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第2章 かくよむ国のクマ
第7話 名前をつけて!(意味は調べよう)
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「じゃあひな、まずはボクに名前をつけて」
クマはひなに言いました。ひなは名乗っていないのに、女神様との会話で名前が知られてしまったのです。
「これが身バレなの?」
ひなは、女神様がプロフィールに本名や住んでいる所を書かないように注意した事を思い出しました。
「それはいいから、早く名前をつけてよ。それで契約は完了するから」
「名前? 急に言われても」
「なんでもいいんだよ。名前つけてよ」
「なんでもいいの? じゃあ……、『モブ』あなたの名前はモブよ。モフモフしてるし、モフじゃありきたりだから」
「モブはいやだ~」
なんてことでしょう。なんでもいいと言っていたのに。
「モブって、『群衆』とか『その他大勢』って意味だよ。『統率の取れない暴徒』って意味もあるんだよ。メインキャラなのに『モブ』はいやだ~」
こんな怪しいくまにはちょうどいいかも、と一瞬ひなは思いましたが、あまりに失礼だと思い直し、名前を『モコりん』にしました。
注意) 名前や漢字は、他の意味がないか調べてからつけましょう。検索大事です。
クマはひなに言いました。ひなは名乗っていないのに、女神様との会話で名前が知られてしまったのです。
「これが身バレなの?」
ひなは、女神様がプロフィールに本名や住んでいる所を書かないように注意した事を思い出しました。
「それはいいから、早く名前をつけてよ。それで契約は完了するから」
「名前? 急に言われても」
「なんでもいいんだよ。名前つけてよ」
「なんでもいいの? じゃあ……、『モブ』あなたの名前はモブよ。モフモフしてるし、モフじゃありきたりだから」
「モブはいやだ~」
なんてことでしょう。なんでもいいと言っていたのに。
「モブって、『群衆』とか『その他大勢』って意味だよ。『統率の取れない暴徒』って意味もあるんだよ。メインキャラなのに『モブ』はいやだ~」
こんな怪しいくまにはちょうどいいかも、と一瞬ひなは思いましたが、あまりに失礼だと思い直し、名前を『モコりん』にしました。
注意) 名前や漢字は、他の意味がないか調べてからつけましょう。検索大事です。
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