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男が出て行った後、私達はこれからどうするかを話し合った。
「取り敢えず王都の人が多い中心街に行こうと思う。」
カザムさんがそう言った。
「そこで一週間ほど滞在なんですか?」
私が訊ねると、あぁ、と言って
「アイツのことは完全に信用している訳では無いが、あの目は嘘を言っていなかった。」
そうして、明日の明朝この村を出る事にした。その事を宿の人に話すと賢明だ、と言われた。
「あの男爵はこの近くの別荘にいるそうです。早めに出た方が良いでしょう。」
そう言ってくれた。明日は早く出るので、今日のうちに宿代を払っておく。
「いい宿の人で良かったですね。」
「ホントにな。もしこの宿じゃなかったら間違いなくお前捕まってるぞ」
カザムさんがそう言うと、実感が湧いてきた。怖いそんなの嫌だ。顔が真っ青になり自分を抱きしめて震えているとカザムさんが後ろから抱きしめて、言ってくれた。
「大丈夫だ。俺が必ず守る。」
その言葉に安心した。気が緩んだのかいつの間にか眠ってしまった。
エレナが真っ青になって震えている。それを見ると、胸が締め付けられた。思わず抱きしめて囁いていた。大丈夫だ。俺が必ず守る、と。恥ずかしい。今更になってはずかしくなってきた。今の言葉を忘れるようにエレナに言おうとしたが、スースー、と寝息を立てている。それ程に緊張していたんだと思った。エレナの顔を除き見ると、胸の鼓動が早くなった。何故だか分からない。分かることは今の自分がおかしい、という事だけだ。普段こんなに鼓動が早くなるなんて、余程ハードな運動をした時くらいしかならない。この気持ちには蓋をしたはずなのに。何故だ。何故こんなにも俺はおかしいんだ。その想いを振り切るようにエレナをベッドに運び、窓際の椅子に座る。外を眺めても月は見えない、雨はまだ止まない。ベッドで眠るエレナを見る。あぁ、何故こんなにも世界は残酷なのか。叶うはずのない想いを抱えていなければならないなんて両親を失ったばかりのあの幼き頃の憎悪しかなかった俺は想像もしなかっただろう。
ー後書きー
寝ぼけ眼で書いてるので、おかしい所があるもです。
この作品の書評、誤字報告懲りずに受付中です。私はしつこいですからね!!(ホントにな!)
「取り敢えず王都の人が多い中心街に行こうと思う。」
カザムさんがそう言った。
「そこで一週間ほど滞在なんですか?」
私が訊ねると、あぁ、と言って
「アイツのことは完全に信用している訳では無いが、あの目は嘘を言っていなかった。」
そうして、明日の明朝この村を出る事にした。その事を宿の人に話すと賢明だ、と言われた。
「あの男爵はこの近くの別荘にいるそうです。早めに出た方が良いでしょう。」
そう言ってくれた。明日は早く出るので、今日のうちに宿代を払っておく。
「いい宿の人で良かったですね。」
「ホントにな。もしこの宿じゃなかったら間違いなくお前捕まってるぞ」
カザムさんがそう言うと、実感が湧いてきた。怖いそんなの嫌だ。顔が真っ青になり自分を抱きしめて震えているとカザムさんが後ろから抱きしめて、言ってくれた。
「大丈夫だ。俺が必ず守る。」
その言葉に安心した。気が緩んだのかいつの間にか眠ってしまった。
エレナが真っ青になって震えている。それを見ると、胸が締め付けられた。思わず抱きしめて囁いていた。大丈夫だ。俺が必ず守る、と。恥ずかしい。今更になってはずかしくなってきた。今の言葉を忘れるようにエレナに言おうとしたが、スースー、と寝息を立てている。それ程に緊張していたんだと思った。エレナの顔を除き見ると、胸の鼓動が早くなった。何故だか分からない。分かることは今の自分がおかしい、という事だけだ。普段こんなに鼓動が早くなるなんて、余程ハードな運動をした時くらいしかならない。この気持ちには蓋をしたはずなのに。何故だ。何故こんなにも俺はおかしいんだ。その想いを振り切るようにエレナをベッドに運び、窓際の椅子に座る。外を眺めても月は見えない、雨はまだ止まない。ベッドで眠るエレナを見る。あぁ、何故こんなにも世界は残酷なのか。叶うはずのない想いを抱えていなければならないなんて両親を失ったばかりのあの幼き頃の憎悪しかなかった俺は想像もしなかっただろう。
ー後書きー
寝ぼけ眼で書いてるので、おかしい所があるもです。
この作品の書評、誤字報告懲りずに受付中です。私はしつこいですからね!!(ホントにな!)
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