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第十三話 初デート(?)は保護者付き(中)
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明る過ぎない暖色の照明に、流れるジャズのBGM。
どこか懐かしさを感じるカフェの窓際の席で、にこりはオレンジジュースの氷をストローでくるくる回した。グラスと氷が当たって、高い涼しげな音を立てた。
にこりは四十分近く商店街を歩いた。
朔太郎も隆輝と同じようにこの商店街に通ったのだろうか。どんなお店でどんな物を買ったのだろうか。そんな思いを馳せながら歩いていると、あっという間に時間が過ぎていた。
少し急いで集合場所であるカフェに入ったのだが、二人はまだ来ていなかった。
(スマホの設定とかもしてるのかな)
にこりは、店内や窓の外をそわそわと眺めた。
落ち着く雰囲気の店内の造りだが、普段利用しないジャンルの店に一人は少し緊張する。数人いる客も中高年ばかりで、なんとも居心地が悪い。
スマートフォンで友人のSNS投稿を見ながら、早く二人が来るように祈った。
それから、十分程経った。
チリリン——と鈴の音が鳴った。カフェのドアが開いたのだ。
はっとしてそちらを見ると、入店した朔太郎と目が合った。
朔太郎は微笑んで小さく手を振り、にこりの座る席に向かった。その後ろには隆輝。
「すみません、お待たせしてしまって」
席に着きながら、朔太郎は謝った。
にこりの向かい、窓側に朔太郎。通路側に隆輝が座った。
朔太郎が腕時計を見て、口を開く。
「少し早めのおやつにしませんか?」
にこりのオレンジジュースが水割りのようになっているのを見て、長い時間待たせてしまったのだと分かった。軽食を頼んだ様子もないので、腹を空かせていないのか不安になったのだ。
このカフェの人気メニューである、パンケーキを勧めた。
「ここのパンケーキ、もっちりしていてとても美味しんですよ」
「うーん、でも、今月買いたいものがあるからお小遣い取っておきたくて」
「それなら、今日お誘い頂いたお礼にご馳走しますよ」
にこりは少し困りながら断った。
いつもなら、家族や友人の男子からの奢りには素直に応じていた。しかし、何故か朔太郎には申し訳ないと思ってしまったのだ。
「遠慮しなくて良いんだよ、女子高生。お兄さん達に奢られなさい」
「え、お兄さん?」
にこりは真顔で隆輝を見た。
女子高生にとって三十代後半の男は決してお兄さんではない。
「ふふっ。僕も頼みますから、ご一緒しませんか」
上品に笑う朔太郎に絆されて、にこりはパンケーキをご馳走になる事にした。
隆輝がすっと右手を挙げると、女性が注文を取りに来た。
アイスコーヒー二つと、パンケーキ二つ。
女性が注文を繰り返した後、にこっと笑って、隆輝の右肩を突いた。
「源田君にこんな可愛いお連れさん二人が居るなんて。何なに、仲人?」
仲人という単語に、にこりは軽くパニックになった。
数年前、テレビでこの単語を耳にした時、意味が分からなかったので辞書を引いたのだ。確か、結婚の仲介人と書かれていた記憶が甦る。
「違うよ、ただの付き添い。保護者だよ、保護者」
「そうなのぉ、つまんないなぁ」
女性は隆輝の肩をペシッとしばいて、ゆっくりしてってねと微笑んで厨房に消えて行った。
この女性は隆輝の両親の同級生で友人である。
女性の親の代から営まれているこのカフェ。隆輝も幼少期から両親や姉と共に何度も通っていて、高校時代には塾が商店街の近くにあった為、頻繁に通っていたのだった。
女性がアイスコーヒーをテーブルに運ぶ。
「みどりちゃん、お孫さんの相手で忙しそうね。落ち着いたらまたみんなで来てよ」
みどりとは、隆輝の母の名前である。
隆輝は伝えとくよ、と手を振ってアイスコーヒーにストローを差した。
にこりはタイミングを計っていた。
朔太郎と連絡先を交換するタイミングだ。
朔太郎と隆輝の二人が合流したら直ぐに聞こうと思っていたが、隆輝と店主の女性が親し気に話し始め、呆気に取られてタイミングを逃してしまったのだった。
パンケーキが運ばれたら、またタイミングを逃しそうな気がする。
「あのっ」
勇気を出して、切り出す。
「ラ●ンの交換しませんか?」
「え、ラ●ン……とは?」
勇気を出したのに、朔太郎はピンと来ていない様子だった。
とぼけている訳ではない。今まで使っていなかったから、本当に分かっていないのだ。
隆輝が助け舟を出す。
「無料のチャットや通話が出来るアプリだよ。スマホ持ってる人の多くが使ってる」
そう言って、自分のラ●ンのホーム画面を見せた。
朔太郎は感心して、ほーと間抜けな声を出した。
恋は盲目、痘痕もえくぼ。そんな間抜けな声もにこりは可愛いと思った。
「ダウンロード方法から教えてやってくれ」
隆輝は丸投げした。
にこりにダウンロードからアカウント設定まで教示してもらい、朔太郎のスマホはラ●ンを使える状態になった。
ここまで来れば、メッセージのやり取りの練習という体でIDを交換する流れに持ち込むのは容易い。にこりは、ID交換の方法を実践を交えて教えた。
(や、やったー!)
にこりは、ついに朔太郎と連絡先を交換する事に成功した。
そこへパンケーキが運ばれて来た。
真っ白な皿に直径二十センチ程のパンケーキが二枚。上にバター。横に生クリームとサクランボが添えられている。おまけにメープルシロップ。
「わぁ、美味しそう!」
昨今流行りのふわふわ系ではない、オールドタイプのパンケーキ。パンケーキの甘い香りと熱で溶けたバターの香りが鼻腔に広がった。
メープルシロップをたっぷりかけて、ナイフを入れる。
「あっ、写真撮るの忘れてた!」
にこりは慌ててカメラを起動して、刀傷が入ったパンケーキをいろんな角度から撮影した。
朔太郎はお構いなしに自分の分のパンケーキを頬張る。
「久々に食べましたが、やはり美味しいですね。この質量が良いんですよ、質量が」
「スイーツに質量って言うな」
「もっちりしっとり、生地が詰まってる感じです」
「まぁ、分かるけど。ガキの頃はよく食ったな、それ」
「久々にどうです? 半分食べますか?」
「いや、そんなにいらねえなぁ」
「じゃぁ……」
撮ったパンケーキの写真を加工してSNSにアップし終えたにこりが顔を上げると、朔太郎が一口大に切ったパンケーキを隆輝の口に運んでいた。
シロップが垂れない様に手を添えて、二人があーんと口を開け、パンケーキが隆輝の口に入ると閉じられた口元からフォークだけが引かれる。
にこりは固まった。
(男同士でもあーんってするの?)
二人が家族ぐるみの付き合いだと聞いていたが、それにしては仲が良過ぎる……気がする。
連絡先を交換する時とは違うドキドキを感じながら、にこりは二人に聞いた。
「朔太郎さんとサボリーマンって、お友達、ですよね?」
「友達ってより、幼馴染か?」
「うーん、何と言いますか……腐れ縁?」
首を傾げ合う二人に、謎のドキドキが治まらないにこりであった。
どこか懐かしさを感じるカフェの窓際の席で、にこりはオレンジジュースの氷をストローでくるくる回した。グラスと氷が当たって、高い涼しげな音を立てた。
にこりは四十分近く商店街を歩いた。
朔太郎も隆輝と同じようにこの商店街に通ったのだろうか。どんなお店でどんな物を買ったのだろうか。そんな思いを馳せながら歩いていると、あっという間に時間が過ぎていた。
少し急いで集合場所であるカフェに入ったのだが、二人はまだ来ていなかった。
(スマホの設定とかもしてるのかな)
にこりは、店内や窓の外をそわそわと眺めた。
落ち着く雰囲気の店内の造りだが、普段利用しないジャンルの店に一人は少し緊張する。数人いる客も中高年ばかりで、なんとも居心地が悪い。
スマートフォンで友人のSNS投稿を見ながら、早く二人が来るように祈った。
それから、十分程経った。
チリリン——と鈴の音が鳴った。カフェのドアが開いたのだ。
はっとしてそちらを見ると、入店した朔太郎と目が合った。
朔太郎は微笑んで小さく手を振り、にこりの座る席に向かった。その後ろには隆輝。
「すみません、お待たせしてしまって」
席に着きながら、朔太郎は謝った。
にこりの向かい、窓側に朔太郎。通路側に隆輝が座った。
朔太郎が腕時計を見て、口を開く。
「少し早めのおやつにしませんか?」
にこりのオレンジジュースが水割りのようになっているのを見て、長い時間待たせてしまったのだと分かった。軽食を頼んだ様子もないので、腹を空かせていないのか不安になったのだ。
このカフェの人気メニューである、パンケーキを勧めた。
「ここのパンケーキ、もっちりしていてとても美味しんですよ」
「うーん、でも、今月買いたいものがあるからお小遣い取っておきたくて」
「それなら、今日お誘い頂いたお礼にご馳走しますよ」
にこりは少し困りながら断った。
いつもなら、家族や友人の男子からの奢りには素直に応じていた。しかし、何故か朔太郎には申し訳ないと思ってしまったのだ。
「遠慮しなくて良いんだよ、女子高生。お兄さん達に奢られなさい」
「え、お兄さん?」
にこりは真顔で隆輝を見た。
女子高生にとって三十代後半の男は決してお兄さんではない。
「ふふっ。僕も頼みますから、ご一緒しませんか」
上品に笑う朔太郎に絆されて、にこりはパンケーキをご馳走になる事にした。
隆輝がすっと右手を挙げると、女性が注文を取りに来た。
アイスコーヒー二つと、パンケーキ二つ。
女性が注文を繰り返した後、にこっと笑って、隆輝の右肩を突いた。
「源田君にこんな可愛いお連れさん二人が居るなんて。何なに、仲人?」
仲人という単語に、にこりは軽くパニックになった。
数年前、テレビでこの単語を耳にした時、意味が分からなかったので辞書を引いたのだ。確か、結婚の仲介人と書かれていた記憶が甦る。
「違うよ、ただの付き添い。保護者だよ、保護者」
「そうなのぉ、つまんないなぁ」
女性は隆輝の肩をペシッとしばいて、ゆっくりしてってねと微笑んで厨房に消えて行った。
この女性は隆輝の両親の同級生で友人である。
女性の親の代から営まれているこのカフェ。隆輝も幼少期から両親や姉と共に何度も通っていて、高校時代には塾が商店街の近くにあった為、頻繁に通っていたのだった。
女性がアイスコーヒーをテーブルに運ぶ。
「みどりちゃん、お孫さんの相手で忙しそうね。落ち着いたらまたみんなで来てよ」
みどりとは、隆輝の母の名前である。
隆輝は伝えとくよ、と手を振ってアイスコーヒーにストローを差した。
にこりはタイミングを計っていた。
朔太郎と連絡先を交換するタイミングだ。
朔太郎と隆輝の二人が合流したら直ぐに聞こうと思っていたが、隆輝と店主の女性が親し気に話し始め、呆気に取られてタイミングを逃してしまったのだった。
パンケーキが運ばれたら、またタイミングを逃しそうな気がする。
「あのっ」
勇気を出して、切り出す。
「ラ●ンの交換しませんか?」
「え、ラ●ン……とは?」
勇気を出したのに、朔太郎はピンと来ていない様子だった。
とぼけている訳ではない。今まで使っていなかったから、本当に分かっていないのだ。
隆輝が助け舟を出す。
「無料のチャットや通話が出来るアプリだよ。スマホ持ってる人の多くが使ってる」
そう言って、自分のラ●ンのホーム画面を見せた。
朔太郎は感心して、ほーと間抜けな声を出した。
恋は盲目、痘痕もえくぼ。そんな間抜けな声もにこりは可愛いと思った。
「ダウンロード方法から教えてやってくれ」
隆輝は丸投げした。
にこりにダウンロードからアカウント設定まで教示してもらい、朔太郎のスマホはラ●ンを使える状態になった。
ここまで来れば、メッセージのやり取りの練習という体でIDを交換する流れに持ち込むのは容易い。にこりは、ID交換の方法を実践を交えて教えた。
(や、やったー!)
にこりは、ついに朔太郎と連絡先を交換する事に成功した。
そこへパンケーキが運ばれて来た。
真っ白な皿に直径二十センチ程のパンケーキが二枚。上にバター。横に生クリームとサクランボが添えられている。おまけにメープルシロップ。
「わぁ、美味しそう!」
昨今流行りのふわふわ系ではない、オールドタイプのパンケーキ。パンケーキの甘い香りと熱で溶けたバターの香りが鼻腔に広がった。
メープルシロップをたっぷりかけて、ナイフを入れる。
「あっ、写真撮るの忘れてた!」
にこりは慌ててカメラを起動して、刀傷が入ったパンケーキをいろんな角度から撮影した。
朔太郎はお構いなしに自分の分のパンケーキを頬張る。
「久々に食べましたが、やはり美味しいですね。この質量が良いんですよ、質量が」
「スイーツに質量って言うな」
「もっちりしっとり、生地が詰まってる感じです」
「まぁ、分かるけど。ガキの頃はよく食ったな、それ」
「久々にどうです? 半分食べますか?」
「いや、そんなにいらねえなぁ」
「じゃぁ……」
撮ったパンケーキの写真を加工してSNSにアップし終えたにこりが顔を上げると、朔太郎が一口大に切ったパンケーキを隆輝の口に運んでいた。
シロップが垂れない様に手を添えて、二人があーんと口を開け、パンケーキが隆輝の口に入ると閉じられた口元からフォークだけが引かれる。
にこりは固まった。
(男同士でもあーんってするの?)
二人が家族ぐるみの付き合いだと聞いていたが、それにしては仲が良過ぎる……気がする。
連絡先を交換する時とは違うドキドキを感じながら、にこりは二人に聞いた。
「朔太郎さんとサボリーマンって、お友達、ですよね?」
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