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1章
転校生
しおりを挟む夏の暑い日
「凌空、今日隣のB組に新しい転校生来るみたいだね。」
「そういえば、俊が言ってたよ。
女の子だって噂だね」
「へぇ、情報早いね。」
「俊が早速、お昼にでも覗きに行くからついて来いって言われちゃったよ。」
「俊くん沙希ちゃんに怒られそうだよね」
俊くんとは、凌空の高校に入ってからの友だち
沙希ちゃんは俊くんの彼女さんである
「ほんと、沙希ちゃんが可哀そうだよ。」
「でも今もラブラブなんでしょ。
仲が良くて羨ましいね」
「うん、今日もデート行くみたいだよ。
ほら、最近出来たクレープ食べに行くって」
「クレープか~。
いいな、凌空あたしたちも今日食べに行こうか」
「綾羽も甘いものには目がないね」
「えー、でも凌空も甘いものが好きなんだからいいじゃない」
(甘いものは大好きだけど、本当の私の目的は凌空の甘いものを食べているときの凌空の幸せな顔を見たいだけ
本人には絶対言わないけどね)
「凌空ー!!
綾羽ちゃんおはよう」
「おはよ、俊」
「俊くん、おはよう」
「凌空は毎日綾羽ちゃんと登校出来て羨ましいよ
見ろよ、他の男から睨まれてるぞ」
「綾羽、人気あるもんね」
「凌空ほどじゃないよ。」
「凌空と綾羽ちゃんどっちも大人気だよね」
「俊くんも人気あるよ。」
「それは凌空の隣にいるから一緒に騒がれてるだけだよ」
「でもみんな、騒いでるだけじゃん。
俺、やっぱり中身を知らないと無理だな」
「そんなこと言っちゃて、凌空は
本当は綾羽ちゃんといい感じのくせに~」
「俊、黙ってようか。
それに綾羽と俺は幼馴染なだけだよ」
「そうだよ、俊くん。」
「ごめん、ごめん。
いつも一緒にいるし勘違いするところだった」
キーンコーンカーンコーン
「やべ、チャイム鳴るぞ。
走るよ」
3人でバタバタと教室に向かった
お昼休みになって
「凌空、行くぞ。」
「俊、待てよ。
そんな急がなくても」
勢いよく俊くんは、凌空の袖を掴み引っ張っりながら教室を出た
「なんだよ、この人の多さ
考えてることみんな一緒なのかよ」
「俊、人多いからまた出直そうぜ」
「えー、ここまで来たのにかよ。
しばらく経てばみんなも収まるだろ」
「しゃーねえな。
なら食堂に行くか」
2人は食堂へと向かって行った
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