任務遂行!ヤらせていただきます!

亀野内アンディ

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甘い拷問

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「おい!お前は誰に命令されて王太子を狙ったんだ!答えろ!」 

「⋯⋯」 

もうこのまま死んでもいいかもしれない。俺の人生は何一ついい事なんてなかった。 

『あなたさえいなければこんな生活にならなかったのよ!』『年々あの男に似るわね。本当に最低』『またあの女に居場所がバレたわ。逃げなきゃ』『どうして同じ男の子供なのに私達はこんな生活しなくてはならないのよ』『あなたも将来あの汚いプレイをするのかしらね?』 

ひもじい生活の中、普段は大人しい母が時々起こすヒステリー。自分の何が悪いのか分からなかったが、成長した自分にその理由がわかる日が来た。 

それは新聞に書かれていた『王太子はブドワ王女との婚約を蹴り、愛する人と婚約』だった。 

「はぁ?さすがクソ男の血ね。国益より下半身に忠実なのね。どうせその恋人に掘ってもらってるんでしょ?他国の王女じゃ頼めないものね。そっくりだわあの男と。あの女は子育てにおいては無能だったんじゃない」 

始めは何を言っているのか分からなかったが、考えれば考えるほど理解した。俺の父親は⋯⋯何不自由なく過ごしている血を分けた男にもムカついた。貧乏な母子家庭で何度も夜逃げの様に引っ越し、欲しい物も欲しいと言えない子供時代。朝から晩まで労働して何の楽しみもない今の生活。 

そして母が死んだ。原因はただの風邪だった。もう体力が限界だったのだろう。 

「今日王太子が近くの町に視察に来てるらしいぞ?」 

「へぇ~女の子達はキャアキャア言ってんじゃないか?」 

たまたま道を歩いていた時、そんな話が耳に入った。もう失う物も守る者もいない俺は気づいたら刃物片手に町まで走り、表舞台で輝いているその男に襲いかかっていた。 

冷静に考えれば、当たり前だが刃物がその男に当たる事はなかった。 

「おいお前は誰に命令されて王太子を狙った?いい加減言え!」 

「⋯⋯」 

生きる気力もない俺はされるがまま牢獄で命が尽きる日を待っていた⋯⋯のだが⋯⋯ 

「おい出ろ!拷問の時間だ!」 

俺は騎士に引きずられて拷問部屋に入れられた。またいつもの地獄が始まる。 

「こちらが犯人です。私は部屋の鍵を外から掛けさせていただきますが、何か危険がありましたらすぐに呼んでください」 

「はい」 

室内に入れられると、そこには場違いな可愛い女性が一人いた。 

「こんにちは。リディーと申します。よろしくお願いいたします」 

「⋯⋯」 

名前を名乗る拷問官?こんなにも可愛い子が?大丈夫か? 

そのリディさんは何やら水道で準備を始めた。水での拷問か。顔を水中に沈められて溺死限界まで攻められるのかもしれない。 

「準備が出来ました!では犯人さんはこちらに」 

「⋯⋯え?」 

下を見ていた私はいきなり声を掛けられリディーさんの方を見ると、何故かスケベな水着?布切れ?で局所中の局所のみを隠したリディーさんがいた。 

⋯⋯意味がわからない。 

椅子から下ろされ、マットに乗せられた。そして目の前に来て俺のシャツを脱がし俺の体を見つめる⋯⋯ 

「あらまぁ~なんてハードプレイ!」 

一体何なんだ??何が目的なんだ?!そしてそれは下半身にも及び⋯⋯ 

「え?ちょっと?!」 

「下履きを脱がせます!」 

スラックスと下履きを勢いよく脱がされた。 

「あら?少しは勃つのですね?」 

「う⋯⋯じっくり見ないで下さい⋯⋯」 

リディーさんは俺の一物をじっと見つめている。角度を変えて、好奇心旺盛な子猫の様に。 

先程から裸同然の女性を直視して良いのかわからず目を逸らしていたが、俺の体は勝手に反応してしまう。牢獄に収監されてから一度も自慰行為をしていないのだから仕方ないが⋯⋯若い女性に勃っている所を指摘されるなど恥ずかしすぎる。 

情けなさに悶えていると変な小さい椅子に座らされた。リディーさんは何やら背後で動いている。するといきなりリディーさんの柔らかな胸が背中を滑った。 

「?!」 

「よいしょ、よいしょ⋯⋯あん⋯⋯」 

え?!何が行われているんだ?!ぷるぷるの胸が俺の背中に当てがわれてつるつるとマッサージされている。俺は金がないから行った事はないが、高級娼館などではお風呂で体を洗ってもらえるらしい。それだろうか?でも監獄で?犯罪者に? 

呆然としているとリディーさんの手が俺の両脇から出て来て乳首を豊かな泡で洗い始めた。乳首を泡で滑らせてくるくると刺激してくる。 

「あ、あの⋯⋯何でですか?これは⋯⋯」 

「あら?乳首はお嫌いですか?」 

「いや、そういう事では⋯⋯」 

乳首を女性に触られる経験なんて初めてでどうしたらいいんだ?リディーさんの指がピンピンと頂点を軽く弾いている。何故かむずむずする。 

そしてリディーさんの女性らしいほっそりとした指が俺の腹筋の一つ一つに触れてくる。そのまま指を下に滑らせ俺の一物にも触れて欲しくてギンギンになってしまう。 

そして期待通りお腹の上部からおへそ、そしてその下に⋯⋯ 

「つっ⋯⋯ん⋯⋯」 

「あら?お腹に何か当たっているわ?」 

少し指が掠っただけで俺は恥ずかしい声を出してしまった。 

「あららら?!勃起ですか?これはビンビン勃っておりますね??」 

「⋯⋯だ、だって、その⋯⋯」 

恥ずかしながら俺は女性経験がない。今も息子と心臓が爆発寸前なのだ。 

リディーさんは俺の一物ではなくお尻に狙いを定め、両手でむにゅむにゅ揉んでいる。これはマッサージ感覚で気持ちいいが性的な刺激は低い。 

はぁ。先ほど少しカリに触れられただけで射精しそうだった。さすがにそれは恥ずかしすぎる。今の内に深呼吸して射精感を抑えなくては。 

「はぁ~いいお尻ですね~」 

「⋯⋯は?そ、そうですか?⋯⋯その⋯⋯?」 

俺の尻など普通だと思うのだが?リディーさんはいきなりズズズと俺の背後から股の間に手を入れ、俺の尻穴に触れる。 

「ちょ?え?」 

「あら?後孔はお嫌いですか?でもごめんなさい」 

えぇぇ?これは普通なのか?経験の無い俺はされるがままだ。 

「あ、あっ⋯⋯そこ⋯⋯」 

泡のヌメりを使いぬるりと侵入したリディーさんの指が俺の中にある。あぁぁ何だ?この感覚は!今まで感じた事のない湧き上がるぞわぞわ感。俺の一物がギンギン疼き、鈴口からがまん汁が溢れだす。気持ちいい⋯⋯でも恥ずかしい⋯⋯ 

「あら?ん?」 

リディーさんの指が俺の中でクルクルと回転し、刺激してくる。そうするとひと際一物がぎゅんぎゅん反応する場所を見つけられてしまった。 

「う、うぅ⋯⋯」 

「ここですか?」 

リディーさんの指がソコを擦り付ける。知らなかった。まさか俺はこんな恥ずかしい場所で気持ちよくなってしまう男だったなんて。どうしょう、すごく気持ちいい。 

「あら?男根の先からお零ししていますよ?後孔そんなにいいですか?アナル好きなんですね?」 

「そんな事な⋯⋯あぁぁ」 

童貞なのにアナル好きなんて恥ずかしい。手錠の掛かっている手で顔を隠したが、尻を掘られている時点で顔を隠しても意味はない気がする。それに鈴口からはどんどん漏れ出ている汁がポタリと糸を引きつつマットに染みを作っているのだ。 

「射精できそうですね?でもごめんなさい。まだまだ背後から攻めるわ」 

まだまだ俺はアナルを攻められてしまうのか?そんなぁ!イイじゃないかぁ! 

リディーさんの指が後孔を継続して刺激し、左手で俺の玉をマッサージしてくる。 

「すごく重いですね。たっぷり子種が入ってそうです」 

「その、もうずっと出してませんから⋯⋯」 

始めて女性に玉を触られたが、優しい刺激で気持ちがいい。あぁここは天国かもしれない。多分俺は死んだのだ。今まで頑張った俺にエロスの女神様がいい夢を見せてくれているのだ。だったら楽しまなきゃな。 

女神リディーさんの手が玉から股関節に移りマッサージされる。だがこれは俺の一物に近いし―― 

「あ、あ、駄目です!くすぐったいです」 

「ふふふ、その割にぴくぴく雄が反応していますよ?次はお待ちかね!その反りチンを攻めます」 

「?!」 

女神に俺の雄を触っていただけるらしい。今日が人生で一番幸せかもしれない。死んでるけど。 

後孔に挿入されている指は絶えずスリスリされていて、女神の左手は俺の先走りでヌメついた男根を掴み、泡を全体にヌルヌル塗り込まれクルクルされる。う、気持ちいい。自慰行為とは違う刺激、背中に当たるやわらかい胸、そして敏感なカリを弄られるともう爆発―― 

「う、うぅ」 

「きゃあ!」 

男根がビクビクと脈打ち、精を数回に渡り打ち放ってしまった。 

久しぶりの射精で大量だったので黄色っぽくて粘度も高い。 

「はぁはぁ⋯⋯すみません、久しぶりだったので⋯⋯」 

「きっと金ですよ」 

「はぁ⋯⋯はい?」 

きん?性的な言葉だろうか。童貞の俺にはわからないが、気持ちよかったからいいか。 
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