聖衣の召喚魔法剣士

KAZUDONA

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35  精霊と式神

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 ペガサスにもたれかかったまま暫く休んでいると徐々に体調も良くなってきた。ポーションにペガサスからの癒しの波動の影響だろう。正直思い出すとぞっとする。今後はあまり高所を飛ばないように気を付けなくてはいけない。調子に乗ってペガサスに任せっ切りだった自分の責任なのだが、しっかりと反省しないといけない。同時に高山病の恐ろしさを経験した。リアルでも体験したことがない症状である。

 呼吸が辛くなって、酷い頭痛に止まらない冷たい汗。意識が薄れていくときの感覚。この世界が現実であると嫌でも実感させられた。ゲーム感覚は捨てなくてはいけないとカリナは改めて思った。

「ありがとう、ぺガサス。お前の御陰で随分楽になった。きっと必死に助けてくれたんだな」

 心配そうに此方の顔を覗き込んで来るペガサスの顔やたてがみを撫でる。ペガサスは目を細めて心地良さそうな表情をした。

「隊長、おいらも心配したにゃ」

「そうだな、心配を掛けた。すまない」

「ペガサスに隊長を助けるように言ったのはおいらにゃ。感謝するといいにゃ」

 まるで自分の手柄の様に自慢するケット・シー隊員。まだカリナに抱き着いて離れないその頭を撫でてやった。

「ああ、ありがとう。しかしお前は大丈夫だったのか?」

「これでも精霊にゃ。まだあの程度の高度なら平気にゃ」

 召喚体は召喚術を媒介として、カリナの魔力で姿を維持している。実体はそれぞれの住む精霊界と言われる世界にあるのである。やられてもまた召喚することができるのはそういうことだ。そしてカリナの魔力が尽きない限りは傷も自動回復する。生身のカリナとはその成り立ちが根本的に異なっているのである。

 それから数刻の間、カリナは目を閉じて呼吸を整えた。吸い込む泉の近くの澄んだ空気の匂い。風が頬を撫でる感触。陽の光が木陰の隙間から差し込み、少し眩しい。地上では厚手のコートが少々暑苦しい。復調して来たカリナはコートを脱いで全身で自然の穏やかで爽やかな風を感じていた。

 かなり回復したが、急いで出発してまた体調を崩すのは避けたい。周囲の安全確保のために、シャドウナイトとホーリーナイトを召喚し、護衛に当たらせた。深呼吸をしながらゆっくりと呼吸を循環させる。頭痛も引いた。手足の感覚もはっきりしている。両手を握ったり開いたりして状態を確認する。しっかりと血流が巡っているのを感じる。もう大丈夫だろう。だが、無理は良くない。暫くは大人しくしておく方がいいだろう。

 補給をしておこうと、アイテムボックスから包んで貰った調理パンといちごオレを取り出し、ゆっくりと飲む。パンを隊員とペガサスにも分けてやった。彼らはガツガツと食べていたが、カリナはしっかりと咀嚼して飲み込んだ。身体に力が漲って来るのを感じる。

 ぐいっと伸びをして立ち上がると、一瞬立ち眩みがしたが、直ぐに持ち直した。その場でストレッチをして身体の感覚を確かめる。格闘術の型をやって身体が十分に動くことを確認した。振るった拳や蹴りが空を切る。

「よし、もう大丈夫なようだ。お前達も心配を掛けたな」

「隊長が無事で良かったにゃ」

 ペガサスは立ち上がって嘶くと、翼を羽搏かせた。そろそろ出発するかというとき、泉の方から小さな虎柄の猫がカリナの方へ駆けて来た。なぜこんなところに? 擦り寄って来たその猫を抱き上げる。

「隊長、妙にゃ。その猫泉の中から出て来たにゃ」

「その割には全く濡れていないな……。こいつは?」

 猫の首輪に名札がある。「にゃんのすけ」……、どうにもとんちきな名前である。しかも感じる魔力からこの猫は陰陽術の式神であることが分かった。だが術者は近くにいない。しかもかなり強力な力を秘めている。式神に流れる魔力の波動で、カリナは余程高位の術者が使役しているのだと理解した。

 しかし、なぜこんな場所に式神がいるのだろうか? 腕に抱いたその猫を撫でながらそんなことを思っていると、突然泉の水が渦を巻いて立ち上がった。中から神秘的な雰囲気の衣装を纏った女性の姿の精霊が現れる。竜巻の様に昇る水流に強風。カリナ達は足に力を入れて踏み止まった。

「私の猫ちゃんに何の用事ですか……? 虐めてるんですか?」

 怒気を孕んだ精霊の声が木霊する。カリナは直ぐに精霊に向けて弁解した。

「待て、私達はここで休憩していただけだ! そこにこの猫が急に現れたから抱き上げただけだよ」

 カリナ達に害意がないことを感じた精霊は、冷静になって溢れさせていた精霊力を抑え込んだ。泉の水は一瞬にして平穏になり、吹き荒れていた風が止んだ。此方に浮遊して近づいて来た艶やかな水色のロングヘアに碧眼をしたその精霊に、式神の猫を渡す。

「それはケット・シーにペガサス……? もしかしてあなたは召喚士なの?」

「落ち着いてくれたか。そうだ、私は召喚士のカリナ。で、どうして式神の猫があなたと一緒にいるんだ?」

 渡された猫を抱きながら、泉の精霊は不思議そうな表情をした。

「式神?」

「そのにゃんのすけという名前の猫のことだ。知らなかったのか?」

「ええ、この子は私が襲われたときに助けてくれたんです」

「精霊を襲う? そんな輩が存在するのか?」

「はい、詳しくは分かりませんが、数人の人間達でした。彼らから悪魔の気配を感じました」

「人間と悪魔……?」

 カリナは思考を巡らせた。精霊はあらゆる事象の中に存在する。そして今しがた見せた様に凄まじい力、精霊力を持っている。やろうと思えば人間の小さな村や街など壊滅させることが可能だ。VAOの世界ではNPCとして各地に存在していた。それに攻撃を加えて返り討ちにされるPC達もいたくらいだ。カリナが使役する召喚体達も謂わば精霊の一種である。

 そんな強大な存在である精霊を襲うということは勝算があるということだろうか? それに悪魔の気配。人間が悪魔と行動しているということになる。想像したくもないが、現実世界がそうであるように、まともな人間ばかりではない。今現実世界となっているこのVAOの世界でも、リアルと同様に悪に手を染める人間達がいるのであろう。

 目の前にいる精霊の様に、その姿は見目麗しい、美しい者が多い。観賞用の奴隷にでもするつもりなのか? それとも精霊力を悪用しようと企む連中が悪魔と手を組んだとでも? どれも推測の域を出ないが、悪魔の動向を探っていればその内辿り着く可能性は高い。

 そして精霊を襲う程の力を持つ連中を追い払ったという、妙な名前の式神。これはそういう事態を想定して行動している者が既にいるということになる。これ程の魔力を秘めた式神を使役できる存在は、カリナの記憶では今行方不明のエデンの相克術士であり陰陽術のエキスパート、カグラだけである。

「今ではこの、えーと、にゃんのすけさん? の御陰で襲われることもありません。ですが、もしかしたら他の精霊達が襲われているのかもしれません……」

「精霊を襲うにゃんて、けしからん連中がいるものにゃ。許せないにゃ!」

「そうだな、精霊はその存在で世界の自然の調和を保っている。その力が悪用なんてされたら大変なことになる。ところで、その式神の主人を知っているか?」

「いえ、そこまでは分かりません。この子が式神だということも今知ったことですから」

 悪魔共は人間達からエネルギーを集めるのと同様、精霊からも力を集めているのかもしれない。しかもその中には悪魔に魂を売った人間がいるという可能性。奴らが言う主とやらを復活させるのに必要なのだろうか? どの道嫌な予感しかしない。

 これはカシューとも連絡を取る必要がある。行方不明の特記戦力の捜索のメインクエストに加えて、悪魔討伐と精霊を狙う連中の調査と言う重要クエストが追加された気分である。

「まあ、またそういった輩が現れるとも限らない。十分に注意してくれ。この件は私も調査をしよう。召喚士としては精霊を無下に扱う者達を許す訳にはいかないからな」

「ありがとう。あなたは精霊達に好かれているのね。あなたからはたくさんの精霊からの信頼の匂いがするから」

「そんな匂いがあるのか……? さすがは精霊とでも言うべきなのかな? でも私が召喚精霊達とはうまくやれているのが確認できたよ。じゃあ気を付けてくれ」

「うん、じゃあまたね」

 精霊はそう言うと式神を連れて泉の中に消えて行った。辺りに再び静寂が訪れる。

「精霊を襲う連中は成敗してやるにゃ、隊長」

「そうだな。こんな場所で思わぬ情報が手に入った。精霊を狙う連中のことも今後は視野に入れて動こう。だがまずは聖光国だ。充分休んだし、そろそろ出発しよう」

「了解にゃ」

 立ち上がって此方を見ていたペガサスの側に近寄る。そして周辺警護に呼び出していた騎士達を送還する。ペガサスはカリナを乗せるために身体を屈めた。隊員を前に乗せ、その背に跨る。

「さてペガサス、これからはなるべく低空飛行で頼む。またお前を心配させるわけにはいかないからな」

 その言葉を聞いてペガサスは一鳴きすると、地上を離れて宙へ舞い上がった。しかし高度はそれほど高くなく、コートを着なくても寒くはない。その高度を維持したままぺガサスは聖光国に向けての街道の上を羽搏き、宙を駆けて行った。


 ◆◆◆


 適度に休憩を取りながら、進み続けて夕暮れが近づいて来たとき、カリナ達は漸く聖光国へと通じる山道へと到着した。ここからは整備されているとはいえ山道が続く。ペガサスには進みにくい。命を救ってくれたことに礼を言って送還し、代わりの乗り物を召喚することにした。

 街道には聖光国へと向かう人々や、そこから帰還する人々が多くいた。ペガサスに乗って現れた美少女に誰もが釘付けになっていたが、そんな視線は全く気にせず、カリナは新たに魔法陣を展開し、祝詞を唱え始める。

「万象を清めし純白の角よ、
 古より守護の誓いを受けし聖獣よ。
 月の導きに従い、聖域を越えて訪れたまえ。
 我、ここに祈り捧ぐ。
 ――来たれ、ユニコーン!」 

 眩い輝きと共に額に一本の長い角を生やした聖獣ユニコーンが姿を現した。少女が呼び出した神秘的な召喚体を目にした通行人から「おおっ」と声が上がる。

「よく来てくれたな。お前の背に乗せてくれ。ここから街道とはいえ山道が続く。徒歩だと真夜中になる。任せたぞ」

 純白の顔や鬣を撫でてやると、ユニコーンは嬉しそうに眼を細める。そして身体を屈めてくれた。カリナは隊員が乗っても大丈夫なものかと心配したが、問題なくその背に乗ることができた。どうやら人間の男性だけが苦手なのかもしれない。

「お嬢ちゃん、そいつはユニコーンか? まだそんな聖獣を使役できる召喚士がいるとはな」

「ああ、今では珍しいんだったな。そうだよ、私は召喚士だ」

「ひょっとして聖光国に向かうのかい?」

「まあ、こんなところまで来てるんだし、そういうことになるね」

「近くの古代遺跡に悪魔が住み着いてから、街の雰囲気はすっかり暗くなってしまってな。何度も冒険者達が討伐に向かったが、歯が立たないそうだ。あそこには女神像もあって、観光名所だってのに。私も女神像に参拝に来たんだが、今は誰も近づけないらしい。行くなら気を付けてな」

「大丈夫だ。その悪魔をぶっ飛ばしに来たんだからな」

「ええっ?!」

 街道を降りて来た男性と言葉を交わし、カリナの返答に驚いた顔をした男を残してユニコーンは山道を走り始めた。

「おおっ、速いにゃ!」

「そうだな、空を飛ぶのとはまた違う爽快感だ」

 興奮する隊員としっかりしがみ付くカリナを乗せて、ユニコーンは山道を駆け抜けた。そして数時間後、初期五大国の一つであるルミナス聖光国の西門前に到着した。門の前でユニコーンから降り、礼を言って送還した。

 ユニコーンに乗って現れた美しい少女と、その少女が連れている二足歩行する猫に門番達は目を奪われた。だがすぐに気を取り戻して、カリナに質問する。

「ようこそお嬢ちゃん。観光かい?」

「しかし、ユニコーンに乗って現れるとは。お嬢ちゃんはひょっとして召喚士なのか?」

「ああ、召喚士だよ。それと目的はこの街の遺跡に現れた悪魔を討伐することだ」

 二人の門番は顔を見合わせて笑った。どうやらまた召喚士というクラスと見た目のせいで過小評価されているらしい。

「無茶言うんじゃないよ。お嬢ちゃんみたいな可愛い子が、ウチの街の冒険者が手も足も出ない悪魔を討伐なんて」

「そうだぞ、観光程度に済ませておきなさい。今は聖女のサティア様もおられる。祝福を受けて行くといいさ」

 ムスッとしたカリナは、首から下げているギルドカードを見せる。それを見た門番達の顔色が変わった。

「え、Aランク?! こんな子供が?」

「信じられんな……」

「隊長は凄い召喚士にゃ! それに剣技に格闘術も一流にゃ! 控えおろうにゃ!」

「うおっ、猫が喋った!」

 ケット・シー隊員の剣幕に押された門番が驚く。

「で、通してくれるのか?」

「あ、ああ、勿論だよ。さあ、入ってくれ」

「失礼なことを言って申し訳ない。でも無茶はしないようにな」

 門を開けてくれた門番に一礼すると、カリナはルミナス聖光国に入国して行った。
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