1 / 14
昔話
聖女 グローリア
しおりを挟む
昔の話、悪い魔物が世界を支配していました。
悪い魔物は、部下の魔物に命じ、魔物以外の土地を侵略していきました。
このままではいけない世界の誰もが思っていましたが、誰も勇気が出ずに怯えていました。
そこで人間の戦士と魔法使い夫婦 タリスとグローリア。
知恵者のエルフ ノウィス。
力自慢のドワーフ ファンスト。
4人が立ち上がりました。
彼らは長い旅、激しい戦いの末、悪い魔物の住処へとたどり着きました。
悪い魔物の住処は、それまでとは比べ物にならないくらい厳しい仕掛け、攻撃の連続でした。
しかし、4人は持ち前の勇気、知恵でそれを乗り越え、悪い魔物ガランへとたどり着きました。
悪い魔物ガランとの戦いは壮絶なものでした。
戦士タリスの持つ聖剣の攻撃。
魔法使いグローリア、知恵者エルフ ノウィスによる魔法。
力自慢のドワーフ ファンストによる肉弾戦。
これらを駆使してガランを攻撃します。
しかし、ガランも負けていませんでした。
黒い炎による攻撃や魔法で対抗しました。
戦いは長期戦となり、4人はガランの攻撃により、ボロボロになってしまいました。
長い戦いの中、4人は同じ考えをしていました。
このままでは負けてしまう。どうにかしなくては。
グローリアは、4人に言いました。
「このままでは、負けてしまいます。私が封印しますので皆さん。時間を稼いでください」
ノウィスとファンストは
「よし、わかった」と言いました。
しかし、タリスは首を縦に振りません。
自分の妻が犠牲になるんて……
タリスが言いかけるとグローリアは、しっと人差し指をタリスの口に当て言いました。
「今ここでやらないと世界が壊れてしまいます。子供達の為にもやらなくてはいけません」
グローリアはタリスを説得しました。
そうしてタリスも納得し、3人は全力でガランを足止めします。
グローリアも魔法の準備に入りました。
3人は持てる限りの力でガランを攻撃しました。
ガランも封印されまいと、グローリアへ突進します。
ノウィスとファンストも突進を止めるために果敢に攻撃しますが、ガランは止まりません。
そして、とうとうガランはグローリアへとたどり着きました。
しかし、グローリアは魔法の準備の為、動く事が出来ません。
ガランの左手がグローリアを捕らえようとしたその時、タリスの聖剣がガランの左手を切り落としました。
「今だ」
タリスは力いっぱい叫びました。
声が発するとほぼ同時にグローリアが飛び出ました。
グローリアは、ガランの上に乗り魔法を使いました。
するとガランの足元に魔法陣が浮かびあがり地面が溶け出しました。
あっと言う間にガランは地中に埋まり、グローリアはその上で石になっていました。
グローリアは、自らを犠牲にしてガランを大地へと封印したのです。
辺りに先ほどまであった、禍々しい雰囲気はありません。
変わりに優しくて温かなグローリアの雰囲気が空間に漂っていました。
こうして4人の活躍があって、世界は平和になりました。
残された3人は、
力自慢のドワーフ ファンスト、知恵者のエルフ ノウィスは、それぞれドワーフの国、エルフの国に戻りました。
人間の戦士タリスは、妻のグローリアが封印された地の近くに住み3人の子供を育てました。
その場所が現在の聖都タリスデンとなっています。
魔法使い改め、聖女グローリアは今でも悪い魔物ガランを封印し力を抑えているのです。
悪い魔物ガランとの戦いの場所は現在、聖地となり日々聖女グローリアへ祈りの巡拝者が後を絶たないのでした。
良い子の昔話 聖女グローリアより
悪い魔物は、部下の魔物に命じ、魔物以外の土地を侵略していきました。
このままではいけない世界の誰もが思っていましたが、誰も勇気が出ずに怯えていました。
そこで人間の戦士と魔法使い夫婦 タリスとグローリア。
知恵者のエルフ ノウィス。
力自慢のドワーフ ファンスト。
4人が立ち上がりました。
彼らは長い旅、激しい戦いの末、悪い魔物の住処へとたどり着きました。
悪い魔物の住処は、それまでとは比べ物にならないくらい厳しい仕掛け、攻撃の連続でした。
しかし、4人は持ち前の勇気、知恵でそれを乗り越え、悪い魔物ガランへとたどり着きました。
悪い魔物ガランとの戦いは壮絶なものでした。
戦士タリスの持つ聖剣の攻撃。
魔法使いグローリア、知恵者エルフ ノウィスによる魔法。
力自慢のドワーフ ファンストによる肉弾戦。
これらを駆使してガランを攻撃します。
しかし、ガランも負けていませんでした。
黒い炎による攻撃や魔法で対抗しました。
戦いは長期戦となり、4人はガランの攻撃により、ボロボロになってしまいました。
長い戦いの中、4人は同じ考えをしていました。
このままでは負けてしまう。どうにかしなくては。
グローリアは、4人に言いました。
「このままでは、負けてしまいます。私が封印しますので皆さん。時間を稼いでください」
ノウィスとファンストは
「よし、わかった」と言いました。
しかし、タリスは首を縦に振りません。
自分の妻が犠牲になるんて……
タリスが言いかけるとグローリアは、しっと人差し指をタリスの口に当て言いました。
「今ここでやらないと世界が壊れてしまいます。子供達の為にもやらなくてはいけません」
グローリアはタリスを説得しました。
そうしてタリスも納得し、3人は全力でガランを足止めします。
グローリアも魔法の準備に入りました。
3人は持てる限りの力でガランを攻撃しました。
ガランも封印されまいと、グローリアへ突進します。
ノウィスとファンストも突進を止めるために果敢に攻撃しますが、ガランは止まりません。
そして、とうとうガランはグローリアへとたどり着きました。
しかし、グローリアは魔法の準備の為、動く事が出来ません。
ガランの左手がグローリアを捕らえようとしたその時、タリスの聖剣がガランの左手を切り落としました。
「今だ」
タリスは力いっぱい叫びました。
声が発するとほぼ同時にグローリアが飛び出ました。
グローリアは、ガランの上に乗り魔法を使いました。
するとガランの足元に魔法陣が浮かびあがり地面が溶け出しました。
あっと言う間にガランは地中に埋まり、グローリアはその上で石になっていました。
グローリアは、自らを犠牲にしてガランを大地へと封印したのです。
辺りに先ほどまであった、禍々しい雰囲気はありません。
変わりに優しくて温かなグローリアの雰囲気が空間に漂っていました。
こうして4人の活躍があって、世界は平和になりました。
残された3人は、
力自慢のドワーフ ファンスト、知恵者のエルフ ノウィスは、それぞれドワーフの国、エルフの国に戻りました。
人間の戦士タリスは、妻のグローリアが封印された地の近くに住み3人の子供を育てました。
その場所が現在の聖都タリスデンとなっています。
魔法使い改め、聖女グローリアは今でも悪い魔物ガランを封印し力を抑えているのです。
悪い魔物ガランとの戦いの場所は現在、聖地となり日々聖女グローリアへ祈りの巡拝者が後を絶たないのでした。
良い子の昔話 聖女グローリアより
0
あなたにおすすめの小説
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
九尾と契約した日。霊力ゼロの陰陽師見習いが大成するまで。
三科異邦
ファンタジー
「霊力も使えない。術式も出せない。
……西園寺玄弥、お前は本当に陰陽師か?」
その言葉は、もう何度聞いたか分からない。
霊術学院の訓練場で、俺はただ立ち尽くしていた。
周囲では炎が舞い、水がうねり、風が刃のように走る。
同年代の陰陽師たちが、当たり前のように霊を操っている。
――俺だけが、何もできない。
反論したい気持ちはある。
でも、できない事実は変わらない。
そんな俺が、
世界最強クラスの妖怪と契約することになるなんて――
この時は、まだ知る由もなかった。
これは――
妖怪の王を倒すべく、九尾の葛葉や他の仲間達と力を合わせて成長していく陰陽師見習いの物語。
なぜ、最強の勇者は無一文で山に消えたのか? ──世界に忘れられ、ひび割れた心のまま始めたダークスローライフ。 そして、虹の種は静かに育ち始め
イニシ原
ファンタジー
ダークスローライフで癒しに耐えろ。
孤独になった勇者。
人と出会わないことで進む時間がスローになるのがダークスローライフ。
ベストな組み合わせだった。
たまに来る行商人が、唯一の接点だった。
言葉は少なく、距離はここちよかった。
でも、ある日、虹の種で作ったお茶を飲んだ。
それが、すべての始まりだった。
若者が来た。
食料を抱えて、笑顔で扉を叩く。
断っても、また来る。
石を渡せば帰るが、次はもっと持ってくる。
優しさは、静けさを壊す。
逃げても、追いつかれる。
それでも、ほんの少しだけ、
誰かと生きたいと思ってしまう。
これは、癒しに耐える者の物語。
***
登場人物の紹介
■ アセル
元勇者。年齢は40に近いが、見た目は16歳。森の奥でひとり暮らしている。
■ アーサー
初老の男性。アセルが唯一接点を持つ人物。たまに森を訪れる。
■ トリス
若者。20代前半。アーサー行方不明後、食料を抱えて森の家を訪れる。
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います
ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。
懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?
どうも、命中率0%の最弱村人です 〜隠しダンジョンを周回してたらレベル∞になったので、種族進化して『半神』目指そうと思います〜
サイダーボウイ
ファンタジー
この世界では15歳になって成人を迎えると『天恵の儀式』でジョブを授かる。
〈村人〉のジョブを授かったティムは、勇者一行が訪れるのを待つ村で妹とともに仲良く暮らしていた。
だがちょっとした出来事をきっかけにティムは村から追放を言い渡され、モンスターが棲息する森へと放り出されてしまう。
〈村人〉の固有スキルは【命中率0%】というデメリットしかない最弱スキルのため、ティムはスライムすらまともに倒せない。
危うく死にかけたティムは森の中をさまよっているうちにある隠しダンジョンを発見する。
『【煌世主の意志】を感知しました。EXスキル【オートスキップ】が覚醒します』
いきなり現れたウィンドウに驚きつつもティムは試しに【オートスキップ】を使ってみることに。
すると、いつの間にか自分のレベルが∞になって……。
これは、やがて【種族の支配者(キング・オブ・オーバーロード)】と呼ばれる男が、最弱の村人から最強種族の『半神』へと至り、世界を救ってしまうお話である。
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる