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第1章 俺は子猫であり弟?
空白期間(1)
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「おはよう、オト!いい子して、寝てた?」
ケージの中に用意してもらった猫用ベッドでウトウトしていた俺は、明莉の声で目を覚ました。
「おはよう、明莉。オトを起こしたら、可哀想よ。」
「だって、早くオトと仲良くなりたいんだもん!」
「慌てなくても、今日は日曜日だから、一日中オトと一緒にいられるじゃない。」
「でも日曜日だから、明日は学校に行かないといけないんだよ。明日、学校、休みたいな。」
「明莉~!!」
「あっ、ごめんなさい。」
「馬鹿なこと言ってないで、早く着替えて、ご飯食べなさいっ!!」
「はいっ!!」
ああ、俺、本当に家族のもとに帰って来たんだ。
共働きだった俺と妻。
出勤前に明莉を保育園に預けるために、慌てて準備してたっけ。
妻が朝食を用意している間に、俺が明莉を着替えさせて・・・
明莉、一人で着替えられるようになったんだ。
ウトウトしながら、二人の会話を思い出す。
「明日は学校」と言っていたな。
俺が父親として一緒に暮らしていた時、明莉は五歳で保育園に通っていた。
俺が知らない間に、小学生になっていたらしい。
再会した時に、「髪型が違うな」「話し方がお姉さんっぽくなったな」と思っていたのだが・・・
そうか・・・明莉の入学式、出たかったな。
「お休みは今日で終わりだからね。昨日は忙しくて、おうちの中のことができなかったから、今日は頑張るからね。明莉も手伝ってね。」
「えー、だけどオトちゃんが・・・」
「明莉~!!」
「わー、ごめんなさいっ!手伝います、お母さまっ!!」
この賑やかなかんじは、変わらないな。
いや、前よりパワーアップしたかな?
朝からうるさいけど、嬉しい。
ケージの中に用意してもらった猫用ベッドでウトウトしていた俺は、明莉の声で目を覚ました。
「おはよう、明莉。オトを起こしたら、可哀想よ。」
「だって、早くオトと仲良くなりたいんだもん!」
「慌てなくても、今日は日曜日だから、一日中オトと一緒にいられるじゃない。」
「でも日曜日だから、明日は学校に行かないといけないんだよ。明日、学校、休みたいな。」
「明莉~!!」
「あっ、ごめんなさい。」
「馬鹿なこと言ってないで、早く着替えて、ご飯食べなさいっ!!」
「はいっ!!」
ああ、俺、本当に家族のもとに帰って来たんだ。
共働きだった俺と妻。
出勤前に明莉を保育園に預けるために、慌てて準備してたっけ。
妻が朝食を用意している間に、俺が明莉を着替えさせて・・・
明莉、一人で着替えられるようになったんだ。
ウトウトしながら、二人の会話を思い出す。
「明日は学校」と言っていたな。
俺が父親として一緒に暮らしていた時、明莉は五歳で保育園に通っていた。
俺が知らない間に、小学生になっていたらしい。
再会した時に、「髪型が違うな」「話し方がお姉さんっぽくなったな」と思っていたのだが・・・
そうか・・・明莉の入学式、出たかったな。
「お休みは今日で終わりだからね。昨日は忙しくて、おうちの中のことができなかったから、今日は頑張るからね。明莉も手伝ってね。」
「えー、だけどオトちゃんが・・・」
「明莉~!!」
「わー、ごめんなさいっ!手伝います、お母さまっ!!」
この賑やかなかんじは、変わらないな。
いや、前よりパワーアップしたかな?
朝からうるさいけど、嬉しい。
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