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番外編 ※本編を読んでからお読み下さい。
産まれた!!
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取り敢えず痛みが収まるまで、ここで待機しよう。まだ陣痛は始まったばかりだからさほど辛くない。
「今痛みが引いたから屋敷に入るわよ。レンごめんなさい支えてもらってもいいかしら?」
「勿論。」
そういって肩を支えてくれるのかと思った。だが、まさかのお姫様抱っこだ。そして全力ダッシュで走っていく。おかしいわね私妊婦だからそれなりに重いはずなのだけれど。
ティートとリナルドは、レンのスピードに追い付けない。だが、走るふたりを見てこんな時なのに微笑ましく思えた。
屋敷につくと、あれよあれよと部屋に連れていかれた。ベッドに寝かされて産婆が今の体調について質問をしてくる。どんどん陣痛の感覚が狭くなってきた。まるで、腰をハンマーで殴られるような感覚だ。
「うぅぅぅ・・・いたぃ・・・・・・うぁぁぁぁぁ」
思わずそんな声が出るくらい痛い。先程からずっと手握ってくれているレンの手を力一杯握る。
「いて!いてててててて!!どこにそんな力があるんだよ」
レンが言う。だって仕方が無いじゃない。痛いんだもの。
「ミリアリア様深く息を吸って吐く。」
産婆が言う。その通りにすると、少し痛みが引いた気がする。そして私のお腹を触ると言った。
「少し出てきているよ。頑張るんだ。」
「ミリアっ頑張れ!!」
レンもそう言っている。
「痛い!いたいいたいいたいいたい!!!」
叫んでしまった。
「ほら頭が出かかってるよ!気を確かに!!ほら寝ちゃダメだ。」
気を失いそうな私を産婆は叱咤する。
「ああああああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
全力で叫ぶ私をレンは応援してくれている。
「ミリア耐えるんだ!!」
おぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
辺りに大きな産声が響く。だがその子を取り上げた産婆は、私にいう。
「ほら、二人目が出かかってるじゃないか!」
二人目・・・?まさか双子なの?
おぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
二人目が生まれた。
ー後書きー
産まれましたね。双子です。名前はもう決まってます。ですがここで出さなかったのは、私がチキンだからです。すみません。次は明日のお昼頃に公開できたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。
「今痛みが引いたから屋敷に入るわよ。レンごめんなさい支えてもらってもいいかしら?」
「勿論。」
そういって肩を支えてくれるのかと思った。だが、まさかのお姫様抱っこだ。そして全力ダッシュで走っていく。おかしいわね私妊婦だからそれなりに重いはずなのだけれど。
ティートとリナルドは、レンのスピードに追い付けない。だが、走るふたりを見てこんな時なのに微笑ましく思えた。
屋敷につくと、あれよあれよと部屋に連れていかれた。ベッドに寝かされて産婆が今の体調について質問をしてくる。どんどん陣痛の感覚が狭くなってきた。まるで、腰をハンマーで殴られるような感覚だ。
「うぅぅぅ・・・いたぃ・・・・・・うぁぁぁぁぁ」
思わずそんな声が出るくらい痛い。先程からずっと手握ってくれているレンの手を力一杯握る。
「いて!いてててててて!!どこにそんな力があるんだよ」
レンが言う。だって仕方が無いじゃない。痛いんだもの。
「ミリアリア様深く息を吸って吐く。」
産婆が言う。その通りにすると、少し痛みが引いた気がする。そして私のお腹を触ると言った。
「少し出てきているよ。頑張るんだ。」
「ミリアっ頑張れ!!」
レンもそう言っている。
「痛い!いたいいたいいたいいたい!!!」
叫んでしまった。
「ほら頭が出かかってるよ!気を確かに!!ほら寝ちゃダメだ。」
気を失いそうな私を産婆は叱咤する。
「ああああああああぁあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
全力で叫ぶ私をレンは応援してくれている。
「ミリア耐えるんだ!!」
おぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
辺りに大きな産声が響く。だがその子を取り上げた産婆は、私にいう。
「ほら、二人目が出かかってるじゃないか!」
二人目・・・?まさか双子なの?
おぎゃあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
二人目が生まれた。
ー後書きー
産まれましたね。双子です。名前はもう決まってます。ですがここで出さなかったのは、私がチキンだからです。すみません。次は明日のお昼頃に公開できたらと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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