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脱線して彷徨って・・
「それで、オーナーさんに頼まれていた お店を再開と家賃を稼ぐ話って 進んだんですか?」
「そんなこと言われたって、だいたい あたしなんか お店のこと まったく経験ないし、おかしなオジャマも住み着いていて、お店の再開イメージも 無いのに 忙しい騒ぎばかり起きて ヒステリーになっても お店には通って オジャマの追い出しと お店の再開を頑張っていたワケなの・・」
「それから何日か経って、その日もオジャマっ子の様子を覗いて お店に入ると、誰かが まだ掃除をしていて・・」「訊いてみると、この子も オジャマの仲間だったけど、今年 の春に大学に進学したから しばらく来ないでいるうちに 様子が変わっていた なんて 言うの・・」
それで、しばらくここに出入りして 自分の今後の事を考えたいなんて言ってるの。
つまり、このお店でオジャマ達は大学に入っても しばらく居着いて 自分にチャンスが巡って来ると 他所に行ってしまうらしいの。それまで は 暇潰しに ここに居る らしいの・・
そんな連中のことを お客と呼ぶには おカネもないようだし、ここにいる目的は 近い将来の自分を見つける 腰掛けだし・・といって『自習室』に入れるにしても勉強しているようにも見えないから・・ 『自習室』でチューターしてもらって、オジャマ達の勉強を見て稼がせながら、部屋の運営を管理して貰うことにした。定時になってオジャマ達が帰えった後はお店で安くアルバイトしてもらう ということで話がついた。
チューター君は働きが良くて、勉強の教え方も心得ているし、自習室の状況もよく報告してくれる。おかげで管理が万全になって誰かが踏み込んできても慌てる心配がなくなった。
それに、チューター君がバイトに入って直ぐに 学校の仲間達が集まってきて 枯木だけども山の賑わいになって、昼下がりになると 人の出入りが盛んになった。
ひと月もすると 稼ぎは少ないままでも 言い訳くらいは できそうなお客の入り具合になって、オーナーに売上を報告していると・・
「大家さんから聞いたけど あんた『自習室』やってるのぉ? 大丈夫なのぉ?」なんて始まって・・要は『自習室』に入室希望する学生の申し込みが大家さんの所に集まってきたから、何をしているのか知りたい ということだった。
オーナーと二人で、ことわりなく仕事を始めたことを謝罪して、大学生のチューター指導者を付けてしっかり管理していることや、先住化したオジャマが変な反発をしないように時間を決めて勉強させていることを説明すると・・
「そんなことなら、空家になっている一階を全部使って、有料で『自習室』を始めてみようか。」ということになった。
見回せば ここは駅と文教地域の間にある繁華街でそこには予備校や学習塾が多数あって、そこに隣接する歓楽街に うちのお店はある。 そして歓楽街の隣には有名なラブホテル街もある。
だから、ここを通う学生は多い。
そして驚いたことに、予備校やら学習塾に払う授業料の一部を受け取れば、大家さんには必要な家賃と経費が補償されて、チューターにも十分な報酬を支払うことができる。
こちらにとっては、厄介な連中がいなくなって、チューターした後で おまけでアルバイトしてくれる大学生が来てくれたおかげで 有難い状態にはなったらしい。
「そんなこと言われたって、だいたい あたしなんか お店のこと まったく経験ないし、おかしなオジャマも住み着いていて、お店の再開イメージも 無いのに 忙しい騒ぎばかり起きて ヒステリーになっても お店には通って オジャマの追い出しと お店の再開を頑張っていたワケなの・・」
「それから何日か経って、その日もオジャマっ子の様子を覗いて お店に入ると、誰かが まだ掃除をしていて・・」「訊いてみると、この子も オジャマの仲間だったけど、今年 の春に大学に進学したから しばらく来ないでいるうちに 様子が変わっていた なんて 言うの・・」
それで、しばらくここに出入りして 自分の今後の事を考えたいなんて言ってるの。
つまり、このお店でオジャマ達は大学に入っても しばらく居着いて 自分にチャンスが巡って来ると 他所に行ってしまうらしいの。それまで は 暇潰しに ここに居る らしいの・・
そんな連中のことを お客と呼ぶには おカネもないようだし、ここにいる目的は 近い将来の自分を見つける 腰掛けだし・・といって『自習室』に入れるにしても勉強しているようにも見えないから・・ 『自習室』でチューターしてもらって、オジャマ達の勉強を見て稼がせながら、部屋の運営を管理して貰うことにした。定時になってオジャマ達が帰えった後はお店で安くアルバイトしてもらう ということで話がついた。
チューター君は働きが良くて、勉強の教え方も心得ているし、自習室の状況もよく報告してくれる。おかげで管理が万全になって誰かが踏み込んできても慌てる心配がなくなった。
それに、チューター君がバイトに入って直ぐに 学校の仲間達が集まってきて 枯木だけども山の賑わいになって、昼下がりになると 人の出入りが盛んになった。
ひと月もすると 稼ぎは少ないままでも 言い訳くらいは できそうなお客の入り具合になって、オーナーに売上を報告していると・・
「大家さんから聞いたけど あんた『自習室』やってるのぉ? 大丈夫なのぉ?」なんて始まって・・要は『自習室』に入室希望する学生の申し込みが大家さんの所に集まってきたから、何をしているのか知りたい ということだった。
オーナーと二人で、ことわりなく仕事を始めたことを謝罪して、大学生のチューター指導者を付けてしっかり管理していることや、先住化したオジャマが変な反発をしないように時間を決めて勉強させていることを説明すると・・
「そんなことなら、空家になっている一階を全部使って、有料で『自習室』を始めてみようか。」ということになった。
見回せば ここは駅と文教地域の間にある繁華街でそこには予備校や学習塾が多数あって、そこに隣接する歓楽街に うちのお店はある。 そして歓楽街の隣には有名なラブホテル街もある。
だから、ここを通う学生は多い。
そして驚いたことに、予備校やら学習塾に払う授業料の一部を受け取れば、大家さんには必要な家賃と経費が補償されて、チューターにも十分な報酬を支払うことができる。
こちらにとっては、厄介な連中がいなくなって、チューターした後で おまけでアルバイトしてくれる大学生が来てくれたおかげで 有難い状態にはなったらしい。
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