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7話
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奈子side
「・・・・・・スーコー・・」
目を覚ましたはずなのに、凪は目はどこか虚ろで息だけをしているような、そんな感じだ。
「ねぇ、凪。
2年間、寂しかったんだよ?」
私を見てくれない。
先生は明日以降意識がハッキリとすると思います、だってさ。
「お母さん、泣いてたよでも今日は仕事だからこれないってー、あとね・・・凪」
眠っている2年間のあいだにとても細くなってしまった手。
「立花、ずっと凪のこと待っててくれてたんだけど、私達が他の子と付き合うよう勧めちゃったの・・・ごめんね・・・っ」
凪は怒るかと思った。でも違ったんだ。
「・・・スーコー・・・っ・・・」
「!!」
凪の目から涙が静かに落ちていく。
そう、怒るんじゃなくて泣いたんだ。
「・・・っうぁ・・・ごめんね、ごめんねっ・・・!」
ーーー悠真くん、あの子のことは忘れて、他の子と付き合ってくれるかしら・・・?その方がっ・・・貴方のためなのっーーー
「………スーコー………」
「また明日来るから、ね?」
凪はもしかしたら私達のことを恨んでいるかもしれない。
~後書き~
祐翔はもうダメです。もう、祐翔のライフはゼロよ・・・!!・・・・・・オカマっぽいですね・・・。
ともかく、明日でテスト終わりなので土曜日からは2話ずつの投稿とさせて頂くつもりでいます。どうぞこの作品をよろしくお願いします。
「・・・・・・スーコー・・」
目を覚ましたはずなのに、凪は目はどこか虚ろで息だけをしているような、そんな感じだ。
「ねぇ、凪。
2年間、寂しかったんだよ?」
私を見てくれない。
先生は明日以降意識がハッキリとすると思います、だってさ。
「お母さん、泣いてたよでも今日は仕事だからこれないってー、あとね・・・凪」
眠っている2年間のあいだにとても細くなってしまった手。
「立花、ずっと凪のこと待っててくれてたんだけど、私達が他の子と付き合うよう勧めちゃったの・・・ごめんね・・・っ」
凪は怒るかと思った。でも違ったんだ。
「・・・スーコー・・・っ・・・」
「!!」
凪の目から涙が静かに落ちていく。
そう、怒るんじゃなくて泣いたんだ。
「・・・っうぁ・・・ごめんね、ごめんねっ・・・!」
ーーー悠真くん、あの子のことは忘れて、他の子と付き合ってくれるかしら・・・?その方がっ・・・貴方のためなのっーーー
「………スーコー………」
「また明日来るから、ね?」
凪はもしかしたら私達のことを恨んでいるかもしれない。
~後書き~
祐翔はもうダメです。もう、祐翔のライフはゼロよ・・・!!・・・・・・オカマっぽいですね・・・。
ともかく、明日でテスト終わりなので土曜日からは2話ずつの投稿とさせて頂くつもりでいます。どうぞこの作品をよろしくお願いします。
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