石しか生成出来ないと追放されましたが、それでOKです!

寿明結未(ことぶき・あゆみ)

文字の大きさ
61 / 106

61 久しぶりに会えた元シャース王国での命の恩人二人目、ダンさん!!

しおりを挟む
 こうして駆け出して行った男性三人をクスクス笑いながら一か所ずつアイテムチェックをして必要なアイテムを生成していき、昼になるまで【破損部位修復ポーション】と他のポーションを交互に作り続けた時間は過ぎて行き……いつも通り休憩室で倒れている私が居たのは、ラフィリアちゃん達には内緒にしたいかな? と思った日。


「うーん……またやってしまった」
「慣れるまではこうなるとお爺様は言っておられました」
「製薬生成は兎に角集中力が沢山必要になるからのう。それに普通は初級ポーションから慣れて行ったりするもんじゃ。蒸留水とかな? しかしユリの場合は最高級のポーションから初めておる。しかもギルドからの依頼じゃ。慣れるまでは倒れるのが普通じゃて」
「ネムッタラ カイフクマホウ カケテルヨ」
「色々ごめんね。助かってるわ」


 そう言ってベッドから起き上がり草履を履くと、イヤリングを付け直して立ち上がる。


「そう言えばお昼はちゃんと食べてる?」
「タベテルヨ」
「ドマも食べてるわよね?」
「食べてます。その間はここに俺の持ってる盗難防止のカギを付けるので誰も入れません」
「盗難防止って……」
「ユリは盗難される可能性があるからのう。正しい判断じゃ」
「な、なるほど」
「義理ノ姉ニ カギヲカケルッテ チョットスゴイヨネ」
「考えちゃ駄目!」


 思わずストップをかけたものの、確かに私は連れ去られる可能性が高いとはいえ、義理の弟に鍵を掛けられるというのは如何なものか!!
 夫的にはどうなの!?


「兄様なら、妥当な判断だなって」
「あ――……。そうね、エンジュさんなら言うわね」
「ただ、センジュとシンジュさんには複雑な顔をされました」
「でしょうね!」


 良かった、一応まともな考えが二人いたわ!
 ドマとエンジュさんって何処か抜けてるのよね……。似た者同士と言うべきかしら?


「それで、センジュが姉様にお握りを作ってくれていたので、お茶と一緒にと」
「わぁ、助かります。腹が減っては戦は出来ませんからね! 午後は冒険者ギルドに行って鉱石出しまくりですよ!」
「お供いたします」
「明日の予定は、朝商業ギルドに行った後は一旦家に帰ってポーション作って、午後は起きてから製薬ギルドに一応行ってみようかと思ってるの。作ったアイテムも多いし、一度納品はしておこうかと」
「分かりました」
「という事で、頂きます!」


 そう言うとお握りを食べつつお茶で口を潤しつつ、シッカリ食べて力を入れなくては。
 すると「ぷっ」と笑われたので「ん?」と返すと――。


「姉様、豪快に食べ過ぎです」
「次の戦いに向けて滾っているのよ。お腹が空いてたんじゃ力が出ないわ」
「それはそうですが、それにしても豪快でしたね」
「ふふっ! 姉弟なんですもの、隠し事は無しよ」
「分かりました。そう言う事にしておきましょう」


 しっかりお握りを食べ終わると手を洗ってからお茶を飲んで一服し、「さて、行きますか!」と気合を入れる。
 馬車に乗り冒険者ギルドに到着すると、懐かしい顔と出くわした。


「――ダンさん!!」
「ユリ!?」


 そう、シャース王国がまだあった頃助けてくれた冒険者ギルドマスターのダンさんだった。
 駆け寄るとモーゼのように道が開き、「ご無事で何よりです!」と伝えると奥からドナンさんもやってきた。


「久しぶりの対面か。良かったらダン、案内してやってくれや」
「分かりました」
「あれ、此処で働き始めたんですか?」
「ああ、今は書記をさせて貰ってる」


 そう会話しながら何時もの倉庫に向かうと、後ろについてきたドマに目を向け「あの子は?」と言われたので事情を説明し弟であることを伝えた。
 随分と驚かれたけれど、「確かに彼なら安心だろう」と太鼓判を押されたので胸を張って置いた。


「そりゃそうですよ、うちの弟は最強で強いんです」
「だろうなぁ。それで、スタンピードが起きた以上ちょっと武器や防具の消費が激しくてな。多めに一万ずつ出して欲しいという依頼なんだが、出来そうか」
「ええ、出来ます。各種ですか?」
「ああ、各種一万だ」
「タキちゃん、始めましょう?」
「ハーイ」


 そう言うと二人で「アイテム生成」と口にして銅鉱石、鉄鉱石、銀鉱石、プラチナ鉱石と出していく。
 塊でも出せるけど、出すと色々面倒と最初に注意されているのでそのままのスタイルだ。
 一万個になったらお互い魔法陣を止めて次の生成と繰り返し、夕方4時半頃には終わらせた。あれから結構スピードが速くなったのだ。


「随分と早くなったな」
「ええ、沢山出してますからね!」
「そう言えば結婚したんだってな、アルテミアさんの息子さんと」
「ええ、アルテミアさんは流行り病で亡くなっていらっしゃいましたが」
「だが、君と言う勝利の女神が来た。あのシャース王国も君を逃さなければ勝てただろうに、本当に必要なスキルを見落としたばかりに負けたようなものだ。その上スタンピード……。王家も国の連中も、周りを全く見ていなかった。そう言う国民性ではあったがね」
「ダンさん苦労多かったでしょう?」
「ははは、かなりね。それより商業ギルドに行くのなら気を付けるといい。シャース王国にいたギルド長が来ているんだけれど、随分とレイルさんと相性が悪くてな……。商業ギルドを追い出されそうになってるらいし」
「え、どっちがですか?」
「元シャースから来た方のギルドマスターがさ」
「ああ……」


 確かにこのダイヤの国で実績を上げてきたのはレイルさんであって、元シャース王国のギルドマスターではない。
 それを理解しきれない残念な頭なのだろう。
 良かった、あの時ダンさんのいる冒険者ギルドに行って良かった!
 運がついていて良かった!!


「まぁ、流石にレイスの奴もお前さんの事は秘匿にしたいんじゃないかな。仕事が終わる前に手紙を出しておきな。明日伺っても良いですかって」
「そうします」
「多分断られると思うから、その時はガーネット二号店だったか? そこで取引すればいい」
「そうしてみますね。ダンさん色々気にしてくれてありがとう!」
「いいってことよ! お互い乗り越えていこうぜ!」
「了解です!」


 こうして本当のギルマスであるドナンさんがやってくると、アイテムを鑑定してバッチリあったようで、お金を支払って貰い馬車に乗り込んで二号店へと帰る。
 その時――。


「あの男性が救ってくれたんですね?」
「ん? ああ、元シャース王国から出る前に色々と手助けしてくれた人なの。お爺ちゃん達との出会いもそうだったわよね」
「なつかしいのう……」
「ナツカシイネ」
「もうあの国は無いのだと思うと、精々するというか、なんというか」
「俺はこの国に来ていい思い出は姉様たちと出会う前はありませんでしたが、今は沢山あります。姉様や兄様は優しい……俺は……懐かしい」
「懐かしいって思うのね」
「ええ、酷く懐かしく感じる時があるんです」
「そう……」
「思い出せなくとも、こんなに懐かしく温かく感じるという事は、きっと俺は愛されていたのだと思います」
「うん」
「何も思い出せないのが悔しいですが……何時かは、何か分かれば良いのですが」


 そう語るドマに何もいせず、小さく「そうね」と呟き頭を撫でると、少し照れながら笑っている顔が幼く見える。
 二号店に帰宅すると各所にアイテムが不足している所がないかチェックしていき、少ない所にはドンドン入れて繰り返し、そろそろチャイムが鳴る頃に仕事を終えて本社二階に向かい、ロザリオスさんに商業ギルドに明日のお伺いを聞きたいと伝えると手紙を書いて送ってくれた。
 すると直ぐに返事が帰ってきて、明日朝こちらに来てくれることになったのだ。
 やはりダンさんがいった通り問題が起きているのね……。


「レイルさんが心配ですね」
「そうね……元シャース王国のギルマスがどんな人かは知らないけれど、傲慢そう……」
「そう言う国民性だったのなら、傲慢なんでしょうね」
「ちょっと安く出すかな……気持ちだけど」
「お優しい」


 こうして仕事を終えた皆が集まり、一日の出来事を話し合いながら何時城に持って行くか等、次の商売展開をどうするかなどを語り合い時間は過ぎて行ったのだった。
 その夜、食事を終えて暫くすると――。


しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

身代わりで呪いの公爵に嫁ぎましたが、聖女の力で浄化したら離縁どころか国一番の溺愛妻になりました〜実家が泣きついてももう遅い〜

しょくぱん
恋愛
「お前のような無能は、死神の生贄にでもなっていろ」 魔力なしの無能と蔑まれ、家族に虐げられてきた伯爵令嬢レティシア。 彼女に命じられたのは、近づく者すべてを病ませるという『呪いの公爵』アレクシスへの身代わり結婚だった。 鉄格子の馬車で運ばれ、たどり着いたのは瘴気に満ちた死の城。 恐ろしい怪物のような男に殺される――。 そう覚悟していたレティシアだったが、目の前の光景に絶望よりも先に別の感情が湧き上がる。 (な、何これ……汚すぎるわ! 雑巾とブラシはどこ!?) 実は、彼女が「無能」と言われていたのは、その力が『洗浄』と『浄化』に特化した特殊な聖女の魔力だったから。 レティシアが掃除をすれば、呪いの瘴気は消え去り、枯れた大地には花が咲き、不気味だった公爵城はまたたく間にピカピカの聖域に塗り替えられていく。 さらには、呪いで苦しんでいたアレクシスの素顔は、見惚れるほどの美青年で――。 「レティシア、君は一体何者なんだ……? 体が、こんなに軽いのは初めてだ」 冷酷だったはずの公爵様から、まさかの執着と溺愛。 さらには、呪いが解けたことで領地は国一番の豊かさを取り戻していく。 一方で、レティシアを捨てた実家は、彼女の『浄化』を失ったことで災厄に見舞われ、今さら「戻ってきてくれ」と泣きついてくるが……。 「私は今、お城の掃除と旦那様のお世話で忙しいんです。お引き取りくださいませ」 これは、掃除を愛する薄幸令嬢が、その愛と魔力で死神公爵を救い、最高に幸せな居場所を手に入れるまでのお話。

【大賞・完結】地味スキル《お片付け》は最強です!社畜OL、異世界でうっかり国を改革しちゃったら、騎士団長と皇帝陛下に溺愛されてるんですが!?

旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
【第18回ファンタジー小説大賞で大賞をいただきました】→【規約変更で書籍化&コミカライズ「確約」は取り消しになりました。】 佐藤美佳子(サトウ・ミカコ)、享年28歳。死因は、過労。連日の徹夜と休日出勤の果てに、ブラック企業のオフィスで静かに息を引き取った彼女が次に目覚めたのは、剣と魔法のファンタジー世界だった。 新たな生を受けたのは、田舎のしがない貧乏貴族の娘、ミカ・アシュフィールド、16歳。神様がくれた転生特典は、なんと《完璧なる整理整頓》という、とんでもなく地味なスキルだった。 「せめて回復魔法とかが良かった……」 戦闘にも生産にも役立たないスキルに落胆し、今度こそは静かに、穏やかに生きたいと願うミカ。しかし、そんな彼女のささやかな望みは、王家からの突然の徴収命令によって打ち砕かれる。 「特殊技能持ちは、王宮へ出仕せよ」 家族を守るため、どうせ役立たずと追い返されるだろうと高をくくって王都へ向かったミカに与えられた任務は、あまりにも無謀なものだった。 「この『開かずの倉庫』を、整理せよ」 そこは、数百年分の備品や資材が山と積まれ、あまりの混沌ぶりに探検隊が遭難したとまで噂される、王家最大の禁足地。 絶望的な光景を前に、ミカが覚悟を決めてスキルを発動した瞬間――世界は、彼女の「お片付け」が持つ真の力に震撼することになる。 これは、地味スキルでうっかり国のすべてを最適化してしまった元社畜令嬢が、カタブツな騎士団長や有能すぎる皇帝陛下にその価値を見出され、なぜか過保護に甘やかされてしまう、お仕事改革ファンタジー。

大自然を司る聖女、王宮を見捨て辺境で楽しく生きていく!

向原 行人
ファンタジー
旧題:聖女なのに婚約破棄した上に辺境へ追放? ショックで前世を思い出し、魔法で電化製品を再現出来るようになって快適なので、もう戻りません。 土の聖女と呼ばれる土魔法を極めた私、セシリアは婚約者である第二王子から婚約破棄を言い渡された上に、王宮を追放されて辺境の地へ飛ばされてしまった。 とりあえず、辺境の地でも何とか生きていくしかないと思った物の、着いた先は家どころか人すら居ない場所だった。 こんな所でどうすれば良いのと、ショックで頭が真っ白になった瞬間、突然前世の――日本の某家電量販店の販売員として働いていた記憶が蘇る。 土魔法で家や畑を作り、具現化魔法で家電製品を再現し……あれ? 王宮暮らしより遥かに快適なんですけど! 一方、王宮での私がしていた仕事を出来る者が居ないらしく、戻って来いと言われるけど、モフモフな動物さんたちと一緒に快適で幸せに暮らして居るので、お断りします。 ※第○話:主人公視点  挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点  となります。

【完結】使えない令嬢として一家から追放されたけど、あまりにも領民からの信頼が厚かったので逆転してざまぁしちゃいます

腕押のれん
ファンタジー
アメリスはマハス公国の八大領主の一つであるロナデシア家の三姉妹の次女として生まれるが、頭脳明晰な長女と愛想の上手い三女と比較されて母親から疎まれており、ついに追放されてしまう。しかしアメリスは取り柄のない自分にもできることをしなければならないという一心で領民たちに対し援助を熱心に行っていたので、領民からは非常に好かれていた。そのため追放された後に他国に置き去りにされてしまうものの、偶然以前助けたマハス公国出身のヨーデルと出会い助けられる。ここから彼女の逆転人生が始まっていくのであった! 私が死ぬまでには完結させます。 追記:最後まで書き終わったので、ここからはペース上げて投稿します。 追記2:ひとまず完結しました!

大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!

古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。 その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。 『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』 昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。 領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。 一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――

おひとりさまの準備してます! ……見合いですか?まぁ一度だけなら……

松ノ木るな
恋愛
 ストラウド子爵家の長女・エレーゼ18歳はお父様が大好きだ。このままお父様と同じ屋敷で暮らし、いつかお父様を私が看取る、そんな将来設計があるので結婚はしたくない。だがこれでも貴族令嬢、そういうわけにもいかなくて。  ある日、仕方なく見合いに赴くことになったのだが。  見合い相手はプラチナブロンド煌めくひたすら優美な王子様、いや辺境伯の跡取り息子。  見た目も家柄もファビュラスなのに、彼は今までことごとく見合い相手に断られ、挙句エレーゼのところに話が回ってきたという訳あり物件。  この話、断る? 断られるよう仕向ける?  しかし彼は言ったのだ。「こちらの条件のんでくれたら、結婚後、自由にしていい」と。つまり、実家暮らしの妻でOKだと!  名を貸し借りする程度の結婚でいいなんて。オイシイじゃない? で、条件とは何ですの?  お父様だけがもつ“私への無限の愛”しか信じない令嬢エレーゼが、何を考えているのだかよく分からない婚約者エイリークと少しずつ絆を深めていく、日常みじみじラブストーリーです。    ※第4話④⑤、最終話⑧⑨は視点を切り替えてヒーローサイドでお送りしております。

無自覚人たらしマシュマロ令嬢、王宮で崇拝される ――見た目はぽっちゃり、中身は只者じゃない !

恋せよ恋
ファンタジー
 富豪にして美食家、オラニエ侯爵家の長女ステファニー。  もっちり体型から「マシュマロ令嬢」と陰口を叩かれる彼女だが、  本人は今日もご機嫌に美味しいものを食べている。  ――ただし、この令嬢、人のオーラが色で見える。  その力をひけらかすこともなく、ただ「気になるから」と忠告した結果、  不正商会が摘発され、運気が上がり、気づけば周囲には信奉者が増えていく。  十五歳で王妃に乞われ、王宮へ『なんでも顧問』として迎えられたステファニー。  美食を愛し、人を疑わず、誰にでも礼を尽くすその姿勢は、  いつの間にか貴族たちの心を掴み、王子たちまで惹きつけていく。  これは、  見た目はぽっちゃり、されど中身は只者ではないマシュマロ令嬢が、  無自覚のまま王宮を掌握していく、もっちり系・人たらし王宮譚。 🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。 🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。 🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。 🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。 🔶 エール📣いいね❤️励みになります! 🔶表紙はAI生成画像です🤖

追放即死と思ったら転生して最強薬師、元家族に天罰を

タマ マコト
ファンタジー
名門薬師一族に生まれたエリシアは、才能なしと蔑まれ、家名を守るために追放される。 だがそれは建前で、彼女の異質な才能を恐れた家族による処刑だった。 雨の夜、毒を盛られ十七歳で命を落とした彼女は、同じ世界の片隅で赤子として転生する。 血の繋がらない治療師たちに拾われ、前世の記憶と復讐心を胸に抱いたまま、 “最強薬師”としての二度目の人生が静かに始まる。

処理中です...