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町を出た。出たのだが、次の行き先が分からない。
「カザムさん。次はどこに行くんですか?」
「ん?次か?次はこの先の森を超えたところにある村に行く。暫くは野宿だな」
そう言う。そのまま歩き続けていく。そして森に入った。森の中はとても寒くて、凍え死んでしまいそうな寒さだ。暫く歩くと、少し開けた場所があった。
「よし、今日はここで野宿するか。適当な所に荷物置いてついてこい」
そう言われたので木に荷物をもたれ掛けさせてカザムさんについて行く。
「いいか?こういう細い枝を集めるんだ。焚き木にするために使うやつだから乾燥したのを集めろよ。」
その後はひたすら木を集めた。ある程度集まった所でカザムさんに止められる。そしてその焚き木を持って荷物のある場所に戻る。カザムさんは集めた木を組んでいき火をつける。その火はすぐに大きく燃え上がる。その火を眺めながら朝に買ったパンを食べる。その後はすぐに寝ようということで寝る準備をする。そして焚き木の前で寝ようとするとカザムさんに叱られた。
「バカか!火はずっと燃えてるんじゃねぇんだぞ!!凍え死にたいか!!」
「じゃあどうしろっていうんですか?」
すると、カザムさんははぁーっと息を吐き出し私を呼んだ。
「来い。」
言われた通りに行くと、カザムさんの足の間に座らせられる。そしてカザムさんの着た大きいマントで覆われる。カザムさんの腕は私の体をまるで抱き締めるかのように私の前に回されている。
「・・・・・・っ!」
「あ?どうした?・・・もしかして、恥ずかしいのか?」
カザムさんが聞いてくる。それにコクリと頷く。するとフッと笑う気配がする。
「仕方が無いでしょう!?お母さんとだってこんなことしたことが無かったのよ!!」
「そうか。だが、暫くはこんな感じで寝るから、慣れろよ?」
そうは言っても恥ずかしい。こんなのじゃ寝られないなんて思っていたが、睡魔は訪れてくる。いつの間にか眠っていた。カザムさんの体はとても温かくて安心した。それは、あたかもお母さんのようで家が恋しくなった。だが、私の帰る家などもう無い。それに帰る場所は私が捨てたんじゃない。今更後悔なんてしないわ。
ー後書きー
エレナ・・・逞しいですね。それに何ですかこのシチュエーションは!?これ私が書いたの!?って疑うくらいの甘々ですね。胸焼けが・・・。そして、まさかのですが、祐翔は遂に30キロ代まで体重が落ちてしまいました。高校生で、しかも身長は平均ぐらいなんですよ流石にマズイですかね?ご飯が食べれないんですよね。最近もどしがちなんですよ。拒食症かなー?(笑)また入院は嫌だなー。
ではまた次回でお会いしましょう。
「カザムさん。次はどこに行くんですか?」
「ん?次か?次はこの先の森を超えたところにある村に行く。暫くは野宿だな」
そう言う。そのまま歩き続けていく。そして森に入った。森の中はとても寒くて、凍え死んでしまいそうな寒さだ。暫く歩くと、少し開けた場所があった。
「よし、今日はここで野宿するか。適当な所に荷物置いてついてこい」
そう言われたので木に荷物をもたれ掛けさせてカザムさんについて行く。
「いいか?こういう細い枝を集めるんだ。焚き木にするために使うやつだから乾燥したのを集めろよ。」
その後はひたすら木を集めた。ある程度集まった所でカザムさんに止められる。そしてその焚き木を持って荷物のある場所に戻る。カザムさんは集めた木を組んでいき火をつける。その火はすぐに大きく燃え上がる。その火を眺めながら朝に買ったパンを食べる。その後はすぐに寝ようということで寝る準備をする。そして焚き木の前で寝ようとするとカザムさんに叱られた。
「バカか!火はずっと燃えてるんじゃねぇんだぞ!!凍え死にたいか!!」
「じゃあどうしろっていうんですか?」
すると、カザムさんははぁーっと息を吐き出し私を呼んだ。
「来い。」
言われた通りに行くと、カザムさんの足の間に座らせられる。そしてカザムさんの着た大きいマントで覆われる。カザムさんの腕は私の体をまるで抱き締めるかのように私の前に回されている。
「・・・・・・っ!」
「あ?どうした?・・・もしかして、恥ずかしいのか?」
カザムさんが聞いてくる。それにコクリと頷く。するとフッと笑う気配がする。
「仕方が無いでしょう!?お母さんとだってこんなことしたことが無かったのよ!!」
「そうか。だが、暫くはこんな感じで寝るから、慣れろよ?」
そうは言っても恥ずかしい。こんなのじゃ寝られないなんて思っていたが、睡魔は訪れてくる。いつの間にか眠っていた。カザムさんの体はとても温かくて安心した。それは、あたかもお母さんのようで家が恋しくなった。だが、私の帰る家などもう無い。それに帰る場所は私が捨てたんじゃない。今更後悔なんてしないわ。
ー後書きー
エレナ・・・逞しいですね。それに何ですかこのシチュエーションは!?これ私が書いたの!?って疑うくらいの甘々ですね。胸焼けが・・・。そして、まさかのですが、祐翔は遂に30キロ代まで体重が落ちてしまいました。高校生で、しかも身長は平均ぐらいなんですよ流石にマズイですかね?ご飯が食べれないんですよね。最近もどしがちなんですよ。拒食症かなー?(笑)また入院は嫌だなー。
ではまた次回でお会いしましょう。
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