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〜2020/06/15まで執筆分
51話//タバコと地獄?
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「じゃ、そろそろ始めますか」
そう言いながらナハムはタバコに火をつけ、口から煙を吐き捨てる。
「ふぃー…。さぁ開幕の狼煙は上がったぜ?こいよ」
「あとで吠え面かくなよォー!」
ブラウンが安い挑発に乗って殴りかかる。しかし、全て見事にすかす。正確には見切られ、避けられる。
「もう…。どう見てもナハムさんに負けるブラウンさんが想像できちゃうんですけど…」
「まぁブラウンの実力を測るのが目的なので。3本吸い終わったら強制終了させますよ」
「その3本が長いんすよねぇ」
「そういえばたばこ?ってなんですか?」
「試供品、ストレス発散の道具…といっところっすね」
「みかさんも吸ってみますか?多分ケホケホすると思いますけど」
「じゃあひとつ…」
そういってミカはマスカルから1本貰う。だがここでマスカルとユィートは気づくべきだった。マスカルがヘビィスモーカーで初めて吸う人に10ミリは重いことに。
「…!!ケホッケホッ!!な、なんですかこれ!私嫌いです」
「あ、それマスカルさんからもらいました?」
「え?は、はい」
「あーいきなりそれはキツかったっすね」
「!!ま、まだこれは開発途中なので…ね?」
「??まぁそういう商品を好む人もいるのかもしれないですけど…」
そして彼らはより重大な見落としをしていた。ミカに異世界からの転生者であることを伝えていない。つまり、タバコが異世界の品であるということを伝えられないのだ。途中なんとかユィートが思い出してごまかすことができた?から良かったものの、これは早急なタバコ開発が必要だ。
「…(マスカルさん)」
「なんすか?」
ふたりは物陰に隠れて話し始める。
「今なんか普通にミカさんが僕らの正体知ってる雰囲気で話しましたけど、転生者っての伝えてないじゃないですか」
「!確かに!!やばいじゃないっすか!!どうするっすか!?」
「今何となくごまかせましたけど早くタバコ開発進めないとですよ」
「お二人ともコソコソしてどうしたんですか?」
「いや、なんでもないですよ?ねぇ?」
「そ、そうっす!この試合どうおわるかなぁって、ね?」
「たしかに力量差が凄いですもんね」
なんとか誤魔化されてくれたミカに胸を撫で下ろしつつ早くこちらでタバコを作って普及させないといけないと心に決めたのであった。
「なんで!!なんであたんないんだよぉ!!!」
なんか叫んでる声がするなぁと思い、決闘のほうを見ると泣きそうな目をしながらナハムを殴ろうとけしかけ続けるブラウンとそれを躱しながら喫煙を楽しむマスカルがいた。踏み固められた土の中に吸殻らしきものが既に2つ落ちている。
「んだよ、あんだけ凄んどいてこの程度か。そろそろ終わりそうだしいいよなぁ?」
そう言ったナハムが腹に1発叩き込むと白目剥いて倒れた。
「ちょっとナハムさんやりすぎですね。まぁ明日から5日近くこれ以上の生活ですしまぁ、いいです。さぁ帰りますよ」
「約束忘れんなよ」「うぃっすー」
そう言いながらナハムはタバコに火をつけ、口から煙を吐き捨てる。
「ふぃー…。さぁ開幕の狼煙は上がったぜ?こいよ」
「あとで吠え面かくなよォー!」
ブラウンが安い挑発に乗って殴りかかる。しかし、全て見事にすかす。正確には見切られ、避けられる。
「もう…。どう見てもナハムさんに負けるブラウンさんが想像できちゃうんですけど…」
「まぁブラウンの実力を測るのが目的なので。3本吸い終わったら強制終了させますよ」
「その3本が長いんすよねぇ」
「そういえばたばこ?ってなんですか?」
「試供品、ストレス発散の道具…といっところっすね」
「みかさんも吸ってみますか?多分ケホケホすると思いますけど」
「じゃあひとつ…」
そういってミカはマスカルから1本貰う。だがここでマスカルとユィートは気づくべきだった。マスカルがヘビィスモーカーで初めて吸う人に10ミリは重いことに。
「…!!ケホッケホッ!!な、なんですかこれ!私嫌いです」
「あ、それマスカルさんからもらいました?」
「え?は、はい」
「あーいきなりそれはキツかったっすね」
「!!ま、まだこれは開発途中なので…ね?」
「??まぁそういう商品を好む人もいるのかもしれないですけど…」
そして彼らはより重大な見落としをしていた。ミカに異世界からの転生者であることを伝えていない。つまり、タバコが異世界の品であるということを伝えられないのだ。途中なんとかユィートが思い出してごまかすことができた?から良かったものの、これは早急なタバコ開発が必要だ。
「…(マスカルさん)」
「なんすか?」
ふたりは物陰に隠れて話し始める。
「今なんか普通にミカさんが僕らの正体知ってる雰囲気で話しましたけど、転生者っての伝えてないじゃないですか」
「!確かに!!やばいじゃないっすか!!どうするっすか!?」
「今何となくごまかせましたけど早くタバコ開発進めないとですよ」
「お二人ともコソコソしてどうしたんですか?」
「いや、なんでもないですよ?ねぇ?」
「そ、そうっす!この試合どうおわるかなぁって、ね?」
「たしかに力量差が凄いですもんね」
なんとか誤魔化されてくれたミカに胸を撫で下ろしつつ早くこちらでタバコを作って普及させないといけないと心に決めたのであった。
「なんで!!なんであたんないんだよぉ!!!」
なんか叫んでる声がするなぁと思い、決闘のほうを見ると泣きそうな目をしながらナハムを殴ろうとけしかけ続けるブラウンとそれを躱しながら喫煙を楽しむマスカルがいた。踏み固められた土の中に吸殻らしきものが既に2つ落ちている。
「んだよ、あんだけ凄んどいてこの程度か。そろそろ終わりそうだしいいよなぁ?」
そう言ったナハムが腹に1発叩き込むと白目剥いて倒れた。
「ちょっとナハムさんやりすぎですね。まぁ明日から5日近くこれ以上の生活ですしまぁ、いいです。さぁ帰りますよ」
「約束忘れんなよ」「うぃっすー」
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