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南方諸国編
126 南方諸国へ-「セルー島」-妖精の国1
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俺の説明を受けたナエル・シュゼール王は、昼食後自室に引っ込んでいたのだが、しばらくしてふらっと戻って来た。
ショックが大きかったのか、どこか正体のない様子だ。ちょっと可哀相だったので飛行船の速度を落として時間をかけて航行しているのだが、あまり回復してないようだ。
とっとと行ったほうが良かったか?
「やぁ! 元気かい? 昼飯も食ったし、もうすぐ目的地だ! わくわくするな!」
ピステルが妙に元気だ。こいつ、こんな奴だったっけ?
「お前、そんな嫌みなこと言うと嫌われるぞ。元気な訳ないだろ?」
「何を言う、こういう時は普通にしてあげたほうがいいんだよ」
どうも、ピステルなりに考えてのことらしい。
「お前のそれは普通じゃないだろ」
「そうかな? 人間としては普通だよ。人間としては」
「だから、そういうことを……」
その言葉に、ピクリと反応するナエル王。
「ピステル殿、思い出させないで欲しいのだが」
「ほれ見ろ。言わんこっちゃない。まぁ、でも現実は受け止めないとな!」
「リュウジ殿、受け止めきれない場合もあるということをご考慮願いたい」ナエル王は、消え入りそうな声で言った。
「兄様、大丈夫です! 私も乗り越えました!」おお、シュリは優しいな!
「うん? そうか。そうだったな。よし、頑張るか!」ナエル王、ちょっと復活。
「神力パワー百パーセントです」とシュリ。
「いや、私に神力ないから」ナエル王、再び意気消沈。
しばらく、そっとしとこう。
* * *
ナエル王には悪いが、ヨセムを飛び立って西に千二百キロメートル、南に五百キロメートルほど、つまり二時間弱で飛行船は目的地に到着した。
南方諸国で最初の島である。
南方諸国は大きく六つの島から成っているが、中でもここは最も北に位置している。その最北端は、ほぼ赤道直下にあって過酷な島とも言える。
島の形はやや縦長で、南北に五百キロほどある。
島と島の間の海域は比較的浅く、海水面の水位によっては一つの大陸だったのではないかと思われる。
俺達はいつものようにゆっくりと下降していった。
* * *
初めて南方諸国の島に着いたということで、降りた後は慎重に周りの様子を伺った。
見ると、そこは南国の花が咲き乱れる美しい楽園だった! さらに南国のフルーツが溢れ、妖精が飛び交い……ん? 妖精?
「リュウジ殿。あれは何だろうか?」
着陸した飛行船の展望室から外を眺めていたナエル王が力なく言った。
身を屈めて窓のふちに隠れてもバレバレだと思うのだが姿は見せたくないのか? まぁ、俺も付き合って隠れているんだが。
「俺に聞かれても困る」てか、俺が聞きたい。
「リュウジ殿。先ほどの話もだが、何故こう信じがたいことが起こるのだろうか?」
いや、俺はお前の人生のナレーターではないから知らんぞ。
「さぁ~? これは俺にも分かりませんね」
俺も信じられないものを見ている。これは俺のせいじゃない。
「あれは、妖精……」
「いや、そんな筈ありません! ここは、おとぎの国じゃないんです!」俺はきっぱり言う。ちゃんと、言っとく。釘を指しておく。
「いや、でも、神様はいました!」ナエル王も食い下がる。
「いや、神はいます。使徒もいます。でも、魔王はいません。妖精もいません」
「では、あれは何でしょう?」それが問題だ。一体何だろう?
ー ううん、これは、妖精っぽい何かね?
ー 遠目で見た時は、派手な鳥みたいなのがいるなぁとは思ったんだが。
ー 南国鳥とか?
ー そう。これ、やっぱり魔法で飛んでるよね?
ー そうね。神力じゃないわね。
ー 悪い奴らじゃないとは思うけど?
ー 多分ね。話せるのかしら?
ー 小さいし、どうかな?
ー サイズはバラバラみたいだけど。大きくても三十センチくらかな?
ー そうなんだ。
とりあえず、目の前で飛び交っている派手な装いの妖精みたいな種族は鳥ではないらしい。
で、魔法の羽のようなものを展開して飛んでいた。多分、防御フィールドを独自に変化させたものじゃないかと思う。空気の揺らぎで多少光が屈折するので透明な羽に見えるだけだ。
そう考えて見れば体のサイズ以外に特異なものはないとも言える。
俺達を気にせず、せっせと南国フルーツに群がっている。
「たぶん、魔法を使う小人族のようなものかと」
「なるほど」
「とりあえず、フルーツを収穫している最中みたいなので、そっとしときましょう」
俺達は、妖精っぽい一団をそのままに、その後ろから現れた人たちと会話することにした。
「あなたたちは、だれですか?」
一応、言葉は通じるようだ。まぁ、言語圏が同じだからな。
「おとこは、ここへははいれません」
ピステルがタラップから降りて会話をしようと前に出たら、即ダメ出しされた。
確かに、見ると代表と思われる一団は女性ばかり十人ほどだった。
何ここアマゾ〇ス? それにしては普通の服装……でもないな。おそろいの服装だ。特定の職業っぽい。
「私が行くわ」
「我も、行こう」
「では、私も」
椎名美鈴が前に出て、ミゼールとアリスも続いた。
「わかりました、お願いします」そういって、ピステルは戻って来た。
しばらくの間、女だけで話し合いが続いた。
「リュウジ殿、あの揃いの服装をした女性は何者でしょうか?」ナエル王が疑問を口にする。
「どうも、口ぶりからすると、この辺りを管理している人間のようですね」
ところが、いきなりその一団がひれ伏した。
何これ、何があった?
すぐにアリス達が戻って来た。
「ごっめーん、女神だってバレちゃった」とアリス。速攻でバレたんかい!
「なんでだ?」
「それがね~っ。おいでっ」アリスが呼ぶと、後ろから例の妖精族の一人がふわふわ飛んできた。
「コンニチハ」じゃべれるんじゃん。っていうか、よく見るとアリスそっくり。
「ええっと、アリスの子供?」
「何言ってんの! そんなわけないでしょ?」
ー 隠し子かと。
ー 怒るわよ。っていうか、出来るもんなら作ってみたいわよ。
ー ごめんって。でも、なんでそっくりなんだ?
ー それがね~、この妖精族は昔から魔法を使えたみたいなんだけど。
ー えっ? それって魔法共生菌と共生してるの?
ー たぶんね。
ー 全員だよな。適性があるのかな。
ー さぁ? それで、その状態で健美パラメータを変更したから、私に似てしまったみたい。
ー もともと妖精族がアリスに似てるだけなんじゃないか?
「女神アリス様とそのマスターのリュウジ様御一行を心より歓迎いたします。神様の再来は私どもの願いであり、これ以上ない誉です」
代表者の中でも年長者と思われる女性が言った。なんだ、普通に話せるじゃん。あ、こっちが話せないと思ってたのか?
それはそうと、再来?
俺達はアリス妖精とアリス民族みたいな一団に迎えられて、彼女たちの住処に案内された。
* * *
俺達がたどり着いた島、「セルー島」は『妖精族のいる神聖な島』だった。しかも、ここは妖精族と女性神官だけが住んでいる地域だった。
ただ、島と言っても九州くらいあり、さすがにセルー島全部が男子禁制というわけではないらしい。ここに来た時に収穫していた桃に似た南国フルーツが生えている、この一帯が妖精族の住処らしく、ここだけが保護区のようになっているとのこと。
俺たちは、いきなり保護区に着陸してしまったようだ。
「私は、神官のセルナと申します。どうぞ、こちらでお寛ぎください」
セルナという最上位神官は神殿に隣接する接客の間に俺達を案内した。この神官は特に若いというほどではないが二十歳前後のようだ。
「妖精族は古来から魔法が使える種族で、私たち神官が守っているのです」
聖なる種族を守る女官だったようだ。
「ここにしか、妖精族は居ないのですか?」
「はい、聖果実ラームがここでしか育ちませんから。妖精族はこのラームしか食べません」
なるほど食物に依存してるのか。
ショックが大きかったのか、どこか正体のない様子だ。ちょっと可哀相だったので飛行船の速度を落として時間をかけて航行しているのだが、あまり回復してないようだ。
とっとと行ったほうが良かったか?
「やぁ! 元気かい? 昼飯も食ったし、もうすぐ目的地だ! わくわくするな!」
ピステルが妙に元気だ。こいつ、こんな奴だったっけ?
「お前、そんな嫌みなこと言うと嫌われるぞ。元気な訳ないだろ?」
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「お前のそれは普通じゃないだろ」
「そうかな? 人間としては普通だよ。人間としては」
「だから、そういうことを……」
その言葉に、ピクリと反応するナエル王。
「ピステル殿、思い出させないで欲しいのだが」
「ほれ見ろ。言わんこっちゃない。まぁ、でも現実は受け止めないとな!」
「リュウジ殿、受け止めきれない場合もあるということをご考慮願いたい」ナエル王は、消え入りそうな声で言った。
「兄様、大丈夫です! 私も乗り越えました!」おお、シュリは優しいな!
「うん? そうか。そうだったな。よし、頑張るか!」ナエル王、ちょっと復活。
「神力パワー百パーセントです」とシュリ。
「いや、私に神力ないから」ナエル王、再び意気消沈。
しばらく、そっとしとこう。
* * *
ナエル王には悪いが、ヨセムを飛び立って西に千二百キロメートル、南に五百キロメートルほど、つまり二時間弱で飛行船は目的地に到着した。
南方諸国で最初の島である。
南方諸国は大きく六つの島から成っているが、中でもここは最も北に位置している。その最北端は、ほぼ赤道直下にあって過酷な島とも言える。
島の形はやや縦長で、南北に五百キロほどある。
島と島の間の海域は比較的浅く、海水面の水位によっては一つの大陸だったのではないかと思われる。
俺達はいつものようにゆっくりと下降していった。
* * *
初めて南方諸国の島に着いたということで、降りた後は慎重に周りの様子を伺った。
見ると、そこは南国の花が咲き乱れる美しい楽園だった! さらに南国のフルーツが溢れ、妖精が飛び交い……ん? 妖精?
「リュウジ殿。あれは何だろうか?」
着陸した飛行船の展望室から外を眺めていたナエル王が力なく言った。
身を屈めて窓のふちに隠れてもバレバレだと思うのだが姿は見せたくないのか? まぁ、俺も付き合って隠れているんだが。
「俺に聞かれても困る」てか、俺が聞きたい。
「リュウジ殿。先ほどの話もだが、何故こう信じがたいことが起こるのだろうか?」
いや、俺はお前の人生のナレーターではないから知らんぞ。
「さぁ~? これは俺にも分かりませんね」
俺も信じられないものを見ている。これは俺のせいじゃない。
「あれは、妖精……」
「いや、そんな筈ありません! ここは、おとぎの国じゃないんです!」俺はきっぱり言う。ちゃんと、言っとく。釘を指しておく。
「いや、でも、神様はいました!」ナエル王も食い下がる。
「いや、神はいます。使徒もいます。でも、魔王はいません。妖精もいません」
「では、あれは何でしょう?」それが問題だ。一体何だろう?
ー ううん、これは、妖精っぽい何かね?
ー 遠目で見た時は、派手な鳥みたいなのがいるなぁとは思ったんだが。
ー 南国鳥とか?
ー そう。これ、やっぱり魔法で飛んでるよね?
ー そうね。神力じゃないわね。
ー 悪い奴らじゃないとは思うけど?
ー 多分ね。話せるのかしら?
ー 小さいし、どうかな?
ー サイズはバラバラみたいだけど。大きくても三十センチくらかな?
ー そうなんだ。
とりあえず、目の前で飛び交っている派手な装いの妖精みたいな種族は鳥ではないらしい。
で、魔法の羽のようなものを展開して飛んでいた。多分、防御フィールドを独自に変化させたものじゃないかと思う。空気の揺らぎで多少光が屈折するので透明な羽に見えるだけだ。
そう考えて見れば体のサイズ以外に特異なものはないとも言える。
俺達を気にせず、せっせと南国フルーツに群がっている。
「たぶん、魔法を使う小人族のようなものかと」
「なるほど」
「とりあえず、フルーツを収穫している最中みたいなので、そっとしときましょう」
俺達は、妖精っぽい一団をそのままに、その後ろから現れた人たちと会話することにした。
「あなたたちは、だれですか?」
一応、言葉は通じるようだ。まぁ、言語圏が同じだからな。
「おとこは、ここへははいれません」
ピステルがタラップから降りて会話をしようと前に出たら、即ダメ出しされた。
確かに、見ると代表と思われる一団は女性ばかり十人ほどだった。
何ここアマゾ〇ス? それにしては普通の服装……でもないな。おそろいの服装だ。特定の職業っぽい。
「私が行くわ」
「我も、行こう」
「では、私も」
椎名美鈴が前に出て、ミゼールとアリスも続いた。
「わかりました、お願いします」そういって、ピステルは戻って来た。
しばらくの間、女だけで話し合いが続いた。
「リュウジ殿、あの揃いの服装をした女性は何者でしょうか?」ナエル王が疑問を口にする。
「どうも、口ぶりからすると、この辺りを管理している人間のようですね」
ところが、いきなりその一団がひれ伏した。
何これ、何があった?
すぐにアリス達が戻って来た。
「ごっめーん、女神だってバレちゃった」とアリス。速攻でバレたんかい!
「なんでだ?」
「それがね~っ。おいでっ」アリスが呼ぶと、後ろから例の妖精族の一人がふわふわ飛んできた。
「コンニチハ」じゃべれるんじゃん。っていうか、よく見るとアリスそっくり。
「ええっと、アリスの子供?」
「何言ってんの! そんなわけないでしょ?」
ー 隠し子かと。
ー 怒るわよ。っていうか、出来るもんなら作ってみたいわよ。
ー ごめんって。でも、なんでそっくりなんだ?
ー それがね~、この妖精族は昔から魔法を使えたみたいなんだけど。
ー えっ? それって魔法共生菌と共生してるの?
ー たぶんね。
ー 全員だよな。適性があるのかな。
ー さぁ? それで、その状態で健美パラメータを変更したから、私に似てしまったみたい。
ー もともと妖精族がアリスに似てるだけなんじゃないか?
「女神アリス様とそのマスターのリュウジ様御一行を心より歓迎いたします。神様の再来は私どもの願いであり、これ以上ない誉です」
代表者の中でも年長者と思われる女性が言った。なんだ、普通に話せるじゃん。あ、こっちが話せないと思ってたのか?
それはそうと、再来?
俺達はアリス妖精とアリス民族みたいな一団に迎えられて、彼女たちの住処に案内された。
* * *
俺達がたどり着いた島、「セルー島」は『妖精族のいる神聖な島』だった。しかも、ここは妖精族と女性神官だけが住んでいる地域だった。
ただ、島と言っても九州くらいあり、さすがにセルー島全部が男子禁制というわけではないらしい。ここに来た時に収穫していた桃に似た南国フルーツが生えている、この一帯が妖精族の住処らしく、ここだけが保護区のようになっているとのこと。
俺たちは、いきなり保護区に着陸してしまったようだ。
「私は、神官のセルナと申します。どうぞ、こちらでお寛ぎください」
セルナという最上位神官は神殿に隣接する接客の間に俺達を案内した。この神官は特に若いというほどではないが二十歳前後のようだ。
「妖精族は古来から魔法が使える種族で、私たち神官が守っているのです」
聖なる種族を守る女官だったようだ。
「ここにしか、妖精族は居ないのですか?」
「はい、聖果実ラームがここでしか育ちませんから。妖精族はこのラームしか食べません」
なるほど食物に依存してるのか。
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