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肉食獣とのお茶会
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「ごきげんよう。ガスパード様。少々お聞きしてもよろしいでしょうか?」
「ごきげんよう。どうされましたか?オーランジュ様」
「ガスパード様がベルナール・ウィルフレッド様とご婚約なされたとお聞きしまして」
「ええ。そうですね確かに婚約しております」
「真実だったのですね⋯⋯そうですか。私、ガスパード様は婚姻にあまり積極的ではない方だと思っておりましたが、そうですか⋯⋯⋯⋯」
あらまぁ?どうやらオーランジュ様はベルナール様を狙っていたようです。この間のハーレムの中にはおられませんでしたし、大人しく真面目な方ので存じませんでした。
最近このような質問をよく受けますね。ベルナール様は本当に人気者ですわ。私の念願のNTRも近日中に叶う事でしょう。
ふふふ私良い事を思いつきましたわ!
「ベルナール様~ご趣味は何ですかぁ?」「可愛い系と美人系はどちらが好みですかぁ?」「スポーツは嗜まれますかぁ?」「はぁ~良い香りですわ~」
私達は学園にあるカフェテリアでお茶会をしております。ベルナール様と二人でのお茶会予定でしたが、「ご一緒なされますか?」と肉欲女子?あら肉食女子だったかしら?にお尋ねしたら是非にとも!との事で、お誘いいたしました。
皆様凄い食らいつきですわ。一応私の婚約者なのですが⋯⋯NTRは歓迎ですが、我が伯爵家を侮るのは許されませんよ?まぁいつもは猫の皮の下に隠されている本性が見られてよかったでわ。私も結婚すれは侯爵家の人間になりますし、彼女らとの将来の付き合い方を見極められます。
私は女性達とベルナール様の観察を続けます。
「ベルナール様~これ食べてくださぁ~い」
「はーそうだねー」
おかしいですね。ベルナール様の皆様への返事が「はーそうだねー」になってしまっておりますし、何かに耐えるような表情をなさっております。
う――ん。この間のカフェに続き、彼は肉食系が好みではなかったようですね。失敗しました。
――ベルナール視点――
「ベルナール、ドアの所にお前の婚約者がいるぞ?お前を探してるんじゃないか?」
休憩時間にニナ嬢が私の講義室に顔を出した。とうとう肥えた豚を奴隷市場へドナドナ送りにするために来たのかな?
「ごきげんよう。ベルナール様。今日の放課後お時間ございますか?カフェテリアでお茶でもいかがかしら?」
「ええ喜んで」
え~?ここは学園だぞ?下種豚は公衆の面前で何されちゃうんだろう?!
私はドキドキワクワクMMしながら放課後を待った。
「ベルナール様~ご趣味は何ですかぁ?→(下種豚の趣味はMです)」
「可愛い系と美人系はどちらが好みですかぁ?→(ドSが好みです)」
「スポーツは嗜まれますかぁ?→(長時間椅子になる持久椅子を嗜んでいます)」
「はぁ~良い香りですわ~→(君は私側の人間だろ。ヘンタイだ)」
ニナ嬢に会いに行ったら危険な女子も一緒だった。もうこの女達が一斉に質問してきてうっとおしい。これだけの女子がいるのに私のM心を理解してくれる女子は⋯⋯
うん。少し離れた所からニヤニヤ観察している我が婚約者。彼女だけだ。
「はーそうだねー」本当に彼女だけだ。
私が特に苦手とする非Sから、ストレスを与えられている私を見て楽しんでいる。さすがニナ嬢。最早私の好みだけでなく苦手な物まで気づいてイジメに使うとは!
与えられ続けるストレス、ストレスに耐える私を見つめて楽しむニナ嬢。あぁ何だかこのシチュエーションに興奮してきたどうしょう?!神聖な学園でこんなの変態のK点越えじゃないか!色々耐えろ耐えろよ俺!!
お茶会が終わりフワフワした頭で帰宅に着く。
「今日も凄い体験をしてしまった⋯⋯ありがとうニナ嬢」
自分のMの可能性と多様性に気づかせてくれるお茶会だった。
「ごきげんよう。どうされましたか?オーランジュ様」
「ガスパード様がベルナール・ウィルフレッド様とご婚約なされたとお聞きしまして」
「ええ。そうですね確かに婚約しております」
「真実だったのですね⋯⋯そうですか。私、ガスパード様は婚姻にあまり積極的ではない方だと思っておりましたが、そうですか⋯⋯⋯⋯」
あらまぁ?どうやらオーランジュ様はベルナール様を狙っていたようです。この間のハーレムの中にはおられませんでしたし、大人しく真面目な方ので存じませんでした。
最近このような質問をよく受けますね。ベルナール様は本当に人気者ですわ。私の念願のNTRも近日中に叶う事でしょう。
ふふふ私良い事を思いつきましたわ!
「ベルナール様~ご趣味は何ですかぁ?」「可愛い系と美人系はどちらが好みですかぁ?」「スポーツは嗜まれますかぁ?」「はぁ~良い香りですわ~」
私達は学園にあるカフェテリアでお茶会をしております。ベルナール様と二人でのお茶会予定でしたが、「ご一緒なされますか?」と肉欲女子?あら肉食女子だったかしら?にお尋ねしたら是非にとも!との事で、お誘いいたしました。
皆様凄い食らいつきですわ。一応私の婚約者なのですが⋯⋯NTRは歓迎ですが、我が伯爵家を侮るのは許されませんよ?まぁいつもは猫の皮の下に隠されている本性が見られてよかったでわ。私も結婚すれは侯爵家の人間になりますし、彼女らとの将来の付き合い方を見極められます。
私は女性達とベルナール様の観察を続けます。
「ベルナール様~これ食べてくださぁ~い」
「はーそうだねー」
おかしいですね。ベルナール様の皆様への返事が「はーそうだねー」になってしまっておりますし、何かに耐えるような表情をなさっております。
う――ん。この間のカフェに続き、彼は肉食系が好みではなかったようですね。失敗しました。
――ベルナール視点――
「ベルナール、ドアの所にお前の婚約者がいるぞ?お前を探してるんじゃないか?」
休憩時間にニナ嬢が私の講義室に顔を出した。とうとう肥えた豚を奴隷市場へドナドナ送りにするために来たのかな?
「ごきげんよう。ベルナール様。今日の放課後お時間ございますか?カフェテリアでお茶でもいかがかしら?」
「ええ喜んで」
え~?ここは学園だぞ?下種豚は公衆の面前で何されちゃうんだろう?!
私はドキドキワクワクMMしながら放課後を待った。
「ベルナール様~ご趣味は何ですかぁ?→(下種豚の趣味はMです)」
「可愛い系と美人系はどちらが好みですかぁ?→(ドSが好みです)」
「スポーツは嗜まれますかぁ?→(長時間椅子になる持久椅子を嗜んでいます)」
「はぁ~良い香りですわ~→(君は私側の人間だろ。ヘンタイだ)」
ニナ嬢に会いに行ったら危険な女子も一緒だった。もうこの女達が一斉に質問してきてうっとおしい。これだけの女子がいるのに私のM心を理解してくれる女子は⋯⋯
うん。少し離れた所からニヤニヤ観察している我が婚約者。彼女だけだ。
「はーそうだねー」本当に彼女だけだ。
私が特に苦手とする非Sから、ストレスを与えられている私を見て楽しんでいる。さすがニナ嬢。最早私の好みだけでなく苦手な物まで気づいてイジメに使うとは!
与えられ続けるストレス、ストレスに耐える私を見つめて楽しむニナ嬢。あぁ何だかこのシチュエーションに興奮してきたどうしょう?!神聖な学園でこんなの変態のK点越えじゃないか!色々耐えろ耐えろよ俺!!
お茶会が終わりフワフワした頭で帰宅に着く。
「今日も凄い体験をしてしまった⋯⋯ありがとうニナ嬢」
自分のMの可能性と多様性に気づかせてくれるお茶会だった。
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