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第一章 要らないと言うのなら旅立ちます。探さないで下さい。
20 初日の朝に店の中が空になり、慌てて追加に走り回る!
あの時、ボルドさんとはなしている最中【経験値ボーナスが支給されました。これにより1レベル追加でアップします】と言う声が聞こえた。
そして現在珈琲を二人で飲みつつ、お互いのスキルボードを並べてスキルチェック中だ。
俺の経験値はボルドさんによりレベルが一つ上がり、更にボーナスでもう一回上がった。
そこで、選べるのが増えた訳だ。
【二つのスキルをこの中から選びます。一つ、拠点を増やす。一つ、拠点を更に大きくする(宿屋大並み)一つ、銭湯を作る(入浴剤は選べます)。一つ、店を作る】
コレで言えば……銭湯を作るか店を作るかのどちらかだが、銭湯に関してはこの国の人間の風呂率が分からない。
取り敢えず銭湯を鑑定で詳しくみると――。
【銭湯:効能は入浴剤で変わる。常に水が綺麗なまま保たれ掃除不要だが、周辺の床の掃除だけが必要。お湯は沸き続ける。入浴剤を変えたい時に銭湯のお風呂を選んで違う入浴剤を入れれば効能が変わる。24時間営業可能】
なるほど、番台一人に男湯と女湯それぞれに定期的に床を掃除する人が居ればいいのか。いや、シャワー周りに風呂用のイスや桶、シャンプーやなんかを置くなら水垢掃除も必要になるかもな。
確かにお風呂事情次第では変わってくるな。それにこれは慈善事業にしてもいい。
『ストレリチア』の名を更に庶民に向けて宣伝するにはいい機会だ。
後は店舗を増やす。これは酒だな。酒屋を作ろう。
「俺は調べてみないと分らないが、ストレリチアの名を庶民にも幅広く知って貰う為に、銭湯を選ぼうと思う。後一つは店舗だな。酒を売ろう」
「なるほど。それはいいかも知れないですね。慈善活動っていうか」
「そうだな、土地代次第だが、やる価値はある」
「住民居住地エリアで出せばいい感じかと」
「そうだな、商業ギルドにまた行くか。まぁ仕事が一杯一杯な訳だが」
「ですよねー」
「カナエは何が出た?」
「私はレベルアップで一つ上がったのとボーナスが一つ入ったので二つ選べるんですが、宝石店、アウトドアグッズ店、ネットスーパーの拡張、ホームセンターが選べますね」
「ホームセンターとネットスーパーじゃ商品が若干違うからな」
「そうなんですね」
「ホームセンターだと、DIYや庭や畑いじりとか、そっちが充実していた筈だ」
「じゃあ、もしもの為にホームセンター取っておきます?」
「いや、俺も実は今回取るのを悩んではいるんだ。やる事が多すぎて手が回らない。ただ、一つだけ取っておいて、後は様子見でもいいかも知れないな」
「なるほど、その手もありましたか」
「今回は一個ずつ取ろう。俺は店を増やす。それで酒屋を作る。カナエはネットスーパーの拡張が良いんじゃないか?」
「そうですね、そうしてみます」
こうして一つずつスキルを選び、また作れるもの、買えるものが増えた訳だが――。
正直今は手が回らない。
暫く様子見だな。
そう思って温くなった珈琲を飲み終えホッとした途端、ドアをノックする音が聞こえ慌てて出ると、セバスディさんが立っていた。
「どうかしましたか?」
「はい、実は……店の物が空になりまして」
「空……ですか」
「はい、空で御座います。一度お越しいただければと」
「まだ朝ですよね?」
「昼前です」
「そうですか……様子を見に行きましょう」
こうしてカナエと一緒に行くと、後ろのバックヤードもスッカラカン。
店の中もスッカラカンになっていた。
売り上げが怖い事になりそうだ。
「うん! 見事に無いな!」
「スッカラカンですね!!」
「お一人様一つまでで売ったんですが……余りにも多くて。あの、コレ、シルクのパジャマの注文書です」
「わぁ……凄い数」
「納品までにかかる日数を聞いていなかったので、一週間以内にはと……」
「大丈夫です! 用意できます」
「本当ですか!?」
「取り敢えず、今用意できるものを用意しましょう。一旦皆さんはお帰り頂いて、御菓子類と飲み物系なら用意できますので直ぐ並べておきます。並べ終わったら商業ギルドに呼びに行きますので」
「ありがとう御座います」
「後、時計を売って欲しいと言うお客様が多くて……こちら、出来ればで良いと言う事で、注文書です」
「高いと分っていてならですが……まぁ、腐るものではないので大丈夫です!」
「ありがとう御座います!」
「用意出来次第呼びに行きますので、暫く待っていてくださいね!」
「分かりました!」
「一旦失礼します!」
こうして、『close』の看板を出していざ、カナエと頷き合い一気に商品を出していく。
俺はその間にお金を800万用意し、業務用冷蔵庫(大)を購入。それをドーンと店から見えない位置に置き、4段重ねのスチールラックをカナエに頼んで多めに購入し組み立てては中に入れを繰り返して、中央は荷物を持っていても引っ掛からないように設置。そこに更にジュース類を箱買いして棚に乗せて行き、周囲を埋まるまで只管繰り返して、ワインとチーズ用のスチールラックは赤にして分かりやすくした。
そして段ボールを一つずつ開けて置き、中を確認出来るようにして配置。
スチールラックに色付きガムテープで、この色があればジュース、この色があれば珈琲等、文字も油性ペンで書いておいた。
その間にカナエが店の中の御菓子類を並べて行き、更に段ボールをドンドンとバックヤードに置いて油性ペンで商品名を記入。
俺もそれの手伝いに入り、カナエが商品配列をしている間に出ていた御菓子類の段ボールを運んでは名前を書いて、分かりやすいように配置。
カナエが配置を終えると、ネットスーパーで画用紙を購入し、マジックペンで『シルクパジャマの受付は午前中のみです。受付一週間後の午前中よりお渡し可能です』と書いて、それを段ボールに貼り付け、更に紐を通してマネキンに掛ける。
一目瞭然と言う奴だな。
此処まででギリギリお昼直前。
流石に昼ご飯は作れないと悟ったカナエだったが、「こんな日もあるさ、初日のトラブルだ」と励まし、先に拠点に帰って貰っている間に商業ギルドに駆け込み、俺の登場にソファーでダウンしていた面々が顔をあげ、直ぐに集まってくれた。
「店はコレで大丈夫と思いますので、一旦来て頂いても?」
「はい、昼食は早めに食べましたので」
「では、俺は此れから昼食なので手短にしたいので来て頂けますか?」
「はい!」
と、また行ったり来たりで大変だが、店に到着し中に入ると既に陳列された商品を見て驚き、更にマネキンを見て驚き、バックヤードを見て言葉を無くされた。
「企業秘密なので言えませんが、まずこちらは大型冷蔵庫です。飲み物が中心に入っています。中をご覧の通り、カラーテープを巻いて、そこに何があるか書いてます」
「分かりやすいですね、ワインとチーズは赤色の棚ですか」
「ええ、結構買われた大人は多いですか?」
「ええ、半信半疑で買われて行きましたよ」
「リピーターが増えると良いですが。そう思って少し棚を増やしてます」
「きっと増えるでしょうね」
「で、外に出て貰いまして、箱一つ一つに商品の名前を書いてますので、それで出していってください。ティーバッグは入手に時間が掛かるので、他の物をメインにお願いします」
「畏まりました」
「化粧品関係は数が揃い次第と伝えてください」
「分かりました。そう伝えます」
「では、俺は子供達との食事がありますので、店はもう再開して構いませんが、入り口に人を立たせ、入店できるお客様を調整した方がいいかもしれません。開店したばかりでバタバタしていますが引き続きよろしくお願いします。あと閉店時間は夕方5時ですので、お忘れない様に」
「はい!」
「その頃また来ますので!」
そう言うと俺は本拠地に戻り、靴を脱いでバタバタ走って玄関に靴を置いて手を洗い、顔を洗ってスッキリしたところで「ただいま!!」と声を上げる。
「お疲れさまでした」
「うむ! 食事を始めよう。今日はパンか」
「うう……料理が出来ず申し訳なく……」
「ははは! 初日だ、色々あるさ。後の店の事は俺がするから、夕飯は豪華にお願いするぞ?」
「お任せくださいませ旦那様!」
「その意気や良し!」
こうしてパンを食べつつ珈琲を飲み、食後もう一度奴隷市場に行く事を告げると、皆は不安そうだったが「悪い人は連れてこない」と約束し、二人ほど新たに雇う事を決めた。
その頃、井上たちは――。
そして現在珈琲を二人で飲みつつ、お互いのスキルボードを並べてスキルチェック中だ。
俺の経験値はボルドさんによりレベルが一つ上がり、更にボーナスでもう一回上がった。
そこで、選べるのが増えた訳だ。
【二つのスキルをこの中から選びます。一つ、拠点を増やす。一つ、拠点を更に大きくする(宿屋大並み)一つ、銭湯を作る(入浴剤は選べます)。一つ、店を作る】
コレで言えば……銭湯を作るか店を作るかのどちらかだが、銭湯に関してはこの国の人間の風呂率が分からない。
取り敢えず銭湯を鑑定で詳しくみると――。
【銭湯:効能は入浴剤で変わる。常に水が綺麗なまま保たれ掃除不要だが、周辺の床の掃除だけが必要。お湯は沸き続ける。入浴剤を変えたい時に銭湯のお風呂を選んで違う入浴剤を入れれば効能が変わる。24時間営業可能】
なるほど、番台一人に男湯と女湯それぞれに定期的に床を掃除する人が居ればいいのか。いや、シャワー周りに風呂用のイスや桶、シャンプーやなんかを置くなら水垢掃除も必要になるかもな。
確かにお風呂事情次第では変わってくるな。それにこれは慈善事業にしてもいい。
『ストレリチア』の名を更に庶民に向けて宣伝するにはいい機会だ。
後は店舗を増やす。これは酒だな。酒屋を作ろう。
「俺は調べてみないと分らないが、ストレリチアの名を庶民にも幅広く知って貰う為に、銭湯を選ぼうと思う。後一つは店舗だな。酒を売ろう」
「なるほど。それはいいかも知れないですね。慈善活動っていうか」
「そうだな、土地代次第だが、やる価値はある」
「住民居住地エリアで出せばいい感じかと」
「そうだな、商業ギルドにまた行くか。まぁ仕事が一杯一杯な訳だが」
「ですよねー」
「カナエは何が出た?」
「私はレベルアップで一つ上がったのとボーナスが一つ入ったので二つ選べるんですが、宝石店、アウトドアグッズ店、ネットスーパーの拡張、ホームセンターが選べますね」
「ホームセンターとネットスーパーじゃ商品が若干違うからな」
「そうなんですね」
「ホームセンターだと、DIYや庭や畑いじりとか、そっちが充実していた筈だ」
「じゃあ、もしもの為にホームセンター取っておきます?」
「いや、俺も実は今回取るのを悩んではいるんだ。やる事が多すぎて手が回らない。ただ、一つだけ取っておいて、後は様子見でもいいかも知れないな」
「なるほど、その手もありましたか」
「今回は一個ずつ取ろう。俺は店を増やす。それで酒屋を作る。カナエはネットスーパーの拡張が良いんじゃないか?」
「そうですね、そうしてみます」
こうして一つずつスキルを選び、また作れるもの、買えるものが増えた訳だが――。
正直今は手が回らない。
暫く様子見だな。
そう思って温くなった珈琲を飲み終えホッとした途端、ドアをノックする音が聞こえ慌てて出ると、セバスディさんが立っていた。
「どうかしましたか?」
「はい、実は……店の物が空になりまして」
「空……ですか」
「はい、空で御座います。一度お越しいただければと」
「まだ朝ですよね?」
「昼前です」
「そうですか……様子を見に行きましょう」
こうしてカナエと一緒に行くと、後ろのバックヤードもスッカラカン。
店の中もスッカラカンになっていた。
売り上げが怖い事になりそうだ。
「うん! 見事に無いな!」
「スッカラカンですね!!」
「お一人様一つまでで売ったんですが……余りにも多くて。あの、コレ、シルクのパジャマの注文書です」
「わぁ……凄い数」
「納品までにかかる日数を聞いていなかったので、一週間以内にはと……」
「大丈夫です! 用意できます」
「本当ですか!?」
「取り敢えず、今用意できるものを用意しましょう。一旦皆さんはお帰り頂いて、御菓子類と飲み物系なら用意できますので直ぐ並べておきます。並べ終わったら商業ギルドに呼びに行きますので」
「ありがとう御座います」
「後、時計を売って欲しいと言うお客様が多くて……こちら、出来ればで良いと言う事で、注文書です」
「高いと分っていてならですが……まぁ、腐るものではないので大丈夫です!」
「ありがとう御座います!」
「用意出来次第呼びに行きますので、暫く待っていてくださいね!」
「分かりました!」
「一旦失礼します!」
こうして、『close』の看板を出していざ、カナエと頷き合い一気に商品を出していく。
俺はその間にお金を800万用意し、業務用冷蔵庫(大)を購入。それをドーンと店から見えない位置に置き、4段重ねのスチールラックをカナエに頼んで多めに購入し組み立てては中に入れを繰り返して、中央は荷物を持っていても引っ掛からないように設置。そこに更にジュース類を箱買いして棚に乗せて行き、周囲を埋まるまで只管繰り返して、ワインとチーズ用のスチールラックは赤にして分かりやすくした。
そして段ボールを一つずつ開けて置き、中を確認出来るようにして配置。
スチールラックに色付きガムテープで、この色があればジュース、この色があれば珈琲等、文字も油性ペンで書いておいた。
その間にカナエが店の中の御菓子類を並べて行き、更に段ボールをドンドンとバックヤードに置いて油性ペンで商品名を記入。
俺もそれの手伝いに入り、カナエが商品配列をしている間に出ていた御菓子類の段ボールを運んでは名前を書いて、分かりやすいように配置。
カナエが配置を終えると、ネットスーパーで画用紙を購入し、マジックペンで『シルクパジャマの受付は午前中のみです。受付一週間後の午前中よりお渡し可能です』と書いて、それを段ボールに貼り付け、更に紐を通してマネキンに掛ける。
一目瞭然と言う奴だな。
此処まででギリギリお昼直前。
流石に昼ご飯は作れないと悟ったカナエだったが、「こんな日もあるさ、初日のトラブルだ」と励まし、先に拠点に帰って貰っている間に商業ギルドに駆け込み、俺の登場にソファーでダウンしていた面々が顔をあげ、直ぐに集まってくれた。
「店はコレで大丈夫と思いますので、一旦来て頂いても?」
「はい、昼食は早めに食べましたので」
「では、俺は此れから昼食なので手短にしたいので来て頂けますか?」
「はい!」
と、また行ったり来たりで大変だが、店に到着し中に入ると既に陳列された商品を見て驚き、更にマネキンを見て驚き、バックヤードを見て言葉を無くされた。
「企業秘密なので言えませんが、まずこちらは大型冷蔵庫です。飲み物が中心に入っています。中をご覧の通り、カラーテープを巻いて、そこに何があるか書いてます」
「分かりやすいですね、ワインとチーズは赤色の棚ですか」
「ええ、結構買われた大人は多いですか?」
「ええ、半信半疑で買われて行きましたよ」
「リピーターが増えると良いですが。そう思って少し棚を増やしてます」
「きっと増えるでしょうね」
「で、外に出て貰いまして、箱一つ一つに商品の名前を書いてますので、それで出していってください。ティーバッグは入手に時間が掛かるので、他の物をメインにお願いします」
「畏まりました」
「化粧品関係は数が揃い次第と伝えてください」
「分かりました。そう伝えます」
「では、俺は子供達との食事がありますので、店はもう再開して構いませんが、入り口に人を立たせ、入店できるお客様を調整した方がいいかもしれません。開店したばかりでバタバタしていますが引き続きよろしくお願いします。あと閉店時間は夕方5時ですので、お忘れない様に」
「はい!」
「その頃また来ますので!」
そう言うと俺は本拠地に戻り、靴を脱いでバタバタ走って玄関に靴を置いて手を洗い、顔を洗ってスッキリしたところで「ただいま!!」と声を上げる。
「お疲れさまでした」
「うむ! 食事を始めよう。今日はパンか」
「うう……料理が出来ず申し訳なく……」
「ははは! 初日だ、色々あるさ。後の店の事は俺がするから、夕飯は豪華にお願いするぞ?」
「お任せくださいませ旦那様!」
「その意気や良し!」
こうしてパンを食べつつ珈琲を飲み、食後もう一度奴隷市場に行く事を告げると、皆は不安そうだったが「悪い人は連れてこない」と約束し、二人ほど新たに雇う事を決めた。
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