sweet days

kotori

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ともだち♯2

3

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「仲いいんだね」
「え、俺っすか?」
「親友っていいな」

なんだかんだ言いながらも、自分のことを本気で心配してくれる友達。
離れていても、その関係はずっと変わらない。

「……じゃあ俺、先輩の親友になります!!」
「え?」
「まかせてください!あ、これ俺のケー番…」
「ええ?」
「てめえ…何してやがる…」
「あ、」

そこに季一が戻ってきた。
何をされたのかは知らないが、物凄く不機嫌な顔をしている。

「ンだよもう戻ってきたのかよ…」

健太の舌打ちが聞こえた。

「要っ、コイツになんか変な事されなかった?!」
「いや別に…」
「俺は変態か!俺はただ先輩と親友に…」
「あ゛ぁ?親友ぅ?」
「ねーっ、先輩!」
「……いや、あの…」
「何それ何それ何それ」
「いや…だから、」

おまえら人の話を聞け。

「……浮気?!」
「てめぇ耳おかしんじゃねぇの?」

……いや、頭だろ…

「要、こいつと関わるとロクな事ないよ?やめといたほうがいいよ」
「てめえにだけは言われたくねぇんだよ!先輩こんな奴放っといて俺と遊ぼー?かわいい子紹介するしー、なんなら合コン…」
「絶っ対ダメだ!!」
「束縛激しいんだよてめえは!娘がいる親父か!」

今度は店の中で騒ぎだした二人を見て、大きな溜め息をつく。
顔を合わせたら、互いを罵倒しあう二人。
本当に仲がいいのか、たまに疑問に思うけど。
でも二人には俺の知らないところで共有した過去があって、絆があって、それがなんだか羨ましい。

……これは嫉妬なのか?

元カノのユキちゃんにならともかく、親友にヤキモチやくなんて、俺も相当ヤバいかも…。

「てゆうかおまえ、ミキちゃんとのデートはいいのかよ」
「……っうわやべえ忘れてたあああ!!」
「ははっ、バァァァカ!!」
「うっせえ死ね!!じゃあ先輩、また」
「早く消えろ今すぐ消えろ」
「……先輩、秘密なんすけどコイツ実は中学ン時理科室で」
「!!やめろおおおナイだろそれはあああ!!」
「じゃあキャンプで出会った女子大生の…」
「おいおい健太くーん?!何言いだすのかなーっ?!」
「いや俺、先輩と親友だし。ねー、先輩?」
「うん」

即答した俺の満面の笑顔に、季一が凍りついたのは言うまでもない。


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