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年齢制限
数日後。
僕は釈放された。
恐らく慈恩の家が多額の釈放金を支払ってくれたらしかった。
僕は足の養生の為、慈恩の部屋の寝具で寝たきりになっていた。
傷が塞がったらリハビリをするらしい。
通いのお医者さんを手配する費用とか本当に慈恩の家は金持ちなんだなって痛感した。
だから無償で世話になっているのが申し訳なくて早く回復して恩返しがしたかった。
寝たきりじゃつまらないだろう。と慈恩がわざわざVRを持ってきてくれた。
久しぶりにLBWにログインすると始まりの町の噴水前にパンツ一丁で立っていた!
前回服を買うのを忘れていた。
僕はジオと合流する前に装備屋に寄ることにした。
装備屋に到着する前に露出禁止法にひっかかり町の自警団に捕まった。
もっと露出ヤバイ装備で出歩いているアバター沢山あるじゃんって思ったけど何も装備していないのが違反に当たるらしかった。
最近よく牢屋にぶちこまれるなーと呑気にしているとフレンドメールがジオから届いた。
「スイ何処だ?」
「始まりの町の牢屋」
「はあ?何で牢屋にいるんだよ?」
「実は……」
せっかく頂いた物を盗られたと知られるのが惨めで黙っていたかったが仕方ない。
僕は事情を洗いざらい話した。
「あいつら許さねー!今迎えにいくから待ってろよ!」
ジオのお陰で釈放された僕は前よりも良い装備をプレゼントして貰った。
青い鳥の髪飾りに箔押しのフード付きローブ。本革のブーツに背中には飛行機能付きの青い翼。
かなりの激レアアイテムだって初心者の僕でもわかる。
「こんなにいいもの貰っちゃっていいの?」
こてっと首を傾げると「可愛い。俺の天使」ってぎゅっと抱き締められた。
天使ってジオは大袈裟だな。
また借りが出来ちゃった。
いつか恩返ししなちゃなって思っていたのも束の間。
「ここが今日から俺達二人が住むマイホームな」
「えっ?」
ジオに連れてこられたのは景色を一望できる高台の一軒家だった。
「捕獲用の籠も買ったし、後はテイムしに行くだけだな」
「まっ待って?急展開について行けないよ!」
「スイと二人暮らししたかったからギルドから抜けてきた」
「えっ?えー!な、何であんなに頼りにされてたのに!」
「スイを除け者にするやつらなんかこっちから願い下げだ。元々ブルーフェザーが欲しくて入団しただけだったしな」
「ブルーフェザー?」
「スイの髪飾りの青い羽の事だよ。LBWのゲーム世界では幸せの青い鳥は神鳥と崇められており、ラック所謂幸福の象徴なんだ。青い鳥の羽は大変貴重でブルーバード守護団体に属さなければ手に入らない激レアアイテムなんだ。ギルドブルーバードはブルーバード守護団体の傘下に属するギルドで唯一プレイヤーが青い羽をGETする機会のある上位攻略組なんだ」
「ジオが所属していたギルドってすごいところだったんだね?それに超激レアのブルーフェザーを僕なんかに渡しちゃって申し訳ないよ。なんなら今からでも返すし」
「ブルーフェザーはスイの為に獲得したアイテムなんだ。持ってて欲しい」
「でも」
「ブルーフェザー所持者は幸運値が大幅にアップするからスイに幸せになって貰いたいんだ」
「ジオ。僕はこんなにもジオに思って貰えて幸せだよ」
微笑むとジオの顔が近づき、頬にチュッとキスされた。
「スイが笑ってくれると俺も幸せだ」
ジオの逞しい腕に抱き寄せられどぎまぎしてしまう。
いつだってジオは僕を想って守ってくれる。
甘えちゃいけないって頭ではわかっているのにジオの温もりが恋しくてそっと抱き締め返した。
「!」
戸惑い気味に抱き締められた腕がぎゅっと身体を締め付けた。
思わず仰け反ってしまう背筋。触れ合う箇所が増して下半身がぶつかってしまう。
「あっ!ご、ごめん」
恥ずかしさから慌てて離れようとするけど、逞しいジオの腕の拘束は外れなくて逆に更に身体を引き寄せられた。
「逃げないでくれ。スイ。俺のものになってくれ」
「えっま、待って」
押し付けられた下半身が反応している?
ジオの目は欲情を孕み潤んでいた。
戸惑いながらも求めてくる瞳から目が離せなくなった。
小鳥が突っつくかのような一瞬の口付けを数回繰り返した後、濃厚な激しい口付けに頭がぼんやりしてくらくらしてしまう。
キスに夢中になっている間にズボンを脱がされ足に絡まる。
よろけそうになると腕力だけで身体を持ち上げられた。
パンツをはがされそうになるが、剥がれない。
……十八歳以下なの忘れてた。
ジオは誕生日が僕より早いから準備万端なのに僕が年齢制限に引っかかってしまい、申し訳なさが半端ない。
せっかく求めてくれて恩返しのチャンスだったのに僕のバカバカ!
ジオは「十八歳の誕生日に必ずはじめてを奪ってやるから」と決め台詞を放った。
イケメンずるいよ。
僕は釈放された。
恐らく慈恩の家が多額の釈放金を支払ってくれたらしかった。
僕は足の養生の為、慈恩の部屋の寝具で寝たきりになっていた。
傷が塞がったらリハビリをするらしい。
通いのお医者さんを手配する費用とか本当に慈恩の家は金持ちなんだなって痛感した。
だから無償で世話になっているのが申し訳なくて早く回復して恩返しがしたかった。
寝たきりじゃつまらないだろう。と慈恩がわざわざVRを持ってきてくれた。
久しぶりにLBWにログインすると始まりの町の噴水前にパンツ一丁で立っていた!
前回服を買うのを忘れていた。
僕はジオと合流する前に装備屋に寄ることにした。
装備屋に到着する前に露出禁止法にひっかかり町の自警団に捕まった。
もっと露出ヤバイ装備で出歩いているアバター沢山あるじゃんって思ったけど何も装備していないのが違反に当たるらしかった。
最近よく牢屋にぶちこまれるなーと呑気にしているとフレンドメールがジオから届いた。
「スイ何処だ?」
「始まりの町の牢屋」
「はあ?何で牢屋にいるんだよ?」
「実は……」
せっかく頂いた物を盗られたと知られるのが惨めで黙っていたかったが仕方ない。
僕は事情を洗いざらい話した。
「あいつら許さねー!今迎えにいくから待ってろよ!」
ジオのお陰で釈放された僕は前よりも良い装備をプレゼントして貰った。
青い鳥の髪飾りに箔押しのフード付きローブ。本革のブーツに背中には飛行機能付きの青い翼。
かなりの激レアアイテムだって初心者の僕でもわかる。
「こんなにいいもの貰っちゃっていいの?」
こてっと首を傾げると「可愛い。俺の天使」ってぎゅっと抱き締められた。
天使ってジオは大袈裟だな。
また借りが出来ちゃった。
いつか恩返ししなちゃなって思っていたのも束の間。
「ここが今日から俺達二人が住むマイホームな」
「えっ?」
ジオに連れてこられたのは景色を一望できる高台の一軒家だった。
「捕獲用の籠も買ったし、後はテイムしに行くだけだな」
「まっ待って?急展開について行けないよ!」
「スイと二人暮らししたかったからギルドから抜けてきた」
「えっ?えー!な、何であんなに頼りにされてたのに!」
「スイを除け者にするやつらなんかこっちから願い下げだ。元々ブルーフェザーが欲しくて入団しただけだったしな」
「ブルーフェザー?」
「スイの髪飾りの青い羽の事だよ。LBWのゲーム世界では幸せの青い鳥は神鳥と崇められており、ラック所謂幸福の象徴なんだ。青い鳥の羽は大変貴重でブルーバード守護団体に属さなければ手に入らない激レアアイテムなんだ。ギルドブルーバードはブルーバード守護団体の傘下に属するギルドで唯一プレイヤーが青い羽をGETする機会のある上位攻略組なんだ」
「ジオが所属していたギルドってすごいところだったんだね?それに超激レアのブルーフェザーを僕なんかに渡しちゃって申し訳ないよ。なんなら今からでも返すし」
「ブルーフェザーはスイの為に獲得したアイテムなんだ。持ってて欲しい」
「でも」
「ブルーフェザー所持者は幸運値が大幅にアップするからスイに幸せになって貰いたいんだ」
「ジオ。僕はこんなにもジオに思って貰えて幸せだよ」
微笑むとジオの顔が近づき、頬にチュッとキスされた。
「スイが笑ってくれると俺も幸せだ」
ジオの逞しい腕に抱き寄せられどぎまぎしてしまう。
いつだってジオは僕を想って守ってくれる。
甘えちゃいけないって頭ではわかっているのにジオの温もりが恋しくてそっと抱き締め返した。
「!」
戸惑い気味に抱き締められた腕がぎゅっと身体を締め付けた。
思わず仰け反ってしまう背筋。触れ合う箇所が増して下半身がぶつかってしまう。
「あっ!ご、ごめん」
恥ずかしさから慌てて離れようとするけど、逞しいジオの腕の拘束は外れなくて逆に更に身体を引き寄せられた。
「逃げないでくれ。スイ。俺のものになってくれ」
「えっま、待って」
押し付けられた下半身が反応している?
ジオの目は欲情を孕み潤んでいた。
戸惑いながらも求めてくる瞳から目が離せなくなった。
小鳥が突っつくかのような一瞬の口付けを数回繰り返した後、濃厚な激しい口付けに頭がぼんやりしてくらくらしてしまう。
キスに夢中になっている間にズボンを脱がされ足に絡まる。
よろけそうになると腕力だけで身体を持ち上げられた。
パンツをはがされそうになるが、剥がれない。
……十八歳以下なの忘れてた。
ジオは誕生日が僕より早いから準備万端なのに僕が年齢制限に引っかかってしまい、申し訳なさが半端ない。
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イケメンずるいよ。
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