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第一章
佐藤の充電器はなぜかよく壊れた
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「「今度精霊研究の発表ですね!シュクル様は何を発表されるのですか?」」
「そうですね、難しい事はトーマス先生が発表しますので、私からは実際に精霊達を見てもらおうと思ってます」
正直な所、自分はただの精霊お世話係である。 研究などしていない。
「私たちもシュクル様と精霊達の研究を進めています」「少し分かった事もあるんですよ」
なんと二人は私をも研究していた。なんと酔狂な⋯⋯
「シュクル様はうさぎ獣人であるお母さまと人間であるお父様の子ではありますが、精霊の魔力をお持ちです」
何故か私は精霊の魔力を有しているそうだ。 私が育てた魔瓜とトマトを鑑定した結果、精霊の魔力が含まれる事が分かったらしい。
「これは想像ですが、シュクル様はギフトと思われる、食べた物から魔力や能力を得られる力をお持ちです」
魔力を得られるのはクロワサント伯爵やトーマス先生も考えていた説だな。
「多分シュクル様は何かの間違いで精霊を食べてしまったのだと思われます。それで精霊の魔力と能力を手に入れたのかと。ですからこの精霊達と同じ力をお持ちなのかもしれません」
「え?食べた?」
確かにグリフォン生活をしていた時は色々な動物や魔獣を食べていたのであり得るかもしれないが、何だか嫌だなぁ。 あれ?そういえば狩りの練習として生きた小動物を巣に持ち帰って来てたな。あれのどれかが精霊だったとか?
「でも私は変身出来ませんよ」
「それは体の構造上無理なのでしょう」
双子の仮説は合っている気がする。私は魔物を食べた後、変なビジョンが見える。これは魔物の記憶だ。その記憶から能力の使い方を知るのかもしれない。
精霊もシュクルと同様に魔力主の記憶ビジョンが見えていて、その記憶から本能的な動きなどが可能になるのかもしれない。
「す、すみませんがこの事は秘密にしてもらえますか?以前魔力持ちの人間を食べたらソイツの記憶を得られるか聞かれまして⋯⋯」
「「こ、怖い!分かりました!」」
口外禁止を約束してくれたので代わりにシュクルは双子の研究のお手伝いをする。まずはカードだ。
「シュクル様がこの五枚あるカードの中から一枚を頭の中で選んで、その絵を頭で念じて下さい」
カードは星、ハート、木、家、犬だ。カードはぴーちゃんの前に並べてある。私は心の中で犬を選んでそのカードの犬を頭の中でイメージした。
「ではぴーちゃん、シュクル様はどのカードを選びましたか?」
「これ これ」
「えぇぇ?!マジ?!」
ぴーちゃんは犬を選んだ。何度か試したが正解率百パーセント。一度意地悪で二枚のカードを選んだらぴーちゃんは混乱していた。
「やっぱりシュクル様と精霊達は繋がっていますね」
「⋯⋯やっぱり?ですか?」
どうやら精霊に関する本や文献には精霊同士が繋がっている可能性があると書かれていたらしい。
たった今、その説は正しいと証明された。おぉ~何か凄い。
「それに精霊はコロニーを形成する物もあるそうです」
コロニー⋯⋯え?ちょっと?私を含めたこの集団ってコロニーだったのか?
「危険な敵の情報を共有したり、繋がりのある精霊同士は基本的にはそれほど遠くには行かないみたいです」
精霊に嫌われる人間もいると聞いたが、精霊に敵認定されて情報を共有されているのかもしれない。
それと夜な夜な私の部屋に来るはコロニー的な本能か?いや、でもベッドの中にまで入る必要はないな⋯⋯やはりただのエロだろう。 エロ情報を共有すんな。
あれ?そういえばトーマス先生のミニグリフォン型精霊は私の所には来ない。コロニーのメンバーじゃないって事か?
「コロニーのボスにシュクル様がなっている可能性があります。ですからボスのそばにいたり着いて来たりするのでしょう。シュクル様が危害を加えられそうになった時、皆で守ろうとしたのも仲間を守りたいという精霊の本能ではないかと」
「ですが他にも――」
三人令嬢に遭遇する前に変なおじいさんに怒鳴られ、エロ暴言を吐かれた時は何も変化はなかった話をした。
「何ですかそのジジイ?!思考回路がおかしいですね!王宮でそんな事が起こるなんて世も末です」
「でもそうなるとシュクル様の気持ちじゃないですか?危機を感じたとか、凄く嫌だったとか、怒ったとか?」
「ああ!そうですね」
おじいさんにはびっくりしただけだったが、三人娘には物凄くイラついた。それが伝搬したのか。なるほど。 そうなるとあの三人は今後精霊に嫌われるんだろうな。
「精霊って不思議ですね」
「「シュクル様はもっと不思議ですよ」」
そして私はカードを当てる側に挑戦した。
「ぴーちゃん、カードを一つ選んで絵柄をイメージしてね」
「? ?」
少し難しいみたいだ。私は後ろ向きになり、双子が一枚のカードを選び、ぴーちゃんによく見せる。そのカードを私が当てる事にした。始めは全く分からないし当たらなかったが、回数を重ねるうちにコツをつかんだ私は徐々に当てる事が出来るようになった。
これはチマチマかき氷を屋の屋台をやるよりイカサマで一儲け出来そう⋯⋯なんて危険な能力!私にはスパイが十匹もいる。ハハハ~!
シュクルは完全に人生の失敗をするおっさんの思考であった。
そんなダメオヤジな想像をしているとぴーちゃんが私の所に来た。
「おうぃ?なんでいきなり抱き着くのだよ?見た目Sだから微妙だぞ?」
私の腰にくっついて離れない。何事だろうか。Sの本能的な部分か?そんな事を考えていると双子が私のそばでぴーちゃんの観察を始める。
「ふむふむ。これはシュクル様の魔力を吸っています」
「能力を使い過ぎて魔力が必要になったのでしょう」
「えぇぇぇ?!」
もしや夜な夜な布団に入って来るのは魔力を求めてだったのか?エロチェリー以外は。
私は発電機か?まぁ別に魔力を吸われている感もないし、むしろスッキリしたしいいか。
双子による精霊とシュクルの研究は続く⋯⋯
「そうですね、難しい事はトーマス先生が発表しますので、私からは実際に精霊達を見てもらおうと思ってます」
正直な所、自分はただの精霊お世話係である。 研究などしていない。
「私たちもシュクル様と精霊達の研究を進めています」「少し分かった事もあるんですよ」
なんと二人は私をも研究していた。なんと酔狂な⋯⋯
「シュクル様はうさぎ獣人であるお母さまと人間であるお父様の子ではありますが、精霊の魔力をお持ちです」
何故か私は精霊の魔力を有しているそうだ。 私が育てた魔瓜とトマトを鑑定した結果、精霊の魔力が含まれる事が分かったらしい。
「これは想像ですが、シュクル様はギフトと思われる、食べた物から魔力や能力を得られる力をお持ちです」
魔力を得られるのはクロワサント伯爵やトーマス先生も考えていた説だな。
「多分シュクル様は何かの間違いで精霊を食べてしまったのだと思われます。それで精霊の魔力と能力を手に入れたのかと。ですからこの精霊達と同じ力をお持ちなのかもしれません」
「え?食べた?」
確かにグリフォン生活をしていた時は色々な動物や魔獣を食べていたのであり得るかもしれないが、何だか嫌だなぁ。 あれ?そういえば狩りの練習として生きた小動物を巣に持ち帰って来てたな。あれのどれかが精霊だったとか?
「でも私は変身出来ませんよ」
「それは体の構造上無理なのでしょう」
双子の仮説は合っている気がする。私は魔物を食べた後、変なビジョンが見える。これは魔物の記憶だ。その記憶から能力の使い方を知るのかもしれない。
精霊もシュクルと同様に魔力主の記憶ビジョンが見えていて、その記憶から本能的な動きなどが可能になるのかもしれない。
「す、すみませんがこの事は秘密にしてもらえますか?以前魔力持ちの人間を食べたらソイツの記憶を得られるか聞かれまして⋯⋯」
「「こ、怖い!分かりました!」」
口外禁止を約束してくれたので代わりにシュクルは双子の研究のお手伝いをする。まずはカードだ。
「シュクル様がこの五枚あるカードの中から一枚を頭の中で選んで、その絵を頭で念じて下さい」
カードは星、ハート、木、家、犬だ。カードはぴーちゃんの前に並べてある。私は心の中で犬を選んでそのカードの犬を頭の中でイメージした。
「ではぴーちゃん、シュクル様はどのカードを選びましたか?」
「これ これ」
「えぇぇ?!マジ?!」
ぴーちゃんは犬を選んだ。何度か試したが正解率百パーセント。一度意地悪で二枚のカードを選んだらぴーちゃんは混乱していた。
「やっぱりシュクル様と精霊達は繋がっていますね」
「⋯⋯やっぱり?ですか?」
どうやら精霊に関する本や文献には精霊同士が繋がっている可能性があると書かれていたらしい。
たった今、その説は正しいと証明された。おぉ~何か凄い。
「それに精霊はコロニーを形成する物もあるそうです」
コロニー⋯⋯え?ちょっと?私を含めたこの集団ってコロニーだったのか?
「危険な敵の情報を共有したり、繋がりのある精霊同士は基本的にはそれほど遠くには行かないみたいです」
精霊に嫌われる人間もいると聞いたが、精霊に敵認定されて情報を共有されているのかもしれない。
それと夜な夜な私の部屋に来るはコロニー的な本能か?いや、でもベッドの中にまで入る必要はないな⋯⋯やはりただのエロだろう。 エロ情報を共有すんな。
あれ?そういえばトーマス先生のミニグリフォン型精霊は私の所には来ない。コロニーのメンバーじゃないって事か?
「コロニーのボスにシュクル様がなっている可能性があります。ですからボスのそばにいたり着いて来たりするのでしょう。シュクル様が危害を加えられそうになった時、皆で守ろうとしたのも仲間を守りたいという精霊の本能ではないかと」
「ですが他にも――」
三人令嬢に遭遇する前に変なおじいさんに怒鳴られ、エロ暴言を吐かれた時は何も変化はなかった話をした。
「何ですかそのジジイ?!思考回路がおかしいですね!王宮でそんな事が起こるなんて世も末です」
「でもそうなるとシュクル様の気持ちじゃないですか?危機を感じたとか、凄く嫌だったとか、怒ったとか?」
「ああ!そうですね」
おじいさんにはびっくりしただけだったが、三人娘には物凄くイラついた。それが伝搬したのか。なるほど。 そうなるとあの三人は今後精霊に嫌われるんだろうな。
「精霊って不思議ですね」
「「シュクル様はもっと不思議ですよ」」
そして私はカードを当てる側に挑戦した。
「ぴーちゃん、カードを一つ選んで絵柄をイメージしてね」
「? ?」
少し難しいみたいだ。私は後ろ向きになり、双子が一枚のカードを選び、ぴーちゃんによく見せる。そのカードを私が当てる事にした。始めは全く分からないし当たらなかったが、回数を重ねるうちにコツをつかんだ私は徐々に当てる事が出来るようになった。
これはチマチマかき氷を屋の屋台をやるよりイカサマで一儲け出来そう⋯⋯なんて危険な能力!私にはスパイが十匹もいる。ハハハ~!
シュクルは完全に人生の失敗をするおっさんの思考であった。
そんなダメオヤジな想像をしているとぴーちゃんが私の所に来た。
「おうぃ?なんでいきなり抱き着くのだよ?見た目Sだから微妙だぞ?」
私の腰にくっついて離れない。何事だろうか。Sの本能的な部分か?そんな事を考えていると双子が私のそばでぴーちゃんの観察を始める。
「ふむふむ。これはシュクル様の魔力を吸っています」
「能力を使い過ぎて魔力が必要になったのでしょう」
「えぇぇぇ?!」
もしや夜な夜な布団に入って来るのは魔力を求めてだったのか?エロチェリー以外は。
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