大マスコミカルト教

12:マスコミを介さない政治家との交流

　M党からの政権奪取前、J党は「J-NSC」なる組織を立ち上げました。広報ボランティアを党でサポートし、情報を主にネットで発信していくのですが、これによりJ党支持者は具体的にどう動くべきかを可視化できるようになりました。
　入党すれば機関誌も貰えるんですが、お金かかるし正直そこまででもないという人も、自分にできる範囲で気軽に手伝いができる感じです。でも参加者の中に宗教法人マジックマッシュルーム（※仮名）の信者が入り込んでるって話も出てて早くも不穏でしたが……名前からして信者は毒茸愛飲党（※仮名）支持なんじゃないかと思うんですが、やっぱり影響力を増すためカルトはどこにでも入り込むみたいです。ちなみに例の宗教の話題は当時欠片も出ませんでした。
　初期はたまに党本部で集いを行って、総裁その他の議員と直近の活動についてやり取りもしてたなぁ。帰りに入党手続きも受け付けてて当時の推薦議員がガッキーとローゼン閣下だったけど、手持ちと帰りの時間の関係で泣く泣く諦めた。本当もったいない事した……
　余談ですが、J-NSCの発起人からロゴをデザインしてみないかと誘われ、一応考えていたんですが今見たらなんかきもかったんで没にして良かったですｗ

　その一環として池袋ツアーが組まれ、トキワ荘などを見学してきました。テラさんの息子さんという方からチューダー飴をいただいたのですが、なかなかおいしかったです。「まんが道」に登場するラーメン屋の扉に原稿が貼り出されてて、町全体で漫画文化を保護していこうという気概が感じられましたね。
　ゲストとして「島耕作」の作者も呼ばれていて、興味深い話も聞けました。韓国の映像業界では元漫画家が多いとか…裏を返せば隣国では漫画家は厳しい状況に置かれていて辞めていく人も多い。日本もちゃんと保護しないと他人事ではないと。ローゼン閣下の政策でマスコミから「国立漫画喫茶」とか叩かれて潰されたのもあるから、国が守るべきサブカルチャーについて考えさせられる体験でした。

　ちなみにこの時の案内人は現在都知事してる人なんですが、今でこそJ党をボロクソ言ってますけど当時は完全に広告塔に徹していて、離党した時のあまりの変わり様に戦慄しましたｗ「島耕作」作者との対談でも、漫画のヒロインのモデルにしたと言われ、後からWikiを見て「え、この人！？」とびっくりしました。
　他にも「国会で野次がうるさいからやめるべきじゃないか」という指摘に「あれも必要」と答えたり、「（池袋で）若いお嬢さんが大勢キャリーバック引いてた」とオタク的に反応に困る事言ってましたが、思い返せばどこまで本気だったのか……