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第一部 紅蓮の心《クリムゾン・ハーツ》
第十五話 ヘブンリー・ナイト完成
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楽譜製作依頼から一週間が過ぎ、俺はヘブンリー・ナイト以外の歌詞を書いていた。理由は、確かにあの曲は切り札だ…だが、手札は多いに越したことはないと俺は考えたからだ、もちろん友理奈達は承認済みだ。
(天国…それと同等の力を持つ詞、光の炎の意味を持つ煉獄、そして光り輝く者の意味を持つシリウス…最後に光龍……よし、煉獄、シリウス、光龍の三つを書くか。)
タイトルを決めた俺はそれぞれの詞を書き始めた…詞を書き始めて気づいたことがあった、それはクリムゾン・ハーツの決め手とも言える曲がないことだ。決め手がない以上切り札がいくつあろうとも意味がない、そう思った俺は本来のバンド名から由来する歌詞≪紅蓮の心≫と言う詞を書いたんだ。
歌詞制作から二日、友理奈から一本の電話が来た。内容はヘブンリー・ナイトの楽譜が完成したと言う知らせだった。俺の方も徹夜で書き上げた四つの歌詞を手に友理奈達のもとへ向かった。
約束の場所へ向かうと友理奈、由佳里、稲成の三名が待っていた。
『待たせたな。曲付けが終わったって?』
『ああ、バッチシな。で、煉の方は切り札の新作は完成したか?』
『もちろんだ。これだ。』
『どれどれ…えっと、まずは煉獄か。』
『二つ目はシリウスですね。』
『三つめが光龍…で、最後が…紅蓮の心…。』
『ああ、特に最後の詞は俺達のバンドの本来最初にできてないとおかしかった詞だ。』
『なるほどな、確かにそうだ。了解だ。この四つはこの後すぐに俺達の方で担当決めて取り掛かる。今日はヘブンリー・ナイトの練習しようぜ?他の皆はいつものスタジオに呼んでいるから行こう。』
こうして俺を含む四人はいつものスタジオに向かい、そこで時間ギリギリまで練習し苦労はしたがっ初日にしてはそれなりの成果はあった気がした。
ヘブンリー・ナイトの練習をし始めて一週間が過ぎ本当の意味で仕上げにかかった。バンドを破壊者となった龍ヶ崎久遠を倒すための曲の一つのキーの完成まで僅かだった。
対決は大晦日…12月31日…俺は因果を感じていた、なぜなら、この日に始まり、この日に終わったからだ。
(ヘブン・シリウス結成も大晦日、その四年後解散…皮肉な物語だ。俺はバンドを助ける側、久遠はバンドを破壊する側…なぜ、こうなったんだろうか?)
本来バンドは楽しむだけではなく周りをも巻き込み盛り上げる伝道師…そう考える俺と、独り善がりの自分が全てと考える久遠…本当に正しいのかを決めるためのライブであり、久遠の暴走を止めるためのライブをするためのキーがもうすぐ完成する。その一つが天国の夜≪ヘブンリー・ナイト≫だ。
タイムリミットはあと四ヶ月後の大晦日。全ての決着が決まる。
『煉、あの四曲の担当を言うぜ。』
『ああ、頼む。』
『まず、煉獄は俺、日暮稲成だ。』
『シリウスは私、明科友理奈がやります。』
『光龍はアタシ、夢野由佳里だ。』
『最後の紅蓮の心は俺達三人がかりでやることにした。』
『わかった、よろしく頼む。』
俺は稲成達に託し俺は実里と共にヘブンリー・ナイトのパート決めに進んだ。そう、ヘブンリー・ナイトの大変さは男女の声の切り返しと混声のタイミングだったからだ。
(天国…それと同等の力を持つ詞、光の炎の意味を持つ煉獄、そして光り輝く者の意味を持つシリウス…最後に光龍……よし、煉獄、シリウス、光龍の三つを書くか。)
タイトルを決めた俺はそれぞれの詞を書き始めた…詞を書き始めて気づいたことがあった、それはクリムゾン・ハーツの決め手とも言える曲がないことだ。決め手がない以上切り札がいくつあろうとも意味がない、そう思った俺は本来のバンド名から由来する歌詞≪紅蓮の心≫と言う詞を書いたんだ。
歌詞制作から二日、友理奈から一本の電話が来た。内容はヘブンリー・ナイトの楽譜が完成したと言う知らせだった。俺の方も徹夜で書き上げた四つの歌詞を手に友理奈達のもとへ向かった。
約束の場所へ向かうと友理奈、由佳里、稲成の三名が待っていた。
『待たせたな。曲付けが終わったって?』
『ああ、バッチシな。で、煉の方は切り札の新作は完成したか?』
『もちろんだ。これだ。』
『どれどれ…えっと、まずは煉獄か。』
『二つ目はシリウスですね。』
『三つめが光龍…で、最後が…紅蓮の心…。』
『ああ、特に最後の詞は俺達のバンドの本来最初にできてないとおかしかった詞だ。』
『なるほどな、確かにそうだ。了解だ。この四つはこの後すぐに俺達の方で担当決めて取り掛かる。今日はヘブンリー・ナイトの練習しようぜ?他の皆はいつものスタジオに呼んでいるから行こう。』
こうして俺を含む四人はいつものスタジオに向かい、そこで時間ギリギリまで練習し苦労はしたがっ初日にしてはそれなりの成果はあった気がした。
ヘブンリー・ナイトの練習をし始めて一週間が過ぎ本当の意味で仕上げにかかった。バンドを破壊者となった龍ヶ崎久遠を倒すための曲の一つのキーの完成まで僅かだった。
対決は大晦日…12月31日…俺は因果を感じていた、なぜなら、この日に始まり、この日に終わったからだ。
(ヘブン・シリウス結成も大晦日、その四年後解散…皮肉な物語だ。俺はバンドを助ける側、久遠はバンドを破壊する側…なぜ、こうなったんだろうか?)
本来バンドは楽しむだけではなく周りをも巻き込み盛り上げる伝道師…そう考える俺と、独り善がりの自分が全てと考える久遠…本当に正しいのかを決めるためのライブであり、久遠の暴走を止めるためのライブをするためのキーがもうすぐ完成する。その一つが天国の夜≪ヘブンリー・ナイト≫だ。
タイムリミットはあと四ヶ月後の大晦日。全ての決着が決まる。
『煉、あの四曲の担当を言うぜ。』
『ああ、頼む。』
『まず、煉獄は俺、日暮稲成だ。』
『シリウスは私、明科友理奈がやります。』
『光龍はアタシ、夢野由佳里だ。』
『最後の紅蓮の心は俺達三人がかりでやることにした。』
『わかった、よろしく頼む。』
俺は稲成達に託し俺は実里と共にヘブンリー・ナイトのパート決めに進んだ。そう、ヘブンリー・ナイトの大変さは男女の声の切り返しと混声のタイミングだったからだ。
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