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10:j党でなくてはいけない理由

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※個人の見解で述べております。

 突然ですが、私はJ党支持者です。

 こう言うと必ず「なんでJ党なんか支持してるの?」と聞かれるんですが、別に好き嫌いで選んだり妄信してるわけではありません。ただ、応援するべき政党が他にないんですよ。皆さんにはそれぞれ自分の考えにあった政党がおありでしょうが、少なくとも私は他党が政権を取った際、J党政権時よりも日本が良くなる事はないと考えております。

 長い間政権与党にいたためにしがらみが多く、中だるみや腐敗があるのも事実。ですが戦後50年以上かけて日本を作ってきた事に変わりはなく、J党の全てを否定して現状をぶっ壊した結果、間違いなく被害を被るのは我々国民です。
 だからJ党の功績を正当に評価しつつ、本当の問題点を指摘して変えるべきところを変えていく。これをやらずにマスコミが作り上げた悪者のJ党 (フィクション)を叩いてるだけの他党に、本気で日本が良くできると信じてるんですかって話。


 ではJ党のいいところとはどこなのか? 
 それは国家の危機において、国民を迅速に救うのに最も必要な経験とコネを持っている事。東日本大震災で原発事故の後、元総理らが中東へ赴いたと。総理経験者ですから、当然J党の重鎮です。何をしに行ったのかと言えば、原発停止中は火力発電になりますから石油を融通してもらうための外交ですよ。M党はコネがありませんからJ党が動くしかなかったんです。

 また、政権交代後にJ党議員の秘書の方と話す機会がありまして、あまりにも支持率が酷いのでここで党名を変えてはと言った事があります。それに対する返答はこうでした。

「党名はブランドですから」

 当時は意味が分かりませんでしたが、今の名前をコロコロ変えている他党を見ていると分かります。彼らは自分たちの失敗をなかった事にしている。M党政権の問題点を追及されると「今はM党じゃありませんから」と責任逃れをします。それが通るなら国民は看板しか見てないバカだと言ってるようなものです。まあ、J党議員が問題起こしたから次は他党にしようと投票したら、離党した本人だったなんてオチもよくあるみたいですし。
 ともかく政党が解体されれば、今まで積み上げてきた信頼や実績も、また一からやり直しになる。少なくとも海外ではぽっと出の政党なんて舐められますから。


 党内にはいくつもの派閥や支持母体があり、思想も人ぞれぞれでトータルで言えばJ党は中道左派です。(マスコミから見れば右翼でも、真正保守の方々にしてみれば左寄り。つまりどっちからも叩かれる)
 故に極端に偏る事なく、いい意味でも悪い意味でも独裁を防いでいる。だから変化は物凄く緩やかだけど何も変わってないわけじゃない。だから「どうせ政治家なんて誰を選んだって同じ」「本当に国を思っている政治家なんていない」とか言ってる人はマスコミに与えられた情報だけで実際に自分で調べてはいないんですよね。

 保守層の中にもJ党の保守系議員に対して「離党すればいいのに」とよく言う人がいます。でも他党じゃ議席数が全然足りてない上に選挙では保守同士で票の食い合いになってるのがどうも……
 それに圧倒的な力を持っているJ党に保守がいなくなれば、内部が反日勢力に速攻で食われるんですが、本当にそれでいいんですか? J党はもうダメだと見放したら日本は終わるんで、私はお灸を据えるのではなく尻を蹴っ飛ばすために支持という立場を取っています。

 あとはまあ、政治家以上にマスコミが信用ならない。同じ不祥事でもJ党の時は鬼の首獲ったように叩き潰してくるのに、M党政権時ではニュースで一瞬触れられた程度で流される度に「J党だったらこんなもんじゃ済まなかった」は四年間の合言葉でもありましたよ。口蹄疫の時なんて政府とマスコミがグルになって一ヶ月もパンデミックが隠蔽されてましたからね。

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