あなたは養育費どうしてますか？

養育費を受ける側の注意点

　次は、養育費を受け取る側の注意点を話していきます。

これから子どもとの生活に不安があり、なるべく多く養育費を受け取りたいと考えていると思います。
しかし、養育費はお互いの収入からある程度、基本となる金額が決まっています。
そこから多く上回る金額を要求するのは危険です。

相手から子どもの為に、多く払うと自ら提案してもらえたら有難く頂きましょう。

しかし、殆どの人はそうではありません。
相手にも生活があり、これからの生活に不安があります。
養育費の金額＝子どもへの愛情というわけではありません。

養育費を多く要求し過ぎると、相手は追い込まれ途中で養育費の支払いが滞ってしまう可能性があります。

なるべく、裁判所が作成した算定表から外れない様にした方が良いかもしれません。


先程の、「養育費を払う側の注意点」でも少し触れましたが、養育費の代わりに父親名義の家に、母親と子どもが住むこともリスクがあります。

父親がもし自己破産をすれば、父親名義の家が失われます。
突然、母親と子どもは住む場所を無くしてしまうことになります。
また、父親が母親に内緒で家を売却する可能性もあるかもしれません。
事情が変わったと言われ、家から出て行く様に言われるかもしれません。
それだけ他人名義の家に住むのは、リスクがあると言えます。

決められた養育費をしっかり受け取り、夫婦で決めたその他のルールを守ってもらう為に、公正証書の作成を行いましょう。