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45話
しおりを挟む「半年ぐらい前に大公殿下の視察の警備のチェックに、大公殿下が立ち寄る場所を回っていた。視察途中で休憩される予定の宿屋の貴賓室に不釣合いな奇妙な置物があってな…それがどうにも引っかかって撤去したんだが…」
「その時に触れたか…」
「あぁ、手に取った」
ちょっと待て。
その置物に呪いの仕掛けがあったとしても、触れないと意味がなくね?
んな、奇妙な置物を大公が触れることはないんじゃないか?
寧ろアルベルトさんが不審に思って触れると想定して置かれたって考えた方がいいような…。
「あの、失礼と思いますが、大公殿下がそれに触れる可能性は高かったということですか?」
「あぁ、あの方は好奇心旺盛で妙な物や変わった物がお好きでね。高確率で触れていたと思うよ」
と、すれば…やはり大公が標的なのか。うーん…。
どういう理由で、大公に呪いをかけようとしたのかはアルベルトさんもエンリケさんもおおよそ検討がついているんだろう。
それ以上語ろうとしないのは、アデリア王国の騎士であるオロフがこの場に居るからってのもあるだろうなぁ。
そりゃさ、お家事情を他国に知られたくはないわな。
俺も詳しく聞こうとは思わないし、聞きたくもない。
下手に首を突っ込んで巻き込まれるのは、正直御免だ。
「仕掛けた首謀者を特定するのは、容易ではないか…」
「そうだね。例えその置物が手元にあったとしても、実行した共犯者に辿り着けるかどうか…私は呪術師ではないからね…」
ありゃ、2人共腕組みして考え込んじゃたよ。
要は黒幕とその手先がわかりゃいいんだろ?
確かに正攻法で黒幕まで辿り着くのは難しいけど、他のやり方だと意外と簡単なんだよなぁ。
それは俺がやればいいだけだ。
折角の居場所を荒らされそうになったのは全くもって許し難い。
その報復はしっかりと受けて貰う。
どういう経緯であれ、やられたらやり返す。
目には目を、歯に歯をだ。
「どんな方法でも良ければ、首謀者と共犯者は特定は出来ます。但し、その首謀者と実行犯の生死はどうなるかわかりませんが…お二方のご判断にお任せします」
駄目って言われても、こっそりやっちゃうけどな。
「危険ではないのか?スルジュ…君が危険を冒してまですることではない…」
「そうだね。君が危険な目に遭うのは不本意だよ」
「御心配には及びません。ある物をあるがままにお返しするだけですので。旦那様が身代わりであれ何であれ、害されたのですから同じ害を受けるのは当然です。人を呪わば穴二つ…それを理解出来ない輩には勉強して頂く良い機会です」
「それ…勉強と言う名のお仕置き…」
ボソっと呟くオロフの小声に、思わずその頭にゴチンと拳を落とす。
「痛い…」
「「「……」」」
シーンと静まる書斎。
オロフ以外の視線がさっきとは別の意味で俺に向けられて刺さってくる。
あぁ、やらかした…俺、やらしかしました。
だから…こいつが居るのが嫌だったんだよ…。
どうしよ…。
曲がりなりにもこいつは貴族位を持った騎士だ。殆ど無意識でどついてしまった…それも人前で。
よしっ、無かったことにしよう。
それしかないっ。
「ですから、お二方でご判断して下さい」
あたかも何も無かったように澄まし顔ですっとぼける。
「あ、えっと…事情が事情なので…公にはしたくない。が、何処ぞの阿呆がまた同じ真似をしでかしても困る。そうだよね?アルベルト」
「あ、あぁ…そうだな」
「首謀者及び共犯者はどの道処分される。それが早いか遅いかのだけだしね…スルジュ君に危険が及ばないとなれば、私としてはお願いしたい」
「良からぬ事を企む輩への見せしめにもなるか…どうせあれらは繋がっているだろうしな…スルジュ、頼めるか?」
よしよし。上手くスルー出来た…ことにしよう。
それに2人の承諾も得たしな。
「かしこまりました。では、早速…と言いたいのですが…皆様、余計な詮索はご遠慮お願い頂けますか?特にサーラス様」
にっこりと微笑んでエリート眼鏡に念押ししたら、案の定不服そうに口を尖らした。
「わかった。君には色々と聞きたいことだらけなんだけどね…今回はアルベルトを助けてくれたのだし、首謀者も特定してくれるんだ。何も聞かないとしよう」
「流石、サーラス様。ご理解頂けたようで何よりです」
壁際から移動して、ローテーブルを挟んでアルベルトさんの正面に立つ。
アイテムボックスから呪いの核入りのガラス瓶を取り出すと、瓶の中では3つの黒いモヤモヤは瓶の底を這いずり蠢いている。
一堂が一斉に表情を曇らせた。
オロフだけは鼻をハンカチで押さえている。相当臭いがするようだ。
そりゃこれだけ禍々しいもんを見りゃ、いい顏は出来ないわな。
「それが呪いの核かい?初めて見るが…何とも…言い難い程の禍々しさだね…君、それを素手で掴んだんだろ?到底ただじゃ済まないだろ…どうしたら…」
「キケ、詮索はするなと言われたのを忘れたか?」
「そうだったね…すまない」
少しでも疑問に感じたら聞かずにはいられない、その探究心…。いいんだか悪いんだか。
昔、血盟にも居たんだよなぁ…こいうタイプの魔術師。
はぁ…ホント、苦手だ。
あいつもそうだったけど、基本人は悪くはないからまだいいけどさ…。
「フリオさんは旦那様の近くに立って下さい。オロ…レーヴ様、念の為に結界をお願いします」
やべ、名前で呼びかけそうになった。
「はい、スル…ジュ。わかりました」
ソファーから立ち上がって、右手の指先ですらすらと宙に結界魔法陣を描いていく。
昔教えた結界魔法陣をちゃんと覚えていたことに、ちょっと感心する。
結界の出来栄えもなかなかいい、上出来だ。
上出来なんだが…。
な・ん・だ・が……俺まで結界内に入れてどうする…。
イラッ。
「はい、レーヴ様。やり直しです」
「駄目?」
「駄目です」
「ちゃんと出来た。何処が駄目?」
わかってないのか…あぁ、もうっ!
「出来はいいですが、他は及第点以下です。貴方、ちゃんと状況を理解していますか?このお頭はお飾りですか?」
「スルジュ、口が過ぎる。立場を弁えなさい」
あ、そうだった。
俺としたことが…相手がオロフだとついつい言い過ぎてしまった。
立場、立場っと。
「失礼致しました、レーヴ様。お許し下さい」
オロフに向き直り頭を下げて謝罪する。
それを止めようとしたオロフには、目配せで「よせ」と伝えると、理解出来たらしく動きを止めた。
「えーと…どうも今日のスルジュ君は、珍しくご機嫌斜めのようだね。スルジュ君、良ければ私が結界を作ろうか?」
俺が不機嫌な元を作ったのが自分と自覚しているのか、エンリケさんがさり気なくフォローを入れてきた。
そこまで不機嫌じゃないんだけど、エリート眼鏡なりに気遣っているんだろう。
「いいえ、レーヴ様にお願いします。少し離れますから、私を結界の範囲に入れないようにして下さい」
「あ…はい、わかりました」
やっと理解出来たようで何より。全く手間がかかる奴だ。
再び結界魔法陣を描きあげると、今度は上手く俺を範囲から外して結界を張った。
出来栄えはどうかとばかりに視線を送ってくるオロフに、頷いて返すと銀色の尻尾をぶんぶん振っている幻がまた見えた…。
俺…相当お疲れ…ってことにしておこう…。
蓋の封印を破って開けて瓶の中に右腕を突っ込んで、呪いの核に指先が触れると指先に吸収されるみたいに消える。
ステータス画面を出して、予め状態異常無効をオフにしていたから自分がちゃんと呪いを受けたのか確認をする。
OK、ちゃんと髑髏マークは付いている。
結界内では4人がそれぞれ言葉を無くし、結界内のギリギリまで寄って真っ青な顔で俺を見ている。
笑って手を振り大丈夫アピールしてから、 呪術師のスキル『呪詛返し』を発動。
発動と同時に呪いが体内から放出され、その反動で身体が壁へと飛ばされ、これでもかっ!てぐらいに背中を打ちつける。
一瞬、息が詰まったぐらいでダメージはそれ程ない。
放出された呪いの核が書斎の天井辺りで少しぐるぐる回り、そして跡形も無く消えていった。
書斎に充満した穢れを浄化すれば、これで終わりだ。
壁に凭れたまま枢機卿の範囲スキル『浄化』を使うと、書斎全体が柔らかい光に包まれて穢れが消えていく。そして、俺の穢れも消えていく。
これって人にも有効だと知って、少し得した気分になる。
「終わりました。もう結界を解いて頂いても大丈夫です」
結界が解かれると、直ぐ様オロフが駆け寄って抱きつこうして来たのをスッと身を躱して避ける。
「なんて無茶をするんだ…十分過ぎる程危険じゃないかっ!!何を考えているんだ!!」
いきなりアルベルトさんに怒鳴られた。
いや、別に怒鳴らなくてもいいじゃん。
全然平気なんだしさ。
何を言っいるんだとポカンとしてアルベルトさんを見ていると、それが気に入らなかったのか、詰め寄って来ようとしたのをエンリケさんが止めた。
「アルベルト、落ち着け。落ち着くんだ。スルジュ君、何をしたのかぐらいの説明はして貰えるんだよね?」
「はい、簡単に申しますと呪いを共犯者の呪術師にお返ししただけです。元のままでは私の気がすみませんから倍返し以上にはしてますので、首謀者にも呪いが行くでしょう。2、3日程で呪いの効果が出る筈です。効果が出れば何かしらの事件を間違いなく起こします」
「知りたい処は教える気はないってことか…。知らなくていいことは知らない方が身の為って意味なんだろうね。話を戻すが、これから数日の間に事件を起こした者が首謀者なり共犯者と思えばいいのか…なるほど」
いずれ全部聞きいてきそうだ。ここは最初から教えてやる気はないとキッチリ線引きをしておく必要がある。
「共犯者の呪術師は跳ね返った呪いの衝撃で既に死んでいるかもしれませんが…あ、口封じで首謀者の手に掛かって既に死んでる可能性もありますね」
もし既に死んでいるなら、ワンクッション無しのダイレクトで首謀者に跳ね返っている筈。
だとすれば、首謀者は衝撃で死んでるかも。
だけどそれは因果応報。死んでも仕方ない。
俺は聖人君子じゃないから、自分の手を汚さないで呪いを仕掛けてくるような輩にかける慈悲なんて欠片も無し、同情もしない。
「その場合は、本日急死した人物が首謀者です。心臓発作が死因とされる筈です」
「わかった。直ぐに調べるよう手配しよう。スルジュ君の協力には感謝するが…もうあの様な真似はしないで欲しいね。見ている方が心臓に悪いのでね」
「そうですね、心に留め置きます。後は旦那様とサーラス様でご随意にどうぞ」
俺の出番はこれで終わり。
後は2人が上手く対処して行くだろ。なんせあのエリート眼鏡がいるんだ、上手く行かない訳がない。
これでまたのんびり出来るってもんだ。
「わかった。これからエンリケとこれからの事を話し合う。フリオとスルジュは下がってくれ。それとレーヴ卿、申し訳ないが…」
「私は言われずともお邪魔でしょうから帰りますが…少しの時間スルジュと話がしたいので…彼をお借し願いたい」
「…スルジュが…そうしたいなら、私は構わない」
んー…折角のお言葉だ、甘えようかな。
ちゃんとオロフと話をしておかないといけないしなぁ…。
それに色々と聞きたいこともある。
「では、そうさせて頂きます」
「え…あぁ、そうか…なら、今日はもう仕事はいい。レーヴ卿と過ごすといい。フリオ、構わないか?」
「はい。旦那様がそれで良いと言うのであれば…一向に構いませんが……はぁ…」
ん、はて?
アルベルトさんは何故に落ち込んだ暗い顔をするんだ?
んでもって、フリオさんは何故に溜息を吐く?
ま、いいや。
何かあれば言ってくるだろうし、気にしないでおこう。
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