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【番外編】元勇者は嫉妬されました
支部のふぉろわさん2000人ありがとう記念リクエストにて、抽選に当たった匿名さんのリクを元にして書いたお話です。
調教要素がほぼないのでは……?という仕上がりになってしまいましたが、楽しく執筆させていただきました!
新キャラが出てくると共にサブカプの匂わせがあります。
少しでも楽しんでもらえると嬉しいです!
☆☆☆☆☆
「ん……、んぅ……、む……」
「おはよう、コルラート。寝ぼけているのか?」
擽るように頭を撫でられるのが気持ちいい。夢なのか現実なのか曖昧な狭間で、口元がふにゃりと緩んでしまう。
だから、俺は気づけなかった。
「も……、くすぐった……、くちはだめ、ミーちゃん……」
「……は?」
俺の知らないところで、ザリディアの機嫌が急降下したことに。
*****
『勇者』だった俺は、腐った王族共に売られて、過去に少しだけ面倒を見ていた魔族……ザリディアの嫁になった。
自分で言うのも恥ずいけど、ザリディアは俺のことをすごく溺愛してくれている。それこそこの半年間、毎日のように。
眠る時も食事の時も風呂の時も一緒で、存分に甘やかしてくれる。心地いいし気持ちいいしで俺も甘えてしまうんだよな……。
だから俺は、そんなザリディアが怒ったり機嫌が悪くなったりするところなんて、ほとんど見たことがなかった。せいぜい、俺がオークションにかけられてた時に野次っていた魔族を痛めつけに行った時ぐらいだ。あと、王族にも何か仕掛けたみたいだけど……、もう人間界のことは分からないし興味もない。
だからこそ。
「なあ、ザリディア。何か言いたいことあるんじゃないか?」
「……別に、何もない」
朝からむすっとご機嫌ななめの理由が分からない。
起きた時に隣に居なかったし、ご飯の時も口数が少なくて、今だって離れたところで読書を始めてしまった。心当たりは全くないものの、眠る前までは何ともなかったから、きっと俺が何かしたに違いない。
昨日のえっちで俺がドン引くくらい汚く喘いだとか、あるいは寝相が酷すぎたとか。
「(いや、このくらいのことでザリディアが怒るか……?でも、不機嫌になってるのは事実だし)」
チラチラと視線をやっても、ちっともこっちを見てくれない。いつもなら、『甘えたいのか?』って手を広げて待ってくれるのに。くそ、俺をこんな甘えたにしたのはお前なのに。責任取ればか。
「(……よし)」
受け身になっていても時間を無駄にするだけだ。だったら、こっちから仕掛けてしまえばいい。
「ザリディア。キスしていい?」
「っ……、好きにしろ」
よかった、拒否はされなかった。触れられるのが嫌ってわけじゃないみたいだ。
それでも、視線は本から外れない。
少しだけむっとしつつ頬に唇を寄せて、形の良い耳に舌を這わせる。いつも俺がやられてばっかでとろとろにされるから、この際ちょっとやり返してみたい。
「ん、ちゅ、ふあ……」
これでも、少しは成長したはずなんだ。されるがままキスされてたわけじゃない。俺だって、ザリディアのことを気持ち良くしたい。
「んっ、すき……、ザリディア」
耳朶を甘噛みしながら、そっと囁く。理性がトんでない状態で言うのは気恥ずかしいな。
「すき、だいすき。ザリディア、ヤなことあったなら教えてよ。言ってくんないと分かんないんだからさ」
「……」
何度もキスをしながら伝えると、不意にザリディアの口から深い溜息が漏れた。パタンと閉じられた本がサイドテーブルに置かれて、長い腕が回ってくる。そのまま抱き込まれれば、向かい合わせでザリディアの膝の上に座る形になった。逃げられないようにぎゅっと閉じ込められたけど、寧ろ願ったり叶ったりだ。
「コルラート。ひとつ、聞いてもいいか」
まるで無理矢理絞り出したかのような声音に、こっちまでドキドキしてしまう。一つでもいくつでも聞いてくれていいけど、一体どんな内容なんだろう。
「『ミーちゃん』とは、誰のことだ」
「は……」
その問いに、俺はすぐ答えることが出来なかった。だって、まさかザリディアの口からその名前が飛び出すなんて思わなかったから。
ああでも、ここで変に言葉に詰まると誤解させてしまう。寧ろ、もしかして誤解しているから機嫌が悪かったり?
「ミーちゃんはさ、昔ザリディアと別れた後に会った黒猫だよ、猫」
「ねこ」
「そう、猫」
「そうか。その猫に、顔を舐められたのか」
「まあ、うん、顔だけじゃないけど舐められはしたかな」
今思えば、やけに人懐っこい猫だったと思う。ザリディアがいなくなって、一人ぼっちに戻った俺のことを癒してくれた存在だ。猫は気まぐれだからいつの間にかいなくなったけど、それでもあの数日間の記憶は脳に染みついている。
「というか、なんでザリディアがミーちゃんのこと知ってんだ?」
「寝言で言っていた」
「ああ、なるほど……。それで、ちょっと嫉妬してくれたんだ?」
冗談交じりで聞いてみると、やけに真剣な瞳で見つめ返された。そのまま近付いてきた唇がふにりと重なって、「した」と子供みたいに拗ねた声が降ってきた。
「~~っ♡か、かわいい……♡」
「……可愛いのはお前だろう」
ちゅ、ちゅう、と段々深くなっていくキスに流されて、そのまま抱っこでベッドに運ばれて。
あとはもう、言わずもがなってやつだ。
*****
「──はぁ……♡抜かずの三発やばかった……♡まだザリディアのチンポ挿入ってる気がする……♡」
ソファーに座ってもだもだする俺は、今現在本を片手に部屋に一人きりだ。
ザリディアは魔王の息子ではあるものの、三兄弟の末っ子らしい。自分が王位を継ぎたいとも思っていないから、基本的に屋敷でずっといちゃいちゃしてくれるけど、お偉いさんの集まりには出席しないといけないそうだ。
そして、俺のことは絶対に連れて行ってくれない。まあ人間だからなと思っていたら、ザリディアいわく『コルラートの愛らしさを知られたくない』かららしい。いや、多分審美眼おかしいのお前だけだと思うけど。むず痒いというか照れくさいというか。
だから、今は大人しく留守番中。こっちの世界の書物が面白いから暇ではないけど、やっぱりザリディアが傍にいないと寂しいな……。
ちりん、という音が聞こえてきたのはその時だった。
「……?鈴の音?」
それも、窓の向こう側から聞こえてきた気がする。閉めていたカーテンに近づいて恐る恐る開けると、ガラスを挟んだ屋根の上に、一匹の黒猫が居た。ぱっちりとした金の瞳と、首に巻かれた鈴付きの赤いリボンには、どこか見覚えが……。
「あ……!あの時の猫……!?」
まるで返事をするかのようにニァアと鳴いた猫を、慌てて窓を開けて迎え入れる。人間界の猫がどうやって魔界に来れたのかは分からないけど、こんな無防備な小動物はすぐにパクリと食べられてしまうだろう。無事にここまで辿り着けたことだけでも奇跡だ。
「わ、大きくなったなぁ」
ほのかな温もりは、昔と比べてずしりと重たい。汚れて切れてしまった首輪代わりにと付けてあげたリボンは、傷一つなく綺麗なままだ。
力を入れすぎないように抱っこすると、鼻の頭や頬をぺろぺろと舐めてくる黒猫。少しざりっとはしてるけど、擽ったくて笑ってしまう。
そのまま唇まで舐められそうになって、咄嗟に顔を逸らしてしまった。
「ミィ」
「ごめんな、ここは俺の大好きな人にしかあげられないから」
言っても通じないと分かっているから、恥ずかしいことも素直に言える。この程度でザリディアが怒ることはないとは思うけど……、俺がそうしたいってだけだ。
「つーか、お前どうやってここに来たんだ?ザリディアが帰ってきたら元の場所に戻してやるからな」
「その必要はねぇよ」
「……え?」
今の声、どこから。
「オレは元々、こっちの住人だからな」
「っわ……!?」
ぼふんっ、とどこからともなく湧いて出た煙に驚いて、思わず黒猫を取り落としてしまった。咄嗟に伸ばした手が、もふりとした何かに掴まれる。
煙がサアッと引いた後、そこに現れたのは、俺より頭一つ分背が高い、猫耳のイケメンだった。
「へ……?」
顔は人間っぽいけど、肌は黒みがかっていて……というか、全身がもふもふしている。切れ長の金色の瞳に、首に巻かれた赤いチョーカー……、いや、これは、リボン……?鈴付きの……、え……?まさか、そんな、
「ミ、ミーちゃん……?」
「そ。正確には猫獣人のラヴってんだ」
ラヴ。名前可愛いな。……じゃなくて!
「ふ、普通の猫じゃなかったのか!?」
「そう見えるよう振舞ってただけだ。人間界から帰ってきた坊ちゃんがやけに落ち込んでたから、元凶を偵察しに行ってたんだよ」
「坊ちゃん……って、もしかしてザリディア?」
「一応側近だからな、オレは。……それなのによぉ、オレに内緒で嫁を娶って囲ってやがるんだぜ?何かと後始末してんのはオレなのに、少しはご褒美があってもいいと思うよな?」
「……そ、れは、そうだな……?」
「じゃあ、オレと交尾しよ」
「はぁ!?何でそうなる!?」
「坊ちゃんばっかイイ思いすんのずりぃだろ。お前の身体どこもかしこも甘くて美味いし、交尾したらもっと美味くなりそうじゃん」
「いっ、いやいやいや!?側近なら正気を保て!つーか、全身舐めたことあるような発言やめろ!」
「舐めたけど?」
「は……?」
「お前がぐーすか寝てる時。猫の姿のままだったけど、服ん中潜ってたっぷり。乳首が特に美味かったな」
脳内がぐるぐると回って混乱してしまう。ただでさえ、あの時の猫が獣人だったことに驚いてるのに。全身を、舐められていただなんて。猫の姿のままならセーフ……なわけない!恥ずかしくて堪らないし、それに何よりこんなことザリディアに知られたら……!!
「かっ、帰れ!交尾なんてしない!俺はザリディアとしかえ……えっちしないし、俺のこと舐めていいのもザリディアだけだから!」
「さっきオレに舐められてたじゃん」
「あれはお前が普通の猫だと思ってたから……!とにかくほら、猫になって早く出て……」
掴まれている手を振り払おうと、もがいていた時だった。
部屋の温度が、一気に下がった気がしたのは。
「…………何を、している」
冷え冷えと響いた声に、ゆっくり視線を向ける。
お土産らしき可愛い包みを手に持ったザリディアが、絶対零度の表情で立っていた。ギャップがすごい。……うん、こんなこと言ってる場合じゃないな。
朝とは段違いの嫉妬心を、肌で感じた。
*****
──ショロロロロロロロ……
「ぁえ……♡も、漏れてりゅ♡おしっこ、漏れてるからぁ♡♡」
「そうか。好きなだけ漏らせ、コルラート」
「あ゛んッッ♡♡ふ、ああぁっ、おぐっ♡だめ、~~っっ♡♡♡」
下から激しく突き立てられて、ジョロジョロ漏れるおしっこが跳ねてしまう。
抱かれ始めてから、一体何時間経ったんだろう。とっくに精液は出し切って、出てくるのはおしっこや潮ばかり。お腹はザリディアの子種でたぷたぷなのに、ハメられたチンポはずっと硬いまま。終わりが見えないまぐわいに、頭の中が焼き切れそうだ。それに何より、
「お゛ッ♡も……、見られでる、がらっ♡♡だ、め……ぇ゛♡♡」
「あんな獣のことは気にするな。私だけを感じていろ」
椅子に縛られて口も塞がれているミーちゃん……もといラヴに、この痴態を見られているのがどうしようもなく恥ずかしい……♡
ヴーヴー唸っている彼の股間が、大きく膨らんでいるのにもドキドキしてしまう。気にするななんて言われても、見えてしまうのはしょうがないじゃんか。
「ひっ♡あ、も゛うっ、むり゛♡おなか、いっぱいだから……っっ♡」
「……それなら、ゆっくりシてやろう」
「へ……っ、ん♡あ……♡」
さっきまでのガツガツっぷりが嘘のように、ピタリと動きを止めてしまったザリディア。騎乗位でぐっぽりと咥え込んだままの俺は、ビクビク勃起したチンポの感触をじっくり味わう羽目になった。俺の短小チンポとは雲泥の差の、カリ高巨根……♡抜いてしまうのなら今の内だと分かるのに、このまましゃぶっていたくて堪らない。
ゆっくりどころか動いてくれなくなったザリディアに、俺の方が我慢出来なくなってしまった。少し腰を浮かすと、まだしゃぶり足りないとばかりにチンポに吸い付くのが分かってしまう♡ザリディアにもきっとバレバレだろう。
「ん……♡♡」
そのまま力を抜くと、パチュンと全部挿入って全身が甘く痺れる。ああ……、やばい、癖になりそう……♡♡
「んぁ、う……♡ふっ♡ん、きもち、い……♡♡」
気がつけば、何度もパチュパチュと腰を動かしていた。上下だけじゃなくて、前後にもグリグリ動いて快感を拾っていく。もどかしいけど、気持ちいい♡
「ふ……、可愛いな、コルラート」
「へぁ……ッ♡あ、あぁ♡♡また、なか、出て……っ♡♡どくどく、きてるぅ♡♡」
一体何度目か分からない熱い飛沫を感じながら、くったりと上体を伏せた。当たり前のようにザリディアの舌が絡んできて、自分もそれに応えた。彼からの甘やかすようなキスは大好きだ。
「んぢゅっ♡ん♡うぅ♡は……、好き、ザリディア、ちゅー、もっと……♡♡」
「私もだ、コルラート。好きなだけしてやろう。ただし、今後一切、私以外に触れられるな」
「ふぁ、それは、無茶ぶ……ぁんっ♡♡」
舌を吸われたまま、大きく奥を抉られて、脳内で星が散った。ラヴとのことを嫉妬されていると嬉しく思う反面、これ以上は体力が持ちそうにない。
「ひぐっ♡う、も……っ、わかった、から♡えっち、限界……ッ♡♡」
「コルラート、愛している」
「ひゃっ♡」
耳に唇を寄せたザリディアから、低くて甘い声で囁かれてぞくぞくしてしまう。今だけじゃない、名前を口にされると俺は駄目だ、蕩けるし馬鹿になる。我慢しようとしても、嬉しくて、堪らなくて……♡
プシャアァッ♡♡チョロロロロロ……♡
「ひ、う♡イ、イった♡イっでる……♡♡うれションしながらイっだぁ……♡♡」
「愛いことを……。もっと愛したくなるではないか」
声でとどめを刺されてイってしまった俺は、その後もひたすら喘ぎ続けることになって……、それはもうしっかりとザリディアの愛を身体で受け止めることになった。
*****
チンポが抜かれた瞬間、ブピュッと汚い音を立てて溢れ出すザリディアの精液。後から後から溢れてくるそれが、シーツを汚していく。
やばいくらい注がれて、俺もイきまくって息も絶え絶えなのに、ザリディアだけはやけにすっきりした顔をしていた。機嫌はどうやらなおったみたいだ。
大量に出されてしまったから、ナカに残ったままの精液を掻き出さないといけない。魔法で簡単に後処理出来るのに、ザリディアは必ず自分の手でやりたがるんだよな……。まあ、恥ずかしいけど嫌じゃないからいいけど。
「あ……」
そういえばと思って振り向いた先に、ラヴはいなかった。緩んだ縄と椅子、それから開かれた窓が目に入る。なるほど、猫の姿に戻って抜け出したんだな。ザリディアとのえっちが気持ちよすぎて気づかなかった。……今度会った時、どんな顔すればいいんだ……?
「……どうやら私は、自分が思っていた以上に嫉妬深いようだ」
「みたいだな。こんなに激しくされたの、最初にヤった時以来かも」
「断じてお前の不貞を疑ったわけではない。……が、理性よりも感情が勝ってしまった。すまない、身体は大丈夫か?」
「ん……。別に、そこは気にしてないよ。嫉妬されるのも……まあ、嫌な気分じゃないし。たまにはこのくらいがっつかれるのも、悪くはないかも、なんて」
「お前は本当に……、愛しいことを言ってくれるな。惚れ直したぞ、コルラート」
「ひぁっ♡」
ザリディアに支えられながらベッドから立とうとした瞬間、耳へのキスと共にそんなことを囁かれた俺は。
「っ、あ、イ、~~~っく♡♡♡」
ショワアアアァッ♡
どこも触られていないのに、精液の代わりに薄いおしっこを漏らしながら達していた。
「は、ぁ……♡え……、なん、で……♡うそ、あ、ちが、ザリディア、見るなぁ……♡♡」
「催していたのか。我慢せず出し切るといい。コルラート」
「また……ッッ♡あ、んんぅっ♡♡」
──嫉妬からのねっとりえっちで、どうやら俺は、とんでもない置き土産をされたようだ。
【元勇者は嫉妬されました】
(オレはちょっとからかおうとしただけなのに、あのクソ坊ちゃん性格悪すぎだろ!)
(あーはいはい、文句言わずに手を動かしてくださいね。旦那様が片想い拗らせまくって溺愛しているのを知ってるくせに、どうしてそう命知らずなことが出来るんでしょうね)
(うっせ。テメーだって坊ちゃんに困らされてんだろ。ああ、オレと違って優秀な側近キリ様は何でもこなしちまうから関係ねぇか)
(はいはい。後でじっくり慰めてあげますから、仕事を終わらせますよ)
(はぁ?んなのいるかよ、ばーか)
(そういえばこの前、中庭にラヴが居るのを見たんだけど)
(ほう?あいつの名を出すということは、私を煽りたいのか?)
(違うって!えぇと、一人じゃなくて狐っぽい獣人の魔族と一緒に居たんだよ。初めて見る魔族だったから、誰なのかなって)
(それはキリだな。ラヴと同じく、私の側近をしている)
(あ、側近同士なんだ。あんな所で堂々とキスし始めたから恋人かと思ったわ)
(キス……?…………ああ、なるほど。お前も外で見せつけたいんだな。私も吝かでは無いが、お前の愛らしさを晒すのには抵抗が)
(待て待てストップ!そんなこと言ってないから!!)
調教要素がほぼないのでは……?という仕上がりになってしまいましたが、楽しく執筆させていただきました!
新キャラが出てくると共にサブカプの匂わせがあります。
少しでも楽しんでもらえると嬉しいです!
☆☆☆☆☆
「ん……、んぅ……、む……」
「おはよう、コルラート。寝ぼけているのか?」
擽るように頭を撫でられるのが気持ちいい。夢なのか現実なのか曖昧な狭間で、口元がふにゃりと緩んでしまう。
だから、俺は気づけなかった。
「も……、くすぐった……、くちはだめ、ミーちゃん……」
「……は?」
俺の知らないところで、ザリディアの機嫌が急降下したことに。
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『勇者』だった俺は、腐った王族共に売られて、過去に少しだけ面倒を見ていた魔族……ザリディアの嫁になった。
自分で言うのも恥ずいけど、ザリディアは俺のことをすごく溺愛してくれている。それこそこの半年間、毎日のように。
眠る時も食事の時も風呂の時も一緒で、存分に甘やかしてくれる。心地いいし気持ちいいしで俺も甘えてしまうんだよな……。
だから俺は、そんなザリディアが怒ったり機嫌が悪くなったりするところなんて、ほとんど見たことがなかった。せいぜい、俺がオークションにかけられてた時に野次っていた魔族を痛めつけに行った時ぐらいだ。あと、王族にも何か仕掛けたみたいだけど……、もう人間界のことは分からないし興味もない。
だからこそ。
「なあ、ザリディア。何か言いたいことあるんじゃないか?」
「……別に、何もない」
朝からむすっとご機嫌ななめの理由が分からない。
起きた時に隣に居なかったし、ご飯の時も口数が少なくて、今だって離れたところで読書を始めてしまった。心当たりは全くないものの、眠る前までは何ともなかったから、きっと俺が何かしたに違いない。
昨日のえっちで俺がドン引くくらい汚く喘いだとか、あるいは寝相が酷すぎたとか。
「(いや、このくらいのことでザリディアが怒るか……?でも、不機嫌になってるのは事実だし)」
チラチラと視線をやっても、ちっともこっちを見てくれない。いつもなら、『甘えたいのか?』って手を広げて待ってくれるのに。くそ、俺をこんな甘えたにしたのはお前なのに。責任取ればか。
「(……よし)」
受け身になっていても時間を無駄にするだけだ。だったら、こっちから仕掛けてしまえばいい。
「ザリディア。キスしていい?」
「っ……、好きにしろ」
よかった、拒否はされなかった。触れられるのが嫌ってわけじゃないみたいだ。
それでも、視線は本から外れない。
少しだけむっとしつつ頬に唇を寄せて、形の良い耳に舌を這わせる。いつも俺がやられてばっかでとろとろにされるから、この際ちょっとやり返してみたい。
「ん、ちゅ、ふあ……」
これでも、少しは成長したはずなんだ。されるがままキスされてたわけじゃない。俺だって、ザリディアのことを気持ち良くしたい。
「んっ、すき……、ザリディア」
耳朶を甘噛みしながら、そっと囁く。理性がトんでない状態で言うのは気恥ずかしいな。
「すき、だいすき。ザリディア、ヤなことあったなら教えてよ。言ってくんないと分かんないんだからさ」
「……」
何度もキスをしながら伝えると、不意にザリディアの口から深い溜息が漏れた。パタンと閉じられた本がサイドテーブルに置かれて、長い腕が回ってくる。そのまま抱き込まれれば、向かい合わせでザリディアの膝の上に座る形になった。逃げられないようにぎゅっと閉じ込められたけど、寧ろ願ったり叶ったりだ。
「コルラート。ひとつ、聞いてもいいか」
まるで無理矢理絞り出したかのような声音に、こっちまでドキドキしてしまう。一つでもいくつでも聞いてくれていいけど、一体どんな内容なんだろう。
「『ミーちゃん』とは、誰のことだ」
「は……」
その問いに、俺はすぐ答えることが出来なかった。だって、まさかザリディアの口からその名前が飛び出すなんて思わなかったから。
ああでも、ここで変に言葉に詰まると誤解させてしまう。寧ろ、もしかして誤解しているから機嫌が悪かったり?
「ミーちゃんはさ、昔ザリディアと別れた後に会った黒猫だよ、猫」
「ねこ」
「そう、猫」
「そうか。その猫に、顔を舐められたのか」
「まあ、うん、顔だけじゃないけど舐められはしたかな」
今思えば、やけに人懐っこい猫だったと思う。ザリディアがいなくなって、一人ぼっちに戻った俺のことを癒してくれた存在だ。猫は気まぐれだからいつの間にかいなくなったけど、それでもあの数日間の記憶は脳に染みついている。
「というか、なんでザリディアがミーちゃんのこと知ってんだ?」
「寝言で言っていた」
「ああ、なるほど……。それで、ちょっと嫉妬してくれたんだ?」
冗談交じりで聞いてみると、やけに真剣な瞳で見つめ返された。そのまま近付いてきた唇がふにりと重なって、「した」と子供みたいに拗ねた声が降ってきた。
「~~っ♡か、かわいい……♡」
「……可愛いのはお前だろう」
ちゅ、ちゅう、と段々深くなっていくキスに流されて、そのまま抱っこでベッドに運ばれて。
あとはもう、言わずもがなってやつだ。
*****
「──はぁ……♡抜かずの三発やばかった……♡まだザリディアのチンポ挿入ってる気がする……♡」
ソファーに座ってもだもだする俺は、今現在本を片手に部屋に一人きりだ。
ザリディアは魔王の息子ではあるものの、三兄弟の末っ子らしい。自分が王位を継ぎたいとも思っていないから、基本的に屋敷でずっといちゃいちゃしてくれるけど、お偉いさんの集まりには出席しないといけないそうだ。
そして、俺のことは絶対に連れて行ってくれない。まあ人間だからなと思っていたら、ザリディアいわく『コルラートの愛らしさを知られたくない』かららしい。いや、多分審美眼おかしいのお前だけだと思うけど。むず痒いというか照れくさいというか。
だから、今は大人しく留守番中。こっちの世界の書物が面白いから暇ではないけど、やっぱりザリディアが傍にいないと寂しいな……。
ちりん、という音が聞こえてきたのはその時だった。
「……?鈴の音?」
それも、窓の向こう側から聞こえてきた気がする。閉めていたカーテンに近づいて恐る恐る開けると、ガラスを挟んだ屋根の上に、一匹の黒猫が居た。ぱっちりとした金の瞳と、首に巻かれた鈴付きの赤いリボンには、どこか見覚えが……。
「あ……!あの時の猫……!?」
まるで返事をするかのようにニァアと鳴いた猫を、慌てて窓を開けて迎え入れる。人間界の猫がどうやって魔界に来れたのかは分からないけど、こんな無防備な小動物はすぐにパクリと食べられてしまうだろう。無事にここまで辿り着けたことだけでも奇跡だ。
「わ、大きくなったなぁ」
ほのかな温もりは、昔と比べてずしりと重たい。汚れて切れてしまった首輪代わりにと付けてあげたリボンは、傷一つなく綺麗なままだ。
力を入れすぎないように抱っこすると、鼻の頭や頬をぺろぺろと舐めてくる黒猫。少しざりっとはしてるけど、擽ったくて笑ってしまう。
そのまま唇まで舐められそうになって、咄嗟に顔を逸らしてしまった。
「ミィ」
「ごめんな、ここは俺の大好きな人にしかあげられないから」
言っても通じないと分かっているから、恥ずかしいことも素直に言える。この程度でザリディアが怒ることはないとは思うけど……、俺がそうしたいってだけだ。
「つーか、お前どうやってここに来たんだ?ザリディアが帰ってきたら元の場所に戻してやるからな」
「その必要はねぇよ」
「……え?」
今の声、どこから。
「オレは元々、こっちの住人だからな」
「っわ……!?」
ぼふんっ、とどこからともなく湧いて出た煙に驚いて、思わず黒猫を取り落としてしまった。咄嗟に伸ばした手が、もふりとした何かに掴まれる。
煙がサアッと引いた後、そこに現れたのは、俺より頭一つ分背が高い、猫耳のイケメンだった。
「へ……?」
顔は人間っぽいけど、肌は黒みがかっていて……というか、全身がもふもふしている。切れ長の金色の瞳に、首に巻かれた赤いチョーカー……、いや、これは、リボン……?鈴付きの……、え……?まさか、そんな、
「ミ、ミーちゃん……?」
「そ。正確には猫獣人のラヴってんだ」
ラヴ。名前可愛いな。……じゃなくて!
「ふ、普通の猫じゃなかったのか!?」
「そう見えるよう振舞ってただけだ。人間界から帰ってきた坊ちゃんがやけに落ち込んでたから、元凶を偵察しに行ってたんだよ」
「坊ちゃん……って、もしかしてザリディア?」
「一応側近だからな、オレは。……それなのによぉ、オレに内緒で嫁を娶って囲ってやがるんだぜ?何かと後始末してんのはオレなのに、少しはご褒美があってもいいと思うよな?」
「……そ、れは、そうだな……?」
「じゃあ、オレと交尾しよ」
「はぁ!?何でそうなる!?」
「坊ちゃんばっかイイ思いすんのずりぃだろ。お前の身体どこもかしこも甘くて美味いし、交尾したらもっと美味くなりそうじゃん」
「いっ、いやいやいや!?側近なら正気を保て!つーか、全身舐めたことあるような発言やめろ!」
「舐めたけど?」
「は……?」
「お前がぐーすか寝てる時。猫の姿のままだったけど、服ん中潜ってたっぷり。乳首が特に美味かったな」
脳内がぐるぐると回って混乱してしまう。ただでさえ、あの時の猫が獣人だったことに驚いてるのに。全身を、舐められていただなんて。猫の姿のままならセーフ……なわけない!恥ずかしくて堪らないし、それに何よりこんなことザリディアに知られたら……!!
「かっ、帰れ!交尾なんてしない!俺はザリディアとしかえ……えっちしないし、俺のこと舐めていいのもザリディアだけだから!」
「さっきオレに舐められてたじゃん」
「あれはお前が普通の猫だと思ってたから……!とにかくほら、猫になって早く出て……」
掴まれている手を振り払おうと、もがいていた時だった。
部屋の温度が、一気に下がった気がしたのは。
「…………何を、している」
冷え冷えと響いた声に、ゆっくり視線を向ける。
お土産らしき可愛い包みを手に持ったザリディアが、絶対零度の表情で立っていた。ギャップがすごい。……うん、こんなこと言ってる場合じゃないな。
朝とは段違いの嫉妬心を、肌で感じた。
*****
──ショロロロロロロロ……
「ぁえ……♡も、漏れてりゅ♡おしっこ、漏れてるからぁ♡♡」
「そうか。好きなだけ漏らせ、コルラート」
「あ゛んッッ♡♡ふ、ああぁっ、おぐっ♡だめ、~~っっ♡♡♡」
下から激しく突き立てられて、ジョロジョロ漏れるおしっこが跳ねてしまう。
抱かれ始めてから、一体何時間経ったんだろう。とっくに精液は出し切って、出てくるのはおしっこや潮ばかり。お腹はザリディアの子種でたぷたぷなのに、ハメられたチンポはずっと硬いまま。終わりが見えないまぐわいに、頭の中が焼き切れそうだ。それに何より、
「お゛ッ♡も……、見られでる、がらっ♡♡だ、め……ぇ゛♡♡」
「あんな獣のことは気にするな。私だけを感じていろ」
椅子に縛られて口も塞がれているミーちゃん……もといラヴに、この痴態を見られているのがどうしようもなく恥ずかしい……♡
ヴーヴー唸っている彼の股間が、大きく膨らんでいるのにもドキドキしてしまう。気にするななんて言われても、見えてしまうのはしょうがないじゃんか。
「ひっ♡あ、も゛うっ、むり゛♡おなか、いっぱいだから……っっ♡」
「……それなら、ゆっくりシてやろう」
「へ……っ、ん♡あ……♡」
さっきまでのガツガツっぷりが嘘のように、ピタリと動きを止めてしまったザリディア。騎乗位でぐっぽりと咥え込んだままの俺は、ビクビク勃起したチンポの感触をじっくり味わう羽目になった。俺の短小チンポとは雲泥の差の、カリ高巨根……♡抜いてしまうのなら今の内だと分かるのに、このまましゃぶっていたくて堪らない。
ゆっくりどころか動いてくれなくなったザリディアに、俺の方が我慢出来なくなってしまった。少し腰を浮かすと、まだしゃぶり足りないとばかりにチンポに吸い付くのが分かってしまう♡ザリディアにもきっとバレバレだろう。
「ん……♡♡」
そのまま力を抜くと、パチュンと全部挿入って全身が甘く痺れる。ああ……、やばい、癖になりそう……♡♡
「んぁ、う……♡ふっ♡ん、きもち、い……♡♡」
気がつけば、何度もパチュパチュと腰を動かしていた。上下だけじゃなくて、前後にもグリグリ動いて快感を拾っていく。もどかしいけど、気持ちいい♡
「ふ……、可愛いな、コルラート」
「へぁ……ッ♡あ、あぁ♡♡また、なか、出て……っ♡♡どくどく、きてるぅ♡♡」
一体何度目か分からない熱い飛沫を感じながら、くったりと上体を伏せた。当たり前のようにザリディアの舌が絡んできて、自分もそれに応えた。彼からの甘やかすようなキスは大好きだ。
「んぢゅっ♡ん♡うぅ♡は……、好き、ザリディア、ちゅー、もっと……♡♡」
「私もだ、コルラート。好きなだけしてやろう。ただし、今後一切、私以外に触れられるな」
「ふぁ、それは、無茶ぶ……ぁんっ♡♡」
舌を吸われたまま、大きく奥を抉られて、脳内で星が散った。ラヴとのことを嫉妬されていると嬉しく思う反面、これ以上は体力が持ちそうにない。
「ひぐっ♡う、も……っ、わかった、から♡えっち、限界……ッ♡♡」
「コルラート、愛している」
「ひゃっ♡」
耳に唇を寄せたザリディアから、低くて甘い声で囁かれてぞくぞくしてしまう。今だけじゃない、名前を口にされると俺は駄目だ、蕩けるし馬鹿になる。我慢しようとしても、嬉しくて、堪らなくて……♡
プシャアァッ♡♡チョロロロロロ……♡
「ひ、う♡イ、イった♡イっでる……♡♡うれションしながらイっだぁ……♡♡」
「愛いことを……。もっと愛したくなるではないか」
声でとどめを刺されてイってしまった俺は、その後もひたすら喘ぎ続けることになって……、それはもうしっかりとザリディアの愛を身体で受け止めることになった。
*****
チンポが抜かれた瞬間、ブピュッと汚い音を立てて溢れ出すザリディアの精液。後から後から溢れてくるそれが、シーツを汚していく。
やばいくらい注がれて、俺もイきまくって息も絶え絶えなのに、ザリディアだけはやけにすっきりした顔をしていた。機嫌はどうやらなおったみたいだ。
大量に出されてしまったから、ナカに残ったままの精液を掻き出さないといけない。魔法で簡単に後処理出来るのに、ザリディアは必ず自分の手でやりたがるんだよな……。まあ、恥ずかしいけど嫌じゃないからいいけど。
「あ……」
そういえばと思って振り向いた先に、ラヴはいなかった。緩んだ縄と椅子、それから開かれた窓が目に入る。なるほど、猫の姿に戻って抜け出したんだな。ザリディアとのえっちが気持ちよすぎて気づかなかった。……今度会った時、どんな顔すればいいんだ……?
「……どうやら私は、自分が思っていた以上に嫉妬深いようだ」
「みたいだな。こんなに激しくされたの、最初にヤった時以来かも」
「断じてお前の不貞を疑ったわけではない。……が、理性よりも感情が勝ってしまった。すまない、身体は大丈夫か?」
「ん……。別に、そこは気にしてないよ。嫉妬されるのも……まあ、嫌な気分じゃないし。たまにはこのくらいがっつかれるのも、悪くはないかも、なんて」
「お前は本当に……、愛しいことを言ってくれるな。惚れ直したぞ、コルラート」
「ひぁっ♡」
ザリディアに支えられながらベッドから立とうとした瞬間、耳へのキスと共にそんなことを囁かれた俺は。
「っ、あ、イ、~~~っく♡♡♡」
ショワアアアァッ♡
どこも触られていないのに、精液の代わりに薄いおしっこを漏らしながら達していた。
「は、ぁ……♡え……、なん、で……♡うそ、あ、ちが、ザリディア、見るなぁ……♡♡」
「催していたのか。我慢せず出し切るといい。コルラート」
「また……ッッ♡あ、んんぅっ♡♡」
──嫉妬からのねっとりえっちで、どうやら俺は、とんでもない置き土産をされたようだ。
【元勇者は嫉妬されました】
(オレはちょっとからかおうとしただけなのに、あのクソ坊ちゃん性格悪すぎだろ!)
(あーはいはい、文句言わずに手を動かしてくださいね。旦那様が片想い拗らせまくって溺愛しているのを知ってるくせに、どうしてそう命知らずなことが出来るんでしょうね)
(うっせ。テメーだって坊ちゃんに困らされてんだろ。ああ、オレと違って優秀な側近キリ様は何でもこなしちまうから関係ねぇか)
(はいはい。後でじっくり慰めてあげますから、仕事を終わらせますよ)
(はぁ?んなのいるかよ、ばーか)
(そういえばこの前、中庭にラヴが居るのを見たんだけど)
(ほう?あいつの名を出すということは、私を煽りたいのか?)
(違うって!えぇと、一人じゃなくて狐っぽい獣人の魔族と一緒に居たんだよ。初めて見る魔族だったから、誰なのかなって)
(それはキリだな。ラヴと同じく、私の側近をしている)
(あ、側近同士なんだ。あんな所で堂々とキスし始めたから恋人かと思ったわ)
(キス……?…………ああ、なるほど。お前も外で見せつけたいんだな。私も吝かでは無いが、お前の愛らしさを晒すのには抵抗が)
(待て待てストップ!そんなこと言ってないから!!)
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しかし、ハッピーエンドになって良かったね( ,,-`_´-)੭ੇ৸੭ੇ৸
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