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第3章~性格と…

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今日の私はルンルンだ!
朝から気分がいい!
だが学校は好きではない。
学校が近づくに連れ、いつもの暗い私に戻る。

一応友達はいるがまぁ真剣に考えると
1人くらいだ。

「おはよーっ!」
私の肩に手でトンッとたたいて挨拶してきたのは私の唯一の友達と言える梢だ。

ミキ「おはよー。今日も元気だねぇ~」

私と違い梢はいつも元気で明るい。
うらやましい。私は人見知りだし、大人しめなので梢みたいに誰とでも仲良くなれる性格がうらやましい。

そして今日も何事もなく、学校が終わる。
いつものようにチャリで帰る。

あ、そういえばあの占い師にお礼言わなきゃ、と思い路地のある道の方へチャリを走らせる。

あの路地を顔だけ覗かせチラッと見る。
いた、あの占い師だ!

「この前はマンガ本ありがとうございました!」

占い師はこちらに気づきニコッとする。

ナオ「えーっと、…………あ、ミキちゃん!」
と人差し指を指す。

ミキ「指指さないでよ!てかいま忘れてたでしょっ!」

ナオ「ごめんごめんっ!」
ナオは両手を合わせ頭を下げる。

ミキ「あ、前は本ありがとね!ちゃんと届いてたよー!」

ナオ「おっ、よかった!気に入ってもらえたんなら!」

ミキ「それでさぁ、またお願いがあるんだけど…」
ミキは顔の横で手を合わせる。

ナオ「なになに?欲が出ちゃった?そうだよねー!」
ナオは馬鹿にしたような表情でミキを見る。

ミキ「まぁそんなとこかな!あのね、今度は私のこの大人しい、人見知りの性格を明るくて元気で誰とでも接しられる性格にしてほしいの!性格は無理かな?」

ミキが不安げな顔でナオを見つめる。

ナオ「簡単 だよー!僕を誰だと思ってるのー?でもその代わりにまたミキちゃんの寿命と交換してもらうよ!今度はちょっと大掛かりだけど大丈夫?」

ミキ「大丈夫だよ!何日?3日?」
ミキはニコニコしながら聞く。

ナオ「1年だよ!1年!どう?」

ミキ「1年かぁ~、まぁ1年でこの性格が変わるんだったらいいか!うん!お願いナオ!」

ナオ「わかった!ミキちゃんが夜寝てる間にするから明日の朝には変わってるからね!」

ミキ「わかったよー!じゃあよろしくね!」

ミキはナオに手を振りナオはミキに手を振る。
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