sweet days

会長と庶務♯2

4

 
渋々承諾したシノちゃんは、ぎこちない手つきで自分のモノに触れた。

「……あっ…ぁ、…んっ…」

見られていることが恥ずかしくて堪らないんだろう。
唇を咬んで必死に声を押し殺すその姿は、なんとも扇情的だった。
途中で止めさせるのは、惜しい。
出来るならずっと見ときたいけど。

「……！」

淡い色をした乳首に触れると、シノちゃんの身体がぴくっと反応した。

「あ…っ、かい、ちょ…」
「恭介」
「……っう、きょう、す…け」
「自分でする時は、触らないの？」
「……っや…」

芯を持って固くなったそれに口づけて軽く吸うと、シノちゃんは我慢できなくなったのか甘い声をあげた。
調子に乗って、胸の愛撫を止めないままうしろの蕾を指でそっとなぞる。

「……あ…っ！」

そして既に彼の先端から溢れていた先走りを指で掬うと、ゆっくりとそこに差し入れた。

「待っ…、あぁ…っ！」

震えるシノちゃんの身体を抱きしめながら、そこを丁寧にほぐしていく。

「……手、止めたらダメだよ？」
「……ひ、うっ…」

言われたとおりに再び手が動きだす。
卑猥な水音は、さっきよりも大きくなっていた。



「あ…あ！きょう…っ、だめ…っ」

膝立ちで足を開いている彼は、今にも泣き出しそうな顔をしている。
そんな彼の後ろに座ると、指と舌を使ってしつこいくらいにそこを愛撫した。
するとシノちゃんのそこは、まるで誘うようにヒクヒクと収縮する。

「……ダメじゃ、ないよね？」

無意識に動き始める腰を捕まえながら笑う。
快感から逃げようとしてるのか、追っているのか。

「……シノちゃん、エロい…」
「あっ…あ！もう、イっちゃ…」

俺ももう、いろいろと限界だった。

「……挿れるよ？」
「……っ、は、」

返事を待たずにシノちゃんの細い腰を持ち上げる。
そしてだいぶ柔らかくなっていたそこに、自分でも驚くほど大きくなっていたモノをあてがった。

「あ！ああっ、きょう…っ！あ、あ」
「……っ！」

奥までいっきに貫くと、シノちゃんは悲鳴に似た高い声をあげた。
反射的に逃げようとする腰を捕まえて、軋むほど強く抱きしめる。
どこまでも深いところで繋がりたいと思った。
この子の全部を、自分のものにしたくなった。

……あぁ、なんだこれ

ヤバいかも。
自分を見失いそう。
てゆうか、
もう見失ってる？