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第7話 心の余裕
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夜。暗くて怖くてとても気をつかう時間帯。
それは過去のこと。
今は火があり、水があり、食べ物がある。
無敵だ。そう、無敵なのだ!!
「ふふっ、今ならなんでも出来そうだ……」
今日は本当に上手くいった日だ。
そう思ってふと笑っていた。
とても疲れていることは変わりないのだが、明日のことを考えよう。
火、水、食べ物。この3つが揃った。
食べ物はまだ不安だが、木の実の量的に1週間ほどは困ることは無さそうだ。
少し余裕がある。
なので明日からは拠点作りをすることにした。
最悪のケースが雨が降ることだ。
この世界の天気は詳しくない。急に雨が降るかもしれないし、何日間も降るかもしれない。
そうなった場合、体はずぶ濡れになってしまうし、火が消えてしまうとつけるのにまた1日を無駄にしてしまう。さらに何日も振られると薪が無くなる。
ということで明日1日でどうにかする。決まりだ。
雨が降らないことを願って就寝した。
危なかった。
そう思ったのは朝起きてすぐだ。
別に雨が降った訳では無い。でも、もっと困ったことだ。
朝起きて、水を飲みに行こうとけもの道を歩いていた時だ。
昨日までにはなかったであろう大きな足跡があったのだ。
見た感じだが、犬のような肉球跡がある。
近くにいたんだろう。本当に危なかった。
しかし、逆に安心したことがある。
襲われなかった。火は明るいし俺自身は無防備だ。あっち側から見てたぶん余裕で襲えるだろう。
でも襲わなかった。つまり、火を恐れたんだ。
よし、これで安全面は保証された。
本当に良かった。あの思いは二度としたくないからな。
水を飲み、少し木の実を食べていざ拠点作り。
とは言ったもののどうするか……
ロープは簡単に手に入る。そこら辺にトゲがあるツタがあるから。
棒に関しても大丈夫。ただ、丈夫とは言い難い。
問題は屋根。バナナの葉っぱのような大きいやつだと屋根が簡単にできるのだが周りにはない。
とても大変だが、水と土を混ぜて泥にしてそれを屋根につける。そういう感じでいこう。
色々と考えて一日では出来ないと悟った。
なら作るのを楽にするために今日を道具作りに専念した方がいいと考えた。
道具を作り、素材を集め、組み立てる。
出来れば3日で。よし、頑張ろう。
それは過去のこと。
今は火があり、水があり、食べ物がある。
無敵だ。そう、無敵なのだ!!
「ふふっ、今ならなんでも出来そうだ……」
今日は本当に上手くいった日だ。
そう思ってふと笑っていた。
とても疲れていることは変わりないのだが、明日のことを考えよう。
火、水、食べ物。この3つが揃った。
食べ物はまだ不安だが、木の実の量的に1週間ほどは困ることは無さそうだ。
少し余裕がある。
なので明日からは拠点作りをすることにした。
最悪のケースが雨が降ることだ。
この世界の天気は詳しくない。急に雨が降るかもしれないし、何日間も降るかもしれない。
そうなった場合、体はずぶ濡れになってしまうし、火が消えてしまうとつけるのにまた1日を無駄にしてしまう。さらに何日も振られると薪が無くなる。
ということで明日1日でどうにかする。決まりだ。
雨が降らないことを願って就寝した。
危なかった。
そう思ったのは朝起きてすぐだ。
別に雨が降った訳では無い。でも、もっと困ったことだ。
朝起きて、水を飲みに行こうとけもの道を歩いていた時だ。
昨日までにはなかったであろう大きな足跡があったのだ。
見た感じだが、犬のような肉球跡がある。
近くにいたんだろう。本当に危なかった。
しかし、逆に安心したことがある。
襲われなかった。火は明るいし俺自身は無防備だ。あっち側から見てたぶん余裕で襲えるだろう。
でも襲わなかった。つまり、火を恐れたんだ。
よし、これで安全面は保証された。
本当に良かった。あの思いは二度としたくないからな。
水を飲み、少し木の実を食べていざ拠点作り。
とは言ったもののどうするか……
ロープは簡単に手に入る。そこら辺にトゲがあるツタがあるから。
棒に関しても大丈夫。ただ、丈夫とは言い難い。
問題は屋根。バナナの葉っぱのような大きいやつだと屋根が簡単にできるのだが周りにはない。
とても大変だが、水と土を混ぜて泥にしてそれを屋根につける。そういう感じでいこう。
色々と考えて一日では出来ないと悟った。
なら作るのを楽にするために今日を道具作りに専念した方がいいと考えた。
道具を作り、素材を集め、組み立てる。
出来れば3日で。よし、頑張ろう。
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