のときのように、学校で馴染めているかどうか、なにか困っていることはないかを聞くために、会いに行って話をするらしい。
横大路家のため労力を惜しまず、自主的に下の子の面倒を見ている。とても立派な女の子だった。
「ところで、これについて教えてくれる?」
”どれですか?”
別の話題に移り、彼女は本を取り出して俺に見せてきた。それは英語で書かれた本だった。
読書好きの沙良ちゃんは、空いた時間に様々な本を読んでいた。海外の本も、翻訳されたものではなく、辞書を片手に原文で読もうと努力している。わからない箇所があると、俺に質問しに来た。俺が、色々な国の言語を扱うことが出ることを知っていたから。
彼女が示した箇所を確認して、教えてあげる。
”これは、英語のことわざかな。日本で言うところの急がばまわれ、ですね”
「なるほど、聞いたことがあります。ゆっくり急げの意味がようやく分かりました。ありがとう、レイラちゃん」
”いえいえ、どういたしまして”
こんな感じで、わからない箇所を教えてあげていた。それから沙良ちゃんは、また別の本を取り出して私に見せてきた。というか、どこに持っていたのか。
「ところで、この本は読みましたか? 面白いですよ」
”最近、話題になっている本ですね。知っているけど、まだ読んでいないかな”
ミリオンセラーの達成は確実だとニュースで紹介されたのを見た気がする。その前にも、彼女が好きだという作家で発売を楽しみにしていると聞いた覚えがある。
それほど、面白い本なのか。かなり興味が出てきたな。まだ手に入れてないので、早く買って読んでみよう。そう思っていたら。
「それなら、これを貸しましょう」
”いいんですか?”
「もちろん! どうぞ、読んでみて!」
”ありがとうございます。すぐに読んで感想を伝えますね”
そう言って、惜しみなく本を貸してくれた。すぐに読んで返さないといけないな。
沙良ちゃんは毎回おすすめの本を教えてくれる。俺と彼女の感性が似ているのか、紹介された本は全て面白かった。そして今日も、彼女に紹介された面白いという本を読んでみることにする。
俺も色々な本を読んで、自分の文章を書く時の参考にしていた。そんな本について紹介してくれる彼女には、かなり助けられている。
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