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〜2020/06/15まで執筆分
4話//人生ハードモードは変わらない.1
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「あんたいきなり殺す気か!!!」
声を荒げてしまう。そりゃそうだ。来て早々の危険体験をしたのだから。
『んー。ちょっとぼくにも予想外だったんだよねー』
「予想外だとしてもいきなりドラゴンいるとこって酷いっすよ!!」
『それは、ごめんね。そのことに関して説明をさせてくれないかな?』
3人は渋々だがしばらく耳を傾けることにした。
『この世界には僕を創造神として他にも医神や魔神、商神とか沢山の神がいるんだけど、唯斗くん以外の3人が転移完了する直前にそのうちの2人に干渉されてたっぽいんだよね』
「干渉されて気づかなかったってダメじゃん」
「まぁ色々テキトーですから、ね?」
「「あーー」」
彼らの創造神グラニートへの印象はなかなか残念な人になっているらしい。この神様今のところ威厳無さすぎる…。
『君たち酷いな…』
「で、その干渉した神っていうのは?」
『…邪神と悪神だよ。』
邪神と悪神。2人でひとつの悪を司る神。双子の悪戯好き。この世界では魔王を管理する神たちである。
『彼らの悪戯には困ったもんだったんだけど、それが今回はそんなんじゃ済まなくなってるんだよね』
「「「というと?」」」
『君たちと一緒に金田くんていたでしょ?今はユージ・コーチュアスだっけ。彼が魔王候補筆頭になっちゃったんだよねー』
(w笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ……w)
『僕もあまり彼の高慢な自己中心的な態度は気に入らなかったから名前も自己中みたいに聞こえるのにしたからいいんじゃない?』
「「やっぱあれわざとか!!!!」」
ケートとリューヤも笑いそうになったらしい。まぁ気づかない金田がおかしいのかもしれない。
「でも金田の称号にたしか【勇者】ってあったよな?」
『だから問題なんだよねぇ。本来なら魔王を討伐する希望になる為に与えた称号なんだけど、それを持つものが魔王になったらどうなると思う?』
「討伐の希望が無くなる…っすかね?」
『そう。しかも異世界から来てる上に勇者だ。史上最凶で最強な魔王になってしまう』
異世界から来ているものは大抵何かしら能力に秀でたものを持っている。そして勇者は魔王に対抗できる能力を獲得出来る。そんな者が魔王になったら国が滅びる程度で済むはずがない。
「そんなことになったら俺らの転生ライフオワタじゃないすか」
『そうならない為に僕らから加護とか与えるよ。まぁ、唯斗くんは使徒だから将来的にほとんどの神から加護が与えられる予定だったからそれが早まるだけだよ』
「「え?」」
まだ2人に使徒になったことを説明していないのに、この神様すごい場面で暴露してくれやがった。
「…なんかそういうことらしいっす。こうなったら白状しますけど、3人は巻き込まれ召喚らしいっす…」
開いた口が塞がらない。このままいくと2人の顎が外れそうだ。
『その件については本当に申し訳ない。唯斗くんにスマートフォンみたいな魔道具渡してあるからそれを謝罪の品として受け取ってもらえればと思う』
頷くことしか出来ない。本当に吃驚すると人はこうも言葉が出なくなるのか。しかしこのままではユィートが彼を呼び出した本当の目的が蔑ろになってしまう。
「2人が固まってるから話をまとめさせてもらいますけど、転移に干渉されて金田さんが魔王候補ってだけですよね?」
『まぁそう……かな?』
「その件に関してはこっちで何とかしますんで、呼び出したのは別の目的があったんすよ」
『え、そうなの?その目的って?』
「今回みたいに急に危険な場所にいってビビるとか嫌なので恐怖耐性つけてください。もとはそっちのミスっすよね?」
『うぅ…そう……だけど…』
日本で働いてた時にあたったクレーマーを真似してユィートは要求をする。
「ならさっき言ってた加護とかのおまけに付けてくれてもいいですよね?まさか出来ないとは言いませんよね?」
『…はぁ。わかったよ。。。』
「うっし!あざっす!じゃついでに王都とかそういうのの近くに瞬間移動ともう少し何かステータスにおまけしといてください」
『ちょ…!なんか増えて…』
「できない。とか今更言うわけないですよねぇ?」
『…ヤラセテイダダキマス』
神様を脅したのは過去にも未来にもユィートだけだろう。というか彼だけだ。今後はこの怠け者な神の使徒、つまり代行者にユィートがなったのだから。
「で、加護はなにをつけてくれるんです?」
声を荒げてしまう。そりゃそうだ。来て早々の危険体験をしたのだから。
『んー。ちょっとぼくにも予想外だったんだよねー』
「予想外だとしてもいきなりドラゴンいるとこって酷いっすよ!!」
『それは、ごめんね。そのことに関して説明をさせてくれないかな?』
3人は渋々だがしばらく耳を傾けることにした。
『この世界には僕を創造神として他にも医神や魔神、商神とか沢山の神がいるんだけど、唯斗くん以外の3人が転移完了する直前にそのうちの2人に干渉されてたっぽいんだよね』
「干渉されて気づかなかったってダメじゃん」
「まぁ色々テキトーですから、ね?」
「「あーー」」
彼らの創造神グラニートへの印象はなかなか残念な人になっているらしい。この神様今のところ威厳無さすぎる…。
『君たち酷いな…』
「で、その干渉した神っていうのは?」
『…邪神と悪神だよ。』
邪神と悪神。2人でひとつの悪を司る神。双子の悪戯好き。この世界では魔王を管理する神たちである。
『彼らの悪戯には困ったもんだったんだけど、それが今回はそんなんじゃ済まなくなってるんだよね』
「「「というと?」」」
『君たちと一緒に金田くんていたでしょ?今はユージ・コーチュアスだっけ。彼が魔王候補筆頭になっちゃったんだよねー』
(w笑っちゃダメだ笑っちゃダメだ……w)
『僕もあまり彼の高慢な自己中心的な態度は気に入らなかったから名前も自己中みたいに聞こえるのにしたからいいんじゃない?』
「「やっぱあれわざとか!!!!」」
ケートとリューヤも笑いそうになったらしい。まぁ気づかない金田がおかしいのかもしれない。
「でも金田の称号にたしか【勇者】ってあったよな?」
『だから問題なんだよねぇ。本来なら魔王を討伐する希望になる為に与えた称号なんだけど、それを持つものが魔王になったらどうなると思う?』
「討伐の希望が無くなる…っすかね?」
『そう。しかも異世界から来てる上に勇者だ。史上最凶で最強な魔王になってしまう』
異世界から来ているものは大抵何かしら能力に秀でたものを持っている。そして勇者は魔王に対抗できる能力を獲得出来る。そんな者が魔王になったら国が滅びる程度で済むはずがない。
「そんなことになったら俺らの転生ライフオワタじゃないすか」
『そうならない為に僕らから加護とか与えるよ。まぁ、唯斗くんは使徒だから将来的にほとんどの神から加護が与えられる予定だったからそれが早まるだけだよ』
「「え?」」
まだ2人に使徒になったことを説明していないのに、この神様すごい場面で暴露してくれやがった。
「…なんかそういうことらしいっす。こうなったら白状しますけど、3人は巻き込まれ召喚らしいっす…」
開いた口が塞がらない。このままいくと2人の顎が外れそうだ。
『その件については本当に申し訳ない。唯斗くんにスマートフォンみたいな魔道具渡してあるからそれを謝罪の品として受け取ってもらえればと思う』
頷くことしか出来ない。本当に吃驚すると人はこうも言葉が出なくなるのか。しかしこのままではユィートが彼を呼び出した本当の目的が蔑ろになってしまう。
「2人が固まってるから話をまとめさせてもらいますけど、転移に干渉されて金田さんが魔王候補ってだけですよね?」
『まぁそう……かな?』
「その件に関してはこっちで何とかしますんで、呼び出したのは別の目的があったんすよ」
『え、そうなの?その目的って?』
「今回みたいに急に危険な場所にいってビビるとか嫌なので恐怖耐性つけてください。もとはそっちのミスっすよね?」
『うぅ…そう……だけど…』
日本で働いてた時にあたったクレーマーを真似してユィートは要求をする。
「ならさっき言ってた加護とかのおまけに付けてくれてもいいですよね?まさか出来ないとは言いませんよね?」
『…はぁ。わかったよ。。。』
「うっし!あざっす!じゃついでに王都とかそういうのの近くに瞬間移動ともう少し何かステータスにおまけしといてください」
『ちょ…!なんか増えて…』
「できない。とか今更言うわけないですよねぇ?」
『…ヤラセテイダダキマス』
神様を脅したのは過去にも未来にもユィートだけだろう。というか彼だけだ。今後はこの怠け者な神の使徒、つまり代行者にユィートがなったのだから。
「で、加護はなにをつけてくれるんです?」
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