魔王の休日

イマジカ

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魔王の休日

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はぁ、はぁ、ついに、ついにここまでやってきた!やってきたんだ!手強いモンスターどもをなぎ倒し、回避困難なトラップも頑張ってかいくぐって、やっとここまでやってきたんだ!
そして今俺は、魔王の部屋の前にいる!
俺はこの手で、この手でやつを倒し国に平和をもたらすんだ!
がちゃ
「うおおおおおおおおおおお!覚悟しろ魔王!」
「ん?あーちょいまって、あとここクリアしたら相手してあげるから、ってあー!!!もーっざけんな!こんなクソゲーやってられっか!」
そういって椅子に座っている女性がゲームコントローラを地面に投げ捨てる。
「だからそこら変で配布されてるクソフリゲは
進歩しねーんだよ!んで、あんだてめぇは!
こっち見てんじゃねーよ!」
そういって彼女は俺に思いっきりパンチをかまそうとした。
「ふん、そんな女の子のパンチなん・・」
ドゴォ!鈍い音がして俺の体が右方向に平行に吹っ飛んでった。
ヒューガゴン!そして当たり前のごとく壁に打ち付けられる。
「痛ったたた、なんなんだこの力は?」
そういった瞬間俺は宙に浮いた、と思ったら地面に叩きつけられた。
(うおお、かなりつえぇ)
彼女が上乗りになる。
「すまないな、怒りがどーしても収まらんこんなことで人を殺すのは少しあれだが、まあしょうがないだろう。じゃあな」
彼女の拳が振り下ろされ俺の顔に着弾する。
(あぁ、おしまいだ、みんな、すまない)
ぽすっ。
「へ?」
な、なにが起きてんだ?
ゆっくり目を開けるとそこには、
先ほどの強そうな女性ではなく驚くほど可愛らしい女の子がちょこんと俺の上に座っていた。
「え?え?なんで?」彼女は戸惑いながらパンチを連発する。
ぽすっ。ぽすっ。ぽすっ。ぽすっ。
ちっとも痛くない、むしろ可愛らしい、人間の女の子のように可愛い。
「一体、なにが起きてんだ?」
「おぉ、おぉ、魔法効果がきれてしまったな。
魔王ごっこはもうおしまいだ。」
「うぇぇ、なんでぇぇ。」
「がははははは、うん?お前は誰だ?見ない顔だな。」
やべぇなんかマジででかいいかにも魔王っぽいのが出てきた。こ、ここはなんとか嘘を、
「じ、自分はそ、その子の面倒を見てあげてたんです!」
な、なに言ってんだ俺はああああ!
「娘のサンドバッグにされてか?わはははは!
面白い奴だな!気に入ったぞ!」
ん?あれ?ど、どうやら気に入られたみたいだぞ
「よかろう!今日からお主を我が娘のお守り係にするぞ!」
「ヤッタァー!」
「え?」
えええええええええ!?
そして、何故か俺は魔王の娘のお守り係となった
うぅ、これからなにがあるのやら
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