【完結】R18 狂惑者の殉愛

ユリーカ

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後書き

後書きという名の補足事項です(ネタバレ注意!)

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 ここまでご覧いただいてありがとうございます!話が長くてホントすみません。何とか最後にタイトル回収もできてひと安心です。
 終わってみるとなんというか。腹黒ソフトS長男+軟禁ヤンデレ次男×流されやすい小悪魔の話ですね。タグ設定が足りない!次男はこんなに病むはずではなかったのですが。ラスボス父は設定通りです。

 書き溜めるのに時間がかかりながらもどうにか完結を迎えました。ですが!「なんかようわからん!」とおっしゃる方もいらっしゃるでしょうということで、以下裏設定を補足します。ネタバレを含むので「いやこのままでいい!」と言う方はここでそっ閉じしてください。

 続きをご覧いただく方は下へスクロールしてください。↓






















































 結論から言いますと、何が起こったのか確かなことはわかりません。本文にあった通り状況を知っている父エドアルドは死んでおります。(正確には父も全てを知っているわけではないのでああいう日記になりました。)
 事情を知るオスカーも語らないでしょう。DNA鑑定もないので誰が誰の子かは身体的特徴と証言が頼りになります。あとはそこからの推測となります。エデルが考察してだいぶヒントを流してますね。



 ↑家系図を引いてみました。スマホでちまちま書いたので見づらくてすみません💦オフィシャルで公開されている家系図です。赤文字は死亡キャラ。こうやってみると死にまくってますね。抹消されたためエドゼルの線が消えかかっています。



 ↑エデルが最初に手に入れた父の日記(以下白日記)からエデルがこうだろうと考えた家系図。入り乱れていますが子供三人は表向きは異母兄妹、ですが全員血がつながっていません。



 ↑そして問題の第二の父の日記(以下黒日記)による家系図。うわぁ、もうドロドロですね。エルフリーナはエルーシアほど倫理観はなかったようです。エドゼルには乳母としてエデル母がついたと記述もありました。嘘を言わないオスカーの証言もありエデル母はエデルと血の繋がりはないことがわかっています。
 タグの近親~に?がついてる件はけむに巻いてるのと?をつけないとNGワードでタグ選択できなかったためです。誤植ではないです。二部最後のエドアルドはガチですね。監禁もNGワードでした。軟禁はOKだったのになんでですかね。


 ここまでで状況を整理してみると。

・エデルは父エドアルドの血を引いている
・エルーシアは側妻エルフリーナの血を引いている
・ラルドは正妻ヴィルマの血を引いているが、言動からどうもトレンメル家の血を継いでいる可能性がある。(一応ヴィルマもトレンメル家の分家の血を引いてますが)

 子供三人が全員一族の血が入っているんじゃないかという話です。そこから推測するとこんなifもありえないかな?という家系図がコチラ。



 ↑一部ファンタジー入っています。エデル、ラルドは出生線を分けていますがどうでしょう?いや、ファンタジーのルートもあるかも?ラルドの父がエドアルドの場合、ヴィルマにトレンメルの血が入っていたことが大きいでしょう。
 この話はここで終わりですが、のちにこの血のせいで手を出したエデルに婚外子ができます。認知されなかったため家系図には載りませんが嫡男の異母妹ですね。母親はあの女性です。エデル、ラルド共に反応を示しています。オスカーがエデルの護衛のために押さえたとしていますがこの意図もあったでしょう。
 あ、なんかここからもう一本書けそうですね。

 エデルとラルドの辿るルートはラルドはやり直し前の父、エデルがやり直し後です。ラルドは一族同士の血が近く過去何をやっていたのかということは知っていましたがエドアルドの事情は知りません。この壊れっぷりは父に似てますね。父の事情を知らずにここまで病んだというのもやはり遺伝?一族の血なのでしょうか?(そうなるとやっぱりラルドの父は?)

 エドアルドはエデル、ラルドのヤバいところを足した性格と思ってください。あまり具体的には書きませんでしたがエドアルドと関わりのある女性が三人とも忌み恐れていたのでエドアルドは終盤相当病んでいた模様。怖い怖い。

 エルーシアの父が誰かというところははっきりしません。エルーシアの身体的特徴と日記での父エドアルドの反応が全てです。
 エデルにはあれほど色々と残した父がラルド同様エルーシアにも何も残さなかった。エデルを自分の分身だと溺愛していたというのもありますが、エドアルドはエルーシアを自分の子じゃないと思っていたかもしれませんが事実は不明です。
 そして黒日記後半で何かが起こります。笑わなくなったエルフリーナは息を引き取り、エドアルドも後を追います。

 表紙はエルーシアではなくエルフリーナのイメージです。彼女はただ振り返っただけに見えます?それとも?


 本編ではエルーシアはエデルルートを選択しましたが、もしエルーシアがラルドルートを選択した場合はこのifルートに突入します。エデルはエルーシアを助けようとして捕まり処刑され死亡、その後エルーシアは赤毛の双子(二卵性の異父兄妹)を残した後にエデルを殺したラルドとともに服毒エンドとなります。こっちはダークすぎてボツルートとなりました。

 父の日記は真実を語っているというわけではないので白日記や黒日記ルートもありえるかもしれません。黒日記は抹消され白日記は親族に公開されたので一族内ではこれが秘された真実とされるでしょう。エルーシアもここまではエデルから聞かされるかもしれません。

 白日記か黒日記か、何もわからない中で散々悩んでエデルは最後父を理解し自分なりの答えを出せていたのでこれでいいんだろうと私は思ってます。ラルドは先にその境地に至ってましたね。本人たちが幸せならこれもハッピーエンドでしょう。

 一番おっかなかったのはエドアルドでしょうか?エドアルドもですが私の中では色々サクッと殺ってしまうオスカーが一番おっかないです。

 さて、狂っていたのは一体誰だったんでしょうかね。


 ここまでありがとうございました!読んでいただけると励みになります!ネタを思いついたらちょろっと投稿してますのでご縁がありましたらまたよろしくお願いします。

ユリーカ
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