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〜2020/06/15まで執筆分
29話//改装…否、改造
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昨日契約をした屋敷。その中に入ろうとしている。だが入るのが躊躇われる。その理由は…悪霊。居ると言われているところにわざわざ入りたい人間なんて居ないだろう。なので
「ハムさん、とりあえず聖魔法かけますか」
「だな」
「‘‘聖域’’」
「‘‘聖なる光’’」
2人で強さの異なる聖魔法を唱える。すると屋敷の禍々しい雰囲気は失せた。
なので屋敷の解体に取り掛かる。何せ長年放置されたボロ屋敷。人が入っただけで壊れそうである。何をするかといえば明解単純。いま仕事をしなかったマスカルにアイテムボックスに収納してもらい、それを木材にしてもらい、ユィートのアイテムボックスに移す。働かざるもの住むべからずだ。
「ようやく終わったっす…」
大体半日かけて屋敷を解体し終えた。そうは言っても周りの柵は残している。不法侵入とかされたらめんどくさいからだ。
このあと半日かけて地面を20mほど掘り進めた。広いといえど全部地上にする必要はない。地下訓練場にして転移で行き来可能にする予定だ。
とりあえず掘削して得た土を錬金術で鉄に変え、床と壁面を覆う。そして物質硬化と魔法耐性、物理耐性を付与し、1度マタタビ亭に戻り6時間の睡眠。夜から再び作業をする。もちろん近所迷惑を考慮し防音の結界を張りながらだ。
床に転移の魔法陣を貼り、天井部分を埋める。そして壁面同様の付与を行い余った土で地面を作る。これで土台は出来た。これでもまだ余っている土を今度は石に錬金し、家の土台も作る。広さは以前の屋敷より狭いくらいだ。
ここからは慎重に動いた。一気に新しい屋敷が建ったら怪しいことこの上ない。なので今までしっかり使ってこなかった死霊生成と幻術を使い人の手を使って作業しているように見せる。
「‘‘死霊生成’’骸骨」
先日入手しておいたオーク肉を1t使い生成するとレベル30-40の範囲でスケルトンが50体生成された。さらに
「‘‘死霊生成’’知恵ある骸骨」
集団の指揮役として上位アンデッドを一体作る。
「主ワレワレヲ何ナリト御命令ヲ」
「お前をリーダーとし、この集団であの石段の上に屋敷を建ててもらう。1階は広間、応接室、厨房。2階は個室。3階を屋根裏部屋とする。幻術をかけてはおくがアンデッドであるとバレないよう行動せよ」
「畏マリマシタ」
カタカタ鳴らし動き始める。ほぼ夜寝ないで昼寝る逆転生活をし続けたら今後の活動が危ういので木材を置いてマタタビ亭へと戻り眠った。
-------|×××|---------
朝を迎え、屋敷があった場所に向かうと昨日とは比べ物にならない豪邸が建っていた。
「これ、1日で?」
「休みはいらないと分かっていたけどここまでやるか?」
「主、住ムトコロハ完成シタ。アト2日アレバ鍛冶場、ソノ他ノ建物ノ土台モ完成スル」
「そ、そうか。ありがとう。とりあえず一旦作業は休止だ。ほかの空間を作るからそこで待機してくれ」
「畏マリマシタ」
それから中を見て回る。2階には人数分より若干多い部屋が設けられており、3階の屋根裏部屋をしっかり作り込まれていた。1階の厨房も広間も応接室も滞り無く完璧に作られていた。
「文句のつけようがないっす…」
「完璧すぎて怖いくらいだな」
「とりあえず屋敷裏部屋に空間魔法仕掛けて外見より数倍広くするので物置にしましょう」
屋根裏部屋の空間拡張と同時に建物自体にも破壊不可の魔法を付与する。
「ハムさん、とりあえず聖魔法かけますか」
「だな」
「‘‘聖域’’」
「‘‘聖なる光’’」
2人で強さの異なる聖魔法を唱える。すると屋敷の禍々しい雰囲気は失せた。
なので屋敷の解体に取り掛かる。何せ長年放置されたボロ屋敷。人が入っただけで壊れそうである。何をするかといえば明解単純。いま仕事をしなかったマスカルにアイテムボックスに収納してもらい、それを木材にしてもらい、ユィートのアイテムボックスに移す。働かざるもの住むべからずだ。
「ようやく終わったっす…」
大体半日かけて屋敷を解体し終えた。そうは言っても周りの柵は残している。不法侵入とかされたらめんどくさいからだ。
このあと半日かけて地面を20mほど掘り進めた。広いといえど全部地上にする必要はない。地下訓練場にして転移で行き来可能にする予定だ。
とりあえず掘削して得た土を錬金術で鉄に変え、床と壁面を覆う。そして物質硬化と魔法耐性、物理耐性を付与し、1度マタタビ亭に戻り6時間の睡眠。夜から再び作業をする。もちろん近所迷惑を考慮し防音の結界を張りながらだ。
床に転移の魔法陣を貼り、天井部分を埋める。そして壁面同様の付与を行い余った土で地面を作る。これで土台は出来た。これでもまだ余っている土を今度は石に錬金し、家の土台も作る。広さは以前の屋敷より狭いくらいだ。
ここからは慎重に動いた。一気に新しい屋敷が建ったら怪しいことこの上ない。なので今までしっかり使ってこなかった死霊生成と幻術を使い人の手を使って作業しているように見せる。
「‘‘死霊生成’’骸骨」
先日入手しておいたオーク肉を1t使い生成するとレベル30-40の範囲でスケルトンが50体生成された。さらに
「‘‘死霊生成’’知恵ある骸骨」
集団の指揮役として上位アンデッドを一体作る。
「主ワレワレヲ何ナリト御命令ヲ」
「お前をリーダーとし、この集団であの石段の上に屋敷を建ててもらう。1階は広間、応接室、厨房。2階は個室。3階を屋根裏部屋とする。幻術をかけてはおくがアンデッドであるとバレないよう行動せよ」
「畏マリマシタ」
カタカタ鳴らし動き始める。ほぼ夜寝ないで昼寝る逆転生活をし続けたら今後の活動が危ういので木材を置いてマタタビ亭へと戻り眠った。
-------|×××|---------
朝を迎え、屋敷があった場所に向かうと昨日とは比べ物にならない豪邸が建っていた。
「これ、1日で?」
「休みはいらないと分かっていたけどここまでやるか?」
「主、住ムトコロハ完成シタ。アト2日アレバ鍛冶場、ソノ他ノ建物ノ土台モ完成スル」
「そ、そうか。ありがとう。とりあえず一旦作業は休止だ。ほかの空間を作るからそこで待機してくれ」
「畏マリマシタ」
それから中を見て回る。2階には人数分より若干多い部屋が設けられており、3階の屋根裏部屋をしっかり作り込まれていた。1階の厨房も広間も応接室も滞り無く完璧に作られていた。
「文句のつけようがないっす…」
「完璧すぎて怖いくらいだな」
「とりあえず屋敷裏部屋に空間魔法仕掛けて外見より数倍広くするので物置にしましょう」
屋根裏部屋の空間拡張と同時に建物自体にも破壊不可の魔法を付与する。
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