1 / 39
1
しおりを挟む
あの日、些細なことで同居してる彼氏と喧嘩した。彼とは高校、大学と同じで仲も良かった。今思えば初めての大規模な喧嘩だった。
こっちは真剣に悩んでるというのに、あいつは「そんな事」とのたまったのだ。
まぁそこから始まる口喧嘩。
そこからはクッションやたたんだばかりだった洗濯物、ティッシュの箱が宙を飛んだ。
こんなこと、初めてだった。
「・・・・・・外、出てくる」
彼は不機嫌になり、そう言うと玄関の方に歩いて行った。暫くして、ガチャっと扉の閉まる音がした。
「・・・なにさ、篠原のバカ・・・!」
自分の情けない小さな嗚咽が、1人では寂しさを覚える少し大きめの部屋に、弱々しく響いたのを、今でも覚えている。
~後書き~
この作品もこれまでの作品共々よろしくお願い致しますm(*_ _)m
こっちは真剣に悩んでるというのに、あいつは「そんな事」とのたまったのだ。
まぁそこから始まる口喧嘩。
そこからはクッションやたたんだばかりだった洗濯物、ティッシュの箱が宙を飛んだ。
こんなこと、初めてだった。
「・・・・・・外、出てくる」
彼は不機嫌になり、そう言うと玄関の方に歩いて行った。暫くして、ガチャっと扉の閉まる音がした。
「・・・なにさ、篠原のバカ・・・!」
自分の情けない小さな嗚咽が、1人では寂しさを覚える少し大きめの部屋に、弱々しく響いたのを、今でも覚えている。
~後書き~
この作品もこれまでの作品共々よろしくお願い致しますm(*_ _)m
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
15
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる