2 / 10
ドMベルナール・ウィルフレッド
しおりを挟む
私はベルナール・ウィルフレッド侯爵令息。母に似たのか女性のような容姿をしているため、昔から女性達にとにかくモテる。
今日も私は学園中の女性達から逃げ回る。しかし運悪く中庭で捕まってしまった⋯⋯⋯⋯
「ベルナードさまぁ~」「クッキー焼いてきましたわ!」「今日一緒にサーカス見に行きませんかぁ?」
「ははは、そうだなぁ」
君達そうじゃないだろ!!!いいか?こうだ!よ――く聞け!
「ベルナードさまぁ~→(おい下種野郎)」
「クッキー焼いてきましたわ!→(クッキー買ってこい十秒以内だ)」
「今日一緒にサーカス見に行きませんかぁ?→(おい下種豚、すげぇ曲芸見せろよ)」
「ははは、そうだなぁ→(はい!只今!)」
だ!そして、
「私の別荘で休暇を過ごしませんか~?→(おい豚、お前休暇中は豚小屋で過ごせよ豚らしくな)」
「家の犬可愛いのですよ?見にいらっしゃいませんかぁ?→(お前は駄犬だ。チ〇チ〇でもしてろ。おい!何出してんだよ!ソレじゃねぇよ!去勢すんぞ!)」
「私の東屋を新しくしましたの。是非いらして下さい!→(お前は今日から東屋の椅子だ。息すらすんなよ)」
「はははそれはすごいなー→(よろこんで!)」
こうあるべきであろう?全く⋯⋯⋯⋯
――数日後――
「おいベルナール、ガスパード伯爵家から婚約の打診が来たぞ。私としては受けたい。今後の鉄道事業を考えると婚姻でガスパードと繋がれるのはありがたいんだよ」
「ガスパードですか。確か同じ学年にガスパードのご令嬢がいましたね」
「ああ、ニナさんだな。知ってるのか?」
「ええ」
ニナ・ガスパード、数多の婚約の打診を歯牙にも掛けない難攻不落の女性。美しい銀髪に神秘的な紫の目。滑らかな白い肌⋯⋯⋯⋯
私は想像する。もしあの美しい顔と紫の目で蔑まれたら⋯⋯あのホワイトアスパラガスのような手で叩かれたら⋯⋯私を椅子として座っていただけたら⋯⋯
「父上、ニナ嬢にお会いしたいです」
「そうか!よかった。お前には山ほどの釣書が届いているのに全く興味を示さないから心配していたんだよ。いや~よかった!」
「お初にお目にかかります。ニナ・ガスパードでございます」
「こちらこそお初にお目にかかります。ベルナール・ウィルフレッドです」
始めて対面したが、彼女からは女性達が私に向ける欲情を感じない。これは期待大だぞ!
「いや~全く結婚に興味を示さなかった娘がベルナール様に是非お会いしたいと言いだしましてね――」
「いやいや、家の息子も普段は断るのですが、ニナ嬢とは是非に!と言うものですからね~はははは」
「「はははは」」
父達が盛り上がっている中、彼女は私を品定めするかのように鋭い目線で眺める。
おおおお⋯⋯少々興奮してしまう。イカンイカン。今は大事な場面だ失態は許されない。
そして私達の婚約が決まった。
私はニナ嬢と初めて二人っきりのお茶会に臨む。
「ごきげんよう。ベルナール様」
「ニナさんお久しぶりです。今日は天気がいいですね」
「そうかしら?ベルナール様がいらしてから雲が出始めましたわよ?」
はぁ~開始早々言葉で攻めて来ますな。うっかり興奮しそうだが、まだまだ先は長い。
「お茶どうぞ」
「ありがとうございます。え?⋯⋯⋯⋯」
な、なんとギンギンに冷えている!氷水攻めだとお?
ニナ嬢はしてやったり顔で笑っている。扇子で顔を隠してはいるが、隠れていない!
私は今、完全に蔑まれて笑われている!!ギンギンだ!
「あら?どうかなさいました?」
「いえ、ありがとうございました」
「はあ?」
その後も氷水を少し飲むとすぐに追加され、私は膀胱も攻められ続けた。
私はなんと素晴らしい婚約者を得たのだろうか!!
今日も私は学園中の女性達から逃げ回る。しかし運悪く中庭で捕まってしまった⋯⋯⋯⋯
「ベルナードさまぁ~」「クッキー焼いてきましたわ!」「今日一緒にサーカス見に行きませんかぁ?」
「ははは、そうだなぁ」
君達そうじゃないだろ!!!いいか?こうだ!よ――く聞け!
「ベルナードさまぁ~→(おい下種野郎)」
「クッキー焼いてきましたわ!→(クッキー買ってこい十秒以内だ)」
「今日一緒にサーカス見に行きませんかぁ?→(おい下種豚、すげぇ曲芸見せろよ)」
「ははは、そうだなぁ→(はい!只今!)」
だ!そして、
「私の別荘で休暇を過ごしませんか~?→(おい豚、お前休暇中は豚小屋で過ごせよ豚らしくな)」
「家の犬可愛いのですよ?見にいらっしゃいませんかぁ?→(お前は駄犬だ。チ〇チ〇でもしてろ。おい!何出してんだよ!ソレじゃねぇよ!去勢すんぞ!)」
「私の東屋を新しくしましたの。是非いらして下さい!→(お前は今日から東屋の椅子だ。息すらすんなよ)」
「はははそれはすごいなー→(よろこんで!)」
こうあるべきであろう?全く⋯⋯⋯⋯
――数日後――
「おいベルナール、ガスパード伯爵家から婚約の打診が来たぞ。私としては受けたい。今後の鉄道事業を考えると婚姻でガスパードと繋がれるのはありがたいんだよ」
「ガスパードですか。確か同じ学年にガスパードのご令嬢がいましたね」
「ああ、ニナさんだな。知ってるのか?」
「ええ」
ニナ・ガスパード、数多の婚約の打診を歯牙にも掛けない難攻不落の女性。美しい銀髪に神秘的な紫の目。滑らかな白い肌⋯⋯⋯⋯
私は想像する。もしあの美しい顔と紫の目で蔑まれたら⋯⋯あのホワイトアスパラガスのような手で叩かれたら⋯⋯私を椅子として座っていただけたら⋯⋯
「父上、ニナ嬢にお会いしたいです」
「そうか!よかった。お前には山ほどの釣書が届いているのに全く興味を示さないから心配していたんだよ。いや~よかった!」
「お初にお目にかかります。ニナ・ガスパードでございます」
「こちらこそお初にお目にかかります。ベルナール・ウィルフレッドです」
始めて対面したが、彼女からは女性達が私に向ける欲情を感じない。これは期待大だぞ!
「いや~全く結婚に興味を示さなかった娘がベルナール様に是非お会いしたいと言いだしましてね――」
「いやいや、家の息子も普段は断るのですが、ニナ嬢とは是非に!と言うものですからね~はははは」
「「はははは」」
父達が盛り上がっている中、彼女は私を品定めするかのように鋭い目線で眺める。
おおおお⋯⋯少々興奮してしまう。イカンイカン。今は大事な場面だ失態は許されない。
そして私達の婚約が決まった。
私はニナ嬢と初めて二人っきりのお茶会に臨む。
「ごきげんよう。ベルナール様」
「ニナさんお久しぶりです。今日は天気がいいですね」
「そうかしら?ベルナール様がいらしてから雲が出始めましたわよ?」
はぁ~開始早々言葉で攻めて来ますな。うっかり興奮しそうだが、まだまだ先は長い。
「お茶どうぞ」
「ありがとうございます。え?⋯⋯⋯⋯」
な、なんとギンギンに冷えている!氷水攻めだとお?
ニナ嬢はしてやったり顔で笑っている。扇子で顔を隠してはいるが、隠れていない!
私は今、完全に蔑まれて笑われている!!ギンギンだ!
「あら?どうかなさいました?」
「いえ、ありがとうございました」
「はあ?」
その後も氷水を少し飲むとすぐに追加され、私は膀胱も攻められ続けた。
私はなんと素晴らしい婚約者を得たのだろうか!!
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
今夜は帰さない~憧れの騎士団長と濃厚な一夜を
澤谷弥(さわたに わたる)
恋愛
ラウニは騎士団で働く事務官である。
そんな彼女が仕事で第五騎士団団長であるオリベルの執務室を訪ねると、彼の姿はなかった。
だが隣の部屋からは、彼が苦しそうに呻いている声が聞こえてきた。
そんな彼を助けようと隣室へと続く扉を開けたラウニが目にしたのは――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
天然だと思ったギルド仲間が、実は策士で独占欲強めでした
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー本編8話+後日談7話⭐︎
ギルドで働くおっとり回復役リィナは、
自分と似た雰囲気の“天然仲間”カイと出会い、ほっとする。
……が、彼は実は 天然を演じる策士だった!?
「転ばないで」
「可愛いって言うのは僕の役目」
「固定回復役だから。僕の」
優しいのに過保護。
仲間のはずなのに距離が近い。
しかも噂はいつの間にか——「軍師(彼)が恋してる説」に。
鈍感で頑張り屋なリィナと、
策を捨てるほど恋に負けていくカイの、
コメディ強めの甘々ギルド恋愛、開幕!
「遅いままでいい――置いていかないから。」
借金まみれで高級娼館で働くことになった子爵令嬢、密かに好きだった幼馴染に買われる
しおの
恋愛
乙女ゲームの世界に転生した主人公。しかしゲームにはほぼ登場しないモブだった。
いつの間にか父がこさえた借金を返すため、高級娼館で働くことに……
しかしそこに現れたのは幼馴染で……?
彼の巨大な体に覆われ、満たされ、貪られた——一晩中
桜井ベアトリクス
恋愛
妹を救出するため、一ヶ月かけて死の山脈を越え、影の沼地を泳ぎ、マンティコアとポーカー勝負までした私、ローズ。
やっと辿り着いた先で見たのは——フェイ王の膝の上で甘える妹の姿。
「助けなんていらないわよ?」
は?
しかも運命の光が私と巨漢戦士マキシマスの間で光って、「お前は俺のものだ」宣言。
「片手だけなら……」そう妥協したのに、ワイン一杯で理性が飛んだ。
彼の心臓の音を聞いた瞬間、私から飛びついて、その夜、彼のベッドで戦士のものになった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる